カテゴリー別アーカイブ: 彫刻科

彫刻科 近況

こんにちは!彫刻科の小川原です。1学期も後半に差し掛かり、預かり作品のレベルも上がってきました!僕が常々言っている、夏期講習までにクロッキー力を高めておいて欲しい!という事も、まだ十分ではないですが、少しづつ改善して行っていますね。この調子です。

夏期講習はより実戦的に課題をこなしていって欲しいです。そのためには1学期で一旦基礎的なトレーニングのまとめをしておけると良いです!

それでは最近の預かり作品の紹介です。

昼間部生の作品。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

課題終了後に自主的に完成度を上げた作品です。ここまで仕上げられたらいう事ないです!試験時間は6時間なので、実際その時間内にこれだけのものを作るのは無理ですが、真にジョルジョを捉えたものを作るためにどれだけ苦労したか、一度体験しておけたことが1番重要だと思います!このイメージを次の模刻に持って行けたらいいですね!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

夜間の時間に自主的に制作した作品です。丁寧に描き切れていて魅力があります。初めて挑戦する像という事もあり、慣れではなく、素直な気持ちで取り組めたことがよかったのだと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

調子が美しく響き合っていますね!石膏を支える台の形の精度がもう一つですが、全体に印象よく描けています!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

光が美しく捉えられていますね!モーゼの印象がもう一つ整理できたら言うことなしです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

かっちり言い切れていて良いです!肩から下の完成度はとても高いですが、首から上はやや調子も抜け気味で弱さがあります。途中段階でのイメージ作りがさらに出来ると良いです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

自由にモチーフを組んで描く課題です。ラスト2時間というところから怒涛の描き込みでぐっと魅力が増しました!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

丹念にモチーフに迫りました。リアルに迫れていますね!タッチの一つ一つに気持ちがこもっています!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

モチーフ倉庫で描きました。光を受けているベルネデーレがドラマチックです!個々の描写の省略の仕方も良いと思います。自然に目線がベルベデーレに導入されるのが良いです!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

特にホーローポットとぬいぐるみの質感がとてもリアルです!逆に椅子と布にリアルさ(質感的、空間的)が出ると良いですね!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

接点が見えないので設定が難しかったですがよく描き切れたと思います。それぞれの置かれ方の関係性がさらに感じられると良いです!

夜間部生の作品。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

最終的な出来栄えは素晴らしいと思います!最終日に入っても全体に形の違和感が残っていたので、そうした噛み合わせの悪さは出来るだけ前半に消化しておけると良いですね!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

繋がりの自然さがとても良いです!最終的にはやや顔に強引さが残ったように感じます。もう少し時間の余裕があればそこまでやり切れたと思います。

 

以上です。メキメキと実力を上げてきてくれています!

宣伝ですが、7/4(日)に全科合同(学内学外問わず受講生募集)描き出しゼミを行います。前回行ったクロッキーゼミの続きですね!この講習では構図や形を取った後に具体的にどのような考え方、見方捉え方をしていくと魅力的に石膏デッサンを進めていくことができるのかということに焦点を当て解説やデモンストレーションを交えながら指導していきます。(鉛筆、木炭で別れて進めます)
前回クロッキーゼミで構図や形についての捉え方について指導しました。参加してくれた人は特訓してくれていることと思います。描き出しゼミでは徹底的に「描き出し」に特化した勉強をしたいので、構図や形が十分でなければ僕たち講師が手直ししながら進めてもらうのでその点は心配せずに受講してください。
クロッキーゼミに参加してくれた方は是非描き出しゼミも合わせて受講してください!より実りある夏期講習と2学期のために、できることを全力でやりきりましょう!
9月には全国石膏デッサンコンクールもあります。しっかり基礎力を固めて上位を狙ってください!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

彫刻科 1学期折り返し

こんにちは、彫刻科講師の轟木です。
1学期が半分終わりました。
皆さん自身の課題と向き合っていますか?上手くいかないことには理由があります。漠然と悩むのはただしんどいだけで解決に向かわないので、原因を一つずつ探していきましょう。
連日の雨で蒸し暑く体調を崩しがちですので気をつけてくださいね。

