オンライン教育科

こんにちは。オンライン教育科です。

 

2025 1学期 4月ターム制作期間です。

 

2024合格体験記① 武蔵野美術大学/空間デザイン学科 総合型選抜入学試験 合格【私大デザインコース】 R.M. 現役(海外)

高校2年生の三学期、急遽日本に帰国することが決まりました。それをきっかけに、武蔵野美術大学を目指すことを決意し、4月から帰国するまでの4ヶ月間オンライン教育を受講しました。オンライン教育は、なるべく早く受験対策を始めたかったものの、美術予備校に通える環境に住んでいなかった私にとって救いでした。

オンライン授業は、デッサンと平面構成の課題を月に一つずつもらい、講評までの三週間で課題に取り組むという形でした。美大受験に対しての知識がほとんどなく、デッサンの経験もなかった私に1からデッサンと平面構成の基礎を丁寧に教えてくださいました。アドバイスをくださる際は、図やイメージ画像などを用いて、言葉だけでなく視覚的に説明してくださるため非常にわかりやすかったです。私がオンライン教育を受けてメリットだと感じた点は、自分のペースで課題を進めることができ、自分の納得のいくまで時間をかけたり、書き直したりすることができるという点です。さらに、講評に30分ほどかけていただけるというのはすごく貴重だと思います。7月になると、総合型入試の一次試験の課題が発表されたので、デッサンと平面構成に加え、提出作品の相談やポートフォリオも見ていただきました。一般試験だけではなく総合型入試の対策まで対応していただけたことは、とても心強かったです。

短い期間で第一志望だった武蔵野美術大学の空間演出デザイン学科の合格を勝ち取ることができたのはオンライン授業、そして塾でのご指導があったからです。本当に先生方、ありがとうございました!

合格者掲載作品画像はオンライン教育科各月ターム制作時のものです。

2023年度オンライン教育/合格体験記   です。2024合格体験記も近々更新される予定です。

特別講義は5月末に配信予定です。オンライン教育科では、毎月約3課題(生徒によっては5課題)を生徒に送付し、その講評を webミーティングツールを用いて行っています。 講評はマンツーマン形式で、30分程度の時間をとり、各月の終わりに行っています。それに加えて、オンライン教育受講生のみを対象とした特別講義を各学期に2回行い、受講生の受験対策及びモチベーション維持に役立てることを目指しています。

◯2025-26オンライン教育科 申込 新美の指導を遠隔地の方にも!

オンライン教育科は、時間的・地理的な理由で各校舎に継続的に通学できない方のためのコースです。Webミーティングツールを利用したオンライン上でのリアルタイム講評、録画による動画講評、豊富な参考資料によって、遠隔地の方の芸大・美大受験をサポートします。講評は全てマンツーマンで行われ、受講生の進度に応じて、カリキュラムを組みながら進めていきます。

オンライン教育科では、
油絵、日本画、彫刻、デザイン、私立美大デザイン、工芸、映像、先端芸術表現、建築、デッサンの10講座を開講していきます。

高3・受験生は 10講座 【月5課題コース】と【月3課題コース】から選択になります。(2学期12月タームで終了となります。年明けからは、入試直前講座をお勧めしています。)

高1・2生は原則【3課題コース】です。(3学期も受講できます。)

◯新受講生は申込後、随時Webミーティングツールでのオリエンテーションを行い、インターネット接続や、制作環境、志望校などを面談で確認し、カリキュラムを確認します。初回講評日もこちらのオリエンテーションで決定します。

*Googleアカウント=Gmailアドレス取得してお申し込みお願いいたします。

2025年度受験 合格体験談<大宮校>

大宮校から受験して合格した生徒に、合格体験談を書いてもらいました。

来年の受験生の方の参考になれば、幸いです。

 

Y.K.さん

東京藝術大学 工芸科 現役合格

多摩美術大学 生産デザイン学科テキスタイル専攻 現役合格

自分の部屋も和風テイストにするくらいに幼い頃から染織に興味があり、染織を学びたかったので、芸大の工芸科と多摩美のテキスタイルを志望しました。

ena美術大宮校は生徒一人に対する先生の数が多いので、サポートが手厚かったのが一番大宮校にして良かった点です。授業後にも先生方が残ってくれて、よく相談にのってもらいました。とてもありがたかったです。

授業では講評ノートをしっかりと取り、見返して自主練をすることをやっていました。自己分析をして反復練習することは、とても大事なのでこれから受験する人はぜひやってもらいたいです。

私は、基礎科から一貫して教えてもらえる大宮校だったからこそ、現役での芸大が合格出来たと思っています。大宮からぜひ後輩の芸大生が来てくれることを期待しています!次の受験生がんばれ!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

芸大工芸合格再現作品

 

K.Y.さん

多摩美術大学 絵画科 油画専攻 合格

志望校は、今の私に一番合っていると思って決めました。他に理由はありません。

ena美術大宮校は、先生との距離が近いので相談しやすいと思います。一人一人の生徒に向き合って話してくれるのが良かったです。予備校の授業では、テクスチャーの研究が一番ためになりました。今まで全く思いつかなかった方法で、色々と考えることが出来ました。私には難しめな課題でしたが、その分理解出来た時の成長感が凄く印象に残っています。

予備校では、とにかく考えました。ポジティブなこと、ネガティブなこと、何でも考えて頭を整理し続けました。哲学書なども読んでみたりして、有意義に時間を使えたと思います。

これから受験する人へ、何事も自分のためになると思って頑張ってください。悩みすぎても、悩まなくても、何が起きても全部自分の糧にしてください。

私はただ絵が好きな人でした。大学に受かることで、大きく人生が変わって驚いています。生きていて良かったです。2年間ありがとうございました。私も頑張ります。皆さん頑張ってください!

