国立校です。
ワールドカップ、盛り上がっていますね。
日本代表頑張ってほしいです。
さて今年度も始まったかと思ったら、早くも夏期講習会まで1ヶ月を切りました。
講習会の前にまずは体験入学をしてみませんか?
見学、相談だけでも構いません。気軽に来校してください。
こんにちは。映像科講師の森田です。
先月末に武蔵美のウェブサイトで映像学科も含む「造形構想学部」の情報が公開されました。映像系で受験を考えている人の中には武蔵美の映像学科を志望する人も多いと思います。先日のオープンキャンパスに合わせて映像学科のサイトでは入試の変更点も公開されていますので、必ずチェックしておいてください。特に以下の2点は要注意です。
1.総合入試/旧公募推薦「ディレクション資質重視方式」の出願条件
→昨年までの「評定平均3.8以上」という条件がなくなりました。
2.学科試験の変更
→一般方式の学科試験も昨年までの造形学部の国語・英語の試験(A・B日程)とは異なります。
詳しくは今後公開される「募集要項」を確認して、8月にもう一度開催されるオープンキャンパスにもぜひ足を運んで、自分がどの方式で受験するのか、しっかり把握しておきましょう!
++
入試の真面目な話題だけでは、、ちょっと物足りないので最近映画館で観たオススメ映画をひとつ。
既に色んな人が話題にしていますが、ウェス・アンダーソン『犬ヶ島』。面白かったです。パペットアニメーション作品という手法が注目されがちですが(そしてそれは物凄いのですが)、映画館で鑑賞する映画体験として他の作品では得られないような興奮があるように思います。細部まで作り込まれた映像を味わいたい人にはぜひオススメです!
こちらは予告編。
メイキング映像も。
こんにちは、全科総合部です。
というのは勝手に命名してしまいましたが、各科に関わらず
総合的に新美の情報を促していきたく発足しました、宜しくお願い致します。
担当は阿部です。
昨日の18日(日)では、サマーワークショップが新宿校で開催されました。
お陰様で、内部生・外部生ともども多数のご参加、ありがとうございました。
その様子の一部を、今日はご紹介します。
まずは、「リサーチTシャツ制作」どんなTシャツができるのか?ただのデザインではないので、
少し心配していました。
それどころか、ジャーン!!
こんな「おもしろTシャツ」が、たくさんできました。
ただのデザインしただけでなく、それぞれ個性が出て本当に楽しく見させていただきました。
欲しいのもありましたが、さすがに一点ものなので、もらえませんでした。
一部、新宿校1階のギャラリーに展示してありますので、興味のある方はご覧ください。
つづいては「木綿のハンカチを藍染で染めよう!」です。
こちらは、はじめてのワークショップなので、準備も担当の先生まかせで心配でしたが、
それどころか、ジャジャーン!!
素晴らしい!!
大したものです。こちらも購入したいくらいです。
一部、新宿校1階のギャラリーに展示してありますので、興味のある方はご覧ください。
つづいては「わくわくボディーペイント!」です。
こちらも、直接手にアクリル絵の具で描くので、大丈夫なのか?おちないのではないか?などと
余計な心配をしていました。
それどころか、ジャジャジャーン!!!
すごーい!!!
キュート!!!
全然平気でした。絵具もお湯で、ぺろーんととれました。
一部、新宿校1階のギャラリーに展示してありますので、興味のある方はご覧ください。
つづいては「手を型取りして描いてみよう!」です。
自分の手を型どりして石膏で成形しますが、改めて白い自分の手を客観的に観察するのって
不思議な感覚ですよね。いつも見ていて知り尽くしているはずですが、見れない角度があったり、意外な比率を発見したり。新鮮な気持ちで自分の手を見直すことが、楽しいそうでした。
1日で型を取って、デッサンも仕上げられるのか?と心配でしたが・・・
それどころか、ジャジャジャジャーン!!!
立派に仕上げてくれました。
一部、新宿校1階のギャラリーに展示してありますので、興味のある方はご覧ください。
つづいては「プロジェクターで映像を投影する」に、おじゃましてきました。
なんと!?
教室に入ると・・・ジャジャジャジャジャーン!!!
いきなり こたつ!?
これには、ビックリ!!オッタマゲーター!!!
まだ準備段階の画像しかお見せできないのが残念ですが、この段階でもワクワクしてきました。
次に「木工お皿を作ってみよう!」では、ジャジャジャジャジャジャーン!!!
お皿を越えたアーティスティックな作品が!
モチーフは、ゴッホのひまわりだそうです。敬礼!
