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入試と発表

 

こんにちは、留学生コースです。

12月下旬に多摩美、武蔵美の留学生・帰国生試験が行われました。
今回はその結果を含めた都内美大の現段階での合格状況を報告したいと思います。
良い成績を残せた人もそうでなかった人も、様々な想いがあるかと思いますが、一年間本当にお疲れ様でした…


留学生・帰国生試験は、もちろん実技や日本語力も問われますが、新しい、不慣れな文化や環境の中でいかに周りから得た情報をうまく利用しコミュニケーションを取っていくか、一つ一つの判断が大事であり、時には決め手となったりします。

そういった能力、考え方を身につけるのに、一年というのは正直短く感じます。

それでも必死に食らい付いてこようとする生徒たちを見ると、感心せずにはいられません。
合格された方、おめでとうございます。
残念だった方も、この一年の努力は決して無駄ではないと思うので、まずはよく休み、そしてまた来年新しい自分で再チャレンジしていきましょう!

また、共に戦っていきましょう!

 

それでは皆さん、良いお年をお過ごし下さい。

 

冬季講習も中盤ですね!

元気に絵描いてますかーー??
この時期、受験を控えている人は、「この大学はこういうことしなくちゃいけないのかなぁー?」「ここの大学ならこんな絵がいいのかなぁ?」など考え始め、絵に対して挑戦できなくなってしまうことありませんか?
ただ!もう12月ですが、
美術受験においてはまだ12月!
こんな時期だからこそしっかり自分の好きなものを探し、受験当日は”自分の好きな絵”を描いて会場に飾ってくる気持ちで行けるようにしましょう!

そのためには、日頃から好きなもの探し怠ってませんか?アンテナを張り巡らせておくと日常生活ではどこにでも絵のテーマになりそうなもの、気になるところやきっかけが見つかるものですよ!

画集みるもよし!写真みるもよし!また、写真を撮ってトリミングするもよし!などなど!
そして一旦、自分の集めている好きなものを眺めて共通点などを探ってみる時間も大切にしてみるといいと思います!

ちなみに、私は昨日ヴァロットンの版画を三菱一号館美術館で見て明暗構成の大切さを再確認しました。
年末,元旦以外は空いてるようです。

展覧会「ヴァロットン─黒と白」
会期(予定):2022年10月29日(土)〜2023年1月29日(日)
会場:三菱一号館美術館
住所:東京都千代田区丸の内2-6-2
開館時間:10:00〜18:00(祝日を除く金曜と会期最終週平日、第2水曜日は21:00まで)
※入館は閉館30分前まで
休館日:月曜日(祝日・振替休日の場合は開館)、年末・元旦
※開館時間の変更、臨時の開館・休館の場合あり(最新情報については、美術館公式サイトなどを確認

と、ここまでの話はさておき!
⚠️ここからは重要⚠️
一気に入試についてのお知らせですよ!!

○1月に入るとすぐに各大学の出願がはじまります!!!
いくつかピックアップします!
*東京造形大学→1月4日
*多摩美術大学→1月5日
*武蔵野美術大学→1月6日
*東京芸術大学→1月24日
各大学提出、締め切り日がちがいます!
ギリギリにだそう☆まだ間に合うから〜♪などといって出しそびれた子を今まで何人も見てきています!
油絵科講師としては、とっても心配です。
各自、余裕と責任をもって出願するのがいいと思います!

○また、出願に際して必要になる調査書は高校に取りにいきましたか??
調査書は高校に申請を出してから発行させるまで学校によりますが平均的に一週間くらいははかかると思います。
まだの人は急いでね!
※特に浪人生ですよ!!忘れてませんか??

○さいごに、私立大学の共通テストと一般テストを併願する人は多摩美術大学と武蔵野美術大学で併願の願書の書き方がちがうようです!ややこしいので気をつけて!わからなければ先生に聞いてみましょう!
私立大学は基本的に併願をお勧めしています!
併願の場合、受験番号がそれぞれ違うので一つの大学で受験票が2枚届くはずです!
とにかく見直して,見直して、みなおして提出物はくれぐれもミスのないようにお願いします!

芸大デザインコース

こんにちは
デザイン・工芸科
芸大デザインコースの山本です。

冬期講習会真っ最中です。芸大一年生によるデモストイベントや、講師デモストもバリバリやっております。一歩一歩確実に前進できるように、自身の問題点を整理しながら日々過ごしましょう。

試験時間での現実的なスキルが求められます。自分にできることを最大限有効に活用して作品を作りましょう。

引き続き体調管理に気を配り、全力で課題に取り組める環境を作りましょう。

画像は冬期講習会でのデモストです。

映像科:冬期講習会はじまってます

こんにちは、映像科です。冬らしい日が続いていますね。
教室ではいよいよ冬期講習がはじまっております。12/15からスタートした講習は、年末年始の休みを挟んで〜1/6まで。12/22からは1日8時間の講習になります。一年間で最も集中的に対策を行う期間です。

さて、2021年最後の映像科のブログなので、1/10(月)〜入試直前講座についてもおしらせします。映像科の入試直前講座は全部で4週(1週ごとに受講可)。
・1週目:1/10(月)〜1/14(金)
・2週目:1/17(月)~1/21(金)
・3週目:1/24(月)~1/28(金)
・4週目:1/31(月)~2/4(金)

この期間で、武蔵野美大映像学科、東京造形大映像系専攻(映画・映像、アニメーション、写真)、日芸映画学科などの対策を行います。週単位で受講できるので、共通テスト明けから入試直前まで集中的に対策をすることも可能です!
詳しくはこちらから。

それでは少し早い気もしますが(今年最後なので)、2022年が良い年になりますように!
受験生の皆さんは、もう少しの間だけ、集中して対策をしていきましょう!!

彫刻科:二学期終了!

こんにちは!彫刻科講師の轟木です!
先日二学期が終わり、いよいよ冬季講習に突入しました!
最近は一段と寒くなり身が引き締まりますね!自分の浪人中を思い出します。。

では最近の優秀作品の紹介です。

学期末のコンクールはジョセフのデッサンとマスクと手の構成でした。
全体的にデッサンは底上げされてきました!実力がついてきましたね!
塑像は360度あるので回した時にどこから見ても荒がないように注意しましょう!

 

現役生の作品!印象がいいです!!少しだけ黒が重めなので、より空間を意識するとといいですね!

 

スッキリ美しく描き上げています!髪首周りの空間がもう少し出るとよかったです!

 

きれいなハーフトーンで石膏像の綺麗さを表現出来ています!頭部がもう一段傾いてきて欲しいです。

 

オーソドックスな構成ですがマスクの傾きなどに配慮を感じます!

 

こちらは静物!全体を入れた構図ですが、スッキリ状況説明できてます!

 

手前の石膏、ビニールホース、木箱など質感の差を表現できています!

 

見せたい意図がわかりやすいです!素描で大切なポイントです!

 

最近の成長めざましい作者!しっかり描き上げることができました。この調子!!

 

 

ここから夜間部!短時間でしっかり描き上げていけてます!意識の抜けがなくなってきました!

 

位作り込みです!この時期にじっくり模刻をやり切るのは重要ですね!

 

形が痩せて見えがちだった作者ですが、グデアの内側からの張りを出せました!

 

熱量を感じる良い絵です。光も綺麗ですね!