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秋、あれこれ。<大宮校>

秋です。夏よりも少しゆったりとした空気感のはずですが…近年の美大受験予備校は、秋はとても忙しいです。特に総合型選抜が始まってからは、大変です。昔とは違うんですよねー。

大宮校です。

武蔵美の総合型選抜の一次発表で残念だった人は、大宮校では居ませんでした。受けた人は皆一次通過です。そして本番の試験も終わり、ホッと一安心していると思います。発表までは緊張が続きますが、一般対策に気lもちを切り替えて頑張っていきましょう。

公開コンクールも芸大系のデザイン・工芸が2課題、油科の公開コンはもうちょっと先になります。特に油科は時間対応や緊張感をしっかりと味わってほしいですー。

自画像コンクールが前に行われ、新宿校で大宮校の生徒の選抜作品が飾ってありました。専攻によって違った絵の雰囲気や表現の幅があります。それを見るのも楽しいです。新宿に寄った際は見てみてくださいー。

油科の不思議なモチーフ課題。なかなか楽しそうです。
ではまた次回にー。

くにたちの基礎科

国立校基礎科です。

今年もあと2ヶ月。
現在受験生は推薦入試真っ只中。皆さん合格目指して頑張ってください!
基礎科の高校1.2年生も来年・再来年の受験に向けて頑張っています。

ena美術では、随時無料体験入学を行っています。
これから美術の勉強を始めようと考えている人は、是非体験入学で実技を体験してみてください。
用具はこちらで準備しますので気軽に参加してください。
見学、相談だけでもOKです。3者面談も行えます。
きっと、絵の楽しさと、美大への入り口が見えてくるでしょう。

 

オンライン教育科

こんにちは。オンライン教育科です。

2学期11月ターム制作期間です。

2022年度オンライン教育/合格体験記   更新しました。合格者掲載作品画像はオンライン教育科各月ターム制作時のものです。

特別講義は11月末に配信予定です。オンライン教育科では、毎月約3課題(生徒によっては5課題)を生徒に送付し、その講評を webミーティングツールを用いて行っています。 講評はマンツーマン形式で、30分程度の時間をとり、各月の終わりに行っています。それに加えて、オンライン教育受講生のみを対象とした特別講義を各学期に2回行い、受講生の受験対策及びモチベーション維持に役立てることを目指しています。

 

 

2024公開コンクールが始まっています。各科、試験を想定した課題、制作時間になっております。今の自分の作品について客観的に把握できる良い機会です。締切が出てくるコースもありますが、奮ってご参加くださいね。

 

 

◯2023冬期講習会 12/16から1/7です。申し込み始まりました。

 

 

2023オンライン教育科冬期講習会 も同時期に開催されます。

12/14(木)1800申込締切

12/17() 10:00~ オリエンテーション

12/20() ~12:00締切 中間講評

12/23() ~1630 作品撮影/画像UP

12/24() オンライン講評

オンライン教育科夏期講習会の課題数は、デッサンと、専門課題の2課題です。講評はWebミーティングツールを利用したリアルタイム講評になります。作品のやりとりは全てオンライン上で行い、制作途中での質問などはメールで随時受け付けながら、遠隔の受講生をサポートしていきます。

※2課題の内容は、受講生個別にカリキュラム組みます。

 

 

オンライン教育科  新美の指導を遠隔地の方にも!

オンライン教育科は、時間的・地理的な理由で各校舎に継続的に通学できない方のためのコースです。Webミーティングツールを利用したオンライン上でのリアルタイム講評、録画による動画講評、豊富な参考資料によって、遠隔地の方の芸大・美大受験をサポートします。講評は全てマンツーマンで行われ、受講生の進度に応じて、カリキュラムを組みながら進めていきます。

◯新受講生は申込後、随時Webミーティングツールでのオリエンテーションを行い、インターネット接続や、制作環境、志望校などを面談で確認し、カリキュラムを確認します。初回講評日もこちらのオリエンテーションで決定します。

*Googleアカウント=Gmailアドレス取得してお申し込みお願いいたします。

オンライン教育科では、
油絵、日本画、彫刻、デザイン、私立美大デザイン、工芸、映像、先端芸術表現、建築、デッサンの10講座を開講していきます。

高3・受験生は 10講座 【月5課題コース】と【月3課題コース】から選択になります。

高1・2生は原則【3課題コース】です。

芸大デザイン・工芸コース

新宿校デザイン・工芸科 芸大コース講師の山本です。

公開実技模試、先週日曜日に鉛筆写生が終了しました。参加いただいた皆さん、ありがとうございました!レベルの高い作品が多く並び、充実した模試になったと思います。

そして11/5(日)はデザインⅠ(色彩)、11/12(日)はデザインⅡ(形体)の模試です。詳細は下記URLからご確認ください。

https://www.art-shinbi.com/koukai/2023/

2学期授業では夜間部を中心に基礎的な内容の講座を行なっています。今一度、足りていない基礎力を補うことで短い試験時間での制作に対応できたり、クオリティを上げるきっかけとなり得ます。画像は公開実技模試(鉛筆写生)の講評の様子と、授業内での講師デモストとレクチャー
の画像です。

