カテゴリー別アーカイブ: 留学生

冬に向けて

 

こんにちは、留学生コースです。

出願ラッシュもようやく落ち着き、留学生コースでは入直個別課題に入りました。
面接対策も、入試の早い生徒から順番に行っています。
日々バタバタしているうちに、秋も深まってきましたね。
しっかり体調管理をして、「これからの季節」に備えましょう。

さて、留学生試験まであと1か月となりました。
これまで講習会以外の通常授業では共通課題を中心にやってきた留学生ですが、11月からは志望校別の対策に集中していきます。
皆さん自分の絵に食いつくようにして制作していますね。
(離れて見ることも大切ですよ…)

今まで基礎課題・共通課題で積み上げてきたものが、ここにきて個別課題でも発揮されるようになってきましたね。
コツコツやってきた分だけ、力になっているのではないでしょうか。
現時点で実感できている人もそうでない人もいるかもしれませんが、その「基盤」は特に今後1か月、自分の大きな支えとなってくれます。

まだまだ伸びます!

 

【お知らせ】

留学生入試直前講座はただ今準備中です。
申し込み開始時にまた告知しますので、しばしお待ち下さい。
(※ この講座は内部生のみ対象となります)

冬期講習直前講座は申し込み受付中です!
こちらは留学生にとっても参考になると思いますので、ぜひ積極的に参加して下さい。

https://www.art-shinbi.com/news/a83e0ea17e164c9a8f0f41f36cc885a7/

 

志望理由書、添削予約受付中

 

こんにちは、留学生コースです。

留学生コースでは、ただいま絶賛出願期間中となっており、志望理由書や研究計画書が宙を舞うようにして生徒から講師、講師から生徒へ渡っています。
チェックや添削、直し、再提出……目まぐるしい毎日ですね。
実技課題も、11月頭に入試直前の個別課題が配布され、一気に入直の匂いが立ち込めてきました。
いよいよ正念場です。

留学生コースの今後の予定についてですが、ここで一度整理をしておきましょう。
武蔵美と多摩美の出願締め切り後(11月10日以降)、いよいよ面接練習に入っていきます。
まずは入試が近い女子美や京都精華などを受験する生徒から、練習を開始していきます。

 

11/9(火) 武蔵野美術大学、多摩美術大学出願締め切り

11/10(水) 女子美術大学をはじめとした入試が近い大学の面接練習開始

11/22(月) 武蔵野美術大学、多摩美術大学、日本大学芸術学部、東京工芸大学など、面接練習開始  ➡入試まで

 

この時期の新美では、志望理由書の添削で何度も直しをくらっている人、直しすぎて頭が混乱状態に陥った人、やっとOKをもらってガッツポーズしてる人、いろんな生徒がいて大変にぎわいますが、面接練習が始まるとさらにヒートアップしていきます。

できる限りの努力は必要ですが、入直の忙しい時期だからこそ効率よく、常に少し余裕を持って動くことも大切になってきます。

自分がいつ何をするべきかきちんと整理し、確認しながら進めていきましょう!

 

留学生面接イベント

 

こんにちは、留学生コースです。
先週土曜日に、新宿校で留学生面接イベントが行われました。
デモストをして下さった新美卒業生のお二人(現在タマビ・グラフィックデザイン学科一年、ムサビ・工芸工業デザイン学科一年)、積極的に参加してくれた新美各科内部生の皆さん、お疲れ様でした。

先輩お二方には、去年受験したすべての大学・専攻についての説明、面接当日の状況や雰囲気、注意事項などをお話ししてもらい、その後で面接を忠実に再現していただきました。

とても具体的に自分のやりたいことや将来に対するビジョンを話していた印象ですね。
自分をよく知り、相手(志望専攻)をよく知ることが大切だと改めて実感したのではないでしょうか。

 

 

国や文化、言語によって【伝わる話し方】は違います。
日本語で伝える、それも専門の話をするとなると難易度はぐんと上がり、慣れない、という人も多いかと思います。

そのため志望理由書や面接に対して強い不安を感じている生徒もいるように感じますが、先輩たちも最初から完璧にできたわけではありません。
何度も修正や練習を繰り返し、少しずつ伝えたいことや伝え方を明確にしていきました。

めげずに根気よく準備していきましょう!

