カテゴリー別アーカイブ: 新美

オンライン教育科

こんにちは。オンライン教育科です。

 

◯2023年度合格体験記④

武蔵野美術大学/日本画学科 総合型選抜 合格

【日本画コース】

Y.S.  現役(静岡県)

私は高ニの夏に美大受験を考え、その年の十一月に新美のオンラインを受講し始めました。 元々美術系の高校には通ってはいたものの美大受験を考えるほど学べる場所ではなかったため予備校への入校を決めました。 オンラインではその時の私に必要な技術を培えるような課題をもらいました。講評では具体的かつ的確なアドバイスをもらえ、自身の改善点を意識しながら次の課題に取り組めました。さらに私は長期休みで実際に東京に行き、新美の講習会に通い直接教えてもらいました。それを踏まえて、帰ってきてからもオンラインで指導して頂くことでより私に合った課題とアドバイスをもらえまし た。 総合型を受験しようと決めたのは夏期講習中です。現役で、しかも地方からの受験で対策も満足 にできない状況にとても悩みました。しかしチャンスが増えるならば、と覚悟を決めて挑みました。 夏期講習から帰ってきて、ポートフォリオを作り始めました。その際にオンラインでも見て頂き、アドバイスをもらいポートフォリオを制作しました。ポートフォリオを作るのは初めてだったので新美 で見てもらうことで安心して制作できました。また、面接など当日の話も合わせて聞けたので対策 も最大限できました。 新美での指導は受験対策を遅く始めた私にとってとても救いでした。長期休みに講習会に行けたことも、いい経験になりました。本当にありがとうございました。

(作品画像は2022オンライン教育科1学期時)

 

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今週は1学期 5月ターム制作期間です。

◯新受講生は申込後、随時Webミーティングツールでのオリエンテーションを行い、インターネット接続や、制作環境、志望校などを面談で確認し、カリキュラムを確認します。初回講評日もこちらのオリエンテーションで決定します。*Googleアカウント=Gmailアドレス取得してお申し込みお願いいたします。

第19回特別講義は5月末に配信予定です。オンライン教育科では、毎月約3課題(生徒によっては5課題)を生徒に送付し、その講評を webミーティングツールを用いて行っています。 講評はマンツーマン形式で、30分程度の時間をとり、各月の終わりに行っています。それに加えて、オンライン教育受講生のみを対象とした特別講義を各学期に2回行い、受講生の受験対策及びモチベーション維持に役立てることを目指しています。

 

オンライン教育科  新美の指導を遠隔地の方にも!

オンライン教育科は、時間的・地理的な理由で各校舎に継続的に通学できない方のためのコースです。Webミーティングツールを利用したオンライン上でのリアルタイム講評、録画による動画講評、豊富な参考資料によって、遠隔地の方の芸大・美大受験をサポートします。

講評は全てマンツーマンで行われ、受講生の進度に応じて、カリキュラムを組みながら進めていきます。

オンライン教育科では、
油絵、日本画、彫刻、デザイン、私立美大デザイン、工芸、映像、先端芸術表現、建築、デッサンの10講座を開講していきます。

高3・受験生は 10講座 【月5課題コース】と【月3課題コース】から選択になります。

高1・2生は原則【3課題コース】です。

 

 

 

芸大デザイン・工芸コース

こんにちは。
新宿校デザイン・工芸科 芸大コース講師の山本です。

暑いです。5月に入っても芸大デザイン・工芸コース昼間部は講師デモストを頻繁に行なって、見て学ぶ授業を繰り広げいております。ブログでは、講師デモスト作品を紹介いたします。主にデッサンのための演習課題です。

そしてイベントのお知らせです!夏期講習会の前に実践課題に対応するため描写力を身につけるイベントを準備しています。DessinLABOの3人が色彩描写デモストを行う内容です。受講生はデモストを見るだけでも良いですし、同アトリエ内でデモストを見ながら一緒に制作もできます。

お申し込み方法などの詳細は追って連絡します、お楽しみに!

