カテゴリー別アーカイブ: 新宿校

映像科:二学期授業スタート!

こんにちは。映像科です。
「9月に入って少しずつ涼しくなって・・・」と書きたいところですが、まだまだ夏のような暑さが続いています…!そんな中で二学期の授業もスタートしました。引き続き木金日の週3日のコースを開講しています。

ここから12月までは実技と学科を並行して進める大切な時期です。人によっては成長を感じづらい時期(一学期から夏にかけてめざましいレベルアップをしたからこそ)かもしれませんが、この時期の経験が最終的な受験直前期の蓄えになります!焦らず一課題一課題を大切に制作していきましょう!

以下はこの先一ヶ月の映像科の授業です。

・9/12(木)全科合同課題/総合型選抜対策(主に武蔵美映像クリエイション)
・9/13(金)全科合同課題/総合型選抜対策(主に武蔵美映像クリエイション)
・9/15(日)全科合同課題/総合型選抜対策(主に武蔵美映像クリエイション)

・9/19(木)小論文or鉛筆デッサン 特訓課題A
・9/20(金)小論文or鉛筆デッサン 特訓課題A
・9/22(日)祝日のため休校

・9/26(木)小論文課題or鉛筆デッサン課題 制作
・9/27(金)感覚テスト型課題 制作
・9/29(日)感覚テスト型課題 制作/小論文課題or鉛筆デッサン課題、感覚テスト課題 講評

・10/1(木)小論文課題or鉛筆デッサン課題 制作
・10/2(金)感覚テスト型課題 制作
・10/4(日)感覚テスト型課題 制作/小論文課題or鉛筆デッサン課題、感覚テスト課題 講評

・10/10(木)小論文or鉛筆デッサン 特訓課題B
・10/11(金)小論文or鉛筆デッサン 特訓課題B
・10/13(日)公開コンクール(武蔵野美大映像学科型 実技&学科模試)学科試験、感覚テスト 制作
・10/14(月・祝)公開コンクール(武蔵野美大映像学科型 実技&学科模試)小論文or鉛筆デッサン 制作/講評会

10/13・14の公開コンクール(実技&学科模試)はすでに受付がはじまっています!
例年外部からも多くの受験生にご参加いただいています。
詳しくはこちらから!

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映像科:夏期講習会終了!!!

こんにちは。映像科です。
今日27日は夏期講習会の最終日。長かった夏の講習もついに終わります。
皆さん、お疲れさまでした!(と言っても映像科の講習は先週20日に一足先に終わっていました…)

映像科の講習の最後の二日間は、武蔵美映像学科型コンクール。
4つのタームの集大成として充実した作品が並びました。またあらためて武蔵美の評価基準を過去の倍率データなどを交えて確認しました。

夏期講習を通じてレベルアップを感じるとともに、次なる課題が見つかった人もいると思います。
受験の実技はテストであると同時に「作品」です。作品は鑑賞する人とのコミュニケーションでもあることを意識しながら、より魅力的な場面を発見する力を身につけていきましょう!

お疲れさまでした!!

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《基礎科》オリジナリティを探しています

毎回この話ばかりを持ち出してしまって申し訳ないのですが、、、

つい先日(?)閉会したパリオリンピックのブレイキンという種目で
今回の日本選手団の騎手も務めた男子代表のBboy shigekix (半井 重幸)さん。
有名な大会でも優勝してたりして、メディアでは”ほぼ金”などと言われていました。
(ほぼ金って何だよって感じだし、こういう持ち上げ方ほんと良くないと個人的には思いますが、、、)

しかし試合結果は4位、メダルにも届かないという結果でした。
内容自体はいつものshigekixのムーブ、むしろいつもよりキレッキレの難易度の高い技を
ほぼミスなく連発し、相手を圧倒していました。
それに対して、「なぜあれでメダルを取れないのか?」「なぜ相手よりすごい技をやったのに、
負けるのか?」というネットの声が上がっていました。

ブレイクダンスというのは一般的なイメージとして、ヘッドスピンやウインドミルという
大技(パワームーブ)をメインとしたダンスのように見えるのですが、
実はそれだけではなく、立った状態としゃがんだ状態の(トップロックやフットワーク)ダンスを含めた全体の構成や表現力、
オリジナリティの部分がかなり大事になってきます。

難易度の高い技というのは、体力がありマッチョな人だけが行えたり向き不向きがあったりします。
それだけが良しとされてしまうと、体操と変わらなくなってしまいます。
大技ができない人にとっても、オリジナリティで戦うことができるのがブレイクダンスなのです。
根元には、ダンスというのは正解がなく、無限の表現方法があるということなんじゃないかなと思います。

