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映像科:合格者インタビュー・第一弾&春期講習会のお知らせ

こんにちは。映像科です。
私立美大受験がメインである映像科は、新学期スタートに向けた春のイベント期間です。

今年合格した方にインタビューを行いました。
これから美大の映像メディア系の受験を考えている方は、参考にしていただければと思います!

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ena美術 映像科 合格者インタビュー①
M・Yさん(現役合格/一般選抜)
合格校:武蔵野美術大学造形構想学部映像学科、東京造形大学造形学部デザイン学科映画・映像専攻

Q1:どんな理由で志望校を決めましたか?
進路を確定させたのは高三の春です。高校で映像を制作する中で、大学でさらに深めていきたいと感じたからです。自分のやりたいこと、将来を考えた上で、可能性を広げつつ、自分の武器として高めていけるのが映像だと思いました。

Q2:美大受験対策を行う上で、ena美術の映像科を受講したきっかけは何ですか?
中学生の時に通っていたからです。また高校の先生が映像なら〇〇〇かena美術が強いと推して下さったからです。両方の授業を体験した上でena美術を選びました。

Q3:映像科の授業に参加してみて、どんな印象でしたか?
スケジュール等の事務的な面から講評などの実践的な面まで、説明に過不足がなかったです。美術予備校で説明のプリントが配られる経験があまりなかったので驚いたのと、わかりやすくて安心感がありました。

Q4:感覚テスト対策で役立った点をおしえてください。
画材の使い方から、映像を作る意識、精度を上げるために必要なことまで学べました。特殊な入試形態なこともあり、映像科の授業でないと学べないことが多いと思います。特に一学期は感覚テスト以外の基礎課題や映像を作る授業があるのが、結果的にかなり感覚テストにも効いてきたように感じます。

Q5:鉛筆デッサン対策で役立った点をおしえてください。
制作中は視野が狭くなりがちですが、定期的にアドバイスをもらえることで、自分の作品を客観的に見て、今何すべきかを考える意識がついたと思います。自力で客観的になるために、必要な感覚を学べると思います。

Q6:今後の目標をおしえてください。
ルッキズムのテーマを映像のジャンル問わず、映像以外でも、深めたいです。またもっと包括的に、自分は人間に関心があるのだと気づいたため、ずっとMVをやりたいと思っていましたが、今はドキュメンタリーにも取り組みたいと思っています。
作品を見たり、webでの教授の対談を聞くうちに、高校で制作してきた映像は本当に序章でしか無かったと感じているので、まだまだ映像でやれることがあるとわくわくしています。

Q7:最後に、これから美大の映像メディア系を志望する人へのアドバイスをお願いします!
成長は一直線じゃないので、何で上手くできないんだろうと苦しくなる時もあると思います。ですが、苦しさの後は一段階急に伸びる時が来ます。熱血教師みたいで嫌ですが、実際そうでした。自分を褒めつつ!!心を健康に!楽しんでください。応援してます!!

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ena美術 映像科 合格者インタビュー②
H・Mさん(現役合格/一般選抜)
合格校:武蔵野美術大学造形構想学部映像学科

Q1:どんな理由で志望校を決めましたか?
将来教育番組や子供向け作品の制作に携わりたいという夢があったのと、武蔵美の卒展とオーキャンを見に行き、学びたい環境はここだな〜と思って志望しました。

Q2:美大受験対策を行う上で、ena美術の映像科を受講したきっかけは何ですか?
友達がほぼ全員ena美術に通っていたからです。

Q3:感覚テストの対策で役立った点をおしえてください。
イメージをビジュアル化する課題や過去問を参考にした課題を制作することで、どんなテーマでも対応出来るようになった気がします。また自分のレイアウトや文章表現が見た人にどんな効果を与えるかを教えてもらえたことで成長に繋がった気がしました。

Q4:鉛筆デッサン対策で役立った点をおしえてください。
色んなモチーフで描く機会があって、色んな講師の方から講評をもらえるので、課題ごとに成長できた気がします。

Q5:あなたなりの学科対策の秘訣をおしえてください。
国語は得意だから過去問を解いたくらい、英語が一番の難所だったので英語と仲良くなる系の動画を沢山見て、辛くならない範囲で対策をしていました。

Q6:今後の目標をおしえてください。
友達を沢山作るのと、やりたい事や作りたいものをなるべく全部叶える大学生活にしたいです。

Q7:最後に、これから美大の映像メディア系を志望する人へのアドバイスをお願いします!
夢を叶える為だったり、興味のある分野へ進む為の試験だと思うので、無理せず楽しく作品制作してください!

