カテゴリー別アーカイブ: 油絵科

新宿校 油絵科

 

こんにちは、新宿校油絵科です。

暑い夏も終わりようやく涼しくなってきました。
夏の疲れを取る時間もないまま二学期が始まっていましたが、少し過ごしやすくなってきたのではないでしょうか。

 

油絵科では描写力を鍛えるための課題を行なっていました。みんな集中して制作できたのではないでしょうか。物の見方が変わる瞬間があったはずです。

新宿校では毎年この時期に石膏デッサンコンクールを行なっています。
無料で受けれる物で科の区別なく色々な科が集まって競い合います。
それぞれの科の特徴が出ていてとても興味深いものになります。
果たして描写力とは?デッサン力とはなんぞや。様々な価値観で描かれたデッサンを見て色々と考えるきっかけになります。
では、油絵科のデッサンとは何なのか。

二学期は自分と向き合う時期になってきます。絵画について描写力以上に大切な事があると思います。しっかりと勉強をしていきましょう。
11月には公開コンクールがあります。もちろん今度は科別にやります。自分がどれだけ絵と向き合ってきたかここで確かめてみて下さい。

 

新美ギャラリーより(泉 啓司展)

 

公開コンクール  東京芸術大学 実技模試

11月22日(日)、23日(月・祝)

東京芸術大学 油画 <油彩>

 

 

油絵科、ついに8月に突入!

こんにちは、油絵科です。
今年はコロナで4月5月がオンラインになり、通学は6月からでした。
色々なことに注意をしながら授業を行い、6月が終わり7月に入りあれよあれよという間に夏期講習。
昨日からついに8月突入です。
例年と違うリズムに『もう8月なのか!!』と少しびっくりしてしまいます。

つい先日私立美大の推薦の募集要項が出ましたね。
推薦は受験時期が早いので、前例のない今の状況に少し焦っている声もちらほら聞こえます。
8月末にはまた推薦のイベントがあります。大学でもオンライン相談会を頻繁に行っています。
こんな時こそ焦ってもしょうがない、
一つ一つ進んでいけばしっかりと間に合いますので焦らず頑張っていきましょう!

夏期講習も、高校の授業が長引き夏休みが短くなってしまったので
例年にはない夏期講習夜間クラス、オンライン夏期講習なども併設して今の最大限で勉強していっています。

オンラインコースの学生もまだまだ募集していますので、気になる人はHPをチェックしてみて下さいね。

https://www.art-shinbi.com/season/summer/subject/aburae/index.htm

デッサン祭りも8月13日まで行われております!
海老澤先生の絵を見たくても見せてもらえなかった人たち!これはチャンスですよ!!(笑)


気軽に、とはなかなか言えない状況ではありますが、新美も最大限消毒など注意しながらイベント、授業を行っていますので、ぜひ足を運んでみください^^

スペサマも終わり、夏季講習に突入!!

みなさんこんにちは。新宿校油絵科です。

先週の7月12日(日)に夏季イベントのスペシャスサマーセミナーが行われました!

新美油絵科の今までの合格者作品がアトリエに並びました!
これは貴重な体験で、一年の中でこの日にしかお目に掛かれません!
中には国立校から送ってもらったモノもありました。 午前は芸大、各私大の合格者の作品をプロジェクターで振り返りながら各大学の説明がありました!

午後は発想力を鍛えるトレーニングの時間でした。
鷹取先生から錯視効果や人間の錯覚を学ぶ講義があり、仲間先生が自作した映像を鑑賞してから参加者は自由にアルミホイルで立体を造りました。興味を引く作品がズラリ!

参加した人たちは普段の授業では得られない情報や体験が得られたと思います!!

さて、明日から夏期講習会がはじまります!

今年はコロナの影響で全てが違うと言っても過言では無いほどみなさん経験した事の無いスケジュールを送っていると思います。

現役高校生は7月一杯は学校がある人がほとんどだと思います。

1期は7/20~7/25、2期は7/27~8/1で夜間時間も夜間素描強化コースで対応しています!
過酷なスケジュールですが、夏季は発想力、技術力を共に伸ばす大切な時期なのでガンバリましょう!

また今年の夏期講習はオンライン授業も同時に対応しています。

無理はしないように体調に気を配りながら入試に向かっていきましょう!

 

さぁ!!ピーター・ドイグ展へ行こう!!