最近の作品紹介です。

百合とアリアスの組み石膏です。固有色、重なり合う空間、動きなど仕事量のある課題ですね。
それぞれ課題はあるものの健闘しました。5枚紹介します。


モチーフ同士の差はもっと欲しいですが、魅力的な絵作りが出来ています。

顔の反射光を抜きすぎて少し印象を外しているのがもったいないですが、捉えるべきポイントを抑えた安定感のあるデッサンです。

癖を上手く抑えて描くことが出来ています。アリアスの顔面と後頭部をもう一歩噛み合わせたいですね。

手前と奥の差をしっかり作れていますね。石膏を簡略化しているため形が少なくのっぺり見えるのは注意しましょう。

光が綺麗で空気感を描けています。一皮剥けました。頭の上面や百合をどかした時の顔の印象などもっと欲張っていきましょう。

ライティングのデッサンです。一つ一つ形にしていけています。気合入ってます。しっかり描いている分、印象の違いなどがはっきり見えてくるので最後まで合わせていきたいですね。

ゲタの模刻は2分の1スケールでも作りました。サイズを小さくすることで全体を把握することができます。いいレベルで仕上げられました。髪の印象など、より高みを目指してください。
並べてみると分かり易いですね。部分的になる人はぜひ。

 

下の二点は夜間部の自刻像です。

人体のハリをよく表現できています。肩まわりの形がより豊富になるといいです。

自然な佇まいで終始制作できてました。首が少しベコベコして見えるので綺麗なラインを選んでいきましょう。

澄んだ空間でマルスの背面を描けています。影の黒が帯に見えてこないように形にしていきたいです。

ゴロッとしたボリューム、手前に出てくる脚などしっかり表現できています。炭の溜まりを消化して形にしていけるとより見やすくなります。

グレーの調子の中で色幅を増やし形にしていけています。手前のポイントで奥行きになっていますが足の付け根から形を引っ張って来れるといいですね。

動き、質感など印象よく描き上げています。台座に映り込んでいる足が効いてます。背景があと一歩空間になると、より高いレベルに行けそうです。

 

ここには上げてませんが他にも良い作品が出てきています。
常に確認していく姿勢で実技のアベレージを上げていってください。

彫刻科近況

こんにちは!彫刻科の小川原です!

GWも終わり、気合を入れ直してのスタートです!ここから夏期講習までに一通りのことをみにつけていってほしいです。まだまだクロッキー力不足は否めないので、昼間部生、夜間部生共に意識して取り組んでいってください!

それでは直近の優秀作品を紹介します。

昼間部生の作品。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ライティングデッサンでした。調子の変化を美しく追えています!絵画として魅力的な作品になりました!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

全体幹の把握がよく出来ています。最後に思い切って背景をつけましたが、空間的に自然に馴染んでいてとても良いです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

モチーフ自由で全て自分でモチーフを設定して描いてもらいました。アクリルボックスの質感表現に苦しみましたが、イイところまで持ってこれたと思います。その他完成度はバッチリです!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

骨格感がもう少し出せると良いですが、顔や脚の表現が緻密で魅力があります。ポーズも自然で良いです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ややバランスに不自然さは残りますが、全体的に攻めた造形をしていてとても良いです。微妙な動きのニュアンスにも生命感を感じます。

夜間部生の作品です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ライティングデッサンです。とにかくやり切りの魅力がすごいです!こだわって一つの作品を仕上げていく姿勢に作家としての資質を感じます!

 

イイ作品も出ていますが、まだまだです!上手い作品を出すこと以上に、イイレベルで安定させることはとても難しいし、それが出来るようにならないと安心して受験できません。そういう意味でも毎回預かり作品を目指して徹底的にやり切っていきましょう!その積み重ねが重要です!

彫刻科 新学期のスタート!

彫刻科 昼間部講師の轟木です。
新学期が始まりました。一年間長いようであっという間です。常に課題を自身で考え、1つずつクリアしていって下さい。一緒に充実したものにしていきましょう。

先日終わった春期講習の優秀作品を紹介します。


正面位置からのヘルメスをしっかり捉えていますね。意気込みを感じます。


こちらは新高3の学生です。しっかり形にして行けています。


安定してモデルさんの佇まいを表現できています。手の描写が効いてます。


トーンを綺麗に繋げています。柔らかく人体と形を捉えている良いデッサンです。


背骨のS字曲線がよく描けています。顔の印象も良いですね。


伸び側の形が気持ち良いです。奥行きもちゃんと表現できています。

光源が分かりやすく、炭も消化され空間を感じます。台座との関係性もしっかり描けています。


ラオコーンのねじれと苦悩の顔がよく描かれています。逃さず描く事で見えて来る物がありますね。


引きで見た時の印象が良いです。自身のベストをどんどん更新して行って下さい。


大切なポイントをおさえることが出来ています。選ぶラインも柔らかくなってきました。


モデルさんに似ています。印象を捉える力がありますね。

昨年の芸大入試で出題されたユーゴの肖像を制作しました。三点紹介します。

三枚目は現役生です。どれも十分戦えるクオリティーですね。これからが楽しみです。

 

