カテゴリー別アーカイブ: 新美

6月イベント報告Ⅱとイベント告知Ⅱ

6月真っ只中で、37度ですか?暑いのなんのって!これじゃ、本格的夏が来たらどうなってしまうのでしょうかー。今年も熱中症対策をしっかりとやらなくてはって、思いますー。

大宮校です。

まずは、満員御礼の石膏デッサンを描こうイベントの報告です。なかなかのアツいイベントになったと思います。初心者、経験者、講師、みんな一緒に黙々と描くって感じが、良かったですね。簡単に表彰もしました。意識向上にはとても良いイベントになりましたねー。

講師も頑張りましたー。心地よい疲れになったですね。

7月に大宮校で行われるイベントの案内です。

【E】川田龍講師によるデッサンの実演解説、体験制作と作品講評会

※進路相談と大学説明会も同時開催(全学科対応)

※進路相談と大学説明会も同時開催(全学科対応)

講師が木炭デッサンの基本的なテクニックや道具の使い方について説明します。
線の引き方やトーンの表現、木炭の種類、技法のやり方など、初心者にとって役立つ講座となります。

https://www.art-shinbi.com/event/2025/25event-s_s_s/s_s_s-E.html

【D】
大宮校/静物・卓上デッサン時間短縮特別講義&3時間実技(無料)

  • 【D】大宮校/静物・卓上デッサン時間短縮特別講義&3時間実技(無料)

デザイン系の3時間静物・卓上デッサン

夏期講習が始まる前に、デザイン系の3時間静物・卓上デッサンの時間短縮の進め方を進め方伝授します。

https://www.art-shinbi.com/event/2025/25event-s_s_s/s_s_s-D.html

 

さらに授業の報告です。デザイン工芸科は、恒例のデモストを見るだけの授業がありました。こちらは、後ろで見られながらのデッサンデモストになります。なかなか描く方にはプレッシャーのかかるデモストです。こちらも頑張りましたので、紹介しておきます。

良い参考になったはずと、信じております。

最後に、基礎科の細密デッサンが良かったので、載せておきます。

今年も暑くなるようです。夏期講習会は大事です。頑張ってやっていきましょうー!

《基礎科》先日の座談会について

先週の日曜日ですが、毎年恒例になってきました
座談会シリーズ第6回目、『講評ノート座談会』でした。

デザイン×2、日本画、油の計4人の方に登壇していただき、
予備校生時代の講評ノート事情について教えていただきました。

実はこの企画は2回目なのですが、
前回に引き続き、今回も内容がかなり濃厚かつ、ためになることばかりでした。

かいつまんで話しますと、
講評ノートは先生から言われたことを書くだけのノートではないということ。
自己分析のツールとして講評ノートを使っており、
その書き方は、『どうやって自分を客観視できるか』の方法によって人それぞれである、
ということでした。

最初のうちは講評時に先生から言われたことを1つずつクリアしていくことが
1つの目標になっていくと思うのですが、
ある一定のレベルになってくると、目標を自分で決めることが
とても大事になってきます。

出された課題のとは別に『今日はこれをテーマにしよう』ということを
自分で決め、それを確認しながら作品を作る。
この『自分で決める』ということが成長にとって大きなキーワードに
なるのではないかなと思っています。

美大芸大は意外と放任主義だったりします。
その代わりに自分で決めないといけないことがほとんどです。
『何を作りたいのか』『何を表現したいのか』『何になりたいのか』
先生は決めてくれません。
自分で決めるんです、大学って。

その自分で決められる人から順に大学に受かっていくんじゃないかと、
それが1つのキーワードになるんじゃないかと思うんです。

そしてその考え方は将来のやりたいこと、仕事にも繋がってくると思うんです。
『なぜ自分は会社に行きたいんだろう?』『何を自分は将来仕事にしたいんだろう?』
そういうことってポンッって急に答えは出てこなくて、日頃頭の中で考えてるモヤモヤ
みたいなものを1つずつクリアにしていって初めて答えが出るもんだと思います。

とりあえず頭の中にあるものを全部書き出してみる、その後にいるものといらないものとを整理していって、答えが出てきたりするもんです。

そう言った仕事を講評ノートを通じてやっているんじゃないかなと
聞いてて思いました。

美大芸大に行くと、ひたすら自分と向き合うことになります。

日本中の絵や立体が上手い人たちが一堂に介するわけで
そこで否応にも『自分の立ち位置や存在について』を
確認させられることになるわけです。

そのときに、
客観視というのがきっとまた役立つはずです。
あーあの時言ってたのはこのことかぁとなるはずです。

ぜひ受験だけではなく
この先の大学生活含めて、
アーカイブが上がりましたら
見てみてくださいね。

映像科:続・夏期講習会、受講受付中!!

