カテゴリー別アーカイブ: 油絵科

【油絵科】いろんな報告ちょこちょこと。

こんにちは、油絵科夜間部の鷹取です。

今日はちょこちょこと色々な報告を!

まずは油絵科、夏の特別企画展

『To Rewind Time』

が9月30日に無事終了しました!

今回の展示はTwitterでもたくさんの反響をもらうことができ、実際に見た人たちからも見応えがあった、良かった、など良い反応をたくさんいただけました。
展示の企画を立ち上げたときは、当時の作品を展示するにあたって協力してくれる人はいるかな?と心配していましたが、本当に皆さん快く協力してくれました。
展示参加者を発表した時に、

『〇〇さんて新美だったんだ!〇〇さんも!?うわー!〇〇さんもいる!!』

と生徒達も盛り上がっていました。現在活躍して居る人たちも自分達と同じ受験生だったことを間近で感じることが出来、良い刺激になったのではないかと思っています。
改めてありがとうございました!

そして10月からはギャラリーにて全科合同のコンクールの展示が始まります。これは新宿校のみならず、国立校、秋葉校、渋谷校も参加する校内コンクール。

課題は『わたし自身』をかきなさい。

ギャラリーにどんな作品が並ぶのか、こちらも楽しみにしていてください。
油絵科も入ってるかな!?

夏の展示が終わり、秋の展示がはじまる、そして秋になると毎年行われているのが保護者会です!
そう、10月3日(日)の今日がまさに保護者会。
年に一度…海老澤先生のスーツ姿が見られる貴重な日(そこじゃない!!)
今年も希望する方がいた場合はzoomでの保護者面談も行いました。
山本先生と海老澤先生が苦労しなが、一生懸命zoom設定してて…思わず写真を…(笑)

夜間部生の保護者様とも不安なことや気になることなどお話しできて良かったです。
保護者会に限らず気になる事があればいつでもご連絡下さい!

↓ ちなみに夜間の来週からの課題は ↓

これをどんな風にキャンバスに表現してくれるのか!!たくさん観察して、感じて考えて、ガンガンやっていきましょう。

10月を越え11月に入ると公開コンクール、そして12月には冬期講習と、段々と受験が本格化してくる季節に入ります。
冬期講習のパンフレットもそろそろ出来上がってくると思いますので、公開コンクール同様チェックをお忘れなく!

公開コンクールは冬期講習に入る前に校内外問わず自分の実力を試すための重要な機会です。またTwitter、ブログなどで詳細お知らせしていきますので、是非参加して下さいね!!

出演!!アニメ放送直前!ブルーピリオド大解剖SP

 

先日、新宿美術学院でテレビ番組の撮影が行われました。

新美油絵科講師の阿部先生と鷹取先生がテレビに出演します!

出演者が油絵科のアトリエで木炭デッサンに挑戦、指導とレクチャーをしました!

ぜひ、放映をご覧ください! お楽しみに!!!

「アニメ放送直前!ブルーピリオド大解剖SP」
9月24日(金)25:25~25:55 MBS/TBS系にて放送!

新宿ダンジョン

こんにちは油絵科昼間部です。
夏期講習が終わり2学期が始まりましたね。
夏期講習で初めて新美に来た方は新宿駅の複雑さに戸惑った人も多いと思います。
新宿駅は最近東西連絡通路ができ大変便利になりましたが、初めて利用する方は苦労する駅です。確か利用者世界一でギネス記録に載っていたはずです。私も新美に通い初めの頃は毎日迷って迷宮探索していた記憶が有ります。だんだん慣れて好みのルートができてくるのですが、同じ目的地でも人によって道順に違いがあり面白いです。地下から行くか地上から攻めるか、、、、

写真は昔新宿駅の地下で行っていた、新宿駅の模型の展示写真です。再開発が絶えず進められていますので現在の状況はまた違うのですが、こうしてみると広範囲への広がりと共に立体的な入り組みが合わさってできてい流ことがわかります。普段はただ歩いているだけですがこうして視点を変えると視覚的なインパクトが全然違って面白いですね。少々強引ですが観察する視点というのは自身の目を通したものだけでなく俯瞰的な視点や想定的な視点など、多くのものの見方があると思います。地学や化学などいろいろな図式がありますがそういったものには目的に応じた視点が設定されていているので見るだけでも結構楽しむことができます。

夏期講習会の総括!