春になって課題にかける時間が長くなったので、今まで出来なかった事をする良いチャンスです。よく食べよく寝て、どっぷり制作に浸かって下さい。

彫刻科芸大入試再現、合格体験記の紹介

こんにちは!小川原です。先日東京芸大の合格発表がありましたが、彫刻科は生徒18名中一次試験は7名合格。二次試験は7名中5名合格(うち現役合格1名)でした。合格者の皆さんおめでとうございます!
早速入試再現と合格体験記を書いてもらったので紹介します。

※4/5に特待生試験があります!遠方から上京してくる方は半額です!また、現状伸び悩んでいる方や、これから始める方も是非相談しに来てください!お待ちしています!

それでは順に見ていきましょう!

女子美術大学付属高等学校

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私は飽き性な性格なので、受験に対するモチベーションを維持することが1番の課題でした。

元々美術高校に通っており、高211月から受験科の夜間部に通い始め、1年の浪人期間を経て、東京芸術大学に合格しました。

 はじめは、分かりやすい先生方の指導に従って、上手くなりたい一心で課題に取り組めていました。しかし、授業に慣れてくるうちに、その日の気分で作品の出来が左右されるようになりました。一浪の冬季講習の時には、今までにないくらいデッサンをやりたくなくなりました。好きで始めたはずなのに、石膏像をみると泣きそうになるほど嫌でした。先生に相談したところ、描かなくていいよ、休むのにも勇気がいるからね、と言っていただき、不安や罪悪感がとても軽くなりました。それから私の授業内容を変えていただき、自分の好きなことだけをすることで、自分はやっぱり美術が好きなんだということを再確認できました。嫌々デッサンをしていた時よりも、かえってデッサンについての考えを深めることも出来ました。あの時、技術面だけでなく精神面でも私と向き合って下さった先生方には、感謝してもしきれません。

 このような冬季講習を経て、デッサンへの向き合い方が変わりました。それまでは何となくで描いていましたが、美しいひとを描かせていただいているんだ!という謙虚な姿勢でデッサンに取り組めるようになりました。

 新美では、生徒それぞれに対して多様な資料を用意してくださったり、授業内容を考えてもらえたり、いつも全力で、本当に丁寧な指導を受けることができました。

心から信頼し、尊敬できる先生方と受験に挑めたのは、私にとって大きな財産です。どんな時も具体的で的確な解決策を提示して、私を導いてくださった先生方、本当にありがとうございました。

 

都立総合芸術高校

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

前年度まで別の予備校の生徒でした。ずっと1次試験のデッサンに苦しんでいました。うまく描けた時と失敗した時のふり幅が大きく自信をもつことができませんでした。そんな不安定な心のまま本番を迎えると、案の定1次通過はできません。何が分かっていないのかも分からなくて途方に暮れました。今思えば「何をやっても変わらない」という思考に入ってしまい、抜け出せなくなっていたと思います。

昨年は「もう精神的に限界。私大に進学しよう。」とさえ考えました。しかし、思い切って新美を訪ねました。そして、私の実技を見たうえで「あと1年、一緒にやって合格しよう。」と先生が声をかけてくださったのです。新美でラストチャレンジしようと覚悟しました。そこで、新美は少人数クラスであることや、個々の特徴や表現のカラーを大事に指導してくれることを知りました。

それでも初めは、「予備校を変えたとしても、同じような受験を繰り返してしまうのではないだろうか…」という挫折への恐怖が襲ってきました。
しかし通っていくと、周りの人達の高い意識やどんどん成長していく姿を目の当たりにして、自分も何か学べる事はないか常に吸収しようと前向きに思うようになりました。
少人数でも高いレベルで切磋琢磨できて本当によかったです。

先生は、弱点を見つけて的確に指摘し、さらに私の考え方を丁寧に聴取った上で指導してくれました。その論理的な指導は、カチカチになった私の中に柔らかくスッと落ちて定着し、苦痛だったデッサンが楽しくなっていきました。

講師と生徒の関わりも深く、分からない時や不安になっている時は、納得できるまで一緒に解決策を見つけてくれます。
私には、とても良い予備校でした。本当に楽しく過ごす事ができました。心から実技を楽しめるようになりました。

講師の方々、友人、家族には本当に支えてもらいました。ありがとうございます。これまでの経験を糧に自分を信じて精一杯楽しんでいきます!