こんにちは。油絵科昼間部です。

3月から美術館が閉館になり、これからの休みに勉強しようとおもっていた方や、受験も終わって気分転換を考えていた方は生で作品を見る機会が減ってしまったことに、落胆したのではないでしょうか。

そこで、5月末から美術館も開館し始め皆さんにも是非自らの目で作品に触れて欲しいとおもい、わたしのおすすめの展覧会を紹介します。

東京国立近代美術館で開催されているピーター・ドイグ展です。
わたしは、予定していた開催期間が昨年の受験期に差し掛かり、その後閉館になってしまったので行けなく残念な思いをしていました。
しかし、閉館してしまっていたので開催期間はが延長され10月11日まで観覧することができます!!
今回、待望の日本での初個展です。
それではピーター・ドイグとは?という方のためにすこし紹介します。 ピーター・ドイグとは1959年、英スコットランド生まれ。カリブ海のトリニダード・トバゴとカナダで育ち、ロンドンで美術を学び、2002年からはロンドンに加え、トリニダード・トバゴの首都、ポート・オブ・スペインにもアトリエを構えています。
膨大なイメージに日々接する現代において、絵画の可能性を切りひらき、アートを牽引してきたドイグは「画家の中の画家」と評されることもあります。
ドイグは既存のイメージに自らの経験を重ね、混ぜ合わせて一つの画面をつくります。美術史上の絵画、写真、映画、自身が過ごした土地の風景など……。ちなみに「ガストホーフ-」のモチーフの一つは、ドイツのダムを写した古い観光絵はがきです。人物は画家本人と友人で、劇場でアルバイトをしていた若き日に、戯れで衣装を着て写した写真を参照したという。どこか、フランスの画家、アンリ・ルソーが描く幻想風景にも似ているように思えます。
見知らぬ風景なのに、懐かしく感じます。ドイグがつくり出す多層的なイメージに、私たちの記憶の引き出しが刺激されるからでしょう。
また、異なる国の歴史や文化を縦横に結びつけるドイグの作品は、多文化主義が進む現代社会に寄り添うかのようです。ただ、特定の考えを押し付けることはなく、自由な解釈が許されますね。
同館の桝田倫広・主任研究員は「絵画を見ることの喜び、見ることの複雑さを改めて気づかされる。SNSに流れては消えていく画像や動画と違い、じっくりと見ることなしに鑑賞体験は得られない」と今展覧会について述べていました。

薄塗りの扱いやイメージの混交している点など画像ではわかりにくい作品だとおもうので、「画家の中の画家」と評されるドイグの初期から最新作までしっかり目に焼き付けて欲しいと思います!

!!注意!!観にいく際は新型コロナウイルス感染症予防対策のため、 入館には事前にチケットのご購入が必要となります!!!
事前チケット購入をお忘れなく!!!

https://www.momat.go.jp/am/exhibition/peterdoig/

新しいことって大変ですが面白くもありますね。

こんにちは、油絵科昼間部です。
校舎での授業が始まってしばらくたちますね。まだまだ目まぐるしく変化する社会のただなかにいて、客観的な視点を持てない状況下ですが、日々様々な体験や気づきがあります。オンライン授業では、何よりコミュニケーションが物理的束縛から解放されたことを強く実感しました。
オンラインを始める前に実はコミュニケーションの質が落ちるのではないかと危惧していましたが、ピンポイントに目的を明確化し、内容だけではなく課題意図やヒントをまとめ、新美油絵科のオリジナル冊子や参考作品集等を準備し、また学生の協力もあって充実した授業内容を展開できたのではないかと思います。
こちらは課題資料集の準備の様子です。数課題分のはずが1センチ弱の厚みになりました。
プロのアーティストなど様々な活動をされる作家のオンライン講演会も行いました。
学生によっては直接会うこともなくビデオ通話であいさつを交わし、そのまま指導へと移りましたが、私の実感では架空の人物と会話している感覚は全くなく、バーチャルといっても生身のコミュニケーションのように感じました。インターネットが一般へ普及していった2000年前後のころはバーチャルは非現実の象徴でのめりこむと現実逃避だなんだといわれる時代でしたが、現在では世界の枠組みが広がった空間のように感じられます。実際にアトリエで対面すると、こんなに背が高かったの!?等驚きもありましたが始めて会うという感じは全然ありませんでした。
授業をするうえでは、物理的な距離がないぶんどの学生とも近く等距離で、小さな作品でも関係なく見せることができ、またビデオ通話とペイントソフトを組み合わせるなど、言葉やしぐさでは説明のできない内容を伝えることもできる利点もありました。
ところでリレーショナルアートってご存知でしょうか。作品が単体では成立せず観客など第三者とのかかわりの中に生まれてくる作用、関係を大切にしたものです。フェリックス・ゴンザレス=トレスの飴玉の作品が印象深いので調べてみてほしいのですが、彼の作品は、現実との葛藤と未来への希望をパブリックスペースでのコミュニケーションにこめて制作しているように思います。
美術の役割の一つは世界と向き合うことです。油絵科はたまによくわからないと思われることもありますが、世界を敏感に感じとり昇華する能力を秘めた人が集まっていると信じています。もちろん絵画は物質的な側面も持ち合わせているのでアトリエで学べることはこれからたくさんあるのですが、新しいコミュニケーションのあり方というか、ネット空間での経験が今後の制作のヒントになり、その先の可能性を見せてくれるのではないかと思います。