日別アーカイブ: 2015年10月17日

日本画科 進化する現役生

こんにちは、日本画の佐々木です。

最近昼間部のことばかりだったので、久しぶりに夜間部現役生にフォーカス。
早いところでは推薦やAOなど、すでにもう入試が始まってきていて、肌で受験を感じる時期になってきました。
初めての受験に備えて、みんな着々と力をつけています。

一学期から(長い生徒は去年の基礎科から)ずっと見てきて、本当に上手になったよなあとしみじみしていましたが、実際に作品を並べてみて驚きました。

左:一学期 右:夏期講習
ブログ2
思わず二度見の衝撃です。
もともと光の流れをつかむのが上手な作者ですが、石膏の立体感などの表現が追いつき、より豊かなデッサンになっています。

左:一学期 右:夏期講習
ブログ1
こちらもなかなかの変わりよう。空間や光を表現するのが苦手な作者でしたが、徐々に掴み始めています。現在は形や見え方などもさらに精度を上げようと努力しています。

現役生は、高校では勉強にテスト、予備校では制作と時間的にも体力的にもかなりのハードスケジュールです。
そんな中で受験にむけて努力する熱意を無駄にしたくない!という思いから、講師たちもついつい指導に熱が入ります。現役だから来年受かればいい?現役でここまでかければ上手?
違うんです。現役生ではなくて、みんな受験生。
学校との兼ね合いも含めて、「今年の受験」にどうやって立ち向かっていくか考えていきたいですよね。
小さいことでも、ひとつづつ。わかるまでこつこつ。
一歩づつすすんでいきましょう!