カテゴリー別アーカイブ: 渋谷校

渋谷校、ちょっとデッサンの話

こんにちは渋谷校です。

今日は少しデッサンの話をします。

デッサンで形を合わせるというのは、苦手という学生も多いと思います。

形を合わせるにはズバリ「よく見ること」「よく直すこと」

なのですが、そんな事言われてもですよね。まあ大事なことなのですが。

デッサンを制作する上で、やはり少しのコツはあると思います。

例えば

意外と形が複雑なで制作に描くのは、少し大変という人もいると思います。

真正面から見る限りは、そうでもないのですがデッサンのときは少し斜め上から見ることも多く、肩の形など複雑に見えるところが難しいかもしれないです。

そういうときは

このように、まずモチーフの中央のラインを意識すること。

またモチーフの形を少し簡単な箱状の形で意識すると形が見やすくなります。

そのラインを利用しながら見た目通りに描いていくと少し楽だと思います。

このようなコツ、実はこのようなアドバイスの紙が渋谷校には一杯壁に貼ってあります。

ただ、あまり熱心に見てそうな学生が少ないのは残念です。

気になる方は、12月から始まる冬期講習会に参加してみましょう、渋谷校はこの春よりデザイン・工芸に特化した現役校にパワーアップしました。これから美大を目指したい子たちも一度渋谷校の授業を試してみてください。

 

それと今回冬期講習会のコースを他の校舎と合わせるようにしたのですが、とても解りにくいとも言われているので、少し説明します。

特に解りにくくなったのは受験科の私大のコースです。

前期夜間コース

●前期夜間 武蔵野美大コース このコースは(視覚伝達、工芸工業、空間演出、基礎デザイン、デザイン情報)に対応してあり、それぞれの課題を選択して制作するコースです。

●前期夜間 志望校別コース 造形大学、女子美、日大、横浜美大、桑沢など対応する大学は直接聞いてください。

中期コース

●中期 多摩美大 グラフィックコース このコースは名前そのまま

●中期 多摩美大 立体・空間コース 多摩美(テキスタイル、プロダクト、工芸、環境、劇場美術)

●中期 多摩美大総合コース 多摩美(情報デザイン、統合デザイン)に対応したコース

●中期昼間 志望校別コース 造形大学、女子美、日大、横浜美大、桑沢など対応する大学は直接聞いてください。

後期コース

●後期 武蔵野美大 視覚伝達コース このコースは名前そのまま

●後期 武蔵野美大 立体・空間コース 武蔵野美大(工芸協業、空間演出)に対応

●後期 武蔵野美大 総合コース 武蔵野美大(基礎デザイン、デザイン情報)に対応

●後期 志望校別コース 造形大学、女子美、日大、横浜美大、桑沢など対応する大学は直接聞いてください。

 

それぞれの対応するコース名がつけられたら良いのですが、わかりにくくてご迷惑おかけします。

不明点は直接連絡ください。丁寧に対応するようにします。

 

これから美大を受験するような学生も気軽にご参加ください。では。

渋谷校、絵を描くモチーフについて

こんにちは渋谷校です。

今日は渋谷校で制作しているモチーフを紹介します。
自宅で自主的に描写の練習などするときの参考にでもなればと、

渋谷校のそばには数件花屋があり、普段はこのようにきれいな花を使って制作しています。


夏には「ひまわり」、これからの季節に「ダリア」など、身近に手に入る花を描くのも良いです。
ちなみにダリアは渋谷のスクランブルスクエアのAFMで買いました。少し普通の花とは違った印象の花が多い花屋という印象ですね。

また良く使用されるのは果物や野菜。その中でも使用回数の多いのが「りんご」

これは全部が本物ではなく、毎年基礎科が制作しているりんごを紙粘土で作り着彩する課題です。
立体的に描くというのもありですね。

普通はこんな感じで、りんごの形のハリや模様などよく観察して描くと良いです。
また自然物の色は複雑なので同じ色を作ることが、絵の具の混色の練習になります。

また、自然物でも、魚など、渋谷のヒカリエで買ってきました。

長時間は持たないものなので短時間で制作しなくてはいけないのですが

実際の見た目よりも少し再度高めでキレイに、新鮮な印象で描かれていますね。
このように魚なども良いモチーフです。

ただし、わざわざ買ってこなくても自宅にあるもの何でも良いので、卵やコップ、箱など
周りを見渡して興味を持ったものを描いてみましょう。
描くということは観察が大事なので、まずは興味の持てるモチーフから、
さらにどんなモチーフでも興味が持てるようになること、も大事なのではないでしょうか。

受験の近づいてきたこの時期、家でも描写練などやってみましょう。
私大志望の学生はもちろん勉強もね!

秋の展示シーズン、なに観る?(渋谷校)

こんにちは渋谷校です。

秋になり受験シーズンも大変な時期になってきましたが、まだ方向性の決まっていない基礎科生もいることでしょう。

そんなときは美術館などに行ってみるというのも良いのでは?

 

そんなことで、今やっている美術展をいくつか紹介しましょう。

まずは

9/17からBunkamuraで始まる「イッタラ展 フィンランドガラスのきらめき」

最近良く見かけるイッタラの食器などを通してフィンランドデザインを学んでみましょう。

https://www.bunkamura.co.jp/museum/exhibition/22_iittala/#point

次は

フィン・ユールとデンマークの椅子
Finn Juhl and Danish Chairs

東京都美術館 ギャラリーA・B・Cにて10/9までの開催です。

https://www.tobikan.jp/finnjuhl/

これも北欧のグッドデザインですね。

 

美術の教科書に出ているようなトピック的なものを観たいのであれば

アーツ・アンド・クラフツとデザイン ウィリアム・モリスからフランク・ロイド・ライトまで

なども良いですね。

https://www.city.fuchu.tokyo.jp/art/tenrankai/kikakutenkaisai/exhibition_2022_3.html

有名なウィリアム・モリスですが、これはデザインと言うよりは図案と言ったようなジャンルでしょうか?

