カテゴリー別アーカイブ: 新美

くにたちの3月 その2

国立校です。

今日からオープンアトリエが始まります。
今からでも申込みは可能です。
参加日程、課題は自由に選択できます。
無料ですのでお気軽に受講してください。

彫刻科 入試間近!

こんにちは!彫刻科の小川原です。今年も芸大入試目前となってきました。ここにきて「やってやるぞ!」と気合を入れている人もいるかもしれませんが、受験においてはそれだといい事ないです。入試はいかに「普段通り」にこなせるかが一番重要なので、いつもと違う感覚や感情で試験に臨んでもただただミスを誘発するだけでメリットはないですね。
試験当日にいつも以上の力が発揮できてそのまま合格してしまうというミラクルもないわけではないですが、そう言うのは意識して出る物ではないです。
普段通りにできる事が一番良い事だと思って落ち着いてやるべきことをやってきて欲しいです。
要は「自分をしっかり持つこと」それだけですね。作品の行く末は全て自分で決める物です。一つ一つの仕事に責任を持ってください!

さて、それでは直近の預かり作品を紹介します。
昼間部生の作品

光源設定がすっきりとしていて見やすいデッサンです。顔も似ていて良いですね!調子の質感についてはさらに魅力を高めたいところです。

特に光側の仕事が明快でよいです。逆に影側はもっと反射光を思い切って入れて空間をすっきり見せたいです。


かっちり作り込んで欲しいところがちゃんとやり切れているところがよいです。メリハリの効いた作品ですね。背中や腰のあたりはやや形が曖昧になったのでさらに分析を深めましょう。


地山に対して意思を持ってしっかり立っている印象がよく出せています。顔も似せられていますね。


パジャントの厚みや量をしっかり打ち出せています。描写は時間ギリギリだったので、完成度に関しては間に合うよう常に意識してください。


描写の印象が良いです。影側にもう少し空間的な抜けがあるとなお良いです。


斜めから見上げたパース感が自然でとても良いです。描写も冴えています。


炭の質が自然に形にフィットしています。空間的に魅力ある作品です。


ジョルジョの模刻は難しいですが、安定して印象を引き出せています。ある程度できていきた時点でむしろ完成を急がず確実に攻めて行ければ良いです。


一見シンプルなモチーフであってもいつもと違う構図のバランスになる時は一層気をつけるべきです。そうしたポイントにも振り回されずに進められました。


グッと詰まった感じの抵抗感が良いですね。グデアくらいのサイズ感の模刻では、みんな顔を作り込みに走りがちなんですが、頭部やターバンの形態感もしっかりおさえていきましょう。


顔もしっかり似せられているし、炭使いも魅力的です!

顔の作り込みが素晴らしいです。引きつけられます。


足にかける体重を微妙に左右変えました。そうした工夫も魅力です。

次は夜間部生の作品です。

アムールの動きや厚みが自然に捉えられています。


大きな形態感に関してはさらに追求していきたいところですが、ぱっと見の印象がとてもよいです。


細部の作り込みが光る作品です。遠目にも映えて目立ちます!


炭使いにまだ拙さは残りますが、とてもよくバランスが取れました。


ラオコーンの伸びの印象がよく出せています。角材は少し黒いかもしれません。


細部の作り込みの魅力もさることながら、地山の見せ方にも気を使っていてとても良いです。

最後に基礎科の作品紹介です。


本をめくる手です。本のたわみや手のニュアンス的な魅力が強く伝わってきます。


手と軽やかな形態(空気のような)です。手のリアルな作り込みもすごいですが、形態のデザインセンスも素晴らしいです。構成全体が魅力的です!


初めて手を作ると言うことでシンプルに手と球で構成してもらいましたが、ものすごい造形力に驚かされました。うまいです!


手とロープです。手を伝ってヒューっと伸びていくロープの構成に緊張感を感じます。

 

以上です。
ここまでそれぞれいい感じで実力を高めてこれました。体調、メンタルを整えて自然体で入試に臨めるよう最後の調整をしましょう!