 

映像科:映像科にとっての「描く」

こんにちは。映像科です。
先週の映像科のでは木金日の3日間で「描く」ことに関する課題制作を行いました。美大受験の対策で「描く」って当たり前なのでは・・・?と思うかもしれませんが、映像系の受験生にとって、絵を描くことに対する距離感は様々です。例えばアニメーションを専攻したい人にとっては「描く」行為がまさに自分の今後の制作に直結する一方で、映画や写真を専攻したい人にとっては、あくまでも受験に必要な範囲でのスケッチやイラストに留まるかもしれません。

そのようなことから、一学期の授業では絵を描くことが得意な人もそうでない人も、まずは基本的な事柄を押さえていきます。
木曜日は「パース/一点透視図法」の考え方を通して空間を表現することに触れます(写真を撮り忘れました…)。続く金曜日は人物クロッキーを行うことで、人およびキャラクターを描くことを学びます。さらに日曜日は鉛筆デッサンの課題制作によって、鉛筆の使い方や素材ごとの表現について実践してみます。
今後は文章による表現やイラスト的な表現を伴う課題も、同様に進めていきます。

そんな実技の基礎を固める一学期ですが、この時期には並行して志望校についてのリサーチもしましょう。
特に入試の変更点には注意が必要です。現在のところ、武蔵美の映像学科については「2024年度入学試験の変更点」としてHPに発表されていますので、以下に紹介しておきます。

大きな変更としては、「一般選抜専門試験科目(選択)として「地理歴史(世界史・日本史)」、「理科(物理・化学)」を新設します。」の点。さらに「一般選抜専門試験科目「小論文」の試験時間を従来の2時間から3時間に変更します。」という点です。小論文を選択する予定だった人は、対策の仕方に気をつけましょう!
また外国人留学生特別試験では、「試験科目「感覚テスト」の成績に基づき第1次選考を実施します。第1次選考合格者のみ第2次選考(外国人留学生:面接/帰国生:小論文、面接)の受験が可能です。」という変更がありました。
これまで非常に倍率が高かった留学生の試験ですが、より一層の感覚テストの対策が必要になると思われます。

それでは、引き続き対策をしていきましょう!

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彫刻科:5月になりました

こんにちは、講師の新妻です。

新学期はじまって一月ほど経ちましたが調子はどうでしょうか。4月が素描課題が多めだったところからだんだんと石膏像や模刻などお馴染みの課題が増えてきましたね。春先は一番平常運転で課題に取り組める期間だと思います。一つ一つ自分の中での狙い、実験、楽しみなど、なにかしら意識しながら新しい気づきが増えるように取り組んでもらいたいなと思います。

では最近の秀作紹介です↓

生き生きとした良い墨使いです!モチーフから受け取っている印象の確度はいつも高いので、単純な形の見落としなどの抜けがなくなってくるとかなり強いと思います。

難しい位置ですが、マルスのもつ動きと姿勢、どっしり感がうまく表現できました。顔の中の墨の配置をもう少しだけ整理できるとより見やすくなりそうですね。

やや墨が重たい印象ですが、細部描写と大きな形の持つリアリティーの噛み合わせがうまくいきました!この調子です!

表情に内面の含みを感じるような自刻像ですね。作品の前に立った時にハッとするような空気を感じるような人物彫刻っていいですね。

粘土が魅力的で本人によく似ています。髪の毛や細部の表現、肩のカットの見せ方など、自分の作品を作る感覚でどんどんチャレンジしていってほしいです!

続いて夜間部の作品です。

うーん、良いですね!出だしから印象を掴んでいましたが内容がしっかり詰まった見応えある一枚になりました!気にしなければならない要素が多い中でうまくバランスをとりながら進めていける大人な部分を感じます。

基礎科生の静物素描です。特に白布の糸のほつれや、床についた部分の布の重なりとかよく見ています!たのしんでますね〜。

最後に一枚。

自宅のデッサン整理してたら出てきた、新妻が高校2年生春に描いたヘルメスです。まだ構図もバランスも構造も木炭の扱いすらもイマイチよく分かってなかった頃に『なんかこんな感じ」っていう見た印象だけを頼りにぶつかってた頃ですね。懐かしい。

