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彫刻科 公開コンクールに向けて

こんにちは!彫刻科の小川原です。
一気に涼しい季節に変わりましたが体調はどうでしょうか?風邪も流行っているので気を付けてください!
さ、秋は公開コンクールの季節ですね!まだまだ実践的な力が十分とは言えない時期ですが本番を意識した緊張感でどこまでやれるか見ておくのは重要なことです!結果が出ても浮かれず、結果が出なくてもめげずに成長につなげましょう!それでは直近の預かり作品を紹介します!
まずは昼間部生から。
組み石膏デッサンではより大きく空感を感じ取って捉えていきたいところです。画面の中に奥行きを思い描きながら描き進めていくことは大事なことです。もちろん単体の石膏デッサンにも生かしていきたいです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

トルソーでも円盤投げは特に動きやプロポーションの印象を捉えるのが難しいです。像を「形」を見て合わせる意識だけではどれだけ頑張ってもうまくいかないです。やはり「人間」としてモチーフを見ていかないといけません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

同じトルソーでもラオコーンは円盤と違って量感と強い動きが魅力の像です。どの位置から見ても像そのものがかっこいいので素直に反応していきたいです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

次は現役生の作品です。6時間で描いています。
胸像の中でもヘルメスはより「人体」としてのリアリティが強く意識されたモチーフです。筋肉の表現も画一的な描写に囚われずに人物表現としての意識も持って欲しいです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ジョルジョはやはり印象合わせが難しいですよね。見方が偏ると途端にバランスを崩します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

奴隷の特にこの位置は動きや顔の印象を取るのが難しいです。伸び側たわみ側両方の形を意識したり顔も見えない側を考えて捉えることが大切です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

塑造では布と手の構成に取り組みました。モチーフと手が魅力的に関係づく構成を考えたいです。どんなモチーフとの組み合わせであっても、オーソドックスに考えるなら「そのモチーフを魅力的な格好で持つならこう」みたいなイメージは大切です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

自刻像ではフォルムとリアリティについて考えました。どんな起伏も意味があってその形になっているので筋骨、内部情報を探りながら形を感じ取っていきましょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

基礎科ではラオコーンを描きました。だいぶだいぶデッサンも板について来て、サポートする部分が少なくても自分で考えて進められるようになって来ました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

以上です。2学期も中盤戦に入って来ました!今が一番大事な時期です!それがわかっている人は冬期講習、入試直前で一気に向上していけると思います。逆にのんびりやってる人(または失敗を恐れてびびりながら同じことを繰り返してる人)は、もしかしたら自覚はないかもしれないですが外から見ていて心配になってしまいますね。みんな自分は自分なりに頑張っているつもりではあると思うのですが、受験という世界においては結果に結びつけるかどうかでしかないので今の自分の意識が目標に見合っているのか、それとも足りないのかはしっかり向き合って欲しいです。意識が低くて受からないというのはまあ普通にあることなのですが、じゃあいつ目覚めるの?という話です。意識は高くて当たり前なのでそのラインに乗ってからが勝負であるなら、もしかしたらあなたはまだ始まってもいないかもしれない。という危機感を持って欲しいです。

 

 

 

 

 

オンライン教育科

こんにちは。オンライン教育科です。

2学期 10月ターム講評期間です。

2022年度オンライン教育/合格体験記   です。合格者掲載作品画像はオンライン教育科各月ターム制作時のものです。2023年度オンライン教育科合格体験記も近々up予定です。

特別講義は11月末に配信予定です。オンライン教育科では、毎月約3課題(生徒によっては5課題)を生徒に送付し、その講評を webミーティングツールを用いて行っています。 講評はマンツーマン形式で、30分程度の時間をとり、各月の終わりに行っています。それに加えて、オンライン教育受講生のみを対象とした特別講義を各学期に2回行い、受講生の受験対策及びモチベーション維持に役立てることを目指しています。

 

 

オンライン教育科 申込 新美の指導を遠隔地の方にも!

オンライン教育科は、時間的・地理的な理由で各校舎に継続的に通学できない方のためのコースです。Webミーティングツールを利用したオンライン上でのリアルタイム講評、録画による動画講評、豊富な参考資料によって、遠隔地の方の芸大・美大受験をサポートします。講評は全てマンツーマンで行われ、受講生の進度に応じて、カリキュラムを組みながら進めていきます。

◯新受講生は申込後、随時Webミーティングツールでのオリエンテーションを行い、インターネット接続や、制作環境、志望校などを面談で確認し、カリキュラムを確認します。初回講評日もこちらのオリエンテーションで決定します。

*Googleアカウント=Gmailアドレス取得してお申し込みお願いいたします。

オンライン教育科では、
油絵、日本画、彫刻、デザイン、私立美大デザイン、工芸、映像、先端芸術表現、建築、デッサンの10講座を開講していきます。

高3・受験生は 10講座 【月5課題コース】と【月3課題コース】から選択になります。

高1・2生は原則【3課題コース】です。

渋谷校 デッサンのコツ、石膏デッサンのプロセスなど

んにちは渋谷校です

 

渋谷校の壁にはいろいろな紙が貼ってあります。

いろいろな紙には各講師の思っていること、制作についてのアドバイスが書いてあります。

 

本日はその中の少しだけ内容を紹介したいと思います。

まずはデッサンのプロセス、特に石膏デッサンを意識したものですが、静物や他のデッサンにも共通することがあります。

 

1H 線での形どり + 2階調

このときは印象を合わせる!比率・動き・イメージ(怖そう、優しそうなど)

1H~2H 光側を含めて色を乗せ、薄めで見たときの色を合わせる

2H~3H 3時間までにこすり終わる!その前に印象をあらためてなおす

3H~4H30 稜線部分の描きこみ—ここに命をかける!

