こんにちは、彫刻科です。
日が落ちるのがだいぶ早くなってきて、朝夜の空気がだんだん冬っぽい日が増えてきましたね。
今月のコンクールラッシュを終えたらいよいよ本番まで折り返しです。
去年に比べて何ができるようになったか・この半年で自分の捉え方にどんな変化があったのか(技術的なことでも精神的なことでもなんでもいいですが)この時期に一旦言語化してみることをおすすめします。
そこから合格までの自分の現在位置を割り出していくことで、足りないものを残りの期間でどう掴んでいくのか逆算していけます。
意識的に実技をこなすことが限られた課題数では大事になってきます。
ちょっと硬い話になってしまいましたが…
ここからは最近の授業作品からピックアップして紹介します。
バチっと決めてきました。気持ち良いですね。体・腹筋の左右差にもっと反応していきたいのと、顔面ももっと突っ込んでいって欲しいです。
薪とマスクで大きな斜めの軸を作り、布で二つをつなげています。構造としてはXのような形になっていて、構成を量感としてまとめつつも視線は飽きのない形になっています。
気持ち横幅が細いような、首付きが弱い印象もありますが、逆光の中で綺麗に張りと量が噛み合いました。
序盤から比較的合わせてこれていました。動きが硬くなりすぎない塩梅で芯棒、足の位置なども含め調整できるといいです。
アムールの空気感や印象をうまく捉えてこれた1枚。形の張り感にバリエーションが生まれるとよりよくなると思います。
こちら描いたのは基礎科生です!肩に乗ってきてる髪の毛、首の形などはまだまだ形になり切ってないですが、アリアスの構造、印象、だせてこれています!
モデルクロッキーからも1枚紹介。
線がいいですね!自由に手を動かしつつも足先の体重かかってるところや腕を重力に任せてだれてる様子など現実感も捉えてるため緊張感があります。
本日は以上です!
坂下