新年度の受験生に向けたイベントのご案内。

昼間部 私立美大デザインコース(新宿校)です。

いよいよ私立美大の補欠繰り上げが動きだしますね。

大学からの連絡を待ち望む私立美大志望の受験生も少なくないのかもしれません。ひとりでも多くの受験生が繰上げ合格することを願います。そのようななか、下記の日程で新年度の受験生を対象とした各イベントを実施いたします。私立美大合格を目標にしている受験生や私立美大受験を検討している方はご予定に合わせて是非この機会に足を運んでいただければと思います。

●特待生試験 3/10(金) 3/20(月)

●推薦入試説明会 3/12(日)  4/2(日)

●多摩美グラフィック デッサン講座 3/19(日)

●春期講習会 3/25(土)から 4/4(火)

●3月無料オープンアトリエ 3/1(水)から  4/5(水)

詳細は新宿美術学院ホームページにてご確認ください。皆様のご参加をお待ちしております。

オンライン教育科

こんにちは。オンライン教育科です。

今週は、3学期 2月ターム講評期間です。(高1・2生)

◯新3学期生は申込後、随時オリエンテーションを行い、インターネット接続や、制作環境、志望校などを面談で確認し、カリキュラムを確認します。初回講評日もこちらのオリエンテーションで決定します。

第18回特別講義は3月末に配信予定です。オンライン教育科では、毎月約3課題(生徒によっては5課題)を生徒に送付し、その講評を Zoomを用いて行っています。 講評はマンツーマン形式で、30分程度の時間をとり、各月の終わりに行っています。それに加えて、オンライン教育受講生のみを対象とした特別講義を各学期に2回行い、受講生の受験対策及びモチベーション維持に役立てることを目指しています。

 

◯2023春期講習会 申込受付中です。

 

 

◯2023オンライン教育科春期講習会 申込受付中です。

~3/23(木)申込締切です

3/26(日) 10:00〜 オリエンテーション

3/29(水) 〜12:00締切 中間講評

4/2(日) 個別時間 オンライン講評

オンライン教育科春期講習会の課題数は、デッサンと、専門課題の2課題です。講評はWebミーティングツールを利用したリアルタイム講評になります。作品のやりとりは全てオンライン上で行い、制作途中での質問などはメールで随時受け付けながら、遠隔の受講生をサポートしていきます。
※2課題の内容は、受講生個別にカリキュラム組みます。

 

 

オンライン教育科  新美の指導を遠隔地の方にも!

オンライン教育科は、時間的・地理的な理由で各校舎に継続的に通学できない方のためのコースです。Webミーティングツールを利用したオンライン上でのリアルタイム講評、録画による動画講評、豊富な参考資料によって、遠隔地の方の芸大・美大受験をサポートします。

講評は全てマンツーマンで行われ、受講生の進度に応じて、カリキュラムを組みながら進めていきます。

オンライン教育科では、
油絵、日本画、彫刻、デザイン、私立美大デザイン、工芸、映像、先端芸術表現、建築、デッサンの10講座を開講していきます。

高3・受験生は 10講座 【月5課題コース】と【月3課題コース】から選択になります。

高1・2生は原則【3課題コース】です。

 

*Googleアカウント=Gmailアドレス取得してお申し込みお願いいたします。

映像科:合格者再現制作イベントの報告

こんにちは。映像科です。
2/19(日)には新宿校で「多摩美・武蔵美合格者再現発表&体験談」が行なわれました。
この日のイベントには多くの方に足を運んでいただきました。ありがとうございました!

また制作した合格者の皆さんも、本当にお疲れさまでした…!
朝から「感覚テスト」「小論文」「鉛筆デッサン」さらには東京造形大の「発想力」も制作して貰いました。数人の方にご協力いただき制作のプロセスも記録しています。今後受験する方の参考にさせて貰えればと思います。

合格者に制作して貰った作品の一部は、新宿校1Fのギャラリーに2/24(金)から展示されます。
特に「感覚テスト」は文章表現がポイント。ぜひ直接会場で文章もじっくり読んでいただければと思います!


※会場は撮影禁止ですが紹介のために撮っています。

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