カテゴリー別アーカイブ: 新美

芸大デザイン・工芸科

こんにちは。
新宿校デザイン・工芸科 芸大コース講師の山本です。

芸大デザイン・工芸科コースではデッサンの描き出し練習を多く行っています。今回のブログでは、デッサンの講師デモストを紹介します。

今年の夏期講習会はイベントづくしです。前期は石膏像プレゼントコンクール!中期は芸大生による毎日デモスト!後期はDessin LABOによる4日間のデッサンデモスト!

定員による締め切りが近くなってます。お申し込みはお早めにどうぞ!

https://www.art-shinbi.com/season/summer/shinjyuku/index.html

映像科:夏!

こんにちは。映像科です。
暑い日が続いてますね。これはもう夏でしょうか…?

早いもので一学期の木金日コースも今週末で終わりです。
最後の週の7/13・14・16はコンクール(実技模試)。授業に参加している皆さんにとってはもうひと頑張り!


(この時期教室から見える景色)

7/22(土)からスタートする夏期講習会の受講生も、引き続き募集中です!
映像科は全20日間(10日間×2コース)の授業を開講します。今年は受講生も多く、新宿の校舎では既に定員で締め切っているコースもあるよう。映像科は現時点(7/11現在)で締め切っていないですが、受講を検討している方はぜひお早めに!

■7/22(土)~8/1(火)総合型+一般選抜 W受験コース
■8/3(木)~8/13(日)一般選抜集中特訓&武蔵美映像学科コンクールコース
詳しい授業の内容はこちらをご覧ください

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くにたちの夏 ②

国立校です。

1学期も今週で終わり、7月22日からは夏期講習会が始まります。
毎年夏期講習会の1ヶ月間は、受験勉強だけに集中できるとあってか、
皆ぐんぐん上達し、志望校合格の土台をつくっています。

彫刻科 夏期講習に向けて 7/16(日)石膏顔似せテクニック実践講座

こんにちは!彫刻科の小川原です!

1学期も終盤ですね!新年度入ったと思ったらあっという間にここまできてしまいました。受験生の皆さんはどうでしょうか?すでに確実な実力をつけることができたという人はほとんどいないと思いますが、重要なのは今年度末に待ち受けている受験で合格を果たすために、今何をしておくべきで、どこまで出来るようになっておきたいかということをしっかり意識しておくことです。
漫然と日々の課題をこなしていっても上達はしますが、結果勝負ができるほどの実力がついてこず、入試に間に合わない!ということになってしまう人が多いと思います。(せっかく頑張っているのにもったいない)
どう学んでいくかが最も重要です!入試を乗り越える上で最高の条件を整えましょう!

↓僕の考える最強4箇条!!
・心身の健康を心がけよう!(どのような理由であれ、欠席や遅刻が多いほど上達は遠のきます!)
・自分が今何を集中的に学ぶべきか、目標を明確にしよう!(何も考えずに頑張っていても問題は解決しません。また、変に考えすぎてもそれはそれで上達にブレーキをかけてしまいます。大事なことをシンプルに理解していくことが大切です!)
・毎回作品に対してやりきることを前提に取り組もう!(たとえ失敗したとしてもやりきることを連続で経験する中で、どう対処していくべきかが見えてきます。いい感じだけど途中だね。だと、「頑張って完成させてみよう」という話にしかならないです!)
・制作に取り組む上での「ワクワク」「ドキドキ」を忘れないでください!(受験生とはいえ学生の皆さんは表現者としてすでにスタートを切っています。作者の気持ちがこもっていない作品に対して第三者は共感できません!)

彫刻科はほぼ全ての人が素人の状態から始めるので、差がつくとしたらこの辺かなと思っています。もちろん感覚的に能力の差はあるでしょうが、そうした微々たる差よりも圧倒的にこれらによってついてくる差の方が大きいと思っています。

さて、夏期講習を目前にして、今できること。ということですが、7/16(日)のイベントで、「石膏像顔似せテクニック実践講座」を開催します。
石膏デッサンは顔が命というほど顔を似せることが重要ですが、大体の人は苦手意識を感じていると思います。例年合格していく生徒を見ていて思うのは、「顔によって制作のペースを乱されない」ということです。顔が重要と言いつつも、顔を必死で似せようとしている人は結果似ないし、物凄い時間のロスをしていて結局全体での完成度も上がりきらないのではないでしょうか。
顔に苦手意識を感じていない人は、顔に時間をかけないし、その分画面全体に意識を回せるので圧倒的に優位に立てるのです。
この問題については夏期講習を目前に控えたこの時期にしっかり対処しておく必要があります。(もちろんこの講座1日で解決するわけではないですが、確実に良い方向に軌道修正をすることができると思います。そのうえで今後の特訓で解決していくことが可能です!)
それこそこの先ずーっと苦手意識を持ったまま2学期、冬期講習、、入試直前、、、と問題を先延ばしにしてしまうとまさに入試に間に合わないことになってしまいます。
顔が苦手という人から、むしろ全体的にクロッキーが苦手という人まで、必ず参加してほしい内容になっています。問題解決に向けて一緒に頑張りましょう!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

↓イベントは新美ホームページから申し込んでください
https://www.art-shinbi.com/event/2023/23event-s_s_s/s_s_s-F.html

それでは前回のブログからここまでの預かり作品を紹介します。

昼間部生の作品。
石膏像のマスクを「有機的」というテーマで制作しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

マスクを2つつくるのはなかなか大変ですが、かっちり作りきれていて良いです!2つのマスクが引っ張りあっている間の現象の表現についてはさらにイメージを深めて欲しいです。(普段から様々な現象によって起こる形の変化について敏感になってほしいです)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

