カテゴリー別アーカイブ: 日本画科

日本画科便り8-夏期講習会デモンストレーション?

日本画科です。

立秋とは名ばかり。暦の上ではすでに秋ですが、猛暑厳しい今日この頃、夏期講習会もいよいよラストスパート!日本画科「後期芸大コース」、「後期私大コース」の2コースも大詰めです。

 

今夏は、「後期芸大コース」において坪井講師が石膏像マルスのデッサンデモンストレーションを行いました。この石膏デッサン。日本画科の受験では共通一次に石膏デッサンを課している大学も少なくなく、避けて通ることの出来ない課題と言えるでしょう。

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日本画科では周期的なイベント、レクチャー、デモンストレーション(デモスト)を行い、生徒のブラッシュアップを図っています。現在は、石膏デッサンと静物着彩を中心に「描き出し」、「クロッキー」を生徒と一緒に描くことが多いです。

特に、講師の制作デモンストレーション(デモスト)は「全講師」が行います。口頭指導、個人指導の他、”直に見て学ぶ”というそんな学びのあり方も大切にしています。

 

8-1←アタリ取り10分経過。この段階で生徒を集めて描きだしのレクチャー!日本画は12時間制作のため、最初の描き始めがとっても大事なんです。

 

8-5←この段階でだいたい2時間。

 

「後期私大コース」の様子です。手前に写っているのが私大専門の講師、岩崎講師です。とても熱く、パワー全開!分かり易く、かつ的確な指導が持ち味です。

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最後に。

先日、多摩美術大学日本画科教授の岡村桂三郎先生がお忙しい中をお越し下さいまして、講習会授業終了後、「特別講演会」を行って下さいました。講演では多摩美術大学の学校紹介を始め、日本画の話、ご自分の受験生時代の話までお話下さいました。そうなんです。岡村先生は新美日本画科のご出身でもあるんですね。

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講演は質問コーナーを含めておよそ2時間にも及びました。

生徒たちは最後までとても熱心に聞き入っていました。

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岡村桂三郎先生、改めて感謝申し上げます。どうもありがとうございました。

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日本画科便り7- 夏期講習会START!?

日本画科講師の金子です。

炎暑しのぎがたいこの頃。蝉の声が聞こえる季節となりました。一学期期末コンクールも無事終えることが出来ました。

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自分自身の長所と短所、出来ていることと出来ていないことを理解し、弱点克服に繋げていくことが大切ですね。

 

さて、暑さも本番。いよいよ夏期講習会が始まりました。

夏期講習会は前期・中期・後期と3期に分かれ、日本画科では5つのコースが設定されています。夏期講習会においては、基礎を確実にし、弱点を徹底的に克服します。

「前期総合コース」、「中期総合コース」、「後期芸大コース」においては制作時間を長めに取り、各々の課題点を克服するための対策を行います。また、「後期私大コース」では、多摩美術大学と武蔵野美術大学の入試傾向を理解し、目標を見極める学習を行います。このコースは、12日間全てが一日課題のため、毎日講評を行います。

外部から受講する方は、それぞれの課題点を理解し、また、共有するため、講習始めと講習終わりに最低でも2回の個人面接を行います。受験において経験豊富な日本画科講師陣が、ひとりひとりとしっかり向き合ったきめ細やかな指導を心掛けていますので、安心して受講していただければと思います。また、地方から受講する方は、生活面などにおいても不安な事が多いことでしょう。そのあたりも出来る限りバックアップしますので、お気軽にご相談下さい。

この夏期講習会でレベルアップを目指して頑張りましょう。

 

日本画科受験についても質問があれば講師がお答えします。お気軽にどうぞ。
また、日本画科に興味ある受験生がいらっしゃいましたら是非見学にいらしてください。

健康に留意し、夏期講習会を乗り切りましょう!

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日本画科便り5-夏期講習会のご案内-

日本画科です。

 

― 夏期講習会の準備も着々と進行中!