府中市美術館で9/23からと、もうすぐ始まります。

 

最後にファッションなどに興味のある方は

クリスチャン・ディオール、 夢のクチュリエ

https://www.museum.or.jp/event/107522?fromname

これは公式ページではないのですが、紹介のページになります。

東京都現代美術館で今年12月から始まる予定です。

日本の偉大なデザイナーの森英恵さんがなくなってしまった今

日本の新たなクチュリエを目指すのもありかと。

 

今回はデザインに関係するものを紹介しましたが、他にも色々やっていますのでこの機会に観に行ってみましょう。

また、観に行ってやる気が出たら、新美に絵を描きに来ましょう。まずは体験から。

鉛筆デッサンの道具について・渋谷校

渋谷校です。

この夏から美大の受験に向けて実技の講習にを初めて参加する人は多いのではないでしょうか?
また、その際に制作の道具なども何を揃えたら良いかわからないという悩みを持つ人も多いのではないでしょうか?

簡単に必要な道具を上げると

鉛筆デッサンでは
●鉛筆
●カッター
●消しゴム
●デスケル
など

平面構成では
●筆
●絵の具
●絵皿、ペーパーパレット
●筆洗
●水差し
●定規など
画像で簡単に説明しますと

この他にも紙や木製パネル、スケッチブックや道具を入れるケースなどが必要です。

これらの道具を何処で?何を?揃えたら良いか迷っている高校生または中学生に向けての道具の説明会をこの夏渋谷校では夏期講習前に大々的に開催します。

夏期講習会前に参加して道具に対しての不安をなくし、しっかり揃えて美大への進学という自分の夢を実現する第一歩としましょう。
当日は実際の道具も見せながら、簡単に使い方も説明。また講習会等のとり方のアドバイスなど他の質問も説明会終了後に承りますので気軽にご参加ください。

日程は7/9(土)時間は14:30~15:30と参加しやすい時間としました。
内容はまずは基礎的な鉛筆デッサンで必要な道具とデザイン・工芸科で使用する絵の具や筆などについての説明となります。すべての道具を揃えたら必要な金額等も参考までにお知らせします。
参加費は無料でHPからの申込みとなります。

https://www.art-shinbi.com/event/2022/22event-shibuya-02.html

是非ご参加をお待ちしています。
まずは道具の準備が大事です。

渋谷校:受験の制作用具について

こんにちは渋谷校です。

今日はそろそろ4月に始めた人たちも、少しずつ慣れてきたと思います。鉛筆などの道具について聞きたいことなどもあると思います?
そこで今回は、絵を描く道具について話したいと思います。
特に今回はその中でも鉛筆や絵の具、立体の道具のしまい方を中心にお話します。デザイン科中心の内容ですので、他の科は参考程度に見てください。

鉛筆について

まずは鉛筆についてですが、鉛筆の種類はなるべく多く、同じメーカーの硬さの違いで例えば6Bから6Hまで、できれば1本ずつではなく複数用意したいものです。とりあえずは渋谷校ではユニという軸がエンジ色の鉛筆を勧めています。
話はそれますがえんじ色とはもともとは草木染めの紅花染の色をこの名前で読んだことがはじまりとのこと、現在はコチニール(虫から抽出した染料)による赤を指す。ともいわれています。ただ草木染自体染料に浸染した後に触媒によって反応して出る色は違うのが普通なので、何となくこんな感じの色という程度で覚えていればよいでしょう。話はそれましたが。

鉛筆のしまい方

また鉛筆をしまう際にはこの右側にあるような仕切りがあるケースに入れると良いと思います。大体の硬さを揃えてしきりに入れる、またはもう一つケースを買って、ネリゴムやカッターなど他の道具を入れるものも用意すると良いと思います。持っている人に聞くとこのようなケースは100均などで購入しているようです。

 

絵の具について

次に絵の具ですが、絵の具や筆もいっぱいあったほうが良いです。絵の具の蓋に色を塗って、ケースに上向きに入れて、色を選びやすいようにしてあります。ケースの中の仕切りは牛乳パックを切って使用しているようです。使いやすい上にエコで良いですね。

 

立体構成の道具

粘土の道具自体はそれほど多くなくヘラや定規などですが、デザイン科または工芸科で道具の種類も若干違うので、しっかり聞いてから購入しましょう。
鉄製のヘラもあると便利かと思いますが、まずは木製のヘラから揃えましょう。また写真の右から6本目の金属のパーツが付いたカキベラも欲しいです。
写真の中のボケている部分は秘密の道具になっております。個人的に工夫した道具らしいのであまりおおっぴらには載せられないのでボカしてあります。知りたい人は一度渋谷校にでも遊びに来てみましょう。

制作する上では道具はとても大事です。早めに多くの道具を揃えて試してみましょう。また道具は揃えるだけではなくしまい方や手入れの方法なども大事だと思います。きちんとした道具があってこそ良い絵が描けるというものです、お金はかかりますが絵の上達への投資だと思い頑張っていきましょう。

このページでのご紹介になってしまいますが、渋谷校はこの春よりデザイン・工芸科に特化した現役向けの校舎にリニューアルしました。デザイン・工芸の大学を目指す高校生や中学生は渋谷という好立地の渋谷校を検討してみましょう。

 

またそのうち制作用具についての説明のイベントなども考えています。興味のある方は近日HPにて公開しますので確認してみてください。