授業作品

 

N.T.さん

武蔵野美術大学 視覚伝達デザイン学科 現役合格

武蔵野美術大学 デザイン情報学科 現役合格

多摩美術大学 統合デザイン学科 現役合格

昔から絵本が好きで、将来やりたい絵本作りに活用出来ると思って美大を目指しました。

家から近くだったので、ena美術大宮校に来ました。大宮校は先生が優しくフレンドリーなので、分からないところや悩みを気軽に相談しやすかったです。デモンストレーション制作を実際に見たり、動画や写真を撮影して見返すことで制作の時間配分を考えていました。

志望した武蔵野美術大学の視覚伝達デザイン学科は、学力があると有利だと聞かされていたので、合間の時間は勉強をやりました。他に、ピンタレストを使って実技の参考資料を集めることをしていました。そして、予備校は学校の大事な行事以外は絶対休まないように心がけました。

共通テスト利用でも受験したので、学科が出来ると共テはかなり有利です。7、8割を目指せば、安心できます。

大宮校の先生は基本的に優しいので、分からないことがあったら、話しかけるようにしてください。努力は報われます。2年間、ありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

武蔵野美術大学視覚伝達デザイン学科入試再現作品

 

S.M.さん

武蔵野美術大学 工芸工業デザイン学科 現役合格

武蔵野美術大学 空間演出デザイン学科 現役合格

多摩美術大学 工芸科 現役合格

女子美術大学 デザイン工芸学科 プロダクトデザイン専攻 現役合格

幼少期の頃から工作することが好きで、特に立体物のデザインにとても興味を持っていたので、武蔵美の工芸工業デザイン学科を志望しました。

ena美術大宮校は先生との距離が近く、何でも話しやすい雰囲気があったので良かったです。授業後に残って自分の課題に向き合うことで、制作に対して深く考えることが出来ました。常にピンタレストとX(ツイッター)で志望する学科の参考作品を見ていました。特に平面構成ではエスキースが大事だと分かったので、毎回の課題でしっかりとエスキースをするように心がけました。

夏期講習会はとても大事だと思います。夏期の時期に描いたものが、入試直前でかなり役に立ちます。エスキースは色をつけた方が私は絶対良いと思いますので、色付きのエスキースをお勧めします。

誰にも負けない気持ちは大事です。まずは塾の中で一番を目指して頑張ってください!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

武蔵野美術大学工芸工業デザイン学科入試再現作品

 

春期講習会中です<大宮校>

だんだんと暖かい日が、増えてきました。しっかし!花粉とか!黄砂とか!今年凄くないですか!筆者は、花粉症をまだ持ちこたえている人なのですが、流石に目は腫れぼったいし鼻もめちゃくちゃむずむずします。花粉症の人には、もうそれは花粉症になったのだよと言われますが、認めたくないです。

大宮校です。

まずは、報告からです!

今年も!大宮校から東京藝術大学合格者が出ました!しかも現役での工芸科合格!おそらく現役合格者は全国で2名のようです。なかなかの難易度突破です。素晴らしいですね!おめでとう!

オープンアトリエ期間中と春期講習会は、通常のデモストと入試再現デモストがありました。盛りだくさんです。来年に向けて良いスタートダッシュを出来れば良いですね。
春期後期もデモやら再現やらありました。
新学期は4月10日から始まります。
新規入学、お待ちしておりますー!

彫刻科:春期講習始まりました!

こんにちは、講師の新妻です。

令和6年度、彫刻科からは3人が東京芸術大学に合格しました。(予備校としては今年も受験倍率を超える合格率でした。)みなさん本当におめでとうございます!それぞれに受験生としての戦いとドラマがきっとあったことでしょう。ここからの大学生活も影ながら応援しています!

惜しくも切符を逃した人も、まだ地力を鍛えられる時間が与えられたんだと前向きに考えて、より強い芯を持って大学生になれるようリスタートしましょう!受験に受かる事がゴールではなく、永い目で作家を志す上で、作りたいものが作れるようになる、そしてそれを続けていける基礎体力を培う事は、この時期にしかできない時間の使い方だと思います。講師陣も全力でサポートします!一緒に頑張りましょう!

まずは入試当日にどんな作品を作ったかを再現してくれた芸大合格者の作品を紹介します。

1次試験の素描作品です。描き出しから安定感があり、丁寧にヘルメスに寄り添って描きあげていますね!エクセレント!

2次試験の塑造作品です。目で見た印象と、触った時の印象のギャップというテーマを想定して手とローマ人のマスクを構成しています。シンプルですが実力を感じます!ブラボー!

入試直前でグググっと力をつけましたね!白さの美しさと形の密度が共存してます!グッジョブ!

鏡の前に置かれたマスクという出題のセッティングにしっかり反応していて、虚像側の表現も面白いです!マーベラス!

ここからは春期講習での秀作を紹介します。

おおらかだけど密度ある仕事が意識できていて、ブルータス を取り巻く空間も含めて充実した内容にできていると思います。

現役生の作品です。基礎科で彫刻科志望の生徒は彫刻科のアトリエで受験部の講師が基礎から丁寧に指導しています。昨年度からの積み重ねがすでに形になり始めていますね。堂々とした印象がしっかり捉えられていますね。良いスタートです!

モデルさんの首像を作る課題でした。よく似ています!作りはじめの柔軟なアプローチが、自然な佇まいの印象として最終的にも効いてきています。

現役生の作品です。「人物を作っている」ということに素直に、自然に反応できていて瑞々しいです。感覚良い!

作者の作品性が自然と出てきた一作になりました。観察が弱くなりがちなところも意識でき始めていてこの調子です!

全ての形を観察するぞ、と言う気概を感じます!外れがちな頭部の構造もしっかり見れていてレベルが高い一枚です。

うまいです!人物や動物を素描するととても自然に対象を捉えられる作者なので、石膏像デッサンでの、硬さとして処理されてしまいがちな解釈や表現も、こういう課題の時のモチーフの味わい方にヒントがある気がします。

受験課題としてはあまり出題されなくなってきた人体ですが、やっぱり美術を学ぶ上で人体は大切なモチーフだと思います。一枚の絵としても落とし込もうとしていて意欲的です!末端もよく見てる!

 

クロッキーも、筋トレや素振りのように、日頃の積み重ねが物を言います。

なんでもありのままに、感じたままに描けるようになりたーい!

今回は以上です。今年の彫刻科も熱くなりそうです!

 

《基礎科》あっという間に4月になってしまいました

春なのにもうTシャツかー、コート着てる期間全然なかったな〜〜
なんて言っていたら冬でも着なかったコートを出さなきゃいけない羽目になって
厚着したら今度は暑すぎたりして、毎日生活していくだけでなんだか疲れるという。

そんな中で入学したり、新しい会社に入ったり、
この春から新たな生活をする方々のなんて逞しいことか・・・
子供向けの番組でこの時期「ドッキドキの1年生〜」っていう曲を聞くと
なぜだか涙がツーッと出てきたりして。
姪がこの春から小学生だってことで、なんだかあっという間だなあと。
昔は本当に1日、1週間、1ヶ月が本当に長くて、毎日いろんなことに驚いたり怒ったりしてたんですが、大人になると、「知ってるつもり」になってしまって、さまざまなことに
感動しなくなってしまうのかもしれないですね。
1年あっという間ですもん。

1日という時間はみんな平等なのに、
時間が過ぎる感覚が変わる気がするなんて、なんか変な感じですよね。
夢中だったり、楽しかったりすると1日があっという間って小さい頃よく言われてたはずなのに
大人の1日もあっという間なんですよね。
不思議ですねえ。。。

そう考えると
なんとなくスマホゲームやってたら1時間経ってた、
なんとなく動画見てたら1時間経ってた、
って怖いですよね。。
大人になってもよくあることなんですが、今って特に
なんとなく時間を潰せてしまうツールってすごく多くて。
その限られた時間の中でなんとなく時間が溶けてしまう感覚ていうのを
「あ、やばいな…」て思うのは大事だと思うんです。
その時間を溶かすような 、人が没入しやすい仕組みを理解して、
そういうのは作られてるんだぞっていう。
(ぜひ10代のうちにモモという本を読んでみてください)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

自分なりの楽しさや、面白さ、気付きみたいなものって
自分から見つけに行かないといけなくて、
人からは教えてもらえないんです。
それが将来的に、自分なりの表現や視点に繋がっていったりして。

SNSが広がって「いいね」によって良し悪しの一つの指針ができてしまって
わかりやすく複雑に手が込んだものや、カテゴライズしやすいもの、
完成度が高く見えるもの、判断しやすいというものが
現代のスタンダードになってきてしまっているような気がします。
その流れに反するものは「よくないもの」とされているような。

ですが、美術表現をする人にとって
「人から何を言われようと貫き通したいもの」というのが
何よりも大事な気がします。
誰からも見向きもされなくても、自分にとって大事であればそれで良いという。
それを自信を持って「自分はこれが好きだ」と今は言いにくい時代なのかなと思います。

限られた時間の中で、
自分だけの「好き」を探しにいく冒険こそが
人生なんじゃないかなと、新しい生活の始まる春に、
ふと思ったりしました。

来週10日から、基礎科も新学期がスタートです。
新たな生活にお供にさせていただけたらと、
講師一同みなさんがきてくれるのをウズウズと
お待ちしております。