4H30~6H 光側と影側の大事なところをさっきより力を抜いて描きこみ

6H~7H 調整!–何度も席を離れて目を細めて見て、その時の色の濃さを合わせる!

 

芸大のデザイン科の石膏デッサンに向けてのアドバイスではあるし、人によっては違う進め方の人もいるので参考までに。

また席から離れて見るということは大事なことで、その点でもアドバイス。

 

離れた時に見るチェックリスト

・形(中心軸、パース、比率、傾き具合、大きさの関係)

 

また目を細めて見比べること

・光の方向

・固有色の差

・立体感(光、影、反射光、質感など)

・手前、奥の距離感(奥描きこみすぎていないか?手前、奥で差があるか?など)

10~15分に1回は離れよう(どんなに集中しても30分に1回は離れよう)

 

などです

 

渋谷校では11月24日の日曜日に1日体験を開催します。このようなアドバイスを受けたい一は是非参加してみましょう。

申込みはこちらから

また、冬期講習会もこの後12月16日(月)より開始します。そちらの方の告知もそのうちこちらのページで行うようにします。

秋葉原校 公開コンクールスタート 中学生コースデモスト

秋葉原校です。

涼しい日も増え、過ごしやすくなってきましたね。寒くなるのと同時に入試への緊張感が少しずつ高まってきます。推薦入試も始まってくるので面接など準備をしっかりして臨みましょう!

そして今週から公開コンクールもスタートしました。まずは武蔵美系の公開コンクールが13日14日で開催されます。その後に多摩美のグラフィックデザイン、芸大と続いていくので、自分が受験する科のコンクールは絶対受講しましょう。今の自分の実力を知る良い機会です。特に武蔵美系は学科も含めてなのでリアルな合計点が出てきます。自分に足りないものが見えてくるので、今後何をすべきかが明確になります。結果が良くても悪くても確実に次に繋がるので今の実力を出し切ってみて下さい!

また12日の土曜日は中学生コースに向け、講師によるデモストを実施しました。講師が1時間45分でデッサンを制作しながら解説しました。生徒たちは同じモチーフを3時間半程で制作。総芸の卓上デッサンはモチーフの難易度、ボリューム感ともに大学入試と同じくらい難しいです。特に時間内に完成させる速度はかなり重要になってくるので、その辺りも含めポイントを説明しました。

その甲斐あってか普段より短時間で完成度が上がった生徒が増えたように見受けられます。今回説明したことを意識し、今後反復練習していきましょう!

 

映像科:一般選抜対策&総合型選抜対策

こんにちは。映像科です。
二学期がはじまって一ヶ月が経ちました。一般選抜対策、総合型選抜対策、それぞれの対策が進んでいます!

告知です。
11/9(土)から全4回(11/9、11/16、11/30、12/7)の「武蔵野美大映像学科 ディレクション資質重視方式」の対策授業があります。
プレゼンテーションやディスカッションを含む試験の準備を行います。授業は4回継続して受講することをお勧めしていますが、もちろん1日からでもOKです。
詳しくはこちら

10月〜11月にかけての木金日コースのスケジュールは以下のような内容です。
この先しばらくは「感覚テスト」「小論文」「鉛筆デッサン」の対策課題制作が中心となります。受験を予定していてこれから対策をはじめようと考えている方は。ぜひご相談ください!

・10/10(木)小論文or鉛筆デッサン 特訓課題
・10/11(金)小論文or鉛筆デッサン 特訓課題
・10/13(日)公開コンクール(武蔵野美大映像学科型 実技&学科模試)学科試験、感覚テスト 制作
・10/14(月・祝)公開コンクール(武蔵野美大映像学科型 実技&学科模試)小論文or鉛筆デッサン 制作/講評会

・10/17(木)小論文課題or鉛筆デッサン課題 制作
・10/18(金)感覚テスト型課題 制作
・10/20(日)感覚テスト型課題 制作/小論文課題or鉛筆デッサン課題、感覚テスト課題 講評

・10/24(木)小論文課題or鉛筆デッサン課題 制作
・10/25(金)感覚テスト型課題 制作
・10/27(日)感覚テスト型課題 制作/小論文課題or鉛筆デッサン課題、感覚テスト課題 講評

・10/31(木)小論文課題or鉛筆デッサン課題 制作
・11/1(金)感覚テスト型課題 制作
・11/3(日)感覚テスト型課題 制作/小論文課題or鉛筆デッサン課題、感覚テスト課題 講評

・11/7(木)小論文課題or鉛筆デッサン課題 制作
・11/8(金)感覚テスト型課題 制作
・11/10(日)感覚テスト型課題 制作/小論文課題or鉛筆デッサン課題、感覚テスト課題 講評

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