本日1/22(月)の夜間/基礎科/中学生受験科の授業は平常通り実施します。
降雪により、交通機関の乱れが予想されています。お住まいの地域によって状況が異なりますので、ご登校につきましては、各自安全面を最優先の上ご判断ください。
※状況により、早めに授業を終了する場合もございます。予めご了承ください。
本日1/22(月)の夜間/基礎科/中学生受験科の授業は平常通り実施します。
降雪により、交通機関の乱れが予想されています。お住まいの地域によって状況が異なりますので、ご登校につきましては、各自安全面を最優先の上ご判断ください。
※状況により、早めに授業を終了する場合もございます。予めご了承ください。
こんにちは!彫刻科主任の小川原です。1/14日に高校生デッサンコンクールが行われました。コンクールのデッサン解説では僕がクロッキーの重要性について話をさせてもらいました。
クロッキー力=印象を見切る力。これがあれば石膏デッサンが上手くかけないことなんてありえない!皆モチーフを理解しながら描いていないから変になるんだ!ということでしたね。
今回は僕のデモンストレーションだけではなく、実際に皆さんにも実践してもらい、印象を捕まえていくということがどういうことなのか体感してもらう事が狙いです!
石膏デッサンは一度理解してしまえばほんとうに簡単なものなのですが、理解するまでが本当に大変で、人によっては何年もかかってしまうし、その間何度も挫折を経験することでしょう。最初から上手い人なんてごく一部でしかありません。(そういう人はまさに「受かる人」かも知れませんが、あまりに少ないので、そういう人を見ても気を落とすことはないです。)
芸大を受験するほぼすべての人が予備校に通い、似たような課題を似たような時間こなしている中、あなたは周りにどう差を付けていくのでしょうか?同じテンションでやっていて勝ち残れますか?
ここで僕はクロッキー力の向上を推したいです。クロッキー力を身に付けて印象のコントロールが自在にできるようになれば1次試験の不安はなくなります。さらに2次試験においても石膏デッサンが1次試験で課せられる科はクロッキー力が強く活かされる内容になっています。それでは具体的にクロッキーをどう学んでいけばよいのでしょうか?
クロッキーはどの予備校でも基本本人任せのところがあり、具体的な指導はほとんどないと思います。それはこれまで日本の美術指導の中でクロッキーそのものに焦点を当てて積極的に指導に取り組んできた背景がない事が大きな要因です。予備校に通っている人なんかがよく見る講師の先生のクロッキーは僕が言いたいクロッキーではなく、「上手い描き出し」でしか無いのです。芸大に受かった先生なので上手いのは当たり前だし、それをこれから学ぼうとしている段階の人が見てもちんぷんかんぷんなのは当たり前ですよね。それを真似ているだけでは一向にうまくなっていきません。(何故かと言うと描き方を真似ているだけで観察が十分で無いからです)
実は僕もずっと模索してきました。様々な角度からクロッキー的な捉え方を実践し、まずすべての学生が目指すべきアプローチのしかたがないものかと。そして行き着いたのが「動かすクロッキー」です。具体的には見せながら説明しないと伝わらないですが、練習すれば必ず上手くなります。
特に初心者の方、これから芸大を目指そうと思っている方。受けるからには受かるつもりで行きましょう!そのためにはこれから何を考え目指して行けば良いのか、ビジョンが明確である必要があります。それをこの日にはっきりさせたいと思います!必ず得るものがある1日になるので見逃さず参加して下さい!
制作時間9:00?12:00 ※当日は9:00から説明を開始するので準備も含めて8:40分にはアトリエにいて下さい。制作するアトリエの場所は当日貼り出しますので確認して下さい。
昼休憩
午後13:00?16:00
デモンストレーションを混じえながら実際に制作してもらい、1枚毎に講評していきます。
持参用具 木炭、鉛筆(どちらでも良いです) カルトン、又は木炭紙大パネル
不明な点があったら事前に受付に電話を頂ければと思います。
参加者には僕特製の石膏クロッキーの解説資料を差し上げます!
下記のQRコードまたはアドレスから申し込みができます。チェックしてみてください。
http://s3.aspservice.jp/tsushin/form.php?form=5a5619241cc13
高校生コンクールでデモンストレーションで描いたブルータスです。
4時間半くらいで描きました。完成の写真の1つ前の写真までが1時間半くらい。最後の1段階が3時間位かかっています。それが何を意味するかというと、結局形をとるのが一瞬なので描写に誰より時間がかけられるということです。多分6時間かけてもここまで描き込める人は少ないのではないでしょうか?描写に時間を割いてしまうことで根本的に形が狂っていたり、中身がスカスカだったりすることはあると思います。クロッキー力がある人は形は簡単に取れる上にさらにできることが多くなるので差がどんどん開いていくのです。
僕だから出来ると思っている人も多いと思いますがそんなことはないです。確かに経験を重ねる必要はありますが、普通にやっていて結果が出せなくても、この捉え方が身に付けば必ず上達します。少なくとも悪くなることはないので安心して下さい(笑)
↓解説で描いたクロッキーです。
以前描いたクロッキーですが大体同じ形になっていますよね。「ヘルメス」という答えに向かっているのだから当たり前といえば当たり前ですが、その当たり前が難しいのが石膏デッサンだと思います。前は上手く言ったのに今日はうまく行かなかった…そういう事は無くなるべきです。
合格に向けて一足先に周りに差をつけよう!!
昼間部講師の氷室です。
センター試験が終わり、いよいよ実技へ集中できる時期に突入しました。
ここで守りに入らず、足りない部分や苦手な部分へ向き合い、どんどん改造するべく挑戦して行って下さい!
