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今週で講習会は終了、休みなく通常授業へ突入。

タイトル通り、今週で講習会は終了、休みなく通常授業へ突入です。(8月最終週は1学期の補講、2学期は8月31日から…通常とは言いにくいですね。)通年ならば、夏期講習会の終わって少しインターバルがありますが…、今年はコロナの影響でお休みが無いです。節目での休みが無くなるのは、結構ちょっとキツいなぁって思います。体調管理、マスクして、消毒して、学校行って、勉強して、予備校行って、絵を描いて…そしてガス抜きも出来ないなんて…正直皆んな溜まってくる感じですね…。耐えるしかないのでしょうか…。

デザイン•工芸科夜間部です。

しつこいですが、夏期講習会は実践的な課題をやる期間です。時間対応もしつつ、精度を上げていかなければなりません。覚えることと修練をすることなど、やること三昧です。うまくいかなくても修練は出来ています。一枚一枚諦めずに仕上げていきましょう。

デモンストレーション制作、バリバリやっています。多摩美グラフィックに現役合格をした去年の夜間部生にも、デモンストレーション制作をやってもらいました。年が近いせいもあり、皆さん気にして見に来ていました。

色々な専攻の課題を時間数に変化をつけて、デモンストレーション制作をやっています。講師も上手くいかないと、落ち込みます。その辺は、生徒と変わらないです(笑)。

デッサン祭展は、好評でした。来年も頑張って描いてほしいですね。そして、展示準備をしてくれた方々、ありがとうございました。

追伸、今年はスイカ割り大会が出来なくて…残念でした…。来年はやれるといいなあ…。

先端芸術表現科の2学期の始まり

こんにちは。
先端芸術表現科です。
いよいよ夏期講習も最終タームに突入しました。最後にはコンクールも行い、自分たちの現状の問題点を把握し、2学期からの制作や一次対策のさらなら展開のための準備をしていきます。

さて、先端芸術表現科の2学期の授業開始は、9月1日(火)の17時半からとなります。ただし、体験入学を希望される方は、その前の週8月25日(火)も受け付けております。体験入学を希望される方は、こちらのページからお申し込みください。
https://www.art-shinbi.com/event/event-muryo.html

先端芸術表現科の個人資料ファイルによる試験形式は、これまで自分自身がやってきたことや考えてきたことを、しっかり見つめ直し、そこから制作を立ち上げていくことができれば、2学期から始めても決して遅すぎることはありません。ここから先端を目指したいと思っている方、先端がどういうところか知りたい方は、受講相談を随時受け付けておりますので、ご連絡ください。

また、遠隔地にお住まいの方は、オンライン教育科でも先端芸術表現科は開講しております。
こちらは、Webミーティングツールを用いて、月3課題程度を講評していくという形で、遠隔地の方の受験をサポートしていきます。詳細はこちらのページをご覧ください。

それでは、先端芸術表現科でした。

 

 

芸大デザインコース 夏期講習会

こんにちは。デザイン科の山本です。

夏期講習会の授業は、現役生と浪人生、そして外部からの参加生が混ざり合うことでお互いに刺激し合い、切磋琢磨する環境になっています。

さらに先日8/10は、浅原聡先生に特別講師としてデッサンのデモンストレーションをしていただき、刺激的な授業になりました。
浅原先生のデッサンプロセスの一部を紹介します。

デッサンをする上でモチーフとの向き合い方、絵にしていくビジョンの明快さがとても参考になりました。
闇雲に形を合わせて陰影を捉えるのではなく、自分が何を感じて何を表現していくのか完成までの道筋をつけて進めることが重要です。

映像科:夏期講習会やってます!

こんにちは。映像科です。
梅雨明けして一気に暑くなりましたが、映像科は夏期講習会真っ只中です。

7月後半の講習では教室とオンラインでの同時授業を実施しました。
写真は武蔵美映像学科の実技試験「感覚テスト」の制作と講評風景。
最初は戸惑った感覚テストをプロジェクションする形式も回を追うごとに慣れていきました。

現在、8/10(月)~8/15(土)の6日間の授業では、主に各美大の総合型選抜の対策をしています。このコースでは例年、様々な課題プログラムを通じて、映像作品の構想から制作までの流れを学びます。
最終日には新美新宿校1FのSHINBIギャラリーでの成果発表展を行います。展示は8/15(土)の1日限りですが、13:30~の講評会は公開で行い、昨年度武蔵美映像学科総合型選抜クリエイション資質重視方式の合格者のゲストトークも予定しています。
お時間ある方はぜひ(映像系志望でなくとも)いらしてください!