得点に繋がる答えが一つではなく、さまざまな戦い方があり、逆に言えば自分の戦い方を
自分で見つけなくてはいけない。

女子代表で金メダルを取ったBgirl AMIさんが取材で試合前にこのように語っていました。
「ブレイキンは自分にとっては表現。つまりアート。それが五輪種目になって勝負ごとになるとブレイキンの良さが潰されるのではと当初危惧した」

女子のブレイキンは、体力的にパワームーブを連発するのが難しいため
(とはいえこの10年で男子顔負けのレベルに来ていますが、、、)
そのオリジナリティの部分がより際立ちます。
試合を見ていても、ダンスを楽しんでる!という感じがして、
とても楽しいです。どの選手のムーブも個性があって、ほんとに素敵です。

今回のshigekix選手のムーブというのは、技のレベルとしては素晴らしい、
しかし、相手がもっとオリジナリティがあって、そのBboyらしさが出たムーブだった、
というのが結果なんじゃないかなと思います。

このオリンピックの結果を含めて、
あぁ、まさに美術にも繋がるところがあるなあ、
(全然小さい世界の話にはなってしまいますが)芸大の油画の試験でも
同じようなことが言えるのではないかな、と思ったりもしました。

技術としてわかりやすく言えば、見たまま写真そっくりに描くことだけが高得点ではない。
(写実も突き詰めていくとさまざまな表現方法があります、素晴らしい絵がたくさんあります。)

その人の視点や考えから生まれたその人らしさを突き詰めていった先のオリジナル。
当然、それには高いレベルの基礎力は必要で、その上で、その人らしさが求められてくる。
きっと自分と向き合う時間も、いろんなインプットもたくさん必要になってきます。

自分らしい表現、自分らしさというものにオリンピック選手になっても悩み続ける。

Shigekix選手はオリンピック前からオリジナリティに関して指摘されていたらしいです。
でも、スタイルとして技巧的な部分を誰よりも研いでいくことに自分らしさ、
を現時点で見出そうとしたんじゃないかなと思います。

美術という表現の世界の入り口あたりに基礎科はあるわけですが、
夏期講習真っ只中の基礎科でも、すでにそういった悩みは生まれてきます。
基礎力をつけながらも、自分らしさって何だろうか?
自分がやりたいこと、自分がやりたい表現って何だろうか?と
悩んでる時点で、もうアートの世界にズッポリと足を踏み入れているんだと思います。

そしてその悩みというのは、きっとこの先一生付き合っていくものになるのだと思います。

当然答えは出ないですが、現時点でのヒントになるようなものや、
ヒントの見つけ方などを見つける手助けというものを、
自分達の経験を通して、生徒さんに提案していくというのが、
私たちにできることなんじゃないかな、と思っています。

当然私たちも、いまだに毎日悩んでいるわけなので、、、。

そんな夏期講習も、明日からついに最終タームに突入です。
残り1タームもいっぱい悩んで、いっぱいもがいて欲しいなと思っています。

無理やり勉強する

 

こんにちは、留学生科です。

みなさん、中国語にも「勉強」という言葉があるのをご存知でしょうか。
日本語だと学習すること、まなぶことという意味ですが、中国語では「無理をする」という意味になります。
「無理しなくていいよ」は、「不用勉強」です。
つまり、勉強は無理にするものということですね。(こじつけ?)

夏期講習真っ只中ですが、留学生科は期を重ねるごとにヒートアップしています。
みなさん驚くほど上達が早く、それぞれの課題を克服していっています。
最初形が取れなかった生徒もだんだん取れるようになり、色をのせるのもはやくなりましたね。

素晴らしいことです!

しかし、ここから更に完成度を上げていかなくてはいけないので、効率アップが課題になっていきます。
そのためには「無理やり」終わらせる訓練も必要になってきます。

ベース作りとキワしめ、それから床の大切さをデモストを通じて実演しましたね。
完成度を上げるためには進め方が大事です。

無理やりやってみましょう!

映像科:夏期講習会前半の報告!

こんにちは、映像科です。
ちょうど今日が夏期講習会のⅡ期・私立美大映像 総合型選抜コースの最終日でした。

このコースでは武蔵野美大をはじめとして総合型選抜の対策を行います。
ポートフォリオの提出が必要な人、プレゼンテーションやグループディスカッションが必要な人などさまざまですが、総じて言えるのは「自分が大学に入学して制作したい映像を具体的に考えておくこと」そして「その具体的なプランを言葉や文章で伝えること」です。

写真は武蔵野美大映像学科のディレクション資質重視方式を想定した課題制作の様子です。
個別で案を構想したあと、協力して一つの案にまとめました。

早い人は9月に出願があります。一般対策もあり大変かと思いますが、暑さに負けず乗り切っていきましょう!!

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