いよいよ国立校の夏期講習がスタートしました!
前期は無料の4日間コースです。
普段の通学生や春期にきてくれた生徒さん、今回初めての方とにぎやかです。
前期の後半(7/26,27)はまだまだ募集中です!

1日目の終りに中間講評。
いよいよ国立校の夏期講習がスタートしました!
前期は無料の4日間コースです。
普段の通学生や春期にきてくれた生徒さん、今回初めての方とにぎやかです。
前期の後半(7/26,27)はまだまだ募集中です!

1日目の終りに中間講評。
日本画科講師の金子です。
炎暑しのぎがたいこの頃。蝉の声が聞こえる季節となりました。
― さて、暑さも本番!いよいよ夏期講習会が始まりました!

夏期講習会は前期・中期・後期と3期に分かれ、日本画科では5つのコースが設定されています。現在、前期総合コースと前期総合夜間が始まっています。
■前期総合コース 7/20(土)- 7/27(土) 9:00~16:00(6H)
■前期総合夜間コース 7/20(土)- 7/27(土) ? 17:00~20:00(3H)
■中期総合コース 7/29(月)-? 8/10(土) 9:00~18:00(8H)
■後期総合コース 8/12(月)-? 8/24(土) 9:00~17:00(7H)
■後期私大対策コース?? 8/12(月)-? 8/24(土) ? ? 9:00~17:00(7H)
前回にも書きましたが、夏期講習会においては基礎を確実にし、徹底的に弱点を克服します。特に、「弱点克服」ということはとても重要です。夏期が終わると2学期、冬期、入試直前と時間が経過していきます。冬になって自分の弱点が分かり焦ることの無いよう、自分自身の長所と短所、出来ていることと出来ていないことを理解し、弱点克服に繋げていくことが大切です。
尚、「中期総合コース」「後期総合コース」においては制作時間を長めに取り、各々の課題点を克服するための対策を行います。また、「後期私大対策コース」では、多摩美術大学と武蔵野美術大学の入試傾向を理解し、目標を見極める学習を行います。このコースは、12日間全てが一日課題のため、毎日講評を行います。

外部から受講する方は、それぞれの課題点を理解し、また、共有するため、講習始めと講習終わりに最低でも2回の個人面接を行います。受験において経験豊富な日本画科講師陣が、ひとりひとりとしっかり向き合ったきめ細やかな指導を心掛けていますので、安心して受講していただければと思います。
また、地方から受講する方は、生活面などにおいても不安な事が多いことでしょう。そのあたりも出来る限りバックアップしますので、お気軽にご相談下さい。
大手美術予備校ですが、全ての受験生としっかり向き合うことを大切にしています。この夏期講習会でレベルアップを目指して頑張りましょう!
←参考作品も充実しています。(この参考作品棚は石膏デッサン、静物着彩。私大参考作品棚もあります。)
― さて、今回は、現在開催中のお薦め美術展覧会についてお話をします。
下記に、お薦めの展覧会情報をほんの一部ピックアップしてみました。(もちろん下記以外にもいい展覧会、面白い展覧会があります!)
日本画科では積極的に展覧会観賞を推奨しています。アトリエで絵を描くことに集中することも大事ですが、時には外に出て素晴らしい美術作品に触れ、「目」を養い、そして「思考」し、さらに「感性」を磨いていくことも大切なことだと思います。何より、自分の制作に結びつく発見-技法や着想や素材などがあるかもしれません。熱中症には充分注意し、是非足を運んでみましょう!
■生誕140年記念 川合玉堂
会場:山種美術館?? ??会期:2013年06月08日~2013年08月04日
■生誕250周年 谷文晁
会場:サントリー美術館? 会期:2013年07月03日~2013年08月25日
■LOVE展 アートにみる愛のかたち
会場:森美術館 会期:2013年04月26日~2013年09月01日
■プーシキン美術館展 フランス絵画300年
会場:横浜美術館 会期:2013年07月06日~2013年09月16日
■松田正平展
会場:神奈川県立近代美術館 鎌倉 会期:2013年06月08日~2013年09月01日
■戦争/美術 1940-1950?モダニズムの連鎖と変容?
会場:神奈川県立近代美術館 葉山 会期:2013年07月06日~2013年10月14日
■日本の「妖怪」を追え! 北斎、国芳、芋銭、水木しげるから現代アートまで
会場:横須賀美術館? 会期:2013年07月13日~2013年09月01日
■日本の絵 三瀬夏之介展
会場:平塚市美術館 会期:2013 年7月13日~9月16日
←日本の絵 三瀬夏之介展 会場:平塚市美術館 会期:2013 年7月13日~9月16日
― 最後に。
先日、福岡県と佐賀県へ出張(高校説明会)に行ってきました。
今回は実技指導がメインでしたが、期間中着彩デモストも行い、さらに熱のこもった説明会となりました。別れ際、嬉しいことに教員の先生方、3学年全ての美術科の生徒の皆さんが校舎の外まで見送って下さいました。その上、その中の半数近い生徒たちが、車で出ようとする僕らを校門の外まで走って見送ってくれたのです。皆さん、本当にありがとうございました。短い期間ではありましたが、素直で元気な生徒たちのひたむきな姿に、心から嬉しく思いました。
皆さん、自分の夢に向かって、頑張って下さいね!!ひとりひとりの進路を心から応援しています!

