カテゴリー別アーカイブ: 留学生

二学期、新しいスタート

 

こんにちは、留学生コースです。

8月30日に二学期が始まり、デザイン・工芸科夜間部では一週間かけて模擬試験を行いました。
もちろん、留学生も参加です。
模擬試験の内容は手のデッサン、静物、卓上、平面構成など志望校によって多少分かれますが、講師が採点したあと部門賞や総合賞に分けて表彰し、全体講評を行いました。

なんと手のデッサン部門、静物部門では、それぞれ留学生が1位を獲得しました!
これを励みに、今後ももっと上を目指して下さい。

 

留学生コースでは、二学期も一学期同様、実技試験に向けて準備を進めていきますが、出願や面接特訓もそこにプラスされるので、やることがどんどん増えますね。
10月に入ったらいよいよ出願準備となるので、調べておきたいこと、整理しておきたいことがあれば今のうちに進めておいて下さい。

中でも特に調べたり覚えたりする必要があるのが、作家・作品名です。
いざ面接練習が始まってみると、日本語が出てこない、なんてことはよくあります。
メモをして、確認するようにしましょう。

 

本格的に面接練習が始まるまでまだ少し時間がありますが、時々面談したりして準備が進んでいるかチェックするので、気を引き締めていきましょう!
油断は禁物です…

 

もうすぐ、2学期

 

こんにちは、留学生コースです。

慌ただしい夏期講習が21日で終了しましたが、皆さんこの夏の1カ月はどうでしたか。
留学生コースではひたすら短時間で描く練習をしたり、面談を通して日本語チェックをしたり、内容は盛りだくさんだったかと思います。
自分でも気づかぬうちに成長しているかもしれませんね!
本当にお疲れ様でした。

 

さて、2学期は8月30日(月)から始まります。
2学期が始まると、いよいよ留学生試験が近づいてくる……
考えただけで緊張する……
という声を夏期講習の終わりから聞いているのですが、いざ2学期になってみると緊張している暇もありません。
今までよりさらに慌ただしく、そしてあっという間に過ぎていくものです。

 

↓↓↓ 9月以降の留学生コースの予定をまとめてみるとこんな感じです ↓↓↓
(※実技指導のカリキュラムに関しては各科実技講師に詳細を確認して下さい)

9月
模擬試験(デザイン科)
留学生面接イベント

10月
面談(志望理由やポートフォリオなどのチェック)
志望理由書作成、添削

11月
出願締め切り(主に五美大)
面接練習開始
入試(女子美など)

12月
面接練習
入試(ムサビ、多摩美、日芸など)
合格発表

 


9月の予定にある「留学生面接イベント」とは、
昨年度ムサビor多摩美に合格した先輩方を招いて実際の面接内容を再現していただく、
というイベントです。
どんな質問をされ、どう答えたか、できる限り本番の様子を忠実に再現してもらいます。
また、教室の雰囲気や面接官の人数、距離感、他の受験生の様子などについても詳しく解説してくれるので、ぜひ参考にして下さい。

このイベントは毎年新美内部生向けに行われていますが、今年も感染対策を十分に考慮した上で実現できたらと考えています。

 

↓↓↓ 画像は去年のイベント時に撮影したもの ↓↓↓

↑↑↑ 合格作品について講師が解説します ↑↑↑

 

今年はどんな先輩が来てくれるのか、楽しみですね。
暑い日がまだまだ続きますので、皆さんしっかり体調管理をして過ごして下さい。
では、また2学期にお会いしましょう。

 

 

本番で言葉に詰まる前に…

 

 

こんにちは、留学生コースです。

 

先日EJUの成績発表があり、留学生たちが若干ざわついております。
各大学が発表した今年度の募集要項をみると、学校によってはEJUやJLPTの要求レベルが高くなっているため、場合によっては受験資格がないかも⁈ なんてことになっている生徒もいるかもしません…
留学生試験で求められる日本語能力は、年々高くなっていることは間違いないようですね。

 

ところで、日本語能力と聞いて皆さんはどんな能力をイメージしますか。
語彙力、文法、読解力…いろいろありますね。
これらは基本的な能力として、EJUやJLPTによって試されます。
ただ、美大受験で求められる日本語能力というのは、それだけではありません。
美術というコミュニケーションにおいての伝え方や日常会話力、また両者のバランスが非常に大切になってきます。