どんな時にも心折れずに、楽観主義でいく気持ちも大切です。
それには体力も大いに関係していますから、睡眠・栄養もしっかり取って体調管理にも気をつけて下さい!
※稲田先生のブログにもありましたが、実技中であっても、こまめに水分補給してくださいね!
さてここからは、最近の実技の紹介です。
完成度が高いデッサンですね!作者の意気込みを感じます!!量感を大切にかつ空間へのアプローチも考えられており、丁寧にかつ勢いを抱えながら奴隷が捉えられています。
動きへのアプローチを作者が考えながら、奴隷に迫っています。写すだけでなく、この動きに至るまでの流れが見えてくる様です。炭の色幅も綺麗です。かっこ良い1枚です!
伸びの感じはやや弱いですが、どっしりした奴隷の重さと密度を感じさせてもらえる1枚です。しっかり、しっかり形に木炭を這わせ描き込んであります。
丁寧な仕事と空間がしっかり見えてくる奥行きのある視点の持って行き方が上手いです!
顔はもう一歩ですが、腕を手前に引き上半身が傾いて来る様が感じられるデッサンです。
言葉にするのは難しいですが、ゆっくりと円盤の中にある量とねじれを感じ取ることが出来る魅力のある1枚です。
高校2年生のデッサンです。
私が高校生の時には、この様な領域でデッサンは描けませんでした… 彫刻科にとって大切な形の起伏への表現がマルスに迫れています!
今回はここまでです。
ここまで、どれだけ実技に真摯に向き合ってきたか、どれだけしっかり環境を作ってきたか、私はみんなが1番頑張って来たと確信を持って言えます!
目標が目の前にあるので、あとは一日一日を大切に実技に向き合っていくしか、もやもやを解決する術はありません!
残り2ヶ月弱、体調管理をしながら自信を持っていきましょう!!
私事ではありますが、27日の土曜日まで、世田谷代田駅南口から徒歩1分の小さな小さなギャラリーにて、彫刻科同級生3人展を開催しています。
受験期ではありますが、息抜きにでも、またご都合が良ければ足を運んで頂けると嬉しいです。どうぞよろしくお願い致します。
こんにちは。油絵科の関口です。
ここのところずっと寒い日が続いていますが、皆さんは風邪をひいたり、インフルエンザに罹ったりしませんでしたか?入試まであと少しです。体調管理に気をつけて頑張っていきましょう。
さて、以前このブログにも書きましたが、年末に行なっているアニマート展のメンバーと共に、名村大成堂さんの筆工場見学に行ってきました。(ナムラさんは世界に誇る筆の名門で、僕も受験生の頃からずっと愛用しています)工場と言っても全て手作りで作業を行なっていますので、案内していただいた作業場は割と小さな部屋で、職人さんたちが一本一本丁寧に筆を作っていました。
今回説明していただいたのは、油絵用の豚毛筆で最高級品「HF」の作業工程です。
他の筆と比べると少し値段も高めですが、この筆は品質が良くて使いやすいんです。その理由も今回見学する事で改めて分かりました。
HFは緑色の軸で、金属部分が銅製のもの。他のメーカーもナムラさんのを真似て、このカラーリングで筆を作っていますが、品質はナムラさんだけが別次元です。
左が豚毛の原毛。右は馬、イタチ、タヌキ、リス、羊などのいろんな種類の原毛。
まずこの束になった原毛をナイフと金属製の櫛を使って選別(この作業をサライと言うそうです)していきます。この作業で毛の向きを合わせ(原毛の束では向きがバラバラ)品質の悪い毛を落としていくのだそうです。この作業を繰り返し、回数を多く行なっていくと、良い毛だけ残っていきます。これだけで、なんと原毛の1/3位までに減ってしまうのだとか!
地味な作業ですが、良い筆を作る上で職人さんの技術が問われる大切な工程です。
写真のピントはボケてしまっていますが、この作業を何年も何年もずっと繰り返していくと、金属製の櫛がこんなにすり減ってしまうのだそうです。年月の積み重ねというものは凄いですね。
サライが終わると、少し水をつけて毛をまとめます。実は豚毛の毛は少し湾曲しているので、方向をちゃんと揃えないと、描きづらい筆になってしまうそうです。もちろん一つの方向に反ったままだと、それはそれで描きづらいですよね。
そこで専用のナイフを用いて、ガラスの上に毛を潰しながら並べ、クルクルっと丸めていきます。これで内側に反った毛で全て揃い、毛先が尖った筆になるのだそうです。これがまた見事な技なんですが、写真ではその凄さは伝わらないかもしれませんね。一本の筆を作るのに本当に色んな技術が使われています。
一回では全て書くのが難しいので、次回もこの続きを書こうと思います。2週間後にまたお会いしましょう。
こんにちは!彫刻科主任の小川原です。1/14日に高校生デッサンコンクールが行われます!今後美大入試を予定している方は是非参加してみてください!
その2週間後の1月28日(日)には「石膏デッサンクロッキーゼミ」を行います。こちらも無料なので、特に今後芸大受験を予定している人は必ず参加して欲しいイベントです。デッサンコンクールに参加する方は、制作終了後の「デッサン解説」でも告知し、チラシを配付します。そのチラシから申し込みができますが、下記のQRコードまたはアドレスからも申し込みができます。なのでコンクールに参加できない方もチェックしてみてください。
http://s3.aspservice.jp/tsushin/form.php?form=5a5619241cc13
クロッキーゼミでは、どうやったら石膏デッサンが最短で上手くなれるのか、ということから、今後目標として取り組むべき方向性をはっきりさせたいと思います。これから始める初心者の方はもちろん、伸