新学期も始まって1ヶ月が経ちました。



新学期も始まって1ヶ月が経ちました。
こんにちは基礎科です。
基礎科ではGW明けから、専門課題の授業がはじまっています。
今回ご紹介するのは彫刻課題です。
彫刻クラスでは、経験者はミロのヴィーナスの首像模刻を、初心者は自刻像を制作しはじめました。
工芸専攻の生徒さんは円の台座と手の模刻制作です。
ミロのヴィーナスは動きもあり少し難しい課題ですが、皆必死に修正しながら頑張っています。2週に渡っての課題なので先ずは大きな形や動きから!順調。順調。
工芸の生徒さんは「私台座大好き??」と言いながらピッカピカに磨いています。
皆来週には良い作品が出来上がりそうです!!
こんにちは。学生課です。
今日は夜間部生を対象に学科模擬試験が行われました。
新美では全学院生に無料で多摩美系、武蔵美系の類似問題を実施しています。
各回ごとに自身の実力や、志望校判定をみて現状を知るだけではなく
苦手な分野やステップアップするためのアドバイスも記載されています。
特に私立美大を目指す人は学科の点数がポイントになります。合格に近づくために学科の苦手を
克服していきましょう。
新宿校では昼間部生や土日受験科を対象に月曜日、火曜日、水曜日に
夜間部生は土曜日に美大学科対策の授業を実施しています。
無料で体験もできますので気軽に1F総合受付までお越しください。
多摩美の小論文の添削講座も昼間部、夜間部問わず受講できます。
多摩美の学科では小論文の得点の割合が大きいので、こちらもしっかり対策していきましょう。
また校外生の方は全国公開美大学科模試も実施しています。
詳しくはこちらをご覧ください。
新美の通信教育では、細分化された美術系大学の入試に対応、各科コースで、基礎から専門課程まで幅広く対応しています。
遠距離のため通学できない方、
高校の部活でまとまった時間が取れない方、
社会人から受験を考えている方、
など様々な方が受講されています。
志望大学の専攻に対応した基礎的な課題を中心に実戦的な課題まで、皆さんそれぞれの進度や強化したい課題等、個別カリキュラムを組み、添削指導します。
詳しくはこちらをご覧下さい。
通信教育は隔週金曜日にupします。
こんにちは。彫刻科の小川原です。僕の投稿では今制作している作品の制作状況を紹介していこうと思っていますが、新美彫刻科の預かり作品と一緒に上げると長くなるので別で上げることにしました。よろしくお願いします!
さて、前回は材木の荒取りをしたところまでを紹介しましたが大分進んでいます。
僕は毎回頭部をある程度形にしてしまって、それを基準に他をつくっていくようなやり方をしています。本来なら全体をバランス良く捉えていくのが普通なんですが(皆さんもデッサンを描くとき先生に部分的に描くなー!って言われたことあるんじゃないでしょうか)僕はとにかく完成のイメージが作品のどこかに無いと気持ちよく進められないので最初にこれを設定してしまいます。
顔もいきなり刻んでいけないので、まずは荒取りです。四角く面取りするところから。
次に材に直接描いたデッサンを頼りにどんどん削っていきます。この辺の作業はザックリしているので、基準さえ外さなければ割と思い切りよく進められます。
太い部分は細められますが、縦の比率の位置関係は後で変えられないのでそこはかなり意識しながら進めています。
↓まだまだまるっこいです。でもとりあえず人っぽくはあります。体の正面に対して動きがあるのでそこが難しかったです。ヘルメスっぽい動き!?
髪の毛も印象を出していって全体的に雰囲気が出てきました。でもまだかなり太めです。髪も量が多めなので、今後体の作業を進めながらだんだんとサイズ感を合わせていきます。
胴体を彫り込み始めました。頭部はたまに白を塗って形の精度を確かめます。(最終的に白にはしないですが、白くして形を見やすくしておきます)
脚を彫り込み始めます。脚は重心を外すと一気に作品がダメになるのでかなり慎重に進めます。そういった理由もあり上半身の形を先に大体決めた訳です。
主に前面から彫っていきます。このとき背面は手つかずです。と言うのは背面はまだ量がたっぷり残っていて、脚の位置が予定より後ろにズレても大丈夫なようになっています。逆に後ろも決めながら進めると形を決めるチャンスが1回しかなくなってしまいます。
大体形が見えてきたら両脚の間にチェーンソーを入れて分断します。
この切れ目に向かってどんどん鑿を入れて脚の断面をつくっていきます。このとき背面側も削り進めます。
大まかに決まってきました。
次回は腕を進めていく予定です。毎回作品は中をくり抜いて空洞にする作業をするのですが、今回は全体的に細い作品になるのでやらないかもしれないです。
今回の作品は形がシンプルなので前回までの作品より進みが早いです!