○芸大デザイン科のアドミッションポリシー
つくる力を求めます。私たちの考えるつくる力とは、観察する力・考える力・伝える力を含みます。それは、物事を理解し、全体を俯瞰し、構造を読み取る力。課題を自らの手で見つけ出し、しなやかな感性と自由な発想で自分の答えを見つける力。そして細部にこだわり、美的なかたちにまとめあげ、社会に展開できる力です。デザイン科・専攻は、つくる力を磨く努力をいとわず、つくる力で世界を揺り動かそうとする強い意志を持つ学生の入学を期待をしています。
○芸大説明会デザイン科では、デッサンについて「基本的な構図や形の精度などの造形力を見ている。3次元のものを2次元に変換するinputとoutput。モチーフと寸分違わずということではなく、似ている似ていないだけではなく個人の視点で描いた、その人が見たデッサン。」とおはなしされていました。
○夏期講習Ⅰ・Ⅱ期は、デッサン集中特訓です。
8枚連続デッサン制作に取り組んでいます。(2日間1枚2枚描いて、その後は1日1枚制作です。)前日を踏まえ、次回時の制作に連続で更新しています。
各個人別に、デッサンの具体的な観察の多様性についてや、表現のスケジュールとプロセスの具体的な場所と順番など、それぞれのモチーフの特徴を引き出し、個人の視点による魅力ある作品をデモストや解説プリント、中間講評等を交え指導しています。
○夏期講習Ⅲ期からいよいよ平面、立体課題も始まります。観察と視点、発想、表現に磨きをかけていきましょう。