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いかがだったでしょうか。
映像科の受験対策ならでは難しい部分や醍醐味も感じられつつ、お二人とも制作を楽しみながら成長していったことがうかがえたかと思います!

映像科では新年度に向けて、各種春のイベントも開催しています。
3/30(日)〜4/4(金)には春期講習会があります。全6日間で一般選抜から総合型選抜まで、幅広く対応したカリキュラムです!
詳しくはこちらから

また3/16(日)は春期講習直前講座を行います。内容は「映像メディア作品を構想する」。
詳しい情報はこちらに

春の教室でお会いできるのを楽しみにしてます!!

↓↓SNS(映像科公式)もよろしくお願いします!
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映像科の授業
オンライン教育科(映像コースを開設)

2025年度 入試を終えて。

新宿校  昼間部 私立美大デザインコース講師の笹本です
全国の私立美大受験を終えた皆さま 本当におつかれさまでした。これから国公立、後期日程の試験を控えている受験生は体調に気をつけて 自分を信じて最後までがんばってください!
この場をお借りして 昼間部 私立美大デザインコースの入試結果をお伝えしようと思います。
今年度は在籍する生徒のうち多摩美術大学 グラフィックデザイン学科を第1志望とする生徒が 26名いました。昨年11月に行われた学校推薦型選抜試験では 16名が受験して 11名が合格。最終的に 26名のうち 21名が多摩美術大学 グラフィックデザイン学科に合格。合格率は 80.7%でした。
武蔵野美術大学 視覚伝達デザイン学科を第1志望にしていた生徒は 5名。そのうち 4名が合格。合格率は80%でした。
その他に 多摩美術大学 プロダクトデザイン専攻、テキスタイルデザイン専攻、情報デザイン学科、工芸学科、劇場美術デザインコース、武蔵野美術大学 工芸工業デザイン学科、基礎デザイン学科、空間演出デザイン学科、デザイン情報学科、東京造形大学を 第1志望にしていた生徒たちも合格しています。
今年度も担当する生徒ひとりひとりが、第1志望校に合格するための指導と対策を講師一丸となり本番に臨みました。結果として、たくさんの生徒たちが合格を掴みとることができ、その喜ぶ姿を目にすることができました。しかしその反面、第1志望校に届かず悔し涙を流した生徒がいたことも事実。悔しい…!
さまざまな想いが交錯するなか、大学生になる卒業生たちも受験生になる皆さまも春に向けて、ゆっくりと少しずつ気持ちを整えながら準備を進めてください。
最後にお知らせです。ほんの一部になりますが、明日(2/28)より新宿校1階ギャラリーにて再現作品の展示が始まります。興味のある方はぜひお立ち寄りいただければと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

彫刻科 ラストスパート

彫刻科の臼田です。いよいよ芸大の入試まで一週間を切りました。緊張の重圧がのしかかり精神的にしんどい時だと思いますが最後の最後まで成長できるので頑張りましょう!!体調管理にも気をつけてください。早速最近の作品を紹介します。(作品数が多いので数を絞って紹介します。)

自刻像です。かなり安定感が増してきました。首周りの形もしっかりと抑えられています。全体の陰影のバランスにまで気を遣えていて素晴らしい出来だと思います。首の流れからの頭部のつき方が強くなりすぎる時があるので気をつけましょう!

実直にとても自然に形を追い込んでいけていてとても好感が持てます。よく観察できてますね。欲を言うと首周りの形をもう一歩追い込みたいのと、張りの形と下面の粘土はもう少し抑え込んでいきたいです。

この位置から見たヘルメスの印象を力む事なく自然に美しく表現できています。実直にモチーフに寄り添うことができれば必ず良いものに出来ると思います。一瞬たりとも観察を飛び越えた作業だけにならないように気をつけましょう!

いつもよりも自然な見え方がして良いと思います。空間性も綺麗で良いです。描写のリズムが単調になりすぎないように気をつけましょう!また描いていく中で柔軟に形の精度を合わせていく意識も忘れずに!