 

都立片倉高等学校 現役合格

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

僕は受験が大嫌いで、最初は予備校に行くことすら抵抗がありました。でも新美のデッサンコンクールに友達が誘ってくれたので一緒に行きました。デッサンは対象と自分との関係が木炭紙にあらわれてくるだけなので他人と優劣を比較するのは難しいと思いますが、参加費無料で石膏描けて1位だったら副賞で石膏もらえるなんて、石膏好きの僕からしたらもう夢のような企画でした。それから何度もコンクールに参加したので先生とも顔見知りになって、講習会もお世話になることになりました。試験本番の細かいことまで教えてくれたので当日は緊張せず、目の前のマルスに指導を受けながら、でも主体的に、失神しちゃうほどの感動の中でデッサンできました。

新美では1日の内容が濃く、短い期間でもグンと成長できた気がします。色んな個性を持った講師の方がいるので、指導にも幅がありました。本当にお世話になりました!大学に入ってからはより一層感動を大事に制作と向き合っていきたいと思います。

 

鹿児島県立松陽高等学校

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今思えば、僕が彫刻科を目指し始めたきっかけは、新美だったのかもしれません。地元で毎年行われていた講習会のデモストで見た小川原先生のデッサンに凄く感動して、『僕が行くなら絶対新美だ』と、そう思いました。一人一人に合わせた指導で逐一先生にアドバイスをもらい、自分の改善点をちゃんと理解して解決できたと思います。「こうしなきゃいけない、こうするべきだ」という考えに縛られていた僕に、美術とはもっと自由なものだと、新美が教えてくれました。自分がどう表現したいのか、どうすれば自分の理想に近づくのかを常に考えることができた、そんな2年でした。ここで学んだこと、経験したこと全てを糧にして、これからも頑張っていきたいと思います。ありがとうございました。

長崎県南山高等学校

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

受験生に読んでもらいたいです。

試験当日、僕は全く緊張しませんでした。普段やってる事をただやるだけ。凄く簡単、単純な事で、ミスしたらとかは全部気を付ければ回避できるからです。

僕は最後それだけ自信がありました。この1年間、挫折した日を含め、全て必要な1日だったし、学科ごときで落ちる訳にはいかないので念の為塾にも行きました。やる事やってきました。だからあの時あれやってればなんて後悔はなく、本番を迎えるだけでした。

思い返せばこの1浪、スタートは何にも分かってなくて、でもそれなりの努力はしてきたつもりです。実技の30分以上前には必ず来るとか、共用のアトリエという自覚を持つとかは別に当たり前で、それは普通にやってました。

僕が伝えたいことは1つです。「自分の作品に責任を持つ事」、これさえ出来ればそれだけで良いです。

僕が1浪という短い期間で合格出来たのは、間違いなく新美で学んだからです。

長崎から講習会生として高3の春からお世話になりましたが、新美彫刻科の強みは一人ひとりをしっかり見てくれる事だと思います。

講師の方々の長い経験から、生徒それぞれのウィークポイントを見抜き、解決するまで最短ルートで導いてくれました。悩みを相談すれば大体あっけなく解決しちゃう程知識や経験を積まれたエリート集団で、それぞれの個性や良さを活かした指導もしてくれます。

面談も定期的に行なっているので、実技の他にもメンタル面や、僕のように慣れない初めての一人暮らし等の生活面の相談なども快く受け入れてくれました。

挫折しそうな時に絶対に見捨てない事だったり、分かるまで課題を別に設けてまで時間をかけて教えてくれたり、本当にお世話になりました。

新美に通うようになってからの受験生活の中には、とても濃いドラマがあり、それは1通りの人生です。

あなたが全ての行動に責任を持ち、日々を過ごしていく中で、振り返ったどんな1日も愛せたら、間違いなくそれは最後自信として現れます。応援しています。

 

いかがでしたでしょうか?皆立派に受験を乗り切り、合格を勝ち取ってくれました!それぞれのドラマがありますね!新美で学んだことを糧に、大学で思う存分制作を楽しんでほしいです!これからが本番ですね!僕ら講師はみんなを応援しています!迷うことがあればいつでも相談しに来てください!!