つづいて「シルクスクリーンで学ぶ混色」
サコッシュなるカバンにシルクで、刷っています。
準備も大変だったと思いますが、そのかいあって喜び勇んでお持ち帰られたようです。
全てのワークショップをご紹介したいところですが、とても長くなってしまいますので、大変申し訳ございませんが、今回はこの辺で失礼させていただきます。
残りは、またの機会でご紹介させていただきます。
全てのワークショップの一部、新宿校1階のギャラリーに展示してありますので、興味のある方はご覧ください。
みなさんありがとうございました。
お疲れ様でした。
梅雨入りしました。デザイン工芸科夜間部です。
基礎的な課題も、ほぼ済んできてました。これから専攻別で課題が少し変わってきます。
光の課題に、少し手間取っていたようです。デザイン科としては、モチーフや条件は大事になります。そのなかで、お題に対して答えていかなくてはなりません。光や水など、基本的なモノは日頃からの観察が大事になります。新宿校舎の夕焼けも参考になります。色々なところでインプットするようにしましょう。
保護者会も行われ、志望校や受験に対しての取り組み方、などなど話をしました。皆さん真剣に話を聞いてくれるので、こちらとしても身が引き締まります。
デザイン工芸科は専攻が色々とあるため、まだ受験校が絞れていない方も多いです。焦らずまずはやることをしっかりやりましょう。
留学生専門のコミュニケーション授業もありました。話を理解し、自分の考えを伝えていく為の、大事な一歩になったことでしょう。
芸大系は、粘土が始まりました。参考の作品を見て手順をしっかりと理解しましょう。
夏期講習会のパンフレットも出来上がり、各専攻など色々とあるので迷っている人も多いかと思います。夜間部としては、まだまだ基礎から応用に入る段階なので、どのコースを選んでも問題ないでしょう。夏は課題に対する応用力を養う時期です。一つ一つ課題をやりきっていってほしいですね!あっという間に夏が来てしまいます。ぼやぼやしてられません。こちらもしっかりと、準備していきます!
こんにちは。油絵科の関口です。
今週から夜間部は人物課題に入るので、土曜日は巨匠のデッサンの模写をしてもらいました。僕も学生に説明をするため、描き出しだけ模写をしてみましたが、改めて巨匠の凄さを実感した次第です。
という訳で前回に引き続き、今日も人物表現と巨匠について書こうと思います。今後の制作の参考になれば幸いです。
ルーベンス
前回のブログでも少し取り上げましたが、実際に今回模写をしてみて「ルーベンスって本当に上手いな?」と、心から感心しましたので、もう一度紹介したくなりました。
表情の美しさや自然さ、モデルに対しての想いや感情…そして、微に入り細を穿つ程の画面への気配り、構成や技術も含めて色んなところが見えてくると、ただただ感心してしまいまうばかりです。絵を沢山描けば描くほど、その上手さは心に染みてきます。
このルーベンスの上手さをちゃんと伝わるように説明するには、少なくとも何回かに分けて書く必要がありそうなので、また機会があれば詳しく紹介しますね。
レンブラント
レンブラントは17世紀オランダの巨匠です。自画像なども数多くの名作を残しています。
銅版画やデッサンも数多く制作しており、顔の模写をして勉強をするには、ピッタリの画家だと思います。銅版画はかなり描き込んだものが多く、どの作品も表情が絶妙です。生きている人間の心の奥底を描いている、という実感が伝わって来ます。名だたる巨匠の中で言えば、決して技術的に器用な方ではないと思いますが、味のある「良い絵」を描くのがレンブラントという画家です。
全盛期には奢侈を尽くし、ある作品がキッカケで晩年は破産をして、見すぼらしい生活に陥ってしまいます。波瀾万丈な人生を送っていますが、その作品からは何とも言えない人間臭さを感じさせてくれるのです。人生、辛い事があっても、作品にはプラスになる事がある。という良い例ではないでしょうか。
ベラスケス
17世紀スペインを代表する巨匠ですが、ベラスケスはどういう訳か殆どデッサンを残していません。ただ、この人が卓越したデッサン力の持ち主であることは、疑いようがありません。彼は若くしてその実力を評価され、宮廷画家になります。宮廷では当時のスペイン国王フェリペ4世に寵愛され、沢山の肖像画を残しています。正確無比のそのデッサン力は、初期の頃から晩年まで決して衰えることなく、味わいを増しながら磨きがかかって行きます。
昔の巨匠は、晩年になればなるほど技術的にも内容的にも向上していることが共通しています。老眼や肉体的な衰えはあった筈ですが、もはやそういう次元ではないんですよね。僕も人生の折り返し地点は過ぎていると思うので、そういうところを目標にして行けたらな…と思います。
僕の知る限り、ベラスケスのデッサンで真筆として現存しているのは、2?3枚しかありません。もしスペイン王室のどこかに大切にしまわれているのなら、そのお宝を一度は見てみたいものです。
今回紹介したのはバロックの3大巨匠でした。ルネサンスと比べると脚光を浴びることが少ない気がしますが、絵を学んでいる人には是非じっくりと見て欲しい巨匠達です。
それでは今日はこの辺で。