 

 

志望理由書について

 

こんにちは、留学生コースです。
少しずつ秋らしくなってきましたね。
留学生コースではこの季節になると、出願や志望理由書の話題で持ちきりです。
出願資料の準備には時間のかかるものもあるので、まだ志望校で悩んでいる生徒は早めに決断し、準備に取り掛かりましょう。
出願資格などについて質問がある場合は、すぐに大学に問い合わせて確認するようにしましょう。

今回は【志望理由書】についてですが、皆さんはどれくらい書き進めていますか?
学校によっては、【研究計画書】といいますね。
これは出願や面接で使う大事な資料となりますので、しっかり考えて書きましょう。
どんなことを書いたらいいのかわからない…という相談をよく受けますが、そういう生徒は、まずは自分のやりたいことから書き始めるのが良いです。
最初に大まかでいいので、やりたい分野を特定する。そしてそこから細分化していきます。

 

例:
やりたいこと ⇨ 情報デザイン

具体的に ⇨ ゲーム

例えばどんな ⇨ RPGを作ってみたい

どんな人に向けて ⇨ 強い不安や孤独感、疎外感を抱えた青少年たち

どうしてRPG ⇨ 遊び手がキャラクターと動作を共有することによって様々な立場の人間を体験でき、共感したり視野を広げやすくなるため



こんな具合にどんどん掘り下げて自問自答することで、自分のやりたいことが具体化していきます。
ある程度掘り下げたら、今度は話を少し広げてみましょう。



どんな課題があるか ⇨ 母国ではゲームに偏見を持っている人たちがいる、ゲームの可能性を提示したい

どんな可能性があるか ⇨ ゲームは娯楽だけでなく、心を癒したり、自分や他者を知る手助けをしてくれる

情報デザインでやりたいこと ⇨ まずは感情の視覚化(色、形、様々なメディアの特性、情報を受ける環境によってどう違うかなど)について研究し、感情の変化などを認識、自覚するための方法を提案したい


このように、将来ゲームを通じて叶えたいことへの第一歩として、大学での勉強がどのような役割を果たすのかが少しずつはっきりしてくるかと思います。
うまく自分に質問をしていくことで、自分の視点や考えを引き出してみて下さい。
アンケートを取るような感覚でやってみると良いかもしれません。

新美では、過去に合格した先輩たちの志望理由書も参考として保管してあるので、
読みたい人はぜひ声をかけて下さい!

 

留学生、イベントやります

 

こんにちは、留学生コースです。

まずはお知らせです。
以前のブログでも少しお話ししましたが、留学生面接イベントをやります!
昨年度新美生であり、現役美大一年生のお二人(それぞれ多摩美術大学グラフィックデザイン学科、武蔵野美術大学工芸工業デザイン学科所属)を招き、面接の再現やトークなどをしていただきます。

 

10月16日(土)17:30〜
※ 夜間部の時間を丸々使ってのイベントとなります(内部生のみ対象)

 

体験談として新美で勉強していた頃の話や当時の参考作品、また大学での生活、最近の制作などなど話題は盛りだくさん。
なかなかない機会なのでぜひ参加して下さい。

↑ ちょうど1年くらい前の写真 先輩たちもみんなと同じ課題をやっていたねえ

 

話は変わりますが、ここのところ、夏疲れ+模擬試験ショック+ワクチン接種で休みがち、落ち込み気味な留学生が増えているような気がします。
本格的に忙しくなればまた変わると思いますが、出願が始まる前のこの時期、集中力が途切れやすくなるのは珍しいことではありません。
うまく気分転換しつつ、自分を調整してあげて下さい。

今、新美では自画像コンクールを実施しています。
こういった課題は、「試験内容と関係ないから」と言って休む留学生がたまにいますが、こういうことを楽しんでやれるかどうかで受験生としてのバランスが変わってくると思います。
モチベーションを保ち、メリハリをつけてこそ試験に臨む態勢をうまくつくれるものです。
というか、、、
「関係ない」とバッサリ切るのは、美術生としてもったいないことです。
関係性を持たせられるかどうかは本人にかかってますから!

 

そんなわけで、これからやってくる入直の季節に向かって、心身ともに備えておきましょう。

次回は、志望理由書をお話をします。
(たぶん)