カテゴリー別アーカイブ: 新宿校

彫刻科:2学期お疲れ様でした。

講師の新妻です。2学期が終わりました。自分の中で「これはキタぞ!」っていう作品がいくつ作れて、ターニングポイントになるような実技はいくつあったでしょうか?自分の受験時代を振り返っても一番記憶に残っている密度の濃い実技は入試直前よりも長く制作できる秋〜冬にかけてが多かったなぁと思います。ここからは時間的にも内容的にも試験を意識した課題が増えてくるかと思いますが、昼間部生はここまでの蓄積の中に判断材料は十分に貯まってきているはずです。一つ一つの課題を点ではなく線で捉えて、強みと弱みを理解しながら合格への道のりを整理していきましょう。現役生のみんなも2学期でとても成長しました、ここからまだまだ上手くなります、前進あるのみです!

直近の秀作を紹介します。

今年は毎週末に近い頻度でコンクールを行い自力の判断を鍛えてもらっていました。そんな中での塑像コンクールの課題「自刻像と布の構成」です。人物の様子と布の扱いに関連があり自然と視線の方向へ空間のベクトルを感じさせる構成です。狙いとクオリティが噛み合ってきて、作品を見るのが楽しみになってきました。

マスクと任意のモチーフのイメージを使った構成です。空間の扱い、模刻物の精度、任意のイメージに対する言い切りの説得力、3つが噛み合い良い作品になりました。初動の勢いも含めて、この「上手くいった感」をしっかり分析して今後に繋げていきましょう。

マスクの構成の際に少し控えめな作者でしたが、扱う物量の踏み込みや言い切りのギアをグッと挙げて伝えたいことがはっきりして面白くなりました。扱える時間制限の中で何ができるのか、どこまでやれば第3者に伝わるのかを毎課題明確に意識していきましょう。

夜間部生の作品です。難しい模刻ですが、「かっこいいジョルジョ」のイメージに向かって作業を重ねていく様子が頼もしさを感じました。良いテンションです!印象を牽引していく力はあるので立体物としての前面と背面との関連などベースの押さえどころが自浄できて来れば尚良いです。

少ないですが今回は以上です、ではまた。

映像科:冬のおしらせ

こんにちは、映像科です。
今週末はもう12月。新宿校近くの初台駅ではツリーも点灯していました。一気に年の瀬の気配です。

12月の後半からは冬期講習会の期間になります。
ここ数回のブログでもご案内していますが、あらためてお知らせを!

■前期(12/16-12/21):私立美大映像/志望校別コース
受講生の志望校や併願の仕方に合わせたコースです。感覚テストや発想力、小論文、デッサンの対策を行います。

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■中期(12/23-12/30):武蔵野美大映像/実技総合特訓+コンクールコース
武蔵野美大映像学科の感覚テスト、小論文、鉛筆デッサンの対策を集中的に行うコースです。(小論文or鉛筆デッサンは選択です)

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■後期(1/4-1/7):武蔵野美大映像/感覚テスト特訓コース
武蔵野美大映像学科の共通実技試験「感覚テスト」の対策に特化した4日間のコースです。

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そしてこちらも再度おしらせです。
「『感覚テスト』を攻略する 冬編」は12/9(土)に開講。この一日で感覚テストのポイントを掴む内容です!
授業の詳しい内容はこちらから

冬期講習会に突入すると、入試までは一直線です!
今年の目標は今年のうちに乗り越えられるように、講師にもどんどん相談してください。
引き続き風邪など気をつけながら対策していきましょう!

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映像科の授業
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芸大デザイン・工芸コース

こんにちは。
新宿校デザイン・工芸科 芸大コース講師の山本です。

デザイン科の公開模試が全日程終了しました。ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。大変レベルも高く、有意義な模試となりました。特にデザインⅠ(色彩)近年の入試ではどのような問題が出題されるかわからない部分があります。どんな出題でも自分の育ててきた視点を大切にしながらデザインすることが重要と思います。

さて、12/3(日)は工芸科の公開模試(立体表現)が開催されます。ぜひご参加ください。

https://www.art-shinbi.com/koukai/2023/

画像は授業内での講師によるデモストです。

《基礎科》僕は意外と嫌いじゃないんです

うちは家で猫を飼っているのですが、毛の長さは短毛とは言えないし長毛でもない感じ。
だからと言って毛が抜けないわけではなく、むしろどこにでもついてるし落ちてると言う感じ。

コロコロで取っても取っても無限に出てくるというか、
下手すると自分についてたのが落ちてそれをまた取ったりしてたり。

まあとは言え掃除しないわけにはいかないのでダイソンで吸ってるとあっという間にタンクがいっぱいになったりして。

 

 

そんなんなので、我が家の大掃除いつやるか問題に悩みます。

(というか大掃除っていつやるか悩みません?)
昔みたいに年末めっちゃ時間あって数日かけて大掃除に時間取るほど皆さん余裕はないし、
年末ぐらいはむしろゆっくりさせてよって。

我が家は結構そんな感じで今ぐらいからちょこっとずつ掃除をしていきます。
(それを大掃除というかはわかりませんが…)
だって僕が年末大掃除できないから。

そうです冬期講習があるからです!!

もうすでにena美では冬期講習の申し込みがスタートしております。
スタートまで実はもう1ヶ月を切っており、申し込みも多数頂いております。
コースによっては締め切ってしまう可能性もありますので
(今年基礎科が例年よりも人の増えるスピードが早いのです。)
なるべく早めにお申し込まれることをお勧め致します。

初めてでどのコースを申し込んで良いかわからない方は、
まずお電話にてご相談いただければと思います。

基礎科は2日単位で授業を取ることが可能ですので、
「年末年始はゆっくりしたい、でも絵を描いといた方がいいかなぁ、、、」
という方にも日程の調整がしやすいかと思います。

大掃除と同じで、受験直前に一気にやるよりも、
年末の前からちょっとずつ掃除を終わらせるように、
少しずつ講習会で力をつけておきませんか??

では

入直へ突入

 

こんにちは、留学生科です。
急に冷え込むようになり、冬が近づいてきました。
街中でコートを羽織る人が増えるたびに、今年もいよいよ留学生試験がやってくるのだなと感じるようになります。


さて、志望理由書や出願が落ち着き、留学生科では面接練習がスタートしました。
まずは本番で伝えたいことを書いて整理し、「伝わる言い方」を模索していきます。
志望理由書での書き言葉とは違い、面接は面と向かってのコミュニケーションなので、堅苦しい、機械的な話し方にならないよう注意が必要です。

また、声の大きさ、話すスピード、抑揚なども考慮すべきです。
声質を変えることは難しいですが、相手が聞きやすいよう声の出し方を工夫することはできます。
ぜひ自分の声を録音して聞いたりと、改善点を探してみてください。


多くの留学生が第一志望としている多摩美・武蔵美の試験まで、あと1か月となりました。
入直課題、面接練習、体調管理……やるべきことはたくさんありますが、気持ちの面もうまくコントロールしていってほしいです。
美大受験はメンタル勝負な一面もあるので、これまでの努力を存分に発揮するためにも、緊張感をうまく利用することが必要です。

皆さんがこの1か月で急成長してくれることを期待しています!