 

聞く・・・伝える前にまず相手の声をよく聞きましょう。何を問われているか、よく考えましょう。

話す・・・自分のことを知ってもらえるチャンスだと思って下さい。「語る力」が問われます。

 

これは、実技試験にも通じる考え方です。
課題を理解し(聞く)、制作する(話す)。
自分の視点で話す練習を、皆さんは普段からしているわけですね。
新美では、この時期から留学生に「自分について話す」機会を多く与えるようにしています。
作品について、やりたいことについて、どんなことを考え、どんな意図があって、どのように工夫しているかなど、それぞれに発表してもらう場面も増えていきます。

何も考えていない…とか言うと、必ず某先生や某先生に怒られます。
毎日いろんな質問をして困らせ、無理矢理しゃべらせるつもりでいるので、留学生の皆さんは、伝える習慣を今のうちに身につけて下さい。

 

カクゴシテテネ

 

3時間で描くということ…

 

こんにちは、留学生コースです。

6月、7月に五美大のオープンキャンパスが行われました。
皆さんは参加できましたか?
多摩美留学生の申し込みは10分で締め切ったそうですね!
参加できた生徒は、教授と面談したり在学中の先輩方にお話を聞いたりと、充実した時間を過ごせたようです。

こういった大学のイベントは、学校の雰囲気だけでなく、それぞれの学科で学生たちがどんな研究をしているのか、自分のやりたいこととの結びつきはどこにあるのかを知る大切な機会です。
積極的に参加しましょう。
参加できなかった方はぜひ今後の芸祭に注目してみて下さい。
まだまだチャンスはあります。

 

夏期講習Ⅲ期の留学生夜間コースはというと……
3時間で描く特訓をしています!
志望校、専攻問わず全ての留学生が3時間で1作品を制作するというトレーニングをしています。
入試までまだ少し時間はありますが、今の時期に試験で要求される速さと完成度を体感しておくのは、今後の課題を見つけヒントを得るための大切な一歩です。

速く完成させるというのは、ただがむしゃらに手を動かせばいいというわけではありません。
(もちろんそれも大事ですが…)
手順に気を配りながらきれいなベースを作ること、常に全体を気にすること、普段から資料集めをすること、効率のいい色の塗り方をすることなど、やるべきことはたくさんあります。
コツをつかむ、ということですね。
先生からのアドバイスをぜひ参考にして下さい!

 

 

緊張感のある制作も、スポーツをしているみたいでなかなかたのしい(?)ものですね。
日に日に上達していくのを実感している生徒もいるのではないでしょうか。

 

 

一部制作風景。
この中に先生が1人混ざっています。
わかるかな……

 

 

留学生、特訓開始!

 

こんにちは、留学生コースです。
数日間のお休みも明け、いよいよ夏期講習突入です。
EJUもJLPTもようやく終わり、ここからは清々しい気持ちで(?)制作に集中できるのではないでしょうか。

 

さて、夏期講習の留学生コース(デザイン系夜間部)ではⅠ期〜Ⅵ期、17:30〜20:30に授業が行われます。
このコースは留学生に限定しておらず、学校の都合などで昼間部に参加できない日本人生徒も受講可能です。
Ⅰ期は共通課題(平面系と立体系に分かれる)、Ⅱ期以降は個別課題になります。

 

留学生からよく「通常授業と夏期講習の違いは何か」という質問を受けますが、一つはこの個別課題にあります。
1学期は基礎を固めるという意味でも、私大系全員同じ課題で制作をしてきましたが、夏期講習では志望校別の課題が用意されています。
専門課題を集中的に練習するいい機会です。

もう一つの違いは、制作時間にあります。
今までは3日間で1課題というスケジュールでしたが、夏期では2日間で1課題となります。
制作時間を短くし、試験の時間制限をより意識した訓練をすることになります。
場合によっては3時間制作もあるかもしれません!
必死に手を動かすしかありませんね。

 

 

セミも鳴いたことだし、夏も本格的に始まったということで、覚悟を決めて滝に打たれましょう!