カテゴリー別アーカイブ: 新美

《基礎科》あっという間に4月になってしまいました

春なのにもうTシャツかー、コート着てる期間全然なかったな〜〜
なんて言っていたら冬でも着なかったコートを出さなきゃいけない羽目になって
厚着したら今度は暑すぎたりして、毎日生活していくだけでなんだか疲れるという。

そんな中で入学したり、新しい会社に入ったり、
この春から新たな生活をする方々のなんて逞しいことか・・・
子供向けの番組でこの時期「ドッキドキの1年生〜」っていう曲を聞くと
なぜだか涙がツーッと出てきたりして。
姪がこの春から小学生だってことで、なんだかあっという間だなあと。
昔は本当に1日、1週間、1ヶ月が本当に長くて、毎日いろんなことに驚いたり怒ったりしてたんですが、大人になると、「知ってるつもり」になってしまって、さまざまなことに
感動しなくなってしまうのかもしれないですね。
1年あっという間ですもん。

1日という時間はみんな平等なのに、
時間が過ぎる感覚が変わる気がするなんて、なんか変な感じですよね。
夢中だったり、楽しかったりすると1日があっという間って小さい頃よく言われてたはずなのに
大人の1日もあっという間なんですよね。
不思議ですねえ。。。

そう考えると
なんとなくスマホゲームやってたら1時間経ってた、
なんとなく動画見てたら1時間経ってた、
って怖いですよね。。
大人になってもよくあることなんですが、今って特に
なんとなく時間を潰せてしまうツールってすごく多くて。
その限られた時間の中でなんとなく時間が溶けてしまう感覚ていうのを
「あ、やばいな…」て思うのは大事だと思うんです。
その時間を溶かすような 、人が没入しやすい仕組みを理解して、
そういうのは作られてるんだぞっていう。
(ぜひ10代のうちにモモという本を読んでみてください)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

自分なりの楽しさや、面白さ、気付きみたいなものって
自分から見つけに行かないといけなくて、
人からは教えてもらえないんです。
それが将来的に、自分なりの表現や視点に繋がっていったりして。

SNSが広がって「いいね」によって良し悪しの一つの指針ができてしまって
わかりやすく複雑に手が込んだものや、カテゴライズしやすいもの、
完成度が高く見えるもの、判断しやすいというものが
現代のスタンダードになってきてしまっているような気がします。
その流れに反するものは「よくないもの」とされているような。

ですが、美術表現をする人にとって
「人から何を言われようと貫き通したいもの」というのが
何よりも大事な気がします。
誰からも見向きもされなくても、自分にとって大事であればそれで良いという。
それを自信を持って「自分はこれが好きだ」と今は言いにくい時代なのかなと思います。

限られた時間の中で、
自分だけの「好き」を探しにいく冒険こそが
人生なんじゃないかなと、新しい生活の始まる春に、
ふと思ったりしました。

来週10日から、基礎科も新学期がスタートです。
新たな生活にお供にさせていただけたらと、
講師一同みなさんがきてくれるのをウズウズと
お待ちしております。

映像科:春期講習会の真っ只中です

こんにちは。映像科です。

今日から4月。映像科では春期講習会の映像コースを開講しています。
感覚テスト、小論文、鉛筆デッサンなどの一般選抜対策に加えて、総合型選抜対策を見越したワークショップなど盛りだくさん(盛りこみすぎ…?)の講習は、このブログを書いている現在、コースの後半に差し掛かりつつあります。映像科の授業が初めてという人も多いですが、みなさんとても積極的に取り組んでいる印象です。

春期講習会の後は2025年度の新学期もはじまります。
映像科は例年通り、毎週「木曜日」「金曜日」「日曜日」の週3日のコースです。

時間割は、
・木曜日…17:30~20:30
・金曜日…17:30~20:30
・日曜日…9:30~16:30
(※「土曜日」は新たにオプションで「総合型選抜対策」や「感覚テスト特訓」の講座を予定しています。詳細はena美術HPや映像科のSNSでも告知しますので、もうしばらくお待ちください!)

一学期の授業は4/10(木)にスタートします!
映像メディア系学科の入試対策を検討している方はぜひご相談ください。
無料体験も随時募集しています。

↓↓SNS(映像科公式)もよろしくお願いします!
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映像科の授業
オンライン教育科(映像コースを開設)

渋谷校、多摩美補欠繰り上げ状況、後編

渋谷校です。

 

先日、多摩美の昨年度の補欠の繰り上げ状況を載せたのですが、
意外と反響が大きかったので、多摩美繰り上げ状況パート2を送ります

昨年度の情報が多摩美のHPから消えていたのですが
渋谷校で昨年度の情報を取っておいたので公開したのです。

前回のページは
https://www.art-shinbi.com/blog/2025/03/05/
こちらから

 

今回は今年の繰り上げ状況の説明です

なかなか多摩美のHPから見つかりにくいそうなのでURLを
実は学生にアドレス教えてもらいました

https://www.tamabi.ac.jp/admissions/hoketsu/

教えてくれてありがとう、そして繰り上がりおめでとう!

