こんにちは
芸大工芸コースです。
4月も残りわずかとなりました。年度のはじまりとして生徒それぞれが意識高く学ぶことができた月かと思います。この期間で達成できたことと、そうでないことをしっかり“まとめ”ておきましょう。今年度はデザイン科と合同で取り組むデザインワーク課題が既に始まっています。造形力だけでなく、制作に対する思考力を鍛える課題です。
デザインワーク課題に臨む学生の様子を紹介します。入試のためだけでなく、その先に待っている作家としてのあり方とも向き合う課題です。

こんにちは
芸大工芸コースです。
4月も残りわずかとなりました。年度のはじまりとして生徒それぞれが意識高く学ぶことができた月かと思います。この期間で達成できたことと、そうでないことをしっかり“まとめ”ておきましょう。今年度はデザイン科と合同で取り組むデザインワーク課題が既に始まっています。造形力だけでなく、制作に対する思考力を鍛える課題です。
デザインワーク課題に臨む学生の様子を紹介します。入試のためだけでなく、その先に待っている作家としてのあり方とも向き合う課題です。

渋谷校です。
この度渋谷校では造形大、女子美、日大、横浜美大など卓上デッサンでの入試に対応する、卓上デッサン無料講習を開催します。
開催日時
5/14(土)15:30~18:30
開催場所
新宿美術学院 / 渋谷校
参加費は無料。制作道具の貸し出しもありますので気軽に参加してください。
この体験授業では東京造形大学、女子美術大学、日大芸術学部、横浜美大など自分で卓上にモチーフをセットしてデッサンする試験を志望する学生が対象です。
デザイン・工芸科専門の新美・渋谷校ではこの度、そのような受験校をターゲットにしている高校生に向けての無料講習です。
他の予備校などではきちんと対応してくれない場合もある大学に対しての情報をしっかりこの機会に手に入れましょう。
申込みや詳細は
こちらから
ちなみに以前のブログで入れたモチーフセットの方法などのアドバイスも行います。そのときのブログはこちら、参考に。
以下は造形大を受験した学生の参考作品です。

では、渋谷校でお待ちしています。
こんにちは、映像科です。
映像科の木金日コースも今週で4週目となりました。
GWまでの前半期間には、
・絵で表現することの基礎(パース、人物クロッキー、鉛筆デッサン)
・文章で表現することの基礎(小説を読む、自分の経験を書く)
・言葉で表現することの基礎(プレゼンテーション)
などを中心に行ってきました。
みんな少しずつアトリエで制作することに慣れてきている印象です!



(人物クロッキーの授業の様子)
この時期は本格的に進路を決めた受験生や、次年度以降受験を考えている高校1・2年生の方からの相談も受けています。(詳しくはこちら)
特にGW明けから体験入学など検討されている方のために、5月のカリキュラムをお知らせしておきます。
5/8(日):映像作家研究/進学相談会
5/12(木):文章表現課題(小論文基礎)①
5/13(金):描写特訓課題①
5/15(日):実技総合課題(感覚テスト・発想力対策)①
5/19(木):文章表現課題(小論文基礎)②
5/20(金):描写特訓課題②
5/22(日):実技総合課題(感覚テスト・発想力対策)②
5/26(木):文章表現課題(小論文基礎)③
5/27(金):描写特訓課題③
5/29(日):実技総合課題(感覚テスト・発想力対策)③
見学や面談希望など、ぜひご連絡ください!!
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映像科の授業
オンライン教育科(映像コースも開設)
映像科公式 Twitter
映像科公式 Instagram
こんにちは。
新宿校先端芸術表現コースです。
先端芸術表現コースでは、1学期の間は、作品制作や活動につながる課題やワークなどを行いながら、受講生の関心や制作のあり方を探っていきます。
写真はドローイングワークの記録。描くことを学ぶ、というよりも、「うつす」こととはどういうことか、イメージをつくりだすために人々はこれまでどのような方法を行なってきたのか、ということを自らで実践していくワークショップになっています。お互いの影をうつしたり、鏡に映る自分の姿をなぞったり、円を描いたり、フロッタージュを行なったりしました。
こうしたワークでは、結果としてうまくいくかどうかよりも、自分が行なっていることやその結果できたものを、自分なりに捉え返すことがより重要です。こうしたことこそが、「実験」と呼ばれるものだと思いますが、こうした実験や試みを通して、日常的な制作を行なっていくことが、先端ではひとつの基礎となっていきます。
5月からもワークショップや課題演習とともに1次対策も継続して行なっていきます。
もし興味がある方は、ぜひ無料体験も活用ください。
https://www.art-shinbi.com/event/event-muryo.html
遠方の方は、オンライン教育の方も是非活用してください。
https://www.art-shinbi.com/online/
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それでは、先端芸術表現コースでした(画像はワークショップの様子になります)

