カテゴリー別アーカイブ: 新美

予告!『人物油彩』の公開コンクール

こんにちは。油絵科の関口です。

さて、11月25日(土)?26日(日)は油絵科の公開コンクールを行います。ここ数年はデッサンのみでしたが、今年は久しぶりに油彩のコンクールです。
コンクールなので、本来なら内容は内緒ですが、今回は特別に教えちゃいます。ズバリ今年は『人物』を出題します。

何故人物を出題するかというと、東京芸大油画専攻ではここ数年は人物が出題されていませんが、芸大は人物の出題頻度が極端に高いからです。1990年から2017年までを調べてみると、人物絡みの出題は、何と17回もありました。
受験生の皆さんなら、ここ数年の入試データを見ることはあると思いますが、新美ではもっと長いスパンで入試を分析します。『最近出題されていない』という事実も、そろそろ出題されてもおかしくないのでは?と、考えたりもします。(勿論来年の入試内容は分かりませんので、あくまでも現時点での予想です)それに、普通科の高校生や地方の人は普段人物を描く機会が少ないので、少しでも人物を描く機会を増やしてあげたい…という思いもあります。

さすがにコンクールなので課題文までは教えられませんが、コンクールなので「人物を描きたい」という人は是非受けに来て下さい。土曜日は学校があるという人も、バイトが入っているという人も、午後からの参加でも、日曜日のみの参加でも構いません。例え制作時間が短くなっても、きっと入試に役立つ情報が得られるはずです。


数年前に行った公開コンクールの表彰式の様子。

あと外部の人で、高校・自宅・他の予備校など『他所で描いた作品を見てもらいたい』という人は、作品を持ってきてくれたら見てアドバイスをいたします。本物があればベストですが、地方で持ってくるのが大変…という人はスマホで写真という形でも構いません。是非作品を持参してきて下さい。

なお人数による締め切りも予想されますので、申し込みはお早めに。皆さんのご参加をお待ちしております。

彫刻科 2学期大詰め

こんにちは!彫刻科講師の稲田です。2学期も残すところ1ヶ月となりました。各予備校の公開コンクールに参加する中で自分の課題が明確になってきたかと思います。ここで焦るのではなく何が大切なのかもう一度見つめ直して2学期を締めくくれると冬期講習、入試直前講習へ繋がっていくと思います。

僕が最近みんなのデッサンや塑造をみていて気になる点をお話したいと思います。
新美の彫刻科は丁寧に徹底的に教えるということを主任を筆頭に実践しています。その成果としてみんなの実技レベルはかなり高いところまで来ています!!ただし、後一押し何か足りないぞという印象を強く感じています。
デッサンや塑造は描き方、作り方にどうしても傾倒していってしまいます。まだ経験の浅い頃はそれもいいでしょう。しかし、もうみんなは初心者ではありません。木炭の扱いも食パンの扱いも粘土の扱いも慣れたものでしょう。みんなのデッサンがイマイチなのは描く技術が足りないのではなく、観察する力が未熟だから像を捉え切れていないことに原因があります!!
よくテクニックじゃないんだ!と言いますが、じゃあなんなのと思うでしょう。ものを観察するというのは言葉で言う程単純ではありません。講師の先生の言葉を表層だけ拾い、聞き流しているから大切なポイントに気づいていないだけです。新美では徹底してクロッキーを鍛えていますがみんなはどのようにクロッキーに取り組んでいますか?動きが弱いと毎回指摘されるから動きに重きをおいてクロッキーしていますか?空間が弱いと言われているならクロッキーでそこを重点的に画面に表現しようとしていますか?していませんよね!!いつも描きたいように描いてるだけでしょう。
もう一歩でいいので言葉や行動に責任を持って作品を作りましょう。デッサンも塑造も試験ではみんなの自己紹介となるものですから。

今回は一枚気になった現役生のデッサンを紹介します!

まだまだ足りないところはたくさんあります。顔はこれでいいのか…画像ではわかりづらいですが色も濁っています。他にもいろいろありますが…ただしそれを上回る体の魅力!!!画像ではこの情熱的な形の執着伝わらないでしょうね…このデッサンには僕が上で書いた観察することからそれを画面に表すということがとてもよく出来ています。みなさんはどう感じますか?