渋谷校は今春期講習会の最中
人数も多く盛り上がっております。
多摩美グラフィックの再現デモストや芸大工芸のデモストなど行い
更に盛り上がっています。

基礎科の申込みはまだまだ、
受験科は30日から4/までのコースはそろそろ定員近し
お申し込みの方はお早めに
https://www.art-shinbi.com/season/spring/shibuya/
から申し込みできます

4月からのコースも受験科、基礎科ともに申込み受付中
特に昨年度の生徒は新しく申し込みをしないとダメなので気をつけましょう
毎年自動的に継続していると勘違いしている学生が多いので…

申込みは
https://www.art-shinbi.com/admission25a/
から

映像科:合格者インタビュー・第二弾&春期講習会まだ間に合います!

こんにちは。映像科です。
前回に続き、今年ena美術映像科から武蔵野美大映像学科に合格した方のインタビューです。美大の映像メディア系の受験を考えている方は、ぜひ参考にしてください!

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ena美術 映像科 合格者インタビュー③
H・Iさん(現役合格/一般選抜)
合格校:武蔵野美術大学造形構想学部映像学科、東京造形大学造形学部デザイン学科映画・映像専攻

Q1:美大の映像メディア系を志望したきっかけをおしえてください。
2024年10月21日の夜でした。高3の春頃に私は一度美大映像系を諦め、MARCHを志望していました。しかしそんな消極的な理由で勉強を頑張れるはずもなく……。そんな私を見かねたのか、この日母が改めて美大という選択肢を提示してきたのです。母にとっては大博打だったでしょう。私はあの冷静沈着な母に博打を打たせてしまうほどに「美大に行きたい欲」が滲み出ていたのだと気付き、急遽志望校を変えました。何故そんなにも美大映像系に行きたかったのかという問いには、正直自分でもまだ明確な答えは出せていませんが、おそらく受験勉強が手につかなくなるぐらい、映画やアニメが好きだからだと思います。

Q2:美大受験対策を行う上で、ena美術の映像科を受講したきっかけは何ですか?
姉が通っていたからです。現役合格でしたのでかなり信頼が置けました。また、ミーハーと言われるかもしれませんが、『ブルーピリオド』の影響もありました。

Q3:感覚テスト対策で役立った点をおしえてください。
「空行を作るべき」という講師のアドバイス。感覚テストの文章は論文ではないので、1マス1字を守っていれば規則正しく書く必要はありません。このアドバイスをきっかけに空行を作るようになりました。空行は映像における「間」にあたる要素であり、とても重要なのだと思います。

Q4:小論文対策で役立った点をおしえてください。
他の受講生の文章を読むことができる点です。自分が少しも考えなかったテーマを他の受講生は導き出しているので、自分の引き出しを増やす為にとても効果的でした。

Q5:あなたなりの学科対策の秘訣をおしえてください。
過去問を繰り返し解くことです。勿論一周目は本番を想定し、制限時間を設けて解くべきですが、二周目以降は回数優先で気楽に解くべきです。過去に一度出た問題なんだから、意味ないんじゃないかと思うかもしれませんが、案外似たような問題が出題されます。フォーマットに慣れておく意味でも効果的だと思います。

Q6:今後の目標をおしえてください。
良い会社に就職!!!!!

Q7:最後に、これから美大の映像メディア系を志望する人へのアドバイスをお願いします!
感覚テスト対策における壁の一つは「羞恥心」です。臆病な作品は目立ちません。恥ずかしがらず、自分が面白いと思う作品を堂々とつくる必要があります。私が実践した羞恥心解消法は、親に作品を見せることです。ついでに感想ももらえるのでおすすめです。最初は親に見せるのを意識して逆に臆病な作品になってしまうかもしれませんが、ある一線を越えると羞恥心が消し飛びます。

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ena美術 映像科 合格者インタビュー④
R・Aさん(現役合格/一般選抜)
合格校:武蔵野美術大学造形構想学部映像学科