いま描いてるもの、作ってるものは今しか描けない、作れないものです。パーフェクトなものだけに価値があるわけではありません。発展途上の(ずっと途上なんだけど)今この時に感じているものを全力で表現することに意味があります。その積み重ねでどんどん作品も自分も変化していきます。そのプロセスすらも楽しんでいきましょう。

今回は以上です、ではまた。

 

 

オンライン教育科 合格体験記③

こんにちは。オンライン教育科です。

 

◯2023年度合格体験記③

多摩美術大学/劇場美術コース 総合型選抜 合格

【私大デザインコース】

M.K.  (兵庫県)

私が新美の存在を知ったのは、高校の美術の先生に将来美大に進みたいがどうすればよいかと面談をお願いした時でした。新美の入試資料集を持ち帰らせてくださり、私は全てのページを興味深く眺めて、一言で美大と言っても様々な学科があることを知りました。近隣の画塾の体験にも出かけましたが、世の中がコロナで対面授業ができない状況になりました。その時に思い出したのが資料集に載っていた新美のオンライン教育科でした。月に1度のレッスンを申し込み、合格までの2年半の間毎回同じ先生から指導を受けることができました。レッスンではオンラインで提出した作品に対して始めに良い点を言ってもらえるので、それを自分の強みと自覚し更に発展させる意欲につながります。その後に指摘される見直しか必要な点は、直接語りかけてくださるトーンも耳に残りますし講評をデータ化したものを送ってくださるので読み返すことができ、自分の留意点を押さえながら描く習慣が身につきました。上京して参加した夏期講習では、関東と関西の細かな描き方の違いを体験で知りました。時々送られてくるオンライン生用の公開動画は、自分が美大の何科に進みたいのかを考えるヒントになりました。高3の夏休み前には自分が行きたい学科がはっきりと決まり、総合型選抜という持ち込み作品やポートフォリオ、そして自分自身を面接で見ていただく入試を選択しました。入試の準備は大変ではありましたが、合格生の過去の作品を実際に見せていただいたり、オンラインレッスンでアドバイスを受けながら自分らしさの溢れる一冊のポートフォリオを作成しました。実際の入試の面接ではそのポートフォリオについて質問されましたが、制作時に手直しを繰り返しながら考えを深めていたので答えには困りませんでした。入試が近づくにつれて質問したいことが増えましたが、オンラインレッスンでどのような質問にも答えてくださったことで安心して試験日を迎えられました。地方から受験する不安を軽減できたと思います。

ご指導くださりありがとうございました。

(作品画像は2022オンライン教育科2学期時)

 

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◯2023年度始まりました。今週は1学期 5月ターム制作期間です。

◯新受講生は申込後、随時Webミーティングツールでのオリエンテーションを行い、インターネット接続や、制作環境、志望校などを面談で確認し、カリキュラムを確認します。初回講評日もこちらのオリエンテーションで決定します。*Googleアカウント=Gmailアドレス取得してお申し込みお願いいたします。

第19回特別講義は5月末に配信予定です。オンライン教育科では、毎月約3課題(生徒によっては5課題)を生徒に送付し、その講評を webミーティングツールを用いて行っています。 講評はマンツーマン形式で、30分程度の時間をとり、各月の終わりに行っています。それに加えて、オンライン教育受講生のみを対象とした特別講義を各学期に2回行い、受講生の受験対策及びモチベーション維持に役立てることを目指しています。

 

オンライン教育科  新美の指導を遠隔地の方にも!

オンライン教育科は、時間的・地理的な理由で各校舎に継続的に通学できない方のためのコースです。Webミーティングツールを利用したオンライン上でのリアルタイム講評、録画による動画講評、豊富な参考資料によって、遠隔地の方の芸大・美大受験をサポートします。

講評は全てマンツーマンで行われ、受講生の進度に応じて、カリキュラムを組みながら進めていきます。

オンライン教育科では、
油絵、日本画、彫刻、デザイン、私立美大デザイン、工芸、映像、先端芸術表現、建築、デッサンの10講座を開講していきます。

高3・受験生は 10講座 【月5課題コース】と【月3課題コース】から選択になります。

高1・2生は原則【3課題コース】です。