カテゴリー別アーカイブ: 彫刻科

彫刻科近況

彫刻科昼間部講師の氷室です。
2020年も半年が過ぎて1学期も残り1ヶ月となりました。
今年は実技の内容や結果が濃い感覚があり、アトリエ全体のポテンシャルが高いなと思います。
この調子で行きたいですね!

実技のポテンシャルが高いがゆえに、今回は、本郷 新 さんと言う彫刻家の方が書いた『彫刻の美』という本の紹介をしたいと思います。
彫刻科の荷物置き棚の1番右上にひっそり講師オススメのBOOKコーナーがあります。
ここに、『彫刻の美』も置いてあります。
大学に進学しても、なかなか集めるきっかけや読むきっかけが無い場合が多いので、ぜひ予備校にいる間に1度は、手に取って読んでみてもらいたい本達です。

この本には、《量》 《空間》 《線と面》 《肉付け》 など、予備校で最も耳にする言葉に対して、各項目2、3ページ程度でザクっと実直に書いてあります。
予備校では受験が前提の場なので、急いで技術の習得が求められる場合が多いですが、作家として先人達の言葉を読むとハッとさせられる瞬間があると思います。
技術が何のためにあるのか。彫刻とは一体どんな世界なのか。
先人達から学んだその言葉が、いつか背中を押してくれたりすることもあるかもしれません。

ここからは、今回の優秀作品の紹介です。

〔↓まずは昼間部の実技から〕


ガッタメラータはどの位置でも絵になりやすいので、必然的にレベルが高くなる印象ですが、モチーフの持つ力強さも余すことなく表現できており、完成度が高い思います。


光の魅せ方が上手です。白い石膏であることを形を逃さずに表現できており、こういったデッサンも並んだ時には強いですね。

〔↓ジョルジョ模刻はなかなか難しいので、ここでしっかり取り組めていると一気に力が安定する気がします〕


粘土へ向かっていく押さえ方が活きており、光と陰がしっかり形として見えてきます。ここまで来ると作品が圧倒的に強いですね。


頬周りや顎は、こやって写真に撮影してみるとやや弱さもありますが、バランス感覚が良く表情の似せ方が上手です。


粘り強く制作できており、結果魅力的な塑像になってきました。髪型の印象も良いですね。


ジョルジョの微妙な動きをカッコよく再構成できており、言い切りの強い作品です。


こちらも実直に積み重ねた粘土が、しっかり形になり強さがでてきました。印象も似ています。

〔↓大きなモチーフは、たまにしかお目見えしないので、楽しみながら描けたのではないでしょうか〕


スカッと抜けていく光と空間がとても綺麗ですね。目を引きます。影側の形も良く追えています。


手前から奥の空間の見せ方が綺麗です。テクニック的に逃すわけではなく、奥もしっかり形が追えており好印象な強さが魅力的な1枚です。


背景も丁寧に描けており視点の作り方も上手なので、見る側に、こういうモチーフですよということが潔く伝えられている1枚です。ヴィーナスの美しさを感じます。


ベルベデーレがモチーフであることの醍醐味を感じながら描けており、その感動が伝わってくる1枚です。こういう印象ですよね!力強い1枚です。


正面位置は非常に難しいですが、脚の構造や筋肉を逃さず奥行きが描けており作者の高いテクニックが垣間見られます。光の設定もしっかりあるので、とても見やすくスッキリとした強さがある1枚です。


やや腹筋周りがまとまり過ぎてしまいましたが、視点があり、画面の余白へのアプローチが上手く空間が綺麗ですね。体の捻れが良く表現できています。

〔↓久しぶりの構成課題でしたが、意図したものがしっかり形になっていました〕


シンプルな設定の中に中に、絶妙に動きが作れています。かぼちゃのぴりっとした接点がとても良く効いており、見る側のことをよく考えられているなと思いました。各々のモチーフの素材感へもよく迫れており完成度が高い作品です。


布の動きで目線を誘導しながら、かぼちゃとレンガを繋ぐ構成がシンプルな中に効いています。なにより、素材の質感が圧倒的に詰められており上手です!布が台からちょっとはみ出ている構成も、演出が効いています。


布の長さが回転させて見た時にどう見えるのか?難しさもありますが、動きに対するストリーを設定していく積極的な姿勢が良いと思います。レンガとかぼちゃの関係性にハッとなる作品です。

〔↓ここからは、夜間部の優秀作品の紹介です〕


かつて、ここまで作りきった現役生を見たことが記憶にないくらいです。上手ですね!難しい頬骨周りもしっかり形になっていますし、印象も似ていて、もう言うことがありません!


