アーカイブ

渋谷校・デッサンで高得点を取るには(静物編)

渋谷校です

皆さん受験に向けて制作を頑張っていることと思います。

参考になればと昨年(2024年)の入試で高得点を取った学生が普段制作していた作品を紹介しましょう。

まずは武蔵野美大工芸工業の150点満点の生徒の作品です。

描ききってある迫力が良いです。空間も感じて描いている点もよいのですが、質感の描き分けがしっかりされています。

次は武蔵野美大の視覚伝達140点の生徒の作品です。

この作品もフィニッシュの強さを感じさせる作品ですね。丁寧な観察がポイントと思います。視覚伝達の高得点は点数の分布的にそれほど多い割合では無いので、これも良い作品と言えるでしょう。

次の作品は工芸工業の140点の作品です。

普段は藝大向けの作品を制作していたので静物デッサンの枚数は多くはないのですが、この学生も観察がしっかりできるので良い点数を取って合格することが出来ました。

まだ受験の時期ではないのでここまで出来なくても良いので、皆さんも高得点のデッサンを目指して制作に励んでみましょう。

大事なことはまずはモチーフをよく観察して行くこと。これが本当に大事なのですが、きちんと出来ている人は現役生だとまだ少ない印象です。でもあきらめなければ高得点を取ることも可能となるでしょう。あとは各コースによって期にするポイントが若干違うので、そのあたりは講師の先生に教えてもらいましょう。
今年から空間演出も静物デッサンに変わったので、受験でうまくいくとよいですね。