こんにちは、彫刻科講師の新妻です。今年度もよろしくお願いします。
今年は以前無料体験で来てくれた人、基礎科生だけど一足先に受験科に混じって制作に取り組む人、今年度からの新入生、昨年からの経験豊富なベテラン勢とフレッシュ現役生と、彫刻科のアトリエは例年になく春から活気づいております。
春期講習から新学期はデモストを見てもらいながら、何に気をつけながら作ったり描いたりしてるのかを伝えつつ、それぞれの制作に取り組んでもらう機会が多いです。基本の確認と共に、今の時期だからこそできるチャレンジや価値あるものを目指して制作するマインドを育んでいきましょう!




春は特に総合的な素描力の向上を重視したカリキュラムになっています。対象がどんなものであったとしてもその魅力を引き出し表現する力は作品を作る上で大切だと思います。
では生徒作品の一部をご紹介します。
「自分の靴を描きなさい」

コンバースの生地のヨレ感やソールの溝、靴紐の重なりなどじっくり迫っています。

エナメルの光沢が伝わってきます。黒の色幅の引き出しがふえましたね!

まさかの下駄!構造は単純ですが、色味の幅や接点、質感など欲しい情報の見え方が適切です。
「コーヒー樽と綱」

序盤で形の修正をしっかりしたおかげで後半の描写でグイグイ絵が魅力的になりました。

各モチーフのあらゆる箇所に気遣いとこだわりを感じます!重さまで伝わってきます。
「鳩」

動物は常に動いているので、見て形を描く意識だけでなく、観察した情報からそのものらしさや骨格理解を自分で紙の上に再構成することが求められます。鳩の自然な佇まいが無理なく表現できています。
「ブルータス」

描き出し特訓の中の一枚です。この段階でブルータスをビンビンに感じる秀作です!

観察したものを余すことなく描いてやるという気概を感じます。見えない後頭部へとつながっていく形態の自然さと、衣の中の身体を感じさせられるとよりgoodです。

表情ハマってます。掘りかけのの頭部のはつりあとや、曖昧になりやすい衣同士の接点なども横着せずとらえていて好感がもてます。やや右肩が落ちるタイミングが早い感じがするのと、強い黒の采配をもう一段調整できるといいですね。

自主的に夜間残って描いた背景付きラオコーン。去年よりも自由に使える時間が増えた分貪欲にやりたい課題にチャレンジしてほしいです。ネックだった顔の印象も改善しましたね!
ここからは夜間部生(高3、高2生)の作品です。
「薪の束と針金」

今までなかなか踏み込めなかった細部描写やカリッとピントを合わせる仕事ができました!持ち前の形態感の強さや探りも効いています。

高2でこんなにいろんなことのバランスをとりながら描き上げることができるのが驚きです!アドバイスをこまめにメモする姿勢も貪欲でナイスです!
最後は昼間部生の1人、すっかりルーティンとなった人物クロッキーの一部を。




線が走っていますね〜!昨年から段々と捉え方や表現が洗練されてきました。デッサン、塑像にも確実に良い効果をもたらしています。
続けること。単純なことのようで小さな積み重ねが大きな気づきと自信へと繋がっていきます。
今回は以上です。気温差が激しいので体調崩さぬように!