― これからも全国に美術が好きな生徒さんが一人でも多く増えることを願ってやみません。
次回投稿は8月。
日本画科受験についても質問があれば講師がお答えします。お気軽にどうぞ。
また、日本画科に興味ある受験生がいらっしゃいましたら是非見学にいらしてください。
健康に留意し、夏期講習会を乗り切りましょう!
こんにちは。油絵科昼間部の箱岩です。
いよいよ梅雨明け、カンカン照りの熱い夏が始まるかと思ったら、意外にも涼しい日が続いてますが、皆さん如何お過ごしでしょうか?
新美は7月20(土)から夏期講習会がスタートしました。すかんとした青空です。

油絵科の前期日程は、1学期の総まとめとして、また、外部現役高3生にとってはしっかり基礎を固める事が出来るようにと、デッサンを強化するためのカリキュラムを用意してスタートを切りました。
私のクラスでは、ブルータス胸像をデッサンしています。

木炭デッサンの基本を踏まえつつ、自分の表現の為の素描として、如何に石膏像というモチーフが描けるか、どの生徒さんも熱心に制作しています。
石膏像と言えば、形態、明暗、調子、空間など絵画の骨格的な要素が感じ取りやすい基本的なモチーフですよね。モチーフ観察はもちろん大切ですが、実は日頃から、日常の中にある色彩や光、空気感への興味や、自分の好み、こだわりがあると、自分らしい世界観を創り上げるきっかけとなる事があります。
恥ずかしながら、私はルアーフィッシングが20年来の趣味でして、わざわざフィールドの近くにアトリエを構え、休みとなるとせっせと川に浮かんで釣りをします。ま、まぁ、釣りの魅力については軽く5時間くらいは語っていられるのですが、きりが無いのでまた別の機会にお話ししたいと思います(汗)。
そんな訳で、今回の話のネタは、最近目にしたフィールドの景色を紹介してみようと思います。(i phoneで気軽に撮った画像なので荒さはご了承ください。)
これはあくまで私の色や調子や空気感の趣味の話ですので、どなた様も「ふーん」と受け流していただけると助かります。

水墨画ではありません。朝もやの利根川です。

毎朝橋の上を通りながら、この景色を見るのが日課です。

ライオンキングか?ムンクの風景画か?これぞまさしく、印象「日の出」?

