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2022新学期始まってますー。

あっという間に、4月も半分過ぎてしまいました。暖かい日も増えてきています。服のチョイスが難しい時期ですが、それが楽しい時期でもありますね。ファッションは気合といいますが、風邪をひかないように気を付けましょう。

デザイン・工芸科夜間部です。

新学期始まっています。基本的に例年通りですが、少しバージョンアップして授業している感じです。一学期で大事なのは、カリキュラムです。進行やり方で夏期講習会に持っていく感じが変わります。一課題一課題、大切に進行していってほしいです。現役生はデッサンや平面構成の手順など、まだまだ慣れないことが多いです。芸大を受験する方は立体もあるので、覚えることが増えます。気合いいれていきましょう。

前回予告した、春期講習会にデモンストレーション制作してもらった、多摩美グラフィックの現役合格生の入試再現を紹介しておきます。自身のこれからの制作に役立ててくださいー。

芸大デザインコース

こんにちは
芸大デザインコースの山本です。

新年度がはじまり、アトリエに活気がみなぎっております。これからの一年間もどうぞよろしくお願いします。

まずは基礎実技課題を軸として授業が展開されていますが、今年度は同時にデザインワークと題した課題を課しています。入試実技の対策のみではなく、デザイナー、クリエイターとしての素養を身につけるような内容です。今後の学生それぞれの課題への取り組みが大いに期待されます。

新年度、夜間部授業内での石膏デッサンデモストを紹介します。描き出しで重要なことと、そうでないことの分別をわきまえることが大事です。ブルータス:2時間程度

映像科:2022年度の授業が始まりました!

こんにちは、映像科です。
映像科の一学期の木金日コースは、4/7(木)からスタートしています。
この春から映像科の入試対策をはじめる人も、再チャレンジとなる人もいると思います。
一学期は基礎的な課題を制作しながら、入試対策のベースを作る重要な時期です。

授業の内容はこちらで紹介されています。
https://www.art-shinbi.com/shinjyuku/eizo/index.html
また通学が難しい場合は「オンライン教育科/映像コース」を受講することもできます。

○映像系実技対策:
武蔵野美大映像学科の「感覚テスト」や東京造形大の「発想力」を想定した実技対策です。絵と文章でアイディアを他者に伝えるために、必要な描写力や文章表現力を学びます。

○小論文対策:
武蔵野美大、東京造形大、日大芸術学部の小論文の試験の形式に応じたテーマで書きます。美大入試においては小論文も「実技」として捉えます。独自の視点や考察を生かした文章表現を目指します。

○鉛筆デッサン対策:
武蔵野美大、東京造形大では試験科目として鉛筆デッサンを選択できます。またアニメーションやCGを志す上で基本的な描写力は大切です。クロッキーなども行いながら描写力を鍛えます。

○総合型選抜・学校推薦型選抜対策:
武蔵野美大映像学科の「クリエイション資質重視方式」「ディレクション資質重視方式」を中心に各大学の総合型選抜の対策も行っています。過去の合格者の情報も踏まえつつ、映像メディアへの理解を深める課題を実施します。

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映像科の授業
オンライン教育科(映像コースも開設)
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彫刻科 芸大合格者入試再現と合格体験記

こんにちは!彫刻科の小川原です。

新学期が始まり、皆エネルギッシュに制作に取り組んでいます!一つ一つ確実に身につけていきましょう!

twitterでも紹介しましたが、前回の芸大入試の合格者入試再現作品が完成しているので作者の合格体験記とともに紹介します。

ちなみに入試課題はデッサンは「ヘルメス」塑像は「自身の手を与えられた紙袋と組み合わせて内と外というテーマでつくりなさい」でした。

私は別の予備校で4浪しました。もういいと受け入れ、他の大学に1年入学しましたが、そこでもまたいろんな思いを感じることになりました。

やっぱり諦めきれない思いを抱き、環境の変化に弱い自分への対策として、試験3週間前に新美に行きました。いきなり来た自分に対して新美の先生は温かく受け入れて下さり、そして熱く、冷静に私の不十分だった箇所を指導してくれました。

課題ごとに合わせた先生方の論理的な指導は、私の中の散乱してしまっていた思考を少しづつシンプルでより強いものにしてくれました。

受動的ではなく、能動的に、当たり前のことを当たり前にできるようになって、今までとは少し違った気持ちで本番に臨めました。

結局、傾向と対策をきちんと自分の中で立て直すこと、何かを選んだ際にその他の選択肢を全て捨てて、選んだことだけに淡々と集中すること、新美の先生が教えてくれたこれらが本番で自分の支えとなり落ち着いて作品を作ることができた理由なのだと思います。

私の沢山の拗らせた思考を整理するのに新美はぴったりの場所でした。5浪してもなお理解が乏しい箇所を見逃さず指摘し、わかりやすく基本的な事を教え直してくれた先生の方々に本当に感謝しています。ありがとうございました。