目の印象に苦戦しましたが、最終的には似ました。難しい点なのですが、グデアのパチっとした張りを良く表現できており、作っていく行程も上手だなと思います。観察力がありますね。


こちらは自刻像です。柔らかい雰囲気と目線が丁寧に表現できています。首回をもっと研究していけると、さらに良くなっていくと思います。

今回は以上です。
夏期講習が始まると時間の流れが早くなって行く気がします。
1学期の間に出来るだけ苦手な部分の研究をして、突破口を開いていってください!!
暑くなってきますので、特に塑像の時には無理をせず、こまめに水分補給をして体調管理には気を付けて行きましょう。

氷室

彫刻科6月前半の預かり作品。

こんにちは!彫刻科の小川原です。
6月に入り、通常授業が再開されました。4月、5月の課題取り組みの成果もあって、勢いのある作品が多く出ています!1年のスタートとしてはいい感じですね!

それでは6月前半の預かり作品を紹介します。

まずは昼間部生の作品から。

厚みを感じる表現が魅力的です!


丁寧な描写がいいですね!気合い入ってる!


彫刻的に説得力のある仕事ができています!


圧倒的な印象の良さと完成度です!


美しいグラデーションで形を表現しています!


ピリッとした描写の抵抗感が良いですね!


光の印象を美しく捉えています!


量感が素晴らしいです!伸びの勢いがある!


光と陰の響き合いが魅力的です!


掴めそうな形の強さがよいですね!


印象が良いです!ぴたっと合わせてきました!


遠目も近めも印象の良い作品です!完成度高い!


徹底して丁寧に探り切りました!


うまいです!ジョルジョ、特にこの位置は難しいけれど、説得力があります!

続いて夜間部生の作品です。

全体の印象が自然にコントロールできています!光が美しい!


こちらも光の綺麗な作品です!調子の扱いが上手い!


現役生とは思えない印象の良さと完成度です!

皆いい感じです。この意識の高さを持続させて一気に実力を高めていきましょう!

 

5月後半のオンライン課題 生徒作品紹介

こんにちは!彫刻科の小川原です。

明日5/31(日)から3日間限定で石膏デッサンの描き出し解説動画を無料公開します。(無料ですが申し込みだけしてください)
今回はデザイン科講師の山本先生と一緒に、胸像とトルソーをそれぞれ大事なポイントで解説を入れながら制作しました。これまで作ってきた解説動画よりも具体的かつ詳しい内容になっています。(その分動画自体は長めです)
しばらく石膏デッサンから離れている浪人生にも、これから初めて石膏デッサンに取り組む現役生にも是非見てもらい、大事なポイントを分かった状態でスタートを切ってもらいたいと思います!
初日の31日の午後2時から3時間は、動画にデッサンについての質問が入れられるようになります。頂いた質問には僕がライブ音声でお答えしていくので、デッサンについての悩みや疑問など、気軽にどんどんお寄せください!
https://art-shinbi.com//event/online-event/drawing-01.html
2時間ずつ描きました!

今回は主に自画像を紹介します。
まずは昼間部生の作品。


目に強い意志が宿っているようです!ただ形を見て描くだけではこうはいきません。印象をよく捉え、自分と向き合えた結果です。


うまいです!こんなにうまい自画像は滅多にお目にかかれません。描くことに対しての情熱やこだわりが半端じゃないです。この追求心こそ僕らの目指すものですね!


完成度が素晴らしいです!仕上げてやるぞ!という気迫を感じます。頼もしいですね。こういう気持ちは特に芸大を目指す上では必須です!


なんだか見ていてドキッとさせられてしまうような魅力に溢れた作品です!飾っておきたいくらいの作品生の高さがあります。


臨場感のある作品だと思います。手を伸ばせばそこに実際にいそうなリアリティを感じます。光もとても綺麗です!