こんにちは。映像科です。
一学期の授業も残り三週。いよいよ最終コーナーを回った感じです。

教室では本格的に入試を想定した実技対策を行なっています。武蔵美映像学科の「感覚テスト」をはじめとして小論文や鉛筆デッサンなど。夏期講習前の段階で自分なりの制作の仕方を掴めると良いですね。その上で夏期講習会ではさらなる飛躍を目指します…!

そんな流れで夏期講習会のおしらせも再度。引き続き受講生募集中です!
7月中旬から8月下旬にかけての4つのタームです。受験する大学や学科、受験方法に応じて受講できます。詳細はこちらをご覧ください。

○〈Ⅰ期〉7/21(月)~7/26(土):私立美大映像 総合型選抜対策コース
→武蔵美映像のクリエイション資質など作品制作やポートフォリオ作成が必要な入試の対策です。

○〈Ⅱ期〉7/28(月)~8/2(土):武蔵美映像学科 実技対策コース
→武蔵美映像学科を想定して感覚テスト、小論文or鉛筆デッサンを制作します。

○〈Ⅳ期〉8/11(月)~8/16(土):私立美大映像 実技対策総合コース
→武蔵美映像、東京造形大の映像メディア系専攻、日芸映画学科など幅広く対応します。

○〈Ⅴ期〉8/18(月)~8/23(土):武蔵美映像学科特訓&コンクールコース
→武蔵美映像の実技対策を経て後半の二日はコンクール(実技模試)。
(※Ⅲ期とⅥ期は映像科の授業は開講していません。学科試験対策を頑張りましょう!)

+

そして7/5(土)にも一日だけの特別授業があります。題して「映像科「感覚テスト」を攻略する」!
(※こちらは土曜講座「感覚テストを攻略する!第三回」との合同開催となります)

「感覚テスト」は武蔵野美大映像学科の実技試験の形式。授業では近年の出題傾向を分析しつつ、特に発想やキーワードへの応答の仕方についてレクチャーします。その後実際に一枚の作品を制作して、制作後は一人一人の作品にコメントします。
この夏から本格的に感覚テストの対策を行うという人も多いかと思います。感覚テストを制作したことのある人も、初めて感覚テストを制作するという人も、奮ってご参加ください!!
詳しくはこちら!
◎追記:
一学期は残り三週ですが現在7月入学生も大大募集中!
詳しくはこちらから。

↓↓SNS(映像科公式)もあらためてよろしくお願いします!
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ena美術新宿 映像科 公式Instagram
ena美術新宿 映像科 公式X
映像科の授業
オンライン教育科(映像コースを開設)

広報チームの皆さんが制作してくれたショート動画。かわいいです。

映像科:夏期講習会、受講生募集中!!!

こんにちは。映像科です。
6月に入って晴れていると夏の気配です。映像科の木曜と金曜の授業は17:30スタートなので、この時間に教室の窓の外が明るいと、ああ、もう一学期も後半だな…と思います。
さて、ena美術では夏期講習会の7・8月の授業の申し込みがはじまっています。映像科の夏期講習会の授業は、受験の方式や志望校に応じて全部で4つのコースに分かれています。

○〈Ⅰ期〉7/21(月)~7/26(土):私立美大映像 総合型選抜対策コース
→武蔵美映像のクリエイション資質など作品制作やポートフォリオ作成が必要な入試の対策です。

○〈Ⅱ期〉7/28(月)~8/2(土):武蔵美映像学科 実技対策コース
→武蔵美映像学科を想定して感覚テスト、小論文or鉛筆デッサンを制作します。

○〈Ⅳ期〉8/11(月)~8/16(土):私立美大映像 実技対策総合コース
→武蔵美映像、東京造形大の映像メディア系専攻、日芸映画学科など幅広く対応します。

○〈Ⅴ期〉8/18(月)~8/23(土):武蔵美映像学科特訓&コンクールコース
→武蔵美映像の実技対策を経て後半の二日はコンクール(実技模試)。

各コースの詳しい授業内容はこちらのページでご確認ください!
なお〈Ⅲ期〉と〈Ⅵ期〉は映像科の授業は開講しません。おとなしく学科の勉強をしましょうね…!


