オンライン教育科

こんにちは。オンライン教育科です。

来週は6月ターム講評期間が始まります。

5月末に第13回特別講義アップロードしました。

オンライン教育科では、毎月約3課題(生徒によっては5課題)を生徒に送付し、その講評を Zoomを用いて行っています。 講評はマンツーマン形式で、30分程度の時間をとり、各月の終わりに行っています。それに加えて、オンライン教育受講生のみを対象とした特別講義を各学期に2回行い、受講生の受験対策及びモチベーション維持に役立てることを目指しています。

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2021年度 オンライン教育科生の合格体験記です。https://www.art-shinbi.com/online/taikenki_2021.html

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◯夏期講習会申し込み始まっています。オンライン教育科受講生が通学受講する場合、コース・期間などご相談ありましたら講評の際などに担当講師とご相談くださいね。

◯オンライン教育科 夏期講習会も時期を合わせて開催します。

10コース〈高3生・高卒生〉〈高1・2生〉 3期

オンライン教育科夏期講習会の課題数は各期、デッサンと、専門課題の2課題です。講評はWebミーティングツールを利用したリアルタイム講評になります。作品のやりとりは全てオンライン上で行い、制作途中での質問などはメールや電話で随時受け付けながら、遠隔の受講生をサポートしていきます。
※2課題の内容は、受講生個別にカリキュラム組みます。

Ⅲ期 7/24〜7/31 (申込締切 7/21)

Ⅳ期 7/31〜8/7 (申込締切 7/28)

Ⅴ期 8/7〜8/14 (申込締切 8/4)

 

◯2022-2023 学生募集中です。

オンライン教育科  新美の指導を遠隔地の方にも!

オンライン教育科は、時間的・地理的な理由で各校舎に継続的に通学できない方のためのコースです。
Webミーティングツールを利用したオンライン上でのリアルタイム講評、録画による動画講評、豊富な参考資料によって、遠隔地の方の芸大・美大受験をサポートします。
講評は全てマンツーマンで行われ、受講生の進度に応じて、カリキュラムを組みながら進めていきます。

オンライン教育科では、
油絵、日本画、彫刻、デザイン、私立美大デザイン、工芸、映像、先端芸術表現、建築、デッサンの10講座を開講していきます。

高3・受験生は 10講座 【月5課題コース】と【月3課題コース】から選択になります。

高1・2生は原則【3課題コース】です。

【基礎科】アクリルガッシュこぼれ話

どうやら東京は先日梅雨入りをしたそうです。
梅雨のイメージといえばカビ、去年か一昨年か、梅雨がとても長かった年に
作業場からお風呂場から、ありとあらゆるところにカビが発生したことがありました。
換気をしようにも外気の湿度でカビるし、晴れの日がないしで、
完全にお手上げ状態になっていました。
今年はそうならないことを祈りながらも、意外と雨の日の静かな環境は
嫌いではなかったりします。なので今一番欲しいのは、静かな強力な除湿機です。
基礎科名越です。

カビの中にも白カビ黒カビがあるように、
アクリルガッシュの黒と白にも種類があります。
間違って買ってしまう生徒が毎年いるので、記事にしたいと思います。

まずブラックです。
大きく2種類のブラックがあります。
ジェットブラックとランプブラックです。
ランプブラックのランプはランプの煤(炭素?)から来ていると聞いたことがあります。

ホルベインさんの公式にはこのように書かれています。

ジェットブラックは、アニリン黒(有機顔料)、ランプブラックは、カーボン黒(炭素)を原料とした顔料が用いられています。 ジェット ブラックは単独での黒さに富み、ランプ ブラックは艶がない色合いです。 漆黒度はジェット ブラックが非常に高く、耐光性は、ランプ ブラックのほうがやや優れています。
(ホルベイン技術情報Q&Aより)

だそうです。
またデザイン工芸のベタ塗りの課題などで、白と黒を混ぜたりする時に、
ジェットブラックは粒子のようなものが浮いてきてしまい、綺麗に混じらないということが
あるため、モノトーンで塗る時はランプブラックを推奨しています。