この作品については言うことないくらいよくできていると思います。あとはとにかくメンタルをコントロールしましょう!少しでもこの像ヤダなとか顔描けるかなみたいな気持ちが出るとよくないです。自分の積み重ねてきた鍛錬を信じて自信を持って制作してください!出来るはず

強くてとても目立つデッサンでした。形の精度に関しては輪郭や角度、垂直水平以上に像としての印象をとにかく意識しましょう!そのために観察に観察を重ね、像への理解を深めて上で制作する意識を大事にしてください。

最後に基礎科生の作品を一気に紹介します。

 

 

毎回言っていることですが、本当にみんなの成長速度に驚かされます。一課題ごとにたくさん吸収していってくれるので教えていて楽しいです。更なる成長を楽しみにしています。

今回はこれで以上になります。

《基礎科》受験日への心の持っていきかたについて

人間の心というのは不思議なもので、
土壇場で自分に嘘をつける人はあんまりいないんじゃないでしょうか。

土壇場で「頭真っ白になった」とか「いつもやらないことやっちゃった」とかよく聞きます。

自分が普段どれだけやってきたのかが偽ることなく試されてしまうのが、受験などの本番です。

受験当日落ち着いてできるというのは要は、「これだけやってきたのだから大丈夫」と自分に言い聞かせられるぐらい、この1年を過ごせたか?なのではないかなと思っています。

その時に「いやまだやれた、、、」「あーあそこやっておけばよかったな、、、」
なんてことを思ってしまうと、建物の土台がすこしずつ崩れていってしまい
ガラガラと色々なものがそこから崩れてしまうのではないでしょうか。
(落ち着いて考えればできたこととかもできなかったりするんですよね…)

基礎が大事、とよく言いますが、本当の基礎というのはそこなんではないかと僕は思っています。
どんな問題が来ても揺るがない基礎や土台。
それはやはり数や経験なんではないかなと。

時短や効率化というものがたくさん世の中に増え、とても便利になってく一方で、
身近なうちに身についたスキルや知識は、抜けていくのも早いです。
短時間かつ効率的に身についた技術に対して、絶対大丈夫、と自信を持てたら良いのですが、
やはりそうはいかないのが人間なんではないでしょうか。
世の中の技術の進歩はこの100年でとんでもなく急速に飛躍しましたが、
人間の本質というものはそんなに変わるものではなかったりします。

努力とか根性論ではなく、
自分が自分で信じられるぐらいやってこれたか?
それを自分に問われる瞬間が、受験というその日なのではないでしょうか。

大人になってくると、
試験や受験というものが減ってきます。
そうすると、自分がどれぐらい普段やってきたかという客観的な物差しみたいな
ものがなくなってきます。
意外とそういうものがあったことで、「ああもっとやらないとな」とか
「今回頑張ったな」とかわかったりしてたんだな、と思ったりもするわけです。

今週末、多摩美術大学、武蔵野美術大学の合格発表です。
基礎科にいた生徒さんのほとんどが受験をしていますし、
このまさに今ドキドキしながら発表の日を待っているのではないでしょうか。

皆さんが悔いなくこの1年過ごせて、しっかりその結果がついてきていることを
基礎科から願っています。

私大はほぼ終了<大宮校>

あっという間に2月も中盤です。年が明けて進むのが早いです。そして、武蔵美・多摩美の入試が始まるタイミングで寒波が来ました。暖冬なのかなと思っていたところで、一気に寒くなりました。特に多摩美や造形大学は寒いです。平地の気温の1、2度は低いと体感します。生徒には試験における注意に寒さのことも言ったので、対策してくれたことでしょう。

大宮校です。

私大の試験は、ほぼ終了です。これから、国公立、最難関の東京藝術大学に向けての最終対策となります。入試出題を予想された課題をこなしていきます。あとちょっとです。粘りましょう。

入試直前はまだ続きますが、次年度受験の生徒に向けたイベントが大宮校でもあるので、来年受験の方はホームページチェックしてください。まだ、申し込みのページが出来ていない場合があるので、その場合は大宮校に直接電話をください。

https://www.art-shinbi.com/omiya/index.html

今年の入試のお守りボックスの紹介です。毎年、いろんなものを詰め込んで生徒にあげています。これで受かるということではないのですが、ハンマー投げの投げ終わった後の雄叫び的なものと捉えてください。いろんな思いが詰まっていると思います。

入試直前のデモスト紹介です。講師も頑張ってくれています。生徒も頑張っています。黙々とやっていくしかないですねー!

では、また次回に。