一見荒々しさもありますが、絶妙にコントロールしてできた作品です。作品としての強い見え方が良いですね!


現役生の作品です。今回の課題は昼間部生より短い時間で描いてもらいましたが、木炭の質が豊かで魅力的な作品に仕上げられました。


同じく現役生の作品です。ダイナミックな構図と堂々としたポーズが素晴らしいです。内容もうまいですね!春期講習からまたここ最近で一気にレベルアップしてきました!


昼間部生の自主制作作品です。風車。美しいものを見て美しく描きたいと思う気持ちと、それを可能にする実力。素晴らしいです。

さて、6月から登校が再開できそうということで、気の引き締まる思いです!ここまで表現研究について特訓してきて皆いい捉え方ができるようになってきました。この感覚のまま新しいスタートを切って欲しいです!

石膏デッサンや塑像をやりたい〜!と我慢を重ねてきたことと思います。今年は例年以上に高いレベルに到達できるよう講師も力を入れていきます!学生諸君も思いっきり励んでください!盛り上がっていきましょう!

5月からのオンライン課題 生徒作品紹介

こんにちは!彫刻科の小川原です。5月に入ってオンラインによる同時授業が始まっています。デモンストレーションを見ながら制作できるので、参考になると思います。5月は主に彫刻1対策と表現研究モチーフ(素描)を中心にこなしていきます。

それでは生徒作品を紹介します。


大根の置かれている状況がよく表現できています。縄の影など丁寧でよいですね!


固有色の感じられるデッサンです。大根の丁寧な探りが魅力的です。


現役生も頑張っています。量感が素晴らしいです。


おなじく現役生の作品です。形の精度が高いですね。調子の幅も多いです。


形としてもよく描かれていますが、絵画的に見ても魅力的な作品に仕上がっています。


しなやかに、美しくてというモチーフに迫れています。
風船の反射を描きつつ、立体感も出せている表現力がすごいです。手の質感もいいですね。


ポーズにこだわって表現しています。手の筋肉の厚みが魅力的に描けました。


実直に丁寧に描き進められました。手の肉感の印象が良いです。

生きた視線を感じるデッサンに仕上がっています。完成度も高く、素晴らしい内容です。


生き生きした表情が良いです。炭も生き生きしていますね。


写り込みの表現が素晴らしいです。ステンレスの質をリアルに感じます。


構成にこだわってモチーフを配置し、そのビジョンを大事に完成させました。ボウルの距離感がうまく表現できています。


背景を作ることで光の印象を強調しています。絵画的な雰囲気にグッときます。


りんごが映り込むボウルの印象が良いですね。立体感もよく出せています。


ステンレスの硬さや叩いたらどんな音がするのか伝わってくるようです。やりきってこの安定感は素晴らしいです。


着彩に挑戦してくれました。いろんな色を使って表現していますね。指揮官が素晴らしいです。この集中力を大事にしてください。

5月も後半に入っていきます。今のうちに作品として制作に向き合う意識を養って、登校がスタートしてからの課題に活かしましょう!

彫刻科 延長期間講評3

こんにちは!彫刻科の小川原です。
突然ですが、今僕が制作中の作品です。デッサン力がそのまま作品に直結するようなタイプの方向性で制作しているので、受験生には大学に入るまでの修練が重要なんだと言うことが何となく伝わればいいなと思い紹介します。僕は大学入学前までに鍛えた基礎力を軸にしてここまで来ています。あの時期が何となく過ぎてしまって何となく受かっていたら今の自分は無いと思っています。作品性に関しては大学に入ってから探して磨いていくものなので(一生かけて探していこう!)、今の時点で何も無いと言うのが普通だし、全くそれで良いと思います。しかし基礎力に関しては今しか伸ばせない(というか今やっておかないとその後伸びていくための入り口に到達できないまま多分彫刻が好きではなくなる)のです。大学に入ってから、「彫刻って本当に面白いな」って思って欲しいし、前のめりになって活動して行ける力(作りたいものを作れる力)を今、身につけてください!僕は彫刻が大好きだし、彫刻を目指すみなさんを全力で応援したい気持ちです!