(過去の夏期講習会の様子)

+

そして引き続き6月〜7月上旬は木金日の週3日のコースです。夏期講習会からの受講を検討されている方には、無料体験入学もおすすめです!
また、6/14・28、7/5の土曜講座は一日から受講できます。

・6/12(木)小論文課題or鉛筆デッサン課題 制作
・6/13(金)感覚テスト課題 制作
・6/14(土)土曜講座:「武蔵美映像学科 感覚テストを攻略する!」②
・6/15(日)感覚テスト課題 制作/小論文課題or鉛筆デッサン課題、感覚テスト課題 講評会

・6/19(木)小論文課題or鉛筆デッサン課題 制作
・6/20(金)感覚テスト課題 制作
・6/22(日)感覚テスト課題 制作/小論文課題or鉛筆デッサン課題、感覚テスト課題 講評会

・6/26(木)小論文課題or鉛筆デッサン課題 制作
・6/27(金)小論文課題or鉛筆デッサン 講評会/感覚テスト課題 制作
・6/28(土)土曜講座:「映像メディア系 総合型選抜を攻略する!」③(最終回)
・6/29(日)感覚テスト課題 制作/感覚テスト課題 講評会

・7/3(木)小論文課題or鉛筆デッサン課題 制作
・7/4(金)小論文課題or鉛筆デッサン 講評会/感覚テスト課題 制作
・7/5(土)土曜講座:「武蔵美映像学科 感覚テストを攻略する!」③(最終回)
・7/6(日)感覚テスト課題 制作/感覚テスト課題 講評会

・7/10(木)一学期末コンクール(感覚テスト 制作)
・7/11(金)一学期末コンクール(小論文or鉛筆デッサン 制作)
・7/13(日)一学期末コンクール(入試ガイダンス/講評会)

↓↓SNS(映像科公式)もあらためてよろしくお願いします!
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映像科の授業
オンライン教育科(映像コースを開設)

彫刻科:6月になりました!

こんにちは、講師の新妻です。

新学期から二ヶ月が経ち、アトリエは静かな熱気に満ちています。

早速ですが秀作紹介に参ります。複数ある場合は同一作者で今回はまとめてみました。

デッサン塑造ともにレベル高いと思います。受験生としてだけでなく、一人の彫刻家としてモチーフから学べるものを、実験を交えながら、まだまだ貪欲に吸収していって欲しいです!

胸部と頭部の動きの関係性がそのまま印象に直結する像であるアムールをよく捉えています。日々の制作の中での気づきや大事なポイントを反芻しながら少しずつ自分の中に落とし込んでいきましょう。

デッサン、塑造ともに成長と理解が深まっていってるのが作品を見て伝わってきます。上がり調子!

 ニュアンスを掴むセンスがいつも冴えています。表面の起伏や現象としての色味だけでは無い、立体としての説得力が出てくると強いですね!

 

背景との関係や、一枚絵としての無理のない見え方のバランスが取れてきたと思います。そこに価値を見出せると武器が活きてきます!

じわじわと内容を深めていける強みはより高めながら、スタートでの精度の甘さも克服しつつあります。自分の課題に対してのストイックさ、良いですね!

柔らかさと鋭さが同居する弥勒菩薩のマスクの印象や、自画像の生き生きとした一瞬の表情など、対象に対して感じている魅力を引き出す持ち前の感性の良さを、下支えする構造的な見方が安定してきました。

モチーフのもつ構造的な組み立てに対する仕事の安定感は抜きん出ています。進めていく中で形のニュアンスを救い上げるための観察をとことん深めていきましょう!

続いて夜間部です。

浅くなりがちな明るい部分の描写も手が入るようになってきました。

難しい位置ですが、構図、バランス、動き、形の印象など、バランスよく全ての要素に対して気をかけて収めることができました。

実際に彫刻を掘り進めていくようなベースでの炭のやりとりを参考にしてもらうことで、画面に一貫性が出てきました!印象◯!

作り出しから自然と抵抗感や形の張りを捉えながら作っていけました。密度◯!

最後は基礎科生の自刻像です。

首つきの印象など難しいところもデモを参考にしてもらったら自然に作れていて、とても初めてとは思えません、記念すべき一作!

微妙な揺らぎを感じるような佇まいが人物彫刻として魅力的です。後半は部位ごとのリアリティに対してもやりとりできましたね!

 

今回は以上です。今回作品が載らなかった人も着実に前進しています!次はどんな作品が見られるか、講師の僕らも楽しみにしています!

ラストはクロッキー!ではまた!