カテゴリー別アーカイブ: 新美

基礎科生、受験生になる。 04

今回は水粘土で立体構成です!

課題は「新しいモンスター・妖怪」をデザインしなさい。」です!

イメージ構成の一種ですが、イメージを三次元に具現化する際、どれだけ自分の中でリアルに設定が出来るかがキモですね!

水粘土という素材も積極的に扱えていて、みんな新しいモンスター、楽しく表現出来ました!

これからもアイディアを形にするという事を、楽しんで突き詰めて行って下さいね!!!

 

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海と陸が活動範囲。体重は120kg。陸ではノロイが海では機敏!さびしがりやで遊んで欲しくて漁船によくいたずらをする。かなり厳しく怒られるが、愛くるしい表情で見られると思わず漁師も許してしまう。

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咲いて咲いてちゃん。最長2m伸びる触覚で弱った植物に触れると、たちまち美しい花に!街の美化運動のため生まれた。日本全国(北海道をのぞく)に分布。2017年度からフィリピンに海外派遣され、バナナを救うために活動予定。

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恥ずかしがり屋の妖怪でいつも何かにくるまっている。絶えず布や紙をまとっているため、誰もその実体を見たことがない。恥ずかしさゆえなのか最近ではまとう布の分量が増え、隠れたいわりには主張のある大きさになってしまっている。放おっておいて欲しいのか、気づいて欲しいのか、、、周りでは「めんどくさいやつ」と思われはじめている。

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身長は7m?9m。100年ほど前には20mを超えるものもいたとかいないとか。主食は岩。見た目はかなり屈強だが、性格はおだやかで優しい。体が大きいので役に立つ事もあると思いきや、ほとんど動けないので残念極まりない。花が好きなので、咲いて咲いてちゃんと一緒にいる事が多い。

フクロウとミミズクのお話

こんにちは。油絵科の関口です。
さて、今年の芸大一次試験では、油画専攻では珍しく鳥の剥製が出題されましたね。恐らく過去を遡っても剥製が出たのは初めてではないか?と思います。
モチーフは選択できましたので、剥製を描いていない人もいると思いますし、剥製を描いて落ちてしまった人には申し訳ありませんが、今回のブログはフクロウとミミズクのお話です。
フクロウ
ところで、皆さんはフクロウとミミズクの違いはご存知でしょうか?耳が付いているか付いてないか、の違い?いやそんな馬鹿な…と思ったあなた。実は正解です。簡単な分け方ですね(笑)。ミミズク
正確には羽角というもので、あれは耳ではなく飾り羽なのですが、日本では耳に見立ててミミズクという名前が付いているそうです。生物学的にはフクロウもミミズクも殆ど一緒のものらしいです。ちなみに今回出題されたミミズクは、受けた人の話を統合すると、トラフズクという種類ではないかと思います。
フクロウはその可愛らしい外観とは裏腹に、猛禽類というワシやタカに近い分類になります。他の鳥と決定的に異なるのは、夜に活動して狩りをする、夜のハンターという点でしょう。
正面に目が付いているのは、肉食の捕食動物の特徴で、両眼で1つのものを見るという仕組みは、獲物までの距離を正確に把握する事が可能になるのです。その代わり、フクロウの仲間は眼球が殆ど動かせず、視野も人間より狭いので、辺りを見渡す時には首を回転させるしか手立てがないそうです。ミミズクの目
確かにこの鋭い眼はどう見ても獲物を狙うハンターの目です。

 

大きい顔は、獲物の音を聞き逃さないよう進化したようです。メンフクロウを始めとするフクロウの多くの種類は、耳の付いている位置が左右で異なり、左右の耳に届く僅かな時差で、音の方向をより立体的かつ正確に把握する能力が備わっているのだとか…。メンフクロウ
メンフクロウ