僕の制作はデッサンから始まります。僕の作品は完全に具象的な作品で、洗練していくことを目指しているのでバランスやポーズで魅力を欠く事に対して極度に慎重なところがあります。デッサン(ドローイング)は短時間でアウトプットできるし修正も容易なので、デッサンで入念に印象を吟味してから実際の作品に臨みます。(絵で描けないものは彫刻では作れないという事です。)


まだ全てに土がつききっていないですが、この時点でバランスがおかしいと先がないので、心棒も含めてある意味最初の勝負の段階です。表面の造形とかはむしろ簡単で(ただ作ればいいだけなので)、全体をコントロールするところ(作品としての方向性が決まってしまうところ)が一番重要です。

全体に土がついた状態です。まだ細部は意識していないので動かそうと思えば簡単に変えられます。表面はどちらにせよ後々作るので、そっちに気を取られずに地に足つけてここで作品を深めていくことが必要です。大学に入る前にこの段階の重要性を理解して欲しいのと、実際に理想的な状態に持っていく感覚を掴んで欲しいです。


原型が完成しました。ベースが大事だと言っておきながら、作り切る集中力やそこに対する興味関心というのはあったほうがいいと思います。クオリティが放つ魅力というのは基本的に誰も否定しません。

もともと大学ではテラコッタと言って陶器の焼き物で人物表現を続けていましたが、卒業後木彫に方向を変えて5〜6年くらい続けました。その時は塑像はもう一生やらないだろうなと思っていましたが、あるきっかけがあって戻ってきました。ブロンズには元々あまり興味がなかったのですが(というより制作費用が高額すぎて選択肢の中になかった。普通は鋳造は外注するので、このくらいの大きさの作品を依頼するのに多分150万くらいかかる)最初は木彫のマケット(小品)用にブロンズで高品質のものを作ってみようと思い、取り組み始めました。どうせやるなら溶解炉も自分で作ってブロンズを溶かして鋳込みまで自分でやりたいと考え、失敗を繰り返しながらのめり込んでいきました。改良を重ね、今はほとんど失敗せずに大きな鋳造もできるようになりました。自分で鋳造すると安いし(この作品で15万くらい)、何より誰の手も加わっていない純粋さがとても魅力だと思っています。一度展示搬入日に間に合わず、業者に外注した時、帰ってきた作品は多分元の形通りなのですが、全く感情移入できず微妙な気持ちで終わってしまったこともありました。見ている人には同じでも、自分にとってみたら全く違うわけですね。みなさんはどうですか?形が同じなら気にしないでしょうか?僕は形的にダメなのは許せないタイプですが、素材の特性的に自然に出てきたミスというか欠点みたいなもの(例えば鋳造が完璧でなく、部分的にプツプツ穴が出来たとか)はむしろ作品としてプラスだと思っています。(形に影響を与えるものはダメです)あと、彫刻家で重要なのは発明の力です。予備校と違って作る作品は毎回違うし、必要な技術も変わってくることが多いです。そうした時成功までの道筋を自分で開拓できるかにかかっています。少し極端なことを言うと、この世界に新しい作品を生み出そうとするなら、この世界になかった新しい技術が必要になると言うことです。


仕上げ段階です。最終的に作品になるのは「今の状態」なので、これまでのこだわり以上の追求で徹底的に形を詰めていきます。溶接がなかなかうまくいかずヒヤヒヤしましたが、ここまできたら必ずうまくいく確信が持てるので楽しい気持ちだけで進められます。デッサンより塑像の方が、塑像より実材(ブロンズ)の方が、段々魅力が増してくると思います。もちろん各段階でそれぞれ最高にいいものにしようと言う気持ちは変わりませんが、かけている時間が全然違うのでそれだけ詰まった想いの強さが比じゃないのだと思います。実際の作品がデッサンに劣ると言うことはありえない話です。
美術を学ぶって言うことは、普通に学科の勉強をすることと全く違うと思います。学科であれば本人が必要だと思って必死に取り組めば相応の成長が見込めると思います。しかし美術はそううまくはいきません。受験に必要だからデッサンをする。ではうまくならないのです。全ては彫刻に対する「興味関心と憧れ」ですね。多くの人は才能とかセンスの問題とか言いますが、全く見当はずれだと思います。この時点で人によって実力に差があるのは確かです。でもそれを才能の差というには微々たる差でしかなさすぎて、僕にはあまりピンと来ません。それより今上手くなくても彫刻に対しての興味関心が溢れていて感動しながら学べる人。こんな人には後光が射して見えるほどです。

