カテゴリー別アーカイブ: 日本画科

季節を感じる

最近は5月というのに夏みたいに暖かいですね。
つい季節感がわからなくなる今日この頃ですがその時期にしか
咲かない花を描いて今を感じることは絵を描くことにとても重要です。

そして、今日の新美日本画科の一人一卓課題は菖蒲を描きました!

大きな花びらにしてはとても繊細でヒラヒラした薄い感じが独特の存在感をだしていますねΣ(-᷅_-᷄๑)
色も鮮やかな紫色にしっかりと表情があり、それでいて花びらの軽やかさも出さないといけないという。。。
花の作りも一見複雑そうですがよく観察して作りを理解すると一気に描きやすくなります。

植物を描くときはそれがどんな気候で育ったかをイメージしながら描くとより一層実感が出てきます。
暑さの中で咲く花、寒さに耐えながら咲く花と多種多様ですからね╰(*´︶`*)╯

旬の時期は立派に育っていたりするのでただ色や形を追うだけではなく
季節感も感じながら描いていけるといいですね( ´∀`)

彫刻科との合同授業!

新美日本画ではこの二週間は彫刻科にお邪魔して一緒に授業を行いました。

なぜ!?と、思うかもしれません。
しかし、これにはちゃんとした理由があります。

それは…

 

石膏デッサンにあります!
石膏デッサンは平面に描きます。
が、
石膏像を捉える上で立体を読み解く力は必須ですΣ(-᷅_-᷄๑)

しかしながらデッサンだけではなかなかその捉え方が掴みづらいことがあります。
そこで新美日本画では立体のプロフェッショナルの彫刻科に協力してもらい、
石膏像の模刻からデッサンでの立体の捉え方などを指導してもらいました。

言葉で言ってもわかりづらい立体の捉え方の理解が今回の授業で深まったと思います。
今回の体験をこれからの制作に活かしていけるといいですね( ´∀`)

 

 

新美日本画春期講習特別授業

お久しぶりです!

皆さん花粉症は大丈夫でしょうか?
すごしやすい気候なのにくしゃみが止まらなくなるのは辛いですね。。。

 

しかし、そんなことも吹き飛ばすような授業が新美日本画の春期講習では行われています。
それはなんと、

 

毎課題デモストレーションが行われているのです!

 

いざがんばろうとしても勧め方や完成のイメージがないと難しいですよね(´-`).。oO
そこにデモストが隣で描いているとどうでしょうか
そう、イメージしやすいのです!

このタイミングではどこのポイントを抑えるべきなのか。
初めはどのような鉛筆の握り方、動かし方をすればいいのか、などなど
参考作品ではわからない疑問が一気に解決してしまうのです(*´꒳`*)

 

ちなみに今日はなんと!
東京芸大二次試験の再現デモストと講師の佐々木先生によるダブルデモストでした!!

これが佐々木先生によるデモストの着彩課題の1日目のデッサンです。

この課題は二日間での制作なので水彩絵の具での色づけは明日からですね。
しかし、色がなくても質感の差の変化がすごいですねΣ(・□・;)

 

「これに色がついたらどうなるのか。。。」

 

気になる方はこの完成を新美の新宿校に来てください。見られますよ( ^∀^)

「でもすぐに新宿には遠くていけない…」

と、思ったあなた!
なんと新美日本画のツイッターアカウントで完成作品をUPします。
ツイッターの方では随時授業風景や製作過程の動画なども上がって行くので
そちらのフォローもよろしくお願いします!

 

 

 

 

熱いぜっ!高校生石膏デッサンコンクール

こんにちは、全科総合部です。

いや~昨日は、センター試験二日目でしたが

あつかったです!!

いやいや天気は良かったですが、野外は暑くはなかったですよね。
センター試験受験者の皆さん、お疲れ様でした。

何があつかったというと、新美の高校生石膏デッサンコンクールが熱かったです!

もちろん、高校2年生までの全専攻全学年で石膏デッサンを競い、励んで描いている姿も圧巻でした!
その200人近くの中から、結果、1位のトップを獲られたのがなんと!?・・・・・・。
描き始めて間もないということでしたが、素晴らしい石膏デッサンでした。
芸大の1次は通るのではなかろうか、という点数もいただいています。
このような貴重な才能を持っておられる高校生も、全国にはいるのだなあ~と、
焦りをも感じた次第です。

そして今回の「デッサン解説」。
こちらも熱かったです!!

新美の誇るスパー講師、彫刻科の小川原先生、デザイン科の増田先生が
同じ石膏像(ヘルメス)を1時間でどこまでできるのか?ガチンコ描き出し勝負です!

最初にポイントを述べて描いていただきましたが、本当に凄かった!!
しゃべることなく真剣に黙々と描かれていましたが、それを見ている受講生の皆さんも
飽きることなくじっと見入っていました。メモを取る人、2人を比較してみる人、
きっと次のデッサンに役立つこと間違いありません。
描いている先生の気迫!見ている受講生の気迫!一緒に教室にいるだけで、こちらまで緊張感がビンビン感じられました。

そして、各科の先生方も熱く講評をしていただきました。

本当に受講生の皆さん、お疲れ様でした。
今回、上手くいかなかった人も、また3月にリベンジ戦がございます!!
新美のホームページをチェックしていてください。そちらでも告知致します。
それまでに、鍛えておいてください、楽しみみしています!がんばりましょう!!

講師の先生方もお疲れ様でした。

本日、N.Yワークショップ開催第一日目

こんにちは、全科総合部です。

本日、前回告知いたしましたN.Yワークショップの初日でした。
受講生の皆さんに楽しんでもらった旨をご報告します!

「バナナ着彩体験」
白いバナナに絵具で色を塗っていきます。最初は、固有色の黄色以外の色でスタートしてました。
この段階でもどれが本物か??手前のバナナも偽物に見えませんか??

「水粘土でデコポンをつくろう!」
本体の丸い形をつくってから、″でべそ”をつけるんですね~。不思議とお腹がムズムズ・・・。

「錫のリングをつくろう!」
いろいろ試しながらつくって、いーっぱいおっしゃれーなリングが出来上がりました!

「石膏クロッキー徹底トレーニング」
こちらは、石膏像との熱い戦いが繰り広げられていました。それっ!スーパー講師のデモンストレーションを目にやきつけろっ!

「受験に役立つ!絵画の明暗構成」
みなさーん!説明の参考にした作家さんの名前、覚えてますかー?ボ・・・、ド・、ク・・・ですよ。名画も明暗を意識してみるとより理解度が深まり、自分の絵にもよいです。短い時間でしたが、見栄えはグッド!グッダー!!グッディスト!!!

それでは明日も充実した講座が待っています。(こちらを参考に)
受講生の皆さん、がんばりましょう!!