[過去のSHINBIギャラリーでの成果発表展の様子]

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2020年度合格者インタビュー公開してます!
Vol.1:感覚テスト編
Vol.2:鉛筆デッサン編
Vol.3:小論文 / 文章表現編
Vol.4:総合型選抜 / クリエイション資質重視方式編
Vol.5:学校推薦型選抜/ディレクション資質重視方式編

彫刻科 夏期講習

彫刻科講師の氷室です。
舟越保武さんの『まなざしの向こうに』と言う作品集の中で、ご子息であられる彫刻家の舟越桂さんが、この様な言葉で保武さんの彫刻を表現されていました。

「制作中」の父が最も心がけていたのは、立体としての強さや、確かさのようなものだったと思う。
空間に、あるいは空気圧に敗けない形になっているか。
囲んでいる空気圧を押し返す強さを内包しているか?
そういう作業をつづけた後に、何が現れてくるのかをチェックしていたのだと思う。
強い土台がなければ美しさは遠くまで伝わっていかないのだと思う。

まさにみなさんが、特に模刻や首像で求めていっている闘いの延長の1つが、ここに有るのではないでしょうか。
彫刻という言葉を自分なりに分解して考えてみる どんな魅力があるのかどんな憧れがうまれるのか
課題の中で動いていくだけでなく、こういう自問自答も大事だなと思います。

さてここからは、最近の優秀作品の紹介です。

外国人のモデルさんの首像です。

上手です!似ていますし、表現としてもやり切った感がありますね。


モデルさんにそっくりです。ドレッドヘアーの表現も素晴らしいですね。


モデルさんにそっくりです。骨格も意識しながらしっかり作りこんであり秀作だと思います!


形をしっかり面で押さえながら、奴隷の持つ美しい張りと流れをピタッと追えており、模刻のプロセスとして、とても良いイメージで制作が出来ています。


台座から立ち上がってくる鳩ならではの軽やかさとともに、形態感もしっかり捉えられており上手です。地面と足の間にある空間の魅せ方が素晴らしく効いています!


こちらもシュッと伸びた瞬間の鳩の動きを、360度違和感なく表現てきていました。小さいので繊細な判断が求められますが、冷静なコントロール力が発揮された作品です。


バランスをとることが難しいモチーフですが、バランスが綺麗に取れており、かつ鳩らしい毛の表現力が色々な形で入っており魅力的です。


回り込みにやや硬さもありますが、ラオコーンらしいズバッとした形の言い切りと厚みに対する表現力が、かっこよい1枚です。


組石膏で気にしたい最大のポイントとなる、モチーフ間の空気と作者の視点がきちんと描けています。台座と牛骨の接点や角の持つ緊張感が綺麗ですね。

夏期講習第1回目のコンクールは円盤のデッサンでした。
同率で2枚のデッサンが1位を獲得しました!おめでとうございます。


円盤の知っておきたいポイントを網羅しているデッサンです。特に背面側の回り込みの観察と表現が効いており、円盤の持つ捻じれが自然と描けているのが良いですね。


難しい位置ですが、倒れずにしっかり形を取れていることに実力を感じます。きちんと背中も見えてきますね。形1つ1つの探りと掘り起し方がとても上手で、円盤の動きを良く捉えています。

ここからは現役生の作品です!現役生も上手です。


難しいモチーフですが顔の印象がとても似ています。光に対しての炭のコントロールが上手で、1つ1つの形に濃いリアリティがあります。レベルの高い1枚です。


逆光側は難しいですが、大きなベースを維持しながらしっかり形を描き込めていることに実力を感じます。立脚の力強い探り、顔の厚みの表現力も素晴らしいです。


現役生で鳩をここまで捉えてくる観察力は素晴らしいです。360度回して観ても破綻が無く、まるで鳩がそこに生きている様な、そのまま動きそうな自然さで、骨格やバランス、表現力がまとまっていました。

さすが夏期講習!良い実技がたくさん出ています。
明確になってきた自分の課題に、さらにもう1歩踏み込んで残りの講習会を走りきりましょう!
水分補給はマメに。体調にはくれぐれも気をつけて無理はしない様に。

氷室