「好きこそものの上手なれ」

僕はこれが美術の全てだと思っています。これから美術を学んでいきたいと思っている人たちにはぜひ心に留めておいてほしいことわざです。

長くなってしまいました。すみません。それでは学生の作品と講評を紹介していきます。


これはかなり上手いデッサンです!端々までかっちりしていていいですね!ラベルも正確だと思います。まず最初に蓋周辺と、ボトルの肩あたりに目線が行くのが特に良いと思いました!床面の表現も前回よりグレードアップできています。しかし床に関してはまだもっとできそうです。作業は平面に沿っていますが、具体的な距離感は差がないです。奥はこのままで、手前にくるにつれて少しずつタッチにピントを合わせていっても良いです。モチーフの描写は素晴らしいです!小川原

レベルの高い素描ですね!
実際に見ていた空間や時間が、言葉の様に伝わってくる感じがします。こんな素描が描けるなんて憧れます!
鉛筆の扱いもとてもよく、主任と同じく床が気になったくらいで、素晴らしい1枚だと思います!
氷室

キャップが特に素晴らしいです。靴よりも描画材が浮いてる印象もなくより自然に絵の世界にスッと入っていけます。良い一枚です。新妻

あ!良い素描!!ものをみる視点が伺えます。そういものはやはり絵として惹かれますね◎(その分床だけもう少し。齋藤


上手いです!自刻像を作った時も部分にかける情熱がすごかったので期待通りの内容です!口角の形の入り込みがよく表現できていて、口を開きそうな感じがよく出せています!小川原

素晴らしいですね!
質感もがっしりと感じられ、言う事はありません!
氷室

よくできてますね、喋り出しそうな感じがしていいですね!魅力的だと思います◎齋藤

口の中に入り込むかたちの追い込み方がずば抜けていいですね!新妻


これはいいデッサンです!質感表現が素晴らしい。いわゆるデッサン的な鉛筆のタッチも無いくらい丁寧に描かれていて感動できます!床のフェイドアウトのさせかたがもう少し自然なら最高。グローブの左右のキワと床の境の少し陰が消えてしまっているところが惜しいです。ものは完璧です!小川原

素晴らしい素描だと思います!
この時期だけでも、彫刻1、素描、自らの可能性を最大限に引っ張り上げていっている姿勢も凄くて、言葉にならないくらいです。
素描だけで画集ができそうです!
同じ床面がスッーとフラットに奥に抜けていたら、どうだっただろうか?と思うくらいです。
これまた質感や色味や弓道の練習の歴史が直に心に伝わってきそうな1枚です!
氷室

床の影が確かに少し気になりますが、それを差し引いてもあまりある魅力です!使い古された年月や生地の厚みも感じられていい絵ですね。何気ないものが描くことで絵の中でとても尊いものへと昇華される、とても良い経験ができていると思います。新妻

これぞ素描って感じですね!質感から匂いまで伝わってきそうです。いいですね◎齋藤


おお!耳は特に良い感じです!立体感、空間感がビンビンに伝わってきます!耳たぶあたりの質の荒さが何となく気になりますが。全体的に彫刻的にかっこいいです!小川原

よく作れてますね!思いっきり表面処理をリアルにしてしまってもこの際良い勉強になりそうですね!新妻

耳ー〜
耳上手いです!!
最高!!
完璧じゃないかな
耳たぶが、もう少しトゥルンとしていれば!!
氷室

面がねじれながら入っていくのがしっかり見えます◎いいんじゃないかな!齋藤

いいデッサンです!完成度が高く、魅力があります。惜しい点2点。顔は斜めにみていますが、口は正面を向こうとして見えます。もう一つは本当に些細なことですが、顎からえらに掛けてのラインに首までの奥行きが欲しいです。その二つ以外に僕は言うことはありません!小川原