確かにランプブラックはどこか赤く、ジェットブラックは青みがかっていますね。
ジェットといえば、最近公開されているトップガン、
とても面白かったです。映画館で見ることをおすすめします。

次はホワイトです。

ホワイトも色々な種類があるのですが、一番間違えやすいのが
ホワイトとミキシングホワイトです。
ミキシングホワイトは透明度が高いため、ベタ塗りで使うとムラの原因になってしまいます。
また、混ぜても混ぜても色があまりかわらないためベタ塗りには使わないようにしてください。
描写をする際には透明度がたかいので、繊細な混色が可能になります。
(https://www.turner.co.jp/art/gouache/index.html ターナーアクリルガッシュ)

いわゆる芸大系平面や水彩表現などで使いやすいのかもしれません。

このように、自分がどのような色味やテイストの描写をしたいのかによって
絵の具もチョイスできると、表現の幅が一気に広がるかもしれませんね。

ぜひ興味があれば、購入して試してみてもいいかもしれません。

 

では

三者面談とデモ見るだけの日

梅雨入りしました。ちょっと憂鬱な時期が続きます。雨で出かけようという気が減るので、ここでしっかりと勉強タイムにしていきましょう。

デザイン・工芸科夜間部です。

デザイン・工芸科夜間部は、一学期と二学期の年間二回の三者面談があります。一回目は、学科のチェックと第一志望のチェック、そして夏期講習会をどう過ごすのかっていうところを話していきます。二学期では、夏期講習会の報告と実技の上達レベルが主な話になります。親と本人と面談することで、普段見えない生徒の様子が見えて、その辺も今後指導するにあたって参考になるなと思いました。今と昔と親子の関係はちょっと変わってきているのも興味深いです。夏期講習会の申し込みが、6月1日から始まりました。内部生は、早めに申し込むようにお願いいたします。

https://www.art-shinbi.com/season/summer/

 

恒例の授業「デモンストレーション見るだけの日partⅠ」も行われました。今回は、授業の風景写真だけアップしておきます。作品紹介は次回のブログでということで。

毎回思いますが、背中にたくさんの視線を背負って描くのはとても大変です。精神力を持っていかれる気がします…奮闘してくれた先生方、お疲れ様そしてありがとうございました。

では、また次回。

彫刻科、学生作品6月

こんにちは、彫刻科の坂下です。

デッサンも塑像も完成のイメージをしっかり持つことが大事です。

夏期講習までに自分の弱点と強みを洗い出していく意識で一つずつ課題をこなせるといいですね。

 

昼間部 円盤投げ

円盤の腰付きや頭部の動きが見れてきてます。もう少し明るい部分の形を複雑に捉えていきたいです。

色感、炭のやわらかさに加え、形の張りがでてくるともっといいですね。
顔側、粘って合わせてきました!足回りがもう一歩!

 

塑像、構成課題。手とマスクです。

腕の伸びた先に指の接点の繊細さ、緊張感のあるマスクが作れました。

腕の動きに連動するような地山を展開してます。リズム感がありますね。

上に向かう手に対して逆の動きのマスク。いい見せ方ですね。

逆さまで難易度がグッと上がるなかで似せてきました。

夜間部 アムール

これまでタッチが荒くなってまとまらないことがあったのですが、ここではいい塩梅で噛み合ってきました。

基礎科

ヘルメス。頭部の倒れてくる感じを出すのが難しい位置ですが、炭をうまくコントロールして動きにつなげています。

皮膚感がいいですね。シワや爪も形にハマってきてます。次は手首にも動きを入れるといいと思います。

牛骨にあたる光の印象をしっかり見れています!布も自然で綺麗です。

 

今回は以上です!

自分に厳しく!どんどんテンションあげていきましょ〜!

デザイン工芸科昼間部

こんにちは
デザイン・工芸科講師の山本です。

梅雨に入って晴れない日が続いておりますが、張り切っていきましょう。授業で行った演習課題をすこしだけ紹介します。

写真模写課題、手の解剖学演習、靴の細密デッサンです。これらが自分の実技力の“栄養”となり、入試実技課題に活かすことが次の課題となります。