ゴッホの風景画の様な瑞々しい新緑。この景色は、東京芸大取手校地への道すがらにあります。

実に優雅だと思うのは私だけでしょうか。

おっと、これは違った。ギュスタブ・クリムトの画集の大好きな一コマ。この写真、優雅な画家暮らしを物語りますね~。

これはモネの庭ではありません。近所にある古代バスの繁殖をしている親水公園です。
水郷水系と呼ばれる利根川の周辺、東京芸大取手校地近郊にはこういう場所が多く見られます。

素晴らしい色合い。生命力とはかなさが入り混じる柔らかな色です。

ヘドロの中から、數100年の眠りを破ってすっくと立ち上がり大きく可憐な花を咲かせる蓮の様に、多浪の末に志望校に受かっていく過去の生徒さんの姿がだぶりますね。

来年は、是非こんな結果にしたいものです。この夏の成果が結実すると良いですね。

夢は大きく!! 雲好き、空好きの少年達にはたまらないスケール感でしょうかね?
と、まぁ、自分の趣味の物や写真、好きな資料、好きな作品の画像、自分の感性にちょっとでも訴えかけるものを見つけ、ファイルなどにまとめていくと自分でも気がつけない自分独自の世界観が見えてくるかも知れませんね。これも地道に自分の器を拡げるきっかけになるかも知れませんので、是非お試しあれ。
最後に、多摩美術大学、武蔵野美術大学の入学案内が届きました。合格者の作品が載っており、教授からのコメントも丁寧に記載されています。受験予定の方は一度確認してみるとよいでしょう。