水の流れのようなものに乗っているマスクです。陰の見え方が彫刻としてかっこいいです。(この手の表現は陰の落ち方が単調になりやすいですが、この作品は複雑な状態で完成度を上げてきています)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

マスクが「何か」に変化していく状態を魅力的に彫刻しています。「何か」の形が一定でないのも良いです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

マスクがしっかり作られている分、溶けている表現が映えますね。溶けている状態についてはよりリアリティのある表現を目指していきたいです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こちらも溶けている状態を作品にしています。地面に落ちたところの表現に関してはさらに選択肢を増やしていけると思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

マスクから菌類が生えてきています。個人的にはさらにマニアックに増殖させたものを見たくなりました。

続いて以前の芸大入試課題の過去問。「ヴィクトルユーゴーの写真と、ロダン作、ユーゴーのマスクを資料としてユゴーの肖像彫刻を作りなさい」という課題を行いました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

人物として自然なポージングで表現しました。微妙に動きをつけるのは良いですね。完成度もいい感じです!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

粘土の質感がとても魅力的な作品です。マスクを主に参考にした場合、マスクそのものがロダンの強烈な感性によって作り上げられた作品なので、その生き生きした土付に自分の感性を乗せていくのは難しかったと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

思い切った動きをつけました。肖像彫刻としてかっこいいですね!毛の表現も自分なりにやりきれていて良いです。カッティングについては逆に作品の魅力を下げているのでさらにセンスを磨いて欲しいです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今回の課題は模刻ではないので、参考資料をどう捉えていくかが重要です。その中でこの作品はユゴーを人間臭く表現できていると思います。

昼間部生のベルベデーレ1日描き

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

調子が張り付くように表現できています。美しい炭使いが良いですね!逆に強い動きや大きな空間によって起こる見え方、感じ方の変化が感じ取りにくいところもあります。さらに研究を深めていきましょう。

ここからは夜間部生の作品です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

首肩がついてくる像の模刻は難しいですが、かなりの精度で合わせてこれ、同時に似ていることも素晴らしいです。あくまで模刻も人物彫刻として捉えることが重要です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

本人が常に状況を判断して作品をコントロールできているところがとても良いです。とはいえまだまだ出だしの立ち上がりにはかなり不感を感じる場面もあるのでより意識を高めて完璧を目指していきましょう!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

感覚的なタイプなので時間の経過とともにだんだん良くなっていきます。今回はなかなか頭部の動きがはまらず、そこが最終的にもネックになってしまっているのはもったいないです。(まだ手放しで似ている。とは言えない。)出だしに関してはまだ理解と把握が追いついていないので、意識的に取り組んで解決していきましょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

6時間での制作です。短い時間でのやり切りは素晴らしいと思います。かなり良いのですが、首が形になっていなくて顔が浮いて見えたり、若干顔が似ていなかったり、惜しい点が先に見えてきてしまいます。弱点になってしまう要素に気ずきさえ出来ればそれ以外は全く問題ないのでさらに注意してみてください。

以上です。
1学期以降、より実践的に経験を積み重ねていきましょう!この夏で自分なりの成果を一つでも多く獲得できるよう頑張りましょう!

オンライン教育科

こんにちは。オンライン教育科です。

今週は1学期 6月ターム講評期間です。

 

◯2023夏期講習会 いよいよ7/22から始まります。

 

 

◯2023オンライン教育科夏期講習会 も同時期に開催されます。

Ⅰ期 申込締切 7/27(木)

7/30(日) 10:00〜 オリエンテーション

8/2(水) 〜12:00締切 中間講評

8/6(日) 個別時間 オンライン講評

 

Ⅱ期 申込締切 8/3(木)

8/6(日) 10:00〜 オリエンテーション

8/9(水) 〜12:00締切 中間講評

8/13(日) 個別時間 オンライン講評

オンライン教育科夏期講習会の課題数は、デッサンと、専門課題の2課題です。講評はWebミーティングツールを利用したリアルタイム講評になります。作品のやりとりは全てオンライン上で行い、制作途中での質問などはメールで随時受け付けながら、遠隔の受講生をサポートしていきます。

※2課題の内容は、受講生個別にカリキュラム組みます。

 

 

◯第20回特別講義は7月末に配信予定です。オンライン教育科では、毎月約3課題(生徒によっては5課題)を生徒に送付し、その講評を webミーティングツールを用いて行っています。 講評はマンツーマン形式で、30分程度の時間をとり、各月の終わりに行っています。それに加えて、オンライン教育受講生のみを対象とした特別講義を各学期に2回行い、受講生の受験対策及びモチベーション維持に役立てることを目指しています。

 

 

オンライン教育科  新美の指導を遠隔地の方にも!

オンライン教育科は、時間的・地理的な理由で各校舎に継続的に通学できない方のためのコースです。Webミーティングツールを利用したオンライン上でのリアルタイム講評、録画による動画講評、豊富な参考資料によって、遠隔地の方の芸大・美大受験をサポートします。講評は全てマンツーマンで行われ、受講生の進度に応じて、カリキュラムを組みながら進めていきます。

◯新受講生は申込後、随時Webミーティングツールでのオリエンテーションを行い、インターネット接続や、制作環境、志望校などを面談で確認し、カリキュラムを確認します。初回講評日もこちらのオリエンテーションで決定します。

*Googleアカウント=Gmailアドレス取得してお申し込みお願いいたします。

 

オンライン教育科では、
油絵、日本画、彫刻、デザイン、私立美大デザイン、工芸、映像、先端芸術表現、建築、デッサンの10講座を開講していきます。

高3・受験生は 10講座 【月5課題コース】と【月3課題コース】から選択になります。

高1・2生は原則【3課題コース】です。