動物の獲物や敵の位置を把握する能力を定位と言いますが、フクロウの仲間は音源定位という能力を備えています。脳内にある細胞が、空間内の特定の領域から発した音のみに反応するんだそうですよ。凄いですよね。ところが今回のモチーフにあったトラフズクは、どうやら両耳の位置は左右対称らしいです。メンフクロウとトラフズクは脳の構造も違うんでしょうかね?・・・自然界って摩訶不思議です。
今回の知識の半分くらいはCS番組のアニマルプラネットから得たものですが、こういう事実を知ると、本当に自然界の奥深さを感じます。

二次試験まであとわずか。一次を通過した皆さん。是非頑張ってきて下さい。

東京芸大工芸科 デッサンデモンストレーション

工芸科です。
今年の芸大一次試験は、石膏像モリエールでした。
新美講師の池谷先生に、早速デモンストレーションしてもらいました。

いよいよ受験の新高3生の皆さん、ぜひ参考にしてください!

基礎科生、受験生になる。 03

今年度の新宿校基礎科の日本画着彩作品の一部をご紹介します。

短い時間で、与えられたモチーフを実際に自分で組んでみて描く、という静物着彩課題。

生きたウサギをモチーフに描く、着彩課題です。

静物着彩課題は、
短い時間を使い、いかに自分が描きやすいモチーフ組をするか、、というバランス感覚も問われる課題です。

ウサギの着彩課題は、
常に動いているウサギをよく観察し、特徴的な動きや体の作りを、クロッキーする力が問われる課題です。

 

基礎日本画02

チューリップの花が自然な色で描くことができてきていてとっても良いです。

基礎日本画03

芸大や私大の試験でも、実際にモチーフをそれぞれ渡されて好きな構図で組み完成をさせなければいけません。
受験生になるということはモチーフを組むことが必須になるのです!

指導の際には普段受験生がどのような点を気をつけているのか、そもそも構図を組むことで自分に何ができるようになるのか、
出題者がモチーフを出した意味、個数、色、質感、、、等
ただ綺麗に組むというだけでなく素材を上手く活かしていきながら組まなければいけません。
構図を組むという行為はとても奥が深く、今後作家として活動していく時にも必須になるスキルなのです。
受験生になる前に頭をフルに使い、個人で静物着彩について考える、良い機会となりました。

基礎日本画04

基礎日本画05

後ろ姿もなかなか様になっています。

基礎日本画06

ウサギの着彩も同様に、いかにウサギらしいポーズが捉えられるか、ウサギの骨格や筋肉などの構造を理解できているか。
ウサギの入れ方もポーズによっては縦構図にするのか、横構図にするのか、端に寄せるのか、真ん中に入れるのか、、、
ただよく見て描くだけではなく静物着彩と同様に素材を上手く活かしながら画面を構成していきます。
実際に生きている動物を描いているのでモチーフの生命力なんていうことも気にしていきながら描いていきます。
生きているからこそ途中で飛んだり、跳ねたり、フンをしたりなど。普段座ってただ描いている時とは違うライブ感も楽しめます。

日本画はよくデッサン力があって描写する科だと言われます。
しかしそれだけではどうしても良い絵が描けるというわけではありません。
構図ありきの描写、描写ありきの構図です。
絵画と呼ばれている作品と構図というものは切っても切り離せない関係なのですね?。
受験生になるみなさん、いつかこのことが理解できるようになれば、きっともっと楽しく絵が描けるようになりますよ。

基礎科生、受験生になる。 02

今年度の皆さんの作品、紙立体構成の作品を紹介します。

ケント紙、トレーシングペーパー、紙風船が支給されて、『空気』をテーマに立体構成しなさい、、という芸大デザインの立体構成課題です。

新美の基礎科では、早くから立体についての課題にも挑戦しています。
平面上で考えていると簡単そうな事でも、実際に作ってみると意外と難しい事もあります。まずは与えられた素材を知り、その素材を活かすこと。その上で自分の考えたアイディアをどんな方法で見せたらいいのかな?と考えていきます。はじめて紙立体にチャレンジする人も多かったですが、みなさん奮闘していました!

 

トレーシングペーパーの透けた素材がうまく活かせました。

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窓から空気が入るイメージ。

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頑張ったけど途中かな?

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これは空気の玉かな?