カテゴリー別アーカイブ: 新美

芸大デザイン・工芸コース

こんにちは
デザイン・工芸科 芸大コース講師の山本です。

季節の変わり目です。寒暖差で体調を崩さぬように気をつけましょう!!
2学期もまだまだ演習系課題に多く取り組んでいます。
そして、まもなく公開実技模試が始まります。皆さんの参加をお待ちしております。日程は下記の通りです。

工芸科
10/16(日) 鉛筆デッサン
10/23(日) 平面表現

デザイン科
10/30(日) 鉛筆デッサン(石膏/構成)
11/3(木) デザインⅠ(色彩)
11/13(日) デザインⅡ(形体)

公開実技模試お申込みはこちら

画像は授業風景、学生優秀作品(大型着彩)、講師デモスト(鳩のクロッキー、コラージュデッサン)です。

映像科:実技模試を行いました!

こんにちは。映像科です。
前回までのブログでもお知らせしてきた「実技模試(公開実力コンクール)」が先日10/9・10に行われました。武蔵野美大映像学科の入試を想定して「感覚テスト」「小論文」「鉛筆デッサン」「学科試験」の合計500点で現在のレベルをはかります。
外部からの参加も多く活気のある2日間でした。作品もこの時期としてはなかなかレベルが高く、約4ヶ月後(!)に迫った入試に向けて良い準備ができていると感じました。規定の時間や条件での制作にまだ慣れていないという人もいると思いますが、実技対策はこれからが勝負です。結果に一喜一憂することなく、自分の得意な表現を伸ばしていきましょう!

感覚テストの問題では「のみこまれていく」という言葉を提示しました。絵と文章で表現します。

小論文と鉛筆デッサンでは例年共通するモチーフが出題されることがあります。今回は「干し椎茸」。予想していた人はいましたか…?

全体講評では、出題の意図と評価の基準を解説し、一人ひとりの作品にコメントをします。特に感覚テストはテーマや出題に対してさまざまなアプローチがあり得るので、他の人の作品を見て、狙いを知ることも勉強になりますね。

全体講評の最後には表彰式。上位だった人、おめでとうございます!

映像科では引き続き武蔵野美大、東京造形大などを中心に実技対策を行っていきます。
今回のような学科試験も含む模試(コンクール)は冬期講習会中にも予定されています。受験を考えている人はぜひご参加ください。

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また現在映像科では「武蔵野美大映像学科 総合型選抜 ディレクション資質重視方式」の対策授業の受講生を募集しています。

11/5(土)15:00〜20:00
11/12(土)15:00~20:00
11/19(土)15:00~20:00
11/26(土)15:00~20:00
例年この対策授業を受講して合格している人たちがいます。受講は1日から可能。詳しくはこちらを。

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武蔵美公開コンクールに向けて。

秋葉原校多田です。10月でもここ数日寒い日が続いています。推薦入試などを控えている生徒もいると思うので体調を崩さないように過ごしましょう。

今日明日で武蔵美の公開コンクールが新宿校で開催されます。現役生であれば3時間の試験形式での実技は初めてという生徒も多いと思います。普段できていることができなかったり、指導がないことによる気づきも多いと思うのでこの機会を生かし成長して欲しいです。

コンクールに向けて秋葉原校でも3時間の課題に慣れるように生徒たちには課題を多くこなしてもらいました。そして短時間で描くポイントを伝えるために講師達でデモストしながら説明しました。

3時間でやれることは限られているので無駄なく、的確にが大事です!今の自分の実力を知るために思い切りやってきて下さい!

オンライン教育科

こんにちは。オンライン教育科です。

ただいま、10月ターム制作期間です。

◯新2学期生は申込後、随時オリエンテーションを行い、インターネット接続や、制作環境、志望校などを面談で確認し、カリキュラムを確認します。初回講評日もこちらのオリエンテーションで決定します。

 

第15回特別講義は9月末に配信しました。

オンライン教育科では、毎月約3課題(生徒によっては5課題)を生徒に送付し、その講評を Zoomを用いて行っています。 講評はマンツーマン形式で、30分程度の時間をとり、各月の終わりに行っています。それに加えて、オンライン教育受講生のみを対象とした特別講義を各学期に2回行い、受講生の受験対策及びモチベーション維持に役立てることを目指しています。

 

 

公開コンクールが始まります。
定められた時間のなかで、課題に対してどのような表現で答えていくのか、今の段階でどこまでできるのかを体感し、さまざまな作品や講評に触れるいい機会となります。奮ってご参加くださいね。

 

 

◯2022-2023 2学期生募集中です。

オンライン教育科  新美の指導を遠隔地の方にも!

オンライン教育科は、時間的・地理的な理由で各校舎に継続的に通学できない方のためのコースです。Webミーティングツールを利用したオンライン上でのリアルタイム講評、録画による動画講評、豊富な参考資料によって、遠隔地の方の芸大・美大受験をサポートします。

講評は全てマンツーマンで行われ、受講生の進度に応じて、カリキュラムを組みながら進めていきます。

オンライン教育科では、
油絵、日本画、彫刻、デザイン、私立美大デザイン、工芸、映像、先端芸術表現、建築、デッサンの10講座を開講していきます。

高3・受験生は 10講座 【月5課題コース】と【月3課題コース】から選択になります。

高1・2生は原則【3課題コース】です。

 

*Googleアカウント=Gmailアドレス取得してお申し込みお願いいたします。

彫刻科:9月後半の 授業作品紹介

こんにちは、講師の新妻です。

すごしやすい気候になってきましたね、制作が捗ります。

もうすぐ各予備校の公開コンクールラッシュです。それが終わると今年の受験期も折り返し地点かなと思います。まだ実技が完璧ではなくてもいいので後半戦に向けて自分の現在地と何をするべきなのかは冷静に見定めていたいところです。

では授業作品の紹介に移ります。

ヘルメスらしいゆったり柔らかな形態感を感じる一枚です。頭部に対する顔のはまりにまだ若干の固さを感じます。平面座標的な観点に多方向から見たときのイメージも重ねていきましょう。

視点とスケール感が気持ちいい一枚です。描写に関してはそこまで密ではないですが、やり切って不和が残るよりも良い選択です。

講師がモデルを務めました。見知った人物を1日制作した粘土の活きの良さがうまくでています。首回りはまだふわふわしています。

嵌め込みが心地よいクロッキーです。この波の乗り方をデッサンでも常に感じていたいものです。

第一印象がよくてスッキリかっこいいです。固さは減ってきているので横位置ならではの厚みの意識をさらに序盤から組み込んでいきたいです。

顔がちょっと広めですが難しい円盤投げの構成をよく捉えています。模刻力は大きな武器です。ここを盤石なものにしつつ、物づくりをする上でのウィークポイントを淡々と減らしていくのも多浪生の戦い方です。

 

続いて現役生、基礎科生の作品です。

 

描き出しから最後まで良いテンションで時間を使えていました。まだ形の狂いや単調さはあるので、「今、良い感じなのか?どう見えてるのか?どう伝えたいのか?」を前向きに意識していきましょう!

スタートから感覚的に良いバランスで進めていけました。少し荒付の名残で細めですが、自分なりの気付きと彫刻的ポイントの指摘を組み込みながら像に近づいていく姿勢を今後も大事にして欲しいです。

基礎科生らしからぬ精度の高さと粘土の表現力です。作者持ち前のカンの良さはもちろんありますが、細かな知識や熟練の技術がなくても見えているものの美しさやカッコよさに真っ直ぐ向かっている、その方向のブレなさが一番大事だよなーと常々思います。

今回は以上です、ではまた。