《基礎科》決断をするということ

朝起きて今まではすぐに布団から出れたのに、
この数日すぐに起きられないことが増えてきました。
日中の気温はそこまでではないのですが、
朝方の気温がだいぶ下がってきましたね。

どうも基礎科の名越です。

布団から出て、やらなきゃいけないことがあるとわかっていても、
”早急にやらなきゃいけないこと”じゃないと頭が理解してしまうと
(今日はゴミ収集車朝からこない、とか)体が動かなくなってしまう。
そう、これが冬ですね。
さあ起きるぞ!これするぞ!今日はこれやるんだ!という気持ちが
体を奮い立たせてくれるのかもしれません。
高校生の時、朝5時半に起きて7時前に学校に着いて、吉野家の牛丼を食べて
そこからサッカー部でもないのに朝礼までサッカーをしていた時期がありました。
あれは一体何だったのだろうと今更になって思うのです。(しかも冬)

「私はこれがいい、こうしたい!」という気持ちは絵を描くうえでとても大事なポイントになってきます。
意志というのは如実に絵に反映されます。

色、筆圧、構図、さまざまなところに見えてきてしまうのです。

例えばデッサンの場合、
「いつか形が合うかな〜」「こんな感じの色かな〜」
という”なんとない仕事”が続いてしまうと、全体的にずっと何とないデッサンになってしまいます。
質感や形などがずっとモヤモヤしているのです。
形を決定するポイント、質感を決定するポイントがずっと定まらないからなのかもしれません。

平面構成の場合、
”何をいちばん伝えたいのか?”
というコンセプトが曖昧なままスタートしていくと、何となく並べただけの絵や、
モチーフがまばらに並んだ(目が散るとかって言います)絵になりがちです。
これはモチーフの並べ方もそうですが、隣同士にのせる色、画面とモチーフのサイズ比
角度など、全ての決断が”何となく”になってしまうことで、いわゆる見え方の弱い絵になってしまうのです。

油画科などの場合、
自分の視点や考えを絵に投影するので、いちばん反映されるのかもしれません。
よく油画の先生が「これは何が見せたいの?」とか「テーマは?」と言っているのを耳にします。
デザイン科の自分としては、油画の課題は自由度が高くて結構何をやればいいのか
自分だったら迷うだろうなあといつも思ってしまいます。(だからデザイン科なのですが、、、)
たとえて言うなれば、とんでもなくメニューの多い中華屋さんというか。。
無限にあるメニューの中から今日食べるメニューを一つ決めないといけないわけですから、
それは迷いますよね。優柔不断の僕はいつもすごいなあ、と思ってみています。

もちろんみんながみんなサクッと決めて描いているわけではないし、みんな毎回悩んでいるのだろうな、とも思います。
そんな時は一つの指針として、前回講評で言われたこと、というのを参考にしてみてもいいかもしれません。
「前回こんなことを言われたから、それを全面に出せるテーマにしよう」とか、
一つ目的が決まると、そこを足がかりに、やりたいことを決めていけると思います。
ただ闇雲に手を伸ばすというのも良いかもしれませんが、やってきたことの点と点を線で結ぶ
ようなイメージで何かの決断に導いていってあげると良いかもしれません。

( 油画科のパレットが僕は個人的にとても好きで、この上でああでもない、こうでもないという脳の中のような世界が広がっているように見えたりします。頭の中を具現化してるように見えるのです。)

何科に関しても、決断というのは一つの課題中何百回とやってきます。
その時に判断できるかどうかは、最終的に「自分を信じられるか?」ということだと思います。
その昔アニメの主人公が「自分を信じる自分を信じろ」と言っていました。
受験のその日に自分を信じて線を引けるか、色を乗せられるかは
結局今まで自分がやってきたことに自分が自分を信じられるか?ということなのかもしれません。

 

 

基礎科ではまだ受験は先の話にはなりますが、
自分を信じることのできる地盤づくりをしっかりと指導していければなと日々思っています。
そして私も、どんなにメニューが多いお店でも、迷わず「ラーチャー!」と
言えるような講師を目指したいと思います。

では