それぞれが真面目に取り組んでるからこそ努力しているからこそ、ただやればいいということではないということを肝に銘じて最後までやり抜きましょう!!

通信教育

こんにちは。通信教育です。

ただいま随時10月ターム作品添削中です。

到着までいましばらくお待ち下さい。

風邪をひかないようにしっかりと制作する時間を取って、

 

冬期講習/入試直前講座で飛躍できるように更に頑張っていきましょう。

 

申込お待ちしています。

 

 

 

芸大デザインコース 公開コンクール デッサン 平面

こんにちは。芸大デザインコースです。

公開コンクールも無事終了しました。

制作、講評での学びは、いい経験になったと思います。

 

2017年度 新宿美術学院 第62回全国公開実力コンクール  東京芸大デザイン

 

■石膏デッサン 11/3

課題:台上に置かれた石膏像を鉛筆デッサンしなさい。

モチーフ:・ブルータス

 

 

■構成デッサン

課題:自分の「手」と与えられたモチーフを自由に組み合わせて、下記条件に従って 鉛筆デッサンしなさい。

モチーフ:・トレーシングペーパー(A3) ・百人一首 ・角材 ・水引(赤1、白1)

条件:

・モチーフ及び手の数は自由。

・百人一首、角材は加工してはならない。

・トレーシングペーパー(A3)、水引は画面上で加工を施すこと。

 

 

 

 

■デザインⅠ・色彩 11/5

 

課題:与えられたモチーフ5種の中から3種類以上を使い、任意の「円」と「線」を組み合わせ、 「影響」をテーマに、下記の条件のもと、色彩構成しなさい。

モチーフ:・温度計  ・折り紙1セット  ・ミシン糸(白)  ・クワイ  ・靴ひも(黒)

条件:

・折紙は全ての色を使わなくともよい。加工(折る、切るなど)は自由とする。

・ミシン糸、靴ひもなどの色は画面上で自由とする。

・同一モチーフの数を増やしても構わない。

・作品の制作意図を60文字以内で制作テーマ票に書いて、ボードに貼り提出すること。記入は試験時間内に行うこと。

 

 

 

冬のはじまりの日

ハッピーハロウィン!こんにちは教務課です。
ここ最近はニュースでもひっきりなしにハロウィンの話題があがっていましたね。
今回は新美内でもっともハロウィンを楽しんでいる!ともっぱらの噂の日本画科に突撃しました。(私自身は行きつけの歯医者さんでお菓子をもらってようやく思い出したレベルです、、、)

新美の日本画科は5Fのアトリエで授業をしています。

画材屋さんの真横という、非常に買い物に便利な立地です。

おじゃましまーす(^o^)

早速、アトリエの壁にかわいい飾り付けが!!テンションあがっちゃいますね!!

この日はモチーフもかぼちゃづくしでした♪

仮装を楽しむ姿も。生徒だけではなく先生も一緒に楽しむのが新美日本画流なのです。

謎の生物発見。

大きさがなかなかリアルな眼球、、、(※チョコレートです)

お菓子もたくさん集まったぞ。

 

今日ニュースで見たんですけど、ハロウィンの経済効果はあのバレンタインデーに匹敵する規模だそうです。ちょっと意外でした。
(ちなみにクリスマスはさらにその5倍の経済効果を誇るとか、、、)

そんなハロウィンの起源は古代ケルト人(紀元前5世紀から紀元前1世紀頃にヨーロッパ中部・西部で栄えたとされる民族)が行っていた、その年の収穫を祝うとともに悪霊を追い払う儀式にあるそうです。日本でいうお盆に近いイメージですかね。
そしてもう一つ、10月31日のこの夜は一年の終わりでもあり、冬の訪れを意味する日でもあったそう。

 

今日が終わればもう11月。

11月はイベントに公開コンクールに目白押し!

12月は冬期講習会、終わればセンター試験、入試直前講習会、そして入試へと一直線。

 

皆さんの「勝負の時」が来るのは、案外あっという間なものなのです。

これからの毎日を、より大事に過ごしていきましょう!