夏期講習会は前期・中期・後期の3期に分かれ、基礎を確実にし、徹底的に弱点を克服します。そうです、この「基礎を確実にし、徹底的に弱点を克服する」ということが重要なのです。学校との両立で忙しい高校生は、この期間に思う存分制作することが出来、力を付けることが可能です。

「総合コース」においては制作時間を長めに取り、各々の課題点を克服するための対策を行います。また後期の「私大対策コース」では、主に多摩美術大学と武蔵野美術大学の入試傾向を理解し、目標を見極める学習を行います。

特に外部から受講する方は、それぞれの課題点を理解し、また、共有するため、必ず講習始めと終わりに個人面接を行います。日本画科受験において経験豊富な講師が、ひとりひとりのレベルに沿ったきめ細やかな指導を心掛けていますので安心して受講していただければと思います。

短期間集中し、レベルアップを目指していきましょう!!!

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【お知らせ】

「夏期講習会」受講生を募集開始しています!

日本画科では、前中後期に総合コース、後期に私大コースを設けています。

東京芸大、私立美大、国公立美大、その他私立美大の入試情報と入試課題の緻密な分析によってカリキュラムを作成しています。講習を通じてデッサンと着彩をバランスよく学習していくカリキュラム編成です。

指導は、受講者のレベルに沿った丁寧な対応が特徴です。その理論的で分かり易い指導は各自の課題点をクリアにしていくものです。個別の実技指導も行いますので、初心者も安心して受講することが可能です。外部から受講する方にも強力なバックアップ態勢を考えています!面談等で徹底的な課題打ち合わせを行ってから指導に従事します。そのため、安心して受講いただければと思います。清潔度の高い環境は空調設備も万全のため、安心して課題制作に集中することが出来ます。

少数制の徹底した個人サポートです。是非、新美日本画科へお越しください。

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日本画科便り4-花講座第二弾報告!!!-

日本画科です。

 

去る6月22日(日)、プレ夏期講座「花講座」が開催されました!

題して、

新宿美術学院日本画科 花講座2「花講座2 ?花が描けるようになる-」菊編?花を描く上で大切なポイントを解説?

春の講座“百合編”に続く「花講座 ―花が描けるようになる―」の第二弾!!!

当日は「花を描く前にすべきこと」から花を描く実際まで、花を描く上で大切なポイントを解説。内部生、外部生合わせて約20名。短い時間でしたが、日本画科受験における大切なこと、型について、そして花の描き方(テクニカルなこと)などを中心に進行しました。

 

新宿美術学院日本画科 花講座2

「花講座2 ?花が描けるようになる-」菊編

?花を描く上で大切なポイントを解説?

午前

1準備

水切り

セッティング

花の仕組みを知る―解体

2描き始め

花を捉える前に―魅せるアングル、配置について

茎と葉の役割―軸となる茎と葉

アタリの置き方、形を描く上で大切なポイント

特徴の見極め

 

午後

調子について

質感について

 

講評

個々の長所と課題点、今後の学習ポイントについて

Q&A?皆さんの質問にお答えします

 

さて、以下の画像は今回の講座のものです!様子をご紹介します!

3-8←当日は「水張りレクチャー」から開始!日本画科はこの水張りはとても大切なんです。初心者はもちろんのこと、どんなに上手になっても今一度きっちり出来るか学ぶことが出来ます。

 

3-1?←水張りの次は「鉛筆の削り方レクチャー」。道具をしっかり扱えるようになること。このフォームをしっかりと身に付けることから全てが始まっていくのです。

 

水切り←「水切りレクチャー」後の花。正しい「水切り」と「葉の間引き方」について。

 

3-2←「水切りレクチャー」が終わり、「花の仕組みを知る―解体」。この時、さらに踏み込んだワンポイントアドバイスがあり、、、。

 

3-3←前回の行正講師に続き、今回は角田講師が一緒にデモンストレーションを行いました!!

 

3-5←漆原講師の解説!!!!!!!!!!