では、夏期講習会、新宿で皆さんのお越しを心よりお待ちしていますよーっと。

*こちらは中国の作家CHUEN PAK SHEUNGさんのインスタレーション作品です。
先端芸術表現科です、今回で四回目の更新です。
先端芸術表現科の入試では「個人資料ファイル」の提出があり、受験する前段階で作品集をつくれるだけの作品制作をするのが先端科の特徴ということを初回のブログでお話したと思います。
ですが新美に来る大半の生徒は作品制作未経験ですので、関心を抱いている事、表現する事へ思いを膨らませていても、作品化するには思った以上に時間がかかります。
この段階では、作品制作にある色々な要素を体験し作品の組み立てを学ぶことが必要になってくるのです。
そのため、先端芸術表現科では講師によるワークショップを年間通して約20回ほど行っています。それらはあらゆるテーマや視点に基づいてプログラムされ、生徒の作品制作の合間に割当てられています。
今回はその一つ『首像のワークショップ』の報告をしたいと思います。
ここでは自分の首から上、つまり頭部を観察して粘土で造形する彫刻制作です。
*制作風景
初めて首像を制作した生徒が「不気味に感じる」と話していたのが印象的だったので、ここで少し余談です。
日本人が初めてみたとされる「首像」は、江戸幕府からアメリカに派遣された使節団、村垣淡路主範正(むらがきあわじのかみのりまさ)がホワイトハウス内の肖像彫刻を我国の刑罰場の様だと表現したことから明らかになっています。肖像彫刻の存在を知らない者にとって打ち首を連想させたことは無理もないかもしれません。
ちなみに彫刻という言葉は明治に入ってから日本に導入されるのですが、当初は「彫り刻む」という手法として受けとられていました。そんなことから、東京美術学校を卒業してまもない大村西崖は粘土を使った塑造を含めれば彫刻ではなく彫塑と呼ぶのが適当であると主張したことからも明らかになっています。その後「彫刻」は新造語というかたちで解釈されるようになり、今日のような三次元の立体造形物という広い意味で使われているのです。
戻りまして、今回の首像のワークショップについて
手法としては先に出た「塑造」といえると思いますが、先端芸術表現科では首像をつくるための塑造を学ぶというよりも、制作プロセスにみる彫刻的やりとりに触れることを目的としています。
この授業では首像制作及びその作品を写真に撮るというもの。そしてこの造形と撮影を授業外の自習時間を含め二週間弱の間繰り返しおこないます。
このように作品と着かず離れずの関係の中からうまれた作品と数ある写真をもとに、自分の作品とその制作プロセスについてプレゼンテーションを行うというのがワークショップの流れです。
*プレゼンテーションの様子
ここで大切な事は、作品とのやり取りを体感する事とそれを伝えることです。
最終形態を目的にするというよりは、自分のモチーフ(頭部)と素材(粘土)というスタート地点から、どのように変化ししてゆくのかを自分の目で見届けてゆくことに目的があるのです。
こうして時間をかけ作品に寄り添った制作の中には無駄や失敗も多々あるのですが、時に魅力的な気づきとなって返ってくることもあり、それを知ることは今後の作品制作に大切な要素になってくるはずです。
少しだけ例をあげてみましょう
メダルド・ロッソとコンスタンティン・ブランクーシという2人の芸術家は、今回のように彫刻を撮影することからインスピレーションを広げています。
前者のロッソは肖像彫刻をつくる時に顔の輪郭に限る(境界を無視できない)と言って、自身の彫刻を絵画のような写真におさめたり、写真の中の彫刻に映った陰影を実際の造形に反映させたりと実験を繰り返しています。そこから陰影に溶けてゆくかの様な独特のフォルムが生まれ、蜜蝋という素材を扱うことに繋がっていったのです。
*ロッソ《夜のパリ》《ユダヤの少年》
後者のブランクーシもまた自身の彫刻制作スタジオの風景を自らの写真に焼き付けています。
時に写真の上にデッサンをおこなったりして構想を具体化させて石の直彫りを行っていますが、代表作の空間の鳥や無限柱はその実体以上に彫刻を取り巻く世界の光や影を実体に映しだすことによって、時間の推移を感じさせる作品に繋がっていきました。
*ブランクーシ《ナンシーキュナードの肖像》《トゥルグ・ジュの無限柱》
これらは写真技術の発達をみせた20世紀の彫刻家の一つのプロセスですので、現代はまた違った作品と作家のやり取りがあると思いますが、今回の首像ワークショップも鏡に映る自分の姿を三次元に置き換え、それを写真という二次元にまた引き戻す、その双方を行き交う中でくみとられるものあるはずです。観察をとおして、その時の表情や感情の変化を感じることもまた制作が常に一定ではないということを体感できるのではないかと考えています。
講評会では
最終形の作品と自分だけが知りうる制作過程のギャップに戸惑っていた様子も見受けられましたが、実はこのズレへの気づきもまた今後の作品制作の基盤となって来るかも知れません。
素材を扱いながら起らないと思っていた想定外のことが起った時、それに理由づけをすることがここにあるプロセスにみる彫刻的な創造の一つと言えるのです。
講評後には作品を持ち帰りたいという話が出ていましたが、持ち帰りは困難でしたので結局壊すことになりました。ですが作品とのやりとりの結果所有したいという欲求が生まれたのだとしたらとても嬉しいことです。
だいぶ長くなってしましましたが、今回の記事ではこのような目的でワークショップをつくっているということが伝えられたらと思って書きました。
これから美大に行きたいと思っている方には、むずかしいな?と感じさせてしまったかもしれませんが、実際の授業はもっとにぎやかでゆったりと対話をするようなかたちで行ってますのでこれから先端科にくる予定の方もご安心下さい。
今回のワークショップは彫刻科や教材係の材料提供や事前準備によって充実した制作環境をつくることができています。これも新美の連携からなる先端科の授業展開と言えるでしょう。
夏期講習後期はゲストアーティストによるワークショップを予定しています。
引き続き先端科の報告楽しみにしていて下さい。
国立校では、開校記念・無料・夏期講習を実施します。
①7/24(水)~25(木)、②7/26(金)~27(土)の2回実施します。
①②どちらか2日間、もしくは4日間を選んでください。
高1、高2生にむけた、基礎デッサンコースです。もちろん初心者でも安心して受講できます。
まだまだ募集中です。お待ちしております!