みなさんこんにちは。

油絵科 新宿校です!

また一段と、かのウィルスの威力が強まる中 計6期の夏期講習会が終了いたしました。静物、人物やイメージ、ドローイング等様々な課題をこなす中で、浪人生は更なるレベルアップを目指し、現役生は普段より長時間絵と向き合える貴重な期間でしたね!        内部生は元より、外部生の地方生や高校2年生の人達も含めて実りのある夏になった事を祈るばかりです!!

夏期講習会の間には武蔵野美術大学の諏訪敦先生にも説明会に来て頂き、貴重なお話を聴く事ができました!

夏は課題の自由度が高まり、自分の表現の幅を広げたり、発想力等を高める期間だと言えると思います。

みなさんは今の自分の課題と見つめ合い、充実した時間を過ごすことができましたか?

1週間後からまた2学期がはじまりますが、今は大変な状況の中で受験に向かわなければなりません。できる限りの対策をしっかり行なっていきながら更なるステップアップを目指しましょう!!

また1階で開催中の展示会

『To Rewind Time -受験生だった作家たち-』も絶賛開催中です!!

<出品作家>

大坂秩加、多田恋一朗、友沢こたお、福本健一郎、松田修、宮本瑛未、山口つばさ、吉田晋之介

2021 8.16/mon~9.30/thu

10:00~19:00/mon-sat

10:00~16:30/sun

夏期講習もラストスパート!!

こんにちは

新宿校 油絵科です!

夏期講習も4期が終わり、残すところ5期6期となりました。

夏期は普段描く時間が少ない現役生にとっては力が伸びる大切な時期です!

それぞれ自分の課題、必要な要素と向き合い己の絵と闘っていることと思います!

油絵科の受験には様々なジャンルの絵のタイプがあることは言うまでもありませんが、何を描こうにも必ず最初に出てくる課題が構図!!

そんな構図を学びたい時に、日本の『浮世絵』が参考になるのは聞いたことがある人も多いかもしれません。

中でも印象派で有名なマネやゴッホに影響を与えた『歌川広重』が良く挙げられると思います。

歌川広重(1797~1858) 本名:安藤重右衛門

は江戸時代の浮世絵師で、火消同心(現代の消防隊)の家に生まれ、家督を継ぐも小さいころからの絵を描きたい気持ちを押さえきれず浮世絵師になった人です。

1833年(天保4年)に広重の中でも傑作と言われる『東海道五十三次絵』が生まれました。

広重は構図の素晴らしさだけでなく、青、特に藍色の美しさでも有名で、油絵の具では出すことのできない木版画の藍色の鮮やかさは欧米では『ジャパンブルー』と呼ばれ、フェルメール・ブルーにちなんで『ヒロシゲブルー』と呼ばれるほどです。

そんな広重の作品が現在、ミネアポリス美術館のデジタル・コレクションで1000以上の作品を自由に閲覧し、ダウンロードすることができます!!

リンク↓

Minneapolis Institute of Art’s digital collection:Utagawa Hiroshige

『東海道五十三次』『名所江戸百景』などの風景画は見たことがある人も多いと思いますが、あまり見たことないおもちゃ絵やだまし絵なども数多く見ることができます!

構図だけでなく、シルエットの造形美や発想の面白さまで参考になる事間違いなしです!

気になる人は是非チェックしてみて下さい!

夏期講習もラストスパートになりますが、いい意味で受験を意識せず、『いい絵』を描くことを目指し、また自分のスタイルを探っていきましょう!!

新宿校 油絵科でした!!