 

3-9←アトリエはこんな様子。私たち講師は誰一人見逃さず、ひとりひとり丁寧に回っていきます。

 

3-4←さあ、描き始めです!

 

3-6←講評風景です!20名を1時間ほど。この後も質問コーナーを設けてさらに個人指導1時間ほど。

外部からお越しいただいた皆さんには、日本画科の「デッサンプロセス」、「着彩プロセス」、「花の描き方プロセス」を配付しました。さらには「デッサン&着彩道具のワンポイントアドバイス資料」、そして「ホルベイン、クサカベ、ウインザー&ニュートンなどの透明水彩絵の具の各色彩ワンポイントアドバイス資料」を配付しました。

 


 

日本画科では周期的なイベント、レクチャーを行い、ブラッシュアップを図っています。尚、日本画科に興味ある受験生がいらっしゃいましたら是非見学にいらしてください。

尚、このような講座はまた開催予定です。第三弾もお楽しみに!次回も別の講師が一緒にデモストを行います!

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日本画科便り3-講座のご案内-

日本画科です。

梅雨空の季節となりました。雨中の新緑はひときわ色鮮やかで、新校舎の裏路地の紫陽花も美しく咲き乱れています。現在は中間コンクールが終了し、学期末コンクールに向けて精励中。今学期2回目の個別指導を終える頃です。

― 来たる6月22日(日)はプレ夏期講座「花講座」を開催します。

題して、

新宿美術学院日本画科 プレ夏期講座 「花講座2 ?花が描けるようになる-」菊編?花を描く上で大切なポイントを解説?

です!

 

日本画科は、東京藝術大学をはじめとして多摩美術大学、武蔵野美術大学、東北芸術工科大学、女子美術大学ほかほぼ全ての大学入試で植物が出題されています。今後の入試課題においても植物の出題確率はかなり高いと言えます。特に、花のある植物が出題された場合、モチーフの中でメイン的な役割を担うことがほとんどです。そのため、植物を練習することは日本画科において避けて通ることの出来ない道でしょう。

また、花は、人間に例えると“顔”になる部分でもあります。ですから、花の精度の高さが画面全体の印象を左右してしまうと言っても過言ではありません。

 

今回は春の講座“百合編”に続き「花講座2 ―花が描けるようになる―」と題して「花を描く前にすべきこと」から花を描く実際まで、花を描く上で大切なポイントを解説します!また、「どうしたら“らしさ”を抽出出来、美しく魅せることが出来るのか」など“着彩”に強い新美の豊富なデータを元に「花の捉え方とテクニック」を解説します!(尚、今回は希望制でデッサンと着彩のどちらかを選択することが可能です。)

新宿美術学院日本画科 プレ夏期講座

「花講座2 ?花が描けるようになる-」菊編

?花を描く上で大切なポイントを解説?

午前

1 準備

水切り

セッティング

花の仕組みを知る―解体

2 描き始め

花を捉える前に―魅せるアングル、配置について

茎と葉の役割―軸となる茎と葉

アタリの置き方、形を描く上で大切なポイント

特徴の見極め

 

午後

調子について

質感について

講評

個々の長所と課題点、今後の学習ポイントについて

Q&A?皆さんの質問にお答えします

 

画像は、春の講座「花講座1 ?花が描けるようになる-」百合編の時のものです。

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1-5←第1回百合編では、行正講師が一緒にデモストを行いました。

1-3←当日は、この百合の制作プロセスのほか、菊のプロセスを配布します!

尚、今回も別の講師が一緒にデモストを行います!講座の詳細は後日こちらでもアップしますね。

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指導は、受講者のレベルに沿った丁寧な対応が特徴です。その理論的で分かり易い指導は各自の課題点をクリアにしていくものです。個別の実技指導も行いますので、初心者も安心して受講することが可能です。

清潔度の高い環境は空調設備も万全のため、安心して課題制作に集中することが出来ます。

 

日本画科受験についても質問があれば講師がお答えします!お気軽にどうぞ!

また、日本画科に興味ある受験生がいらっしゃいましたら是非見学にいらしてください。