作成者別アーカイブ: admin

彫刻科:10月前半作品紹介

こんにちは、彫刻科です。

日が落ちるのがだいぶ早くなってきて、朝夜の空気がだんだん冬っぽい日が増えてきましたね。
今月のコンクールラッシュを終えたらいよいよ本番まで折り返しです。

去年に比べて何ができるようになったか・この半年で自分の捉え方にどんな変化があったのか(技術的なことでも精神的なことでもなんでもいいですが)この時期に一旦言語化してみることをおすすめします。
そこから合格までの自分の現在位置を割り出していくことで、足りないものを残りの期間でどう掴んでいくのか逆算していけます。
意識的に実技をこなすことが限られた課題数では大事になってきます。

ちょっと硬い話になってしまいましたが…
ここからは最近の授業作品からピックアップして紹介します。

バチっと決めてきました。気持ち良いですね。体・腹筋の左右差にもっと反応していきたいのと、顔面ももっと突っ込んでいって欲しいです。

薪とマスクで大きな斜めの軸を作り、布で二つをつなげています。構造としてはXのような形になっていて、構成を量感としてまとめつつも視線は飽きのない形になっています。

気持ち横幅が細いような、首付きが弱い印象もありますが、逆光の中で綺麗に張りと量が噛み合いました。

序盤から比較的合わせてこれていました。動きが硬くなりすぎない塩梅で芯棒、足の位置なども含め調整できるといいです。

アムールの空気感や印象をうまく捉えてこれた1枚。形の張り感にバリエーションが生まれるとよりよくなると思います。

こちら描いたのは基礎科生です!肩に乗ってきてる髪の毛、首の形などはまだまだ形になり切ってないですが、アリアスの構造、印象、だせてこれています!

モデルクロッキーからも1枚紹介。
線がいいですね!自由に手を動かしつつも足先の体重かかってるところや腕を重力に任せてだれてる様子など現実感も捉えてるため緊張感があります。

本日は以上です!

坂下

芸大デザイン・工芸コース

こんにちは
デザイン・工芸科 芸大コース講師の山本です。

季節の変わり目です。寒暖差で体調を崩さぬように気をつけましょう!!
2学期もまだまだ演習系課題に多く取り組んでいます。
そして、まもなく公開実技模試が始まります。皆さんの参加をお待ちしております。日程は下記の通りです。

工芸科
10/16(日) 鉛筆デッサン
10/23(日) 平面表現

デザイン科
10/30(日) 鉛筆デッサン(石膏/構成)
11/3(木) デザインⅠ(色彩)
11/13(日) デザインⅡ(形体)

公開実技模試お申込みはこちら

画像は授業風景、学生優秀作品(大型着彩)、講師デモスト(鳩のクロッキー、コラージュデッサン)です。

渋谷校、絵を描くモチーフについて

こんにちは渋谷校です。

今日は渋谷校で制作しているモチーフを紹介します。
自宅で自主的に描写の練習などするときの参考にでもなればと、

渋谷校のそばには数件花屋があり、普段はこのようにきれいな花を使って制作しています。


夏には「ひまわり」、これからの季節に「ダリア」など、身近に手に入る花を描くのも良いです。
ちなみにダリアは渋谷のスクランブルスクエアのAFMで買いました。少し普通の花とは違った印象の花が多い花屋という印象ですね。

また良く使用されるのは果物や野菜。その中でも使用回数の多いのが「りんご」

これは全部が本物ではなく、毎年基礎科が制作しているりんごを紙粘土で作り着彩する課題です。
立体的に描くというのもありですね。

普通はこんな感じで、りんごの形のハリや模様などよく観察して描くと良いです。
また自然物の色は複雑なので同じ色を作ることが、絵の具の混色の練習になります。

また、自然物でも、魚など、渋谷のヒカリエで買ってきました。

長時間は持たないものなので短時間で制作しなくてはいけないのですが

実際の見た目よりも少し再度高めでキレイに、新鮮な印象で描かれていますね。
このように魚なども良いモチーフです。

ただし、わざわざ買ってこなくても自宅にあるもの何でも良いので、卵やコップ、箱など
周りを見渡して興味を持ったものを描いてみましょう。
描くということは観察が大事なので、まずは興味の持てるモチーフから、
さらにどんなモチーフでも興味が持てるようになること、も大事なのではないでしょうか。

受験の近づいてきたこの時期、家でも描写練などやってみましょう。
私大志望の学生はもちろん勉強もね!

映像科:実技模試を行いました!

こんにちは。映像科です。
前回までのブログでもお知らせしてきた「実技模試(公開実力コンクール)」が先日10/9・10に行われました。武蔵野美大映像学科の入試を想定して「感覚テスト」「小論文」「鉛筆デッサン」「学科試験」の合計500点で現在のレベルをはかります。
外部からの参加も多く活気のある2日間でした。作品もこの時期としてはなかなかレベルが高く、約4ヶ月後(!)に迫った入試に向けて良い準備ができていると感じました。規定の時間や条件での制作にまだ慣れていないという人もいると思いますが、実技対策はこれからが勝負です。結果に一喜一憂することなく、自分の得意な表現を伸ばしていきましょう!

感覚テストの問題では「のみこまれていく」という言葉を提示しました。絵と文章で表現します。

小論文と鉛筆デッサンでは例年共通するモチーフが出題されることがあります。今回は「干し椎茸」。予想していた人はいましたか…?

全体講評では、出題の意図と評価の基準を解説し、一人ひとりの作品にコメントをします。特に感覚テストはテーマや出題に対してさまざまなアプローチがあり得るので、他の人の作品を見て、狙いを知ることも勉強になりますね。

全体講評の最後には表彰式。上位だった人、おめでとうございます!

映像科では引き続き武蔵野美大、東京造形大などを中心に実技対策を行っていきます。
今回のような学科試験も含む模試(コンクール)は冬期講習会中にも予定されています。受験を考えている人はぜひご参加ください。

+

また現在映像科では「武蔵野美大映像学科 総合型選抜 ディレクション資質重視方式」の対策授業の受講生を募集しています。

11/5(土)15:00〜20:00
11/12(土)15:00~20:00
11/19(土)15:00~20:00
11/26(土)15:00~20:00
例年この対策授業を受講して合格している人たちがいます。受講は1日から可能。詳しくはこちらを。

///////////////////////////////////////////////////////////////
映像科の授業
オンライン教育科(映像コースも開設)
映像科公式 Twitter
映像科公式 Instagram

武蔵美公開コンクールに向けて。

秋葉原校多田です。10月でもここ数日寒い日が続いています。推薦入試などを控えている生徒もいると思うので体調を崩さないように過ごしましょう。

今日明日で武蔵美の公開コンクールが新宿校で開催されます。現役生であれば3時間の試験形式での実技は初めてという生徒も多いと思います。普段できていることができなかったり、指導がないことによる気づきも多いと思うのでこの機会を生かし成長して欲しいです。

コンクールに向けて秋葉原校でも3時間の課題に慣れるように生徒たちには課題を多くこなしてもらいました。そして短時間で描くポイントを伝えるために講師達でデモストしながら説明しました。

3時間でやれることは限られているので無駄なく、的確にが大事です!今の自分の実力を知るために思い切りやってきて下さい!