 

「浪人生活を楽しむ」これは私が去年、予備校とそれ以外の実生活を互いに豊かにしていきたいと思い立てた目標でした。私は結果的に満足のいく形で受験を終えることができましたが、それまで多くのものに支えられてきました。ここではその過程で感じたことを書こうと思います。

まず環境の大切さです。新美の環境で良かったと思うのは、生徒が比較的少人数で、他者とその作品に距離を感じないことです。色んな作品や感性を身近に感じられることが楽しく、新美での浪人生活においてそれが何よりも私を前に進ませました。新美ならではの手厚く寄りそった指導も、自分と作品をいやがおうにも向き合わせます。芸術を志し、美大を目指す人に囲まれて制作するのは、そうでない人たちと制作するよりも有意義で濃密です。新美に通うことで、”やはり藝大を目指したい”という気持ちは強くなっていきました。

予備校外での実生活においては、受験生であるということより日々をどう楽しく過ごすか、つくりたい作品のイメージや純粋に彫刻とどう付き合いたいかを考えていました。今にして思えば、制作した時間というより関わってきた時間が私にとってとても大事なものだったように感じます。私は面倒くさがりでしたが、ただ興味さえ尽きなければそれが良い作品に繋がりました。

また、私は高3の直前まで進路に悩みましたが、興味のあった彫刻科へは高2の講習中から受験科にお世話になっていました。数をこなすだけでは上手くなりませんが、その積み重ねは確実に実力に繋がります。浪人中、彫刻ともっと早く関われていればとよく思いました。

最後に、一人で制作しているだけでは私は絶対にここまで来られなかったと思っています。他者あっての自分の作品であり、制作の中で同じ学年の人のみならず先輩や後輩、尊敬する先生方からも多大な影響を受けていると思い知らされました。今は新美で学べてよかったと心から感じています。常に親身になって上達の手助けをしてくれた先生方、飽きっぽい私を前進させてくれた予備校の方々、私のやりやすい環境を整えてくれた家族や友人にとても感謝しています。今まで本当にありがとうございました。

 

サボる事へ向けての努力を常に続ける。

塑像課題の前日の夜に粘土を練っていた事

朝早く来て場所取りをしていた事

夜間残って課題をこなしてた事

果ては毎日休まず予備校に通った事等々

これらは「サボる」ために行っていた。

朝に粘土を練りたくない

描きたくない位置でデッサンを描きたくない

入試直前で形の狂いを残したくない

全ては浪人生活を今年で終わらせたいの一心である。全ての行動の原点は「面倒くさい」なのだ。

近道は無いが、かといって遠回りする必要もない。泥臭く、かつ悪賢く頑張っていこうと思う。

 

 

合格者3名とも、なんとなく予備校に来てなんとなく課題をこなしてきたというわけではなくて、それぞれ自分の中に「芯」を持って受験と向き合ってきたのだなということが伝わってくる体験記でした。僕ら講師はどんな生徒であっても全力で教えます。しかし本人がどのようなスタンスでそれを受け取ってくれるかということが僕は一番重要だと思っています。
受験は講師と生徒の二人三脚です。皆さんがついてきてくれさえすれば、合格は見えてきます!がんばりましょう!

 

 

こんにちは。オンライン教育科です。

こんにちは。オンライン教育科です。

2022 始まりました。4月ターム課題制作期間です。

5課題コース受講の方は前半録画講評まではタイトなスケジュールとなりますが、できるだけ制作していきましょう。

来月末には第13回特別講義アップロード予定しています。

オンライン教育科では、毎月約3課題(生徒によっては5課題)を生徒に送付し、その講評を Zoomを用いて行っています。 講評はマンツーマン形式で、30分程度の時間をとり、各月の終わりに行っています。それに加えて、オンライン教育受講生のみを対象とした特別講義を1学期に2回行い、受講生の受験対策及びモチベーション維持に役立てることを目指しています。

画像は第12回特別講義 デザイン/油試験問題解説2022のものです。

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◯【NEW】2021年度 オンライン教育科生の合格体験記です。https://www.art-shinbi.com/online/taikenki_2021.html

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◯2022-2023 学生募集中です。

オンライン教育科  新美の指導を遠隔地の方にも!

オンライン教育科は、時間的・地理的な理由で各校舎に継続的に通学できない方のためのコースです。
Webミーティングツールを利用したオンライン上でのリアルタイム講評、録画による動画講評、豊富な参考資料によって、遠隔地の方の芸大・美大受験をサポートします。
講評は全てマンツーマンで行われ、受講生の進度に応じて、カリキュラムを組みながら進めていきます。

オンライン教育科では、
油絵、日本画、彫刻、デザイン、私立美大デザイン、工芸、映像、先端芸術表現、建築、デッサンの10講座を開講していきます。

高3・受験生は 10講座 【月5課題コース】と【月3課題コース】から選択になります。

高1・2生は原則【3課題コース】です。