カテゴリー別アーカイブ: 新宿校

映像科:ディレクション資質重視方式の対策

こんにちは、映像科です。
今回のブログはお知らせメインです。

武蔵野美術大学造形構想学部映像学科学校推薦型選抜ディレクション資質重視方式(長い…)の対策が、11月の第二土曜日から始まります。具体的な日程は以下になります。三回続けて受講すると対策としてはばっちりですが、一回からでも受講可能。この方式で出願予定の方は、ぜひご参加ください!詳細はこちら

①11/14(土)オリエンテーション・構想力テスト対策
②11/21(土)構想力テスト対策・面接試験レクチャー
③11/28(土)構想力テスト対策・面接試験対策

※時間は三回とも、16:30〜20:30。写真は去年の対策授業から。

多くの人が第一志望とする武蔵美の映像学科の試験の中で、このディレクション資質重視方式の入試も3.8倍となかなかの高倍率です。この試験の「構想力テスト」は、テーマに基づいて個別発表(プレゼンテーション)と、グループ討議(ディスカッション)により、合否が決まるという入試です。映像制作経験の有無は必要ではありません(勿論あっても良いと思います)。「自分が作りたいと思っている作品について熱く語れる人」「他の人と一緒に何かを作りたいと思っている人」には比較的受け入れやすい形式かもしれません。
11月の授業では、主にこの「構想力テスト」の対策を行う予定です。

ちなみに過去5年間の「テーマ」はこんな感じになってます。
・2020年度入試:「美意識」
・2019年度入試:「共生」
・2018年度入試:「自分ファースト」
・2017年度入試:「奇跡の星・地球」
・2016年度入試:「記録的な雨」

今年は一体どういうテーマなのか・・・共通点あるのか・・・。
対策授業ではそんな話も織り交ぜつつ、進めていく予定です。
お楽しみに。

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2020年度合格者インタビュー公開してます!
Vol.1:感覚テスト編
Vol.2:鉛筆デッサン編
Vol.3:小論文 / 文章表現編
Vol.4:総合型選抜 / クリエイション資質重視方式編
Vol.5:学校推薦型選抜/ディレクション資質重視方式編

武蔵美系、多摩グラデッサン、公開コン。そして推薦型選抜対策。

気温が下がってきて、福のチョイスがちょっと難しい感じです。今年はコロナの影響もあって、手洗いやマスク等が徹底されているので、風をひいている人が少ない感じです。調子が悪くなったら出かけないで、家で養生しているということもありますね。皆様気を付けてください。

デザイン・工芸科夜間部です。

武蔵美系の公開コンクールは、今年の秋の祝日が減っているために、一日での開催となりました。去年は台風の影響で一日開催でした。一日開催だとちょっと時間的に厳しい感じになります。受講した生徒も、ちょっとお疲れムードな感じになっていました。こちらも、コンクールの風景写真を撮る暇もなく…でした。

武蔵美系の公開コンクールの結果は、夜間部としてはまずまずだったかと思います。もちろん、良い結果ではない人もいます。今後の修正や改善点のチェックが大事なので、次に繋げてほしいです。

多摩グラフィックのデッサンのコンクールも行われました。こちらは写真が撮れました。お疲れの夕日も入れておきます。

次は、多摩グラフィックの平面構成があります。https://www.art-shinbi.com/koukai/2020/

 

そして、推薦型選抜入試対策の講座も始まります。いよいよ、受験が始まるなって気がしてきます。

多摩美グラフィックが終わると、芸大系の公開コンクールが始まります。日程のチェックを早めにやっておきましょう。

 

推薦型選抜の受験をする方はホームページで日程など確認してください。https://www.art-shinbi.com/event/20suisen/index.html

芸大デザインコース

こんにちは。デザイン科の山本です。

2学期も半ばになって、いよいよ受験シーズンが近づいて参りました。
芸大デザインコースでは基礎内容の確認から、試験問題を意識した課題の取り組みへと授業を展開しています。
入試傾向を理解して、今やるべき事をやりたいところですね。
昨年度合格者の入試再現作品を紹介します。

芸大デザインコースの公開模試が11月はじめに迫っています。
身に付けた基礎造形力を発揮できるように準備をしましょう。
芸大デザイン科の模試の日程は下記の通りです。

11/1(日) 鉛筆写生 / 石膏デッサン、構成デッサン
11/3(火) デザインⅠ・色彩
11/8(日) デザインⅡ・形体

1科目ずつ申し込めます。校外生の参加もお待ちしております!

映像科:実技模試(公開コンクール)でした。

こんにちは、映像科です。
10/11(日)の武蔵野美大映像学科型の実技模試に参加されたみなさん、丸一日の制作と講評会お疲れさまでした!。この時期の模試としては非常にレベルが高く、今後のさらなる成長も期待できる内容でした。この記事では当日出題された模擬試験問題とその出題意図を紹介します。今回参加できなかった人も、ぜひ今後の対策の参考にしてください。

■感覚テスト(B3マス目画用紙/3時間制作)
下記の文から想起する場所のイメージあるいは出来事のイメージを絵と文章で表現しなさい。
混ざっていく

出題意図&アドバイス:
武蔵野美大映像学科の感覚テストでは、与えられた言葉から映像的なイメージを表現することが求められます。今回のキーワード「混ざっていく」では、二つ以上のものが一つになる、その「時間」を「場面」として表現してもらいたいという意図がありました。「混ざっていく」は物質的な解釈も、心理的な解釈もあり得ると思います。いずれにせよ、映像という視覚的な表現の資質を見極める試験なので、「何を見せて」「何を想像させるか」をそれぞれ明確にすることが、場面の演出の鍵になると思います。


(感覚テスト講評風景)

■小論文(600字原稿用紙/2時間制作)
配布されたモチーフを観察して、文章で描写しなさい。

出題意図&アドバイス:
武蔵美映像学科の小論文では、例年モチーフが渡されます。今回のモチーフはかなり大きなサイズの松ぼっくりが1個。近年出題されている「巻貝」「鳥の羽」を踏まえて、規則的な構造を持った自然物を選びました。この傾向の問題については、問題文にもポイントがあります。小論文でありながら問題文に「~論じなさい」ではなく「描写しなさい」と書かれていることで、まとめ方がわからないという意見もよく聞きます。まずはモチーフをよく「観察すること」が大切です。その観察の過程で「わかったこと」を明確に書くという意識が高得点に繋がると思います。


(こちらが小論文のモチーフ。大きい…!)

■鉛筆デッサン(B3画用紙※縦長の指定/3時間制作)
配布されたモチーフを、自由に描きなさい。

出題意図&アドバイス:
デッサンのモチーフも小論文と同様に松ぼっくりが1個。ただしこちらは普通サイズです。条件は昨年の出題を踏まえて「モチーフは2個以上を描くこと」「そのうち1個は克明に描くこと」としました。実際の試験では配置や演出の度合いに関して、かなり様々なタイプの合格者作品が制作されていたようですが、まずは「問題文の条件にしっかり答えていること」「モチーフをよく観察して丁寧に描写していること」は評価されます。むしろトリッキーな構図に走ったり演出で悩みすぎたりして、描写が不十分にならないように気をつけたいです。


(鉛筆デッサン講評風景)

講評会の最後には表彰式。総合1〜3位の他に、「感覚テスト」「小論文」「鉛筆デッサン」の各部門賞は、講師から副賞もありました。今回良い結果だった人はおめでとうございます!

そして今回力を出しきれなかった、あるいは力不足を感じた人も、まだ大丈夫。ここから4ヶ月弱でレベルアップできます。結果が伴わないとどうしてもネガティブになりがちですが、そういうときこそ、まずは自分の作品の「良い部分」「好きな部分」を見直してみましょう。作品を制作するスタート地点では必ず、何かしら表現したいことがあるはずです。それを鑑賞する人に伝えるためにはどうしたらよいか。今後の授業の課題制作でたくさん実験してみてください!

映像科のコンクールは12月にもあります!少し先ですが、12/22~冬期講習会の中期EBコース内で「感覚テスト」「小論文or鉛筆デッサン」「学科(英語・国語)」模試を行います。試験まで残り一ヶ月ちょっとの段階で、良い成績が出せると良いですね。次の目標に向けてまたここから頑張っていきましょう!

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演習課題と自画像コンクール。

あっという間に、二学期も1ヶ月過ぎました。過ごしやすい時期となりました。去年はこの時期に台風の被害があったことを、思い出します。今年は来ないことを祈りたいですね。

デザイン•工芸科夜間部です。

まずは、静物デッサンに限定したデッサン見るだけの日の報告です。講師5人で2時間半ちょっと、生徒の視線を背負って描くという講師には過酷な授業です。今回のモチーフはその後生徒も描いたので、描き方に直接的な影響を感じる生徒が結構いたのではないかと思います。デモンストレーションしていただいた講師の方々、お疲れ様でした。

 

そして、新美合同自画像コンクールの制作、投票、そして上位作品のギャラリー展示です。 投票前の風景はこんな感じです。  新美のウィンドウは、こんな感じにカラフルな作品となっています。デザイン・工芸科夜間部の主任賞は、こちらの中央の作品にしました。とても素直でそれでいて見せ方に工夫があって、良い作品だと思います。

 

公開コンクールも、いよいよ今週末から始まります。申し込みを忘れずにしましょう。

https://www.art-shinbi.com/koukai/2020/