 熱量があって、きちんと描ききってあり、素晴らしい自画像だと思います!魅力的な素描です!
洋服や髪の毛の表現も、効果的に作れていてカッコイイです◎
しいて言えば、耳の描き方が力強いので、それに匹敵する眼差しが、パッと画面を見た時にもう少しグッと来ると最高だなと思いました!
氷室
やりきりが素晴らしいです!耳の下の顎の輪郭線が強いのと、ほんの少しだけ奥の目のサイズが小さい気がします。他はいいと思います!新妻
光線もしっかり意識できていていいです◎首もしっかり描けていますね。細かいかもしれませんが手前の肩の洋服が少し平面的に見えてしまうのがもったいないなと思うくらいです。齋藤

生きているようです。(最高の褒め言葉でしょう 笑)でも本当です!モデルを前にして、ただ形を写したわけでは無いはずです。もちろんバランスも気にしただろうし、輪郭も気をつけたし、顔も似せようと観察したでしょう。でも同じ意識をしているはずの最初の方の提出作品とはもうリアリティがだいぶ違います。同じ要素を観察したかもしれませんが、今は前よりもっと要素を感覚的に捉えて感覚的に手に伝えているのではないでしょうか?このクロッキーはどのくらい時間をかけたかわかりませんが、1時間かけた描きだし自画像よりずっとリアリティがあり、作品としての重みがあります。じゃあもしこの感覚がうまいことじっくり描くデッサンにも反映できたら…。めちゃすごいの描けるようになるでしょう!&塑像も同じです!小川原

僕も同意見です。クロッキーのやり方みたいなことからどんどん自由になっている感じがあり、とても良いと思います。今はどんなものでも絵になる!っていう感覚があるんじゃないかな。新妻

いいですね!
グッと見る人を引き込む力があります!
描画材は木炭でしょうか?
洋服周りの質感とか髪の毛の濃淡とか
ゾクッとするくらい、かっこいいと言うか魅力があり、眺めてしまいたくなります◎
全然関係はないですが
ドガのクロッキーか浮かびました!
ドガは、人体の捉え方も素晴らしい作家なので
良かったら、チェックしてみてください!
氷室

前回よりだいぶ詰めてこれたと思います。通常の自刻像でこのくらいの完成度が全体に行き渡った上でバランスが自然だったら芸大も受かると思います!ほんの些細なことですが、瞳に落ちる陰の濃さが違うのは見え方としてばらつきを生むので気をつけましょう。小川原
かなり改善されていますし、今回は両目にした事も、良かったのだと思います◎
質感にも迫れているし、目の作りも丁寧に精度を上げられているなと感じました。
ここまでの観察力と作り込みが、色々この先活かせていけると良いですね!
氷室
若干鼻筋のラインや目の平行が怪しい感はありますが、密度は前回のものに比べてかなり上がってきましたね!目もかげの落とし方や、ハイライトをモリエールのように形として盛り込んでしまったりいろんな表現があるので瞳だけいろいろ試すのもありかなと思います。新妻
よくなってます!左右の歪みがこれ以上いくとちょっと不自然になるかもしれないので気にしといてください、今は自然です!あと目線がすこし合うようなかんじがあるといいかなと思います。齋藤

流石に上手いですね。欲を言うと服(白い部分)と背景の重なるところがやや似てぼやけて見えてしまうこと(結構服自体は描いてあるのに。背景がもう少し鈍くくらいグラデーションでも良いかも)と、顔、手の質感、抵抗感は服以上にやれると最高だったくらいでしょうか。気合い入っているなと言う1枚を見せてもらえて嬉しかったです。小川原

氷室です
いいねいいね
素敵なモチーフで、上手です!!
こんな素描が描けるのは力が感じられます◎
視点、空気、描写、絵作り、興味がバランス良く出せています!
特に指導する必要ないレベルですが、前髪のアーチにもう少し立体感があれば、最高です◎ずっと見ていられるデッサンです!
ちょっとやそこらの気合いじゃ描けないレベルまで持ってきてて良いですねー。
前髪から帽子あたりが気持ち空間が奥に引き気味な気がする以外はけっこう良いと思います。新妻
いいですね!服の描写とかやばいです。思わず見入ってしまいます。モチーフ選びも絵作りで不思議な面白さでてると思います。齋藤
一部紹介しました!次回も力作を期待しています!