Q1: 美大の映像メディア系を志望したきっかけをおしえてください。
2、3年はずっと進路に悩んでいましたが、3年の秋頃に完成した高校の卒業制作でやはり映像で何かを作ることは楽しいと再認識し、武蔵美の映像学科を受けることにしました。

Q2:美大受験対策を行う上で、ena美術の映像科を受講したきっかけは何ですか?
高校から近い。

Q3:感覚テスト対策で役立った点をおしえてください。
参考作品がたくさんあり目指すレベルが分かりやすかった。他の人の講評を聞いて自分の作品にも取り入れることができた点。他には「文字のレイアウトをもっと遊んでもいい」というアドバイスから文字の入れ方を工夫するようになった。

Q4:鉛筆デッサン対策で役立った点をおしえてください。
すぐに取り入れられる描き方を詳しく教えてもらえた点。影の描き方や硬い鉛筆を多く使うようになったことが成長のきっかけになったと思います。

Q5:あなたなりの学科対策の秘訣をおしえてください。
予備校から帰った後だとやる気が消失しちゃうので、何日までに絶対にこの参考書を終わらせる!という気持ちではなく、電車などでとりあえずコツコツ少しずつ勉強していたら伸びた気がします。

Q6:今後の目標をおしえてください。
規則正しい生活をしてとにかくたくさん作品を作る。

Q7:最後に、ena美術の映像科で印象に残っていることをおしえてください!
教室からの景色が綺麗で夕方の夕焼けなどは感覚テストみたいな空だなぁと思っていました。高校受験のときに通っていた画塾は週1でもしんどかったのが、ena美術でのデッサンは講評がわかりやすくて「次からはこうしよう」とどんどん実践できたので楽しかったです。講師の先生たちがみんな優しくて的確なアドバイスをしてくれるので一気に成長出来たと思います。

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いかがだったでしょうか。
お二人とも対策を始めたのは少し遅い時期でしたが、そこから一気に成長していった様子がうかがえました。あらためてご協力いただきありがとうございました。

+

さて映像科では新年度に向けて、各種春のイベントも開催しています。現在受講生を大・大募集中なのは、3/30(土)~4/4(金)の春期講習会です!
6日間の講習で一般選抜から総合型選抜まで、映像科の授業がカバーする幅広い内容に触れるカリキュラムです!6日間の授業は以下の通りです。

・3/30(日)映像作品鑑賞課題
・3/31(月)鉛筆デッサン基礎課題
・4/1(火)映像科・先端芸術表現科 合同ワークショップ
・4/2(水)小論文・文章表現基礎課題
・4/3(木)ストーリー創作課題
・4/4(金)武蔵野美大映像学科 感覚テスト型課題

お申し込みはこちらから。

なお4月からの一学期の授業は4/10(木)にスタートします。
一学期の授業は毎週、木曜日・金曜日・日曜日の週3日のコースです。木・金は夕方からなので現役高校生も通えます。もちろん既卒生の方も!

それでは春の教室でお会いしましょう!!

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オンライン教育科(映像コースを開設)

《基礎科》青春狂走曲

今朝の風はなんだかちょっと冷たく肌に吹いてくるんだ

ぼんやりした頭がすこししゃんとするんだ

憶えてない夢のせいで心が何メートルか沈み込むんだ

熱い濃いコーヒーを飲みたいんだ

そっちはどうだい うまくやってるかいこっちはこうさ どうにもならんよ

今んとこはまあそんな感じなんだ

きみに会ったらどんなふうな話をしよう

そんなこと考えると楽しくなるんです

そっちはどうだい うまくやってるかいこっちはこうさ どうにもならんよ

今んとこはまあ そんな感じなんだ

 

サニーデイ・サービスというバンドの青春狂走曲という歌の歌詞です。
この季節になるといつもこの歌を口ずさんでしまいます。

基礎科もついに最後の課題です。
朝外に出た時の風が少しずつ寒いながらも
角が取れてくるというか、
春の気配がする風になっってくる季節。

各大学の受験も終わり、
残すところは芸大の発表や
後期日程となっています。

この時期は基礎科の先生全員で
去年基礎科だった生徒の合否をドキドキしながら待っています。
できるなれば、全員受かってほしい。
全員幸せな春を迎えてほしいと思いながら、
また新たな新3年生を上の階に送り出します。

そして
自分たちもいつかそうだったように、
この時期の鼻にツンとする
春の風を感じながら
新たな生活に踏み出す生徒たちを遠くから見送ります。

この先、これ以上大変なモチーフを描くことはないでしょう!
よく頑張ったね!
というエールを込めて、最後はこんな山盛りモチーフで見送るのが
基礎科流です。

みんなに素敵な春が訪れますように。