カテゴリー別アーカイブ: 新宿校

映像科:「感覚テスト」と「発想力」

こんにちは。映像科です。
今回のブログもお知らせがメインです。

【11/29(日)プレ冬期講習:映像メディア系実技試験1日講習】
まずはこちら。武蔵野美大映像学科で必須となる「感覚テスト」と、東京造形大デザイン学科各専攻(映画・映像、アニメーション、写真、メディアデザインなど)で選択できる「発想力」、いずれかを選択して制作・講評という内容です。今年度の受験生でアドバイスを貰いたいという人はもちろんのこと、来年度以降に映像メディア系で進学を考えていて、実技試験ってどんな感じだろう?と思っている人も、ぜひご参加ください。

ちなみに武蔵野美大映像学科の「感覚テスト」は、これまでにも何度か紹介していますが、与えられたテーマから絵と文章で映像的な場面を表現する問題。こちらは先日のコンクールの様子です。

そして東京造形大デザイン学科各専攻の「発想力」は今年から新たに始まった実技試験です。詳細はこちらの大学の情報を見ておきましょう。
またPDFデータになっているリーフレットもダウンロードできるようです。
昨年までは「構想表現」という実技試験がありましたが「発想力」となり、フォーマットにも変更があります。

「感覚テスト」「発想力」は、いずれもB3サイズの画面に絵(イラストレーション)と文章(テキスト)で表現できるという共通点があります。
画材に関しては、各大学の募集要項の「持参用具」欄に以下の情報があります。
・感覚テスト・・・鉛筆、色鉛筆、パステル
・発想力・・・鉛筆またはシャープペンシル、色鉛筆、カラーマーカー、蛍光ペン
「感覚テスト」はパステルが使える一方で、「発想力」はカラーマーカーや蛍光ペンが使えるのですね。

【11/14・21・28(いずれも土曜日)学校推薦型選抜対策:武蔵野美大映像学科ディレクション資質重視方式】
こちらは前回もお知らせしましたが、武蔵美の学校推薦型選抜の対策です。プレゼンテーションとディスカッションによる「構想力テスト」と、面接試験の対策を行います。既に14日に第一回が行われました。三回継続して受講するとより安心ですが、一回からでも可能です。11/21(土)、11/28(土)、お待ちしてます。

寒くなってきますが、体調管理に気をつけて2020年を駆け抜けましょう!

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2020年度合格者インタビュー公開してます!
Vol.1:感覚テスト編
Vol.2:鉛筆デッサン編
Vol.3:小論文 / 文章表現編
Vol.4:総合型選抜 / クリエイション資質重視方式編
Vol.5:学校推薦型選抜/ディレクション資質重視方式編

予告!『人物油彩』の公開コンクール

こんにちは。油絵科です。

さて、11月22日(日) 23日(月)祝 は油絵科の公開コンクールを行います。
コンクールなので、本来なら内容は内緒ですが、今回は特別に教えます。ずばり今年は『人物』を出題します。

何故人物を出題するかというと、東京芸大油画専攻では2018年二試験で『モチーフを描きなさい』という課題文でテントと共に人物が出題されましたが、芸大は人物絡みの出題頻度が極端に高いからです。1990年から2020年までを調べてみると、人物絡みの出題は、何と18回もありました。
受験生の皆さんなら、ここ数年の入試データを見ることはあると思いますが、新美ではもっと長いスパンで入試を分析します。ここ30年で18回となるとかなりの頻度で出題されていることになります。多摩美術大学でも9年連続で人物デッサンが続いているように人物が入試に出題される事が多くなっています。(勿論来年の入試内容は分かりませんので、あくまでも現時点での予想です)
それに、普通科の高校生や地方の人は普段人物を描く機会が少ないので、少しでも人物を描く機会を増やしてあげたい…という思いもあります。


(コンクールは油彩です。)

さすがにコンクールなので課題文までは教えられませんが、「人物を描きたい」という人は是非受けに来て下さい。バイトが入っているという人も、午後からの参加でも構いません。例え制作時間が短くなっても、きっと入試に役立つ情報が得られるはずです。

あと外部の人で、高校・自宅・他の予備校など『他所で描いた作品を見てもらいたい』という人は、作品を持ってきてくれたら見てアドバイスをいたします。本物があればベストですが、地方で持ってくるのが大変…という人はスマホで写真という形でも構いません。是非作品を持参してきて下さい。
皆さんのご参加をお待ちしております。

11月です。少し寒くなってきました。

11月です。少し寒くなってきました。今年は、人前で咳をするのも難しいですね。皆さん、風をひかないように気を付けましょう。

デザイン・工芸科夜間部です。

11月には芸大の公開コンクールがありました。デザイン総合のブログ記事で報告があるかと思いますが、デッサンの公開コンクールは見てきたので簡単に報告です。現役生はデッサンの修練の時間が、浪人生よりもどうしても少なくなってしまいます。少ない枚数で、効率良く腕を上げていくのかを考えることが必要だと思います。単純に描くだけではなく、ファイルにまとめたりして、分析をしてみるのも良いです。携帯電話のカメラ機能が充実してきているので、文明の利器をふんだんに使うのも良いでしょう。色々と作戦を考えていきましょう。

もちろん、一枚一枚しっかりと描いていくことも大事ですね。がんばってください。

 

夜間部私大系では、11月からの年内に準備すること、学科のやり方、息抜きなどなどについて、去年の先輩たちに来てもらい体験談を語ってもらいました。みんな真剣に聞いていました。やはり年の近い先輩の体験談というのは気になるのでしょう。質問もたくさんあって、時間が足りないくらいでした。先輩方、ご足労ありがとうございました。

寒くなって、ウィルスの活性化が心配になります。マスクの着用、手の消毒を徹底していきましょう!

芸大デザインコース 公開実技模試2020

こんにちは。デザイン科の山本です。

11月になって寒くなってきましたね。今年は感染症対策に気を使う一年になっていますが、ここからの時期はより一層の警戒が必要になりそうです。体調管理には気をつけましょう。

先日、芸大デザインコースでは公開実技模試(デッサンと色彩)が行われました。たくさんの方のご参加ありがとうございました!良作が並んだ良いコンクールになったと思います。

今回、良い点数が得られた人はこれを励みに油断せず、自身の考えを整理していけると良いと思います。

点数がよくなかった人は、ここから入試までの過ごし方で結果は大きく変えることができます。自己を客観視し、意識を改革しながら目の前の課題に真摯に向き合うことが出来る人は成長が速いと思います。

公開コンクールの様子と、通常授業でのデモストを紹介します。公開実技模試 デザインⅡ(色彩)の全体講評会の様子

授業内での講師デモンストレーション

11/8(日)には芸大デザインコースの公開実技模試 デザインⅡ(形体)が行われます。自分の力を発揮できるようにしっかり準備しましょう!講師一同応援しております!

いよいよ11月に突入!!

こんにちは。新宿校油絵科です。

今年は様々な社会的ストレスもある中いよいよ11月に突入し、気温も下がって体調管理には充分に気を付けていきたい今日この頃ですが、今年度の各美大入試も推薦は元より一般入試もノシノシと近づいてきました!

さて、油絵科の入試では想像力も重要なファクターの一つです。
様々な課題に対応する上で発想力で苦しむ人も少なく無いと思います!

そんな中、「観たことのない映画のポスターを描きなさい」と言われたら皆さんはどうしますか?

今回はあるギークサイトで出会った
『1980年代〜90年代のガーナの映画ポスター』に個人的にとても元気を貰ったのでご紹介します!

 

「007 私を愛したスパイ」
魚に関しては意味不明ですし、後ろの白い車のパースなんてたまりませんね!(まさかアストンマーチン!?)

当時のガーナではプリンターの輸入が禁止されていてポスターを印刷できなかった為、ガーナのアーティストが公開前の映画の予備情報も大して無い状況下で、想像力を働かせて描いたようです!

 

「 E.T.   」
もうツッコミどころ満載で、マイケルの表情もたまりませんが全く関係ない映画「エイリアン」に登場するフェイスハガーとエッグチェンバーが登場してます!

 

「天使にラブ・ソングを…」
ロザリオの持ち方なんか素敵ですね。

 

「プレデター」
シュワちゃんちょっと似てます。これは割と予備情報しっかりしてますね。

 

「ミッション:インポッシブル」
トム様!?

 

「スペース・ジャム」
どこを取ってもバッグス・バニーには見えないキャラクターの脇毛も気になるところですが、ジョーダンの膝すごいです。

 

若干マニアックな内容でしたが、映画を知ってた方はさらに元気をもらえたんじゃないかと思います!

今の時代、様々なメディアで常にあらゆる視覚伝達が容易に手に入る時代ですが、当時のガーナで限りなく情報が少ない中で努力した健気さにグッと来るモノがありますね!

みなさんもガーナのポスターを描いたアーティストの様に楽しく発想力を膨らませて、あらゆる課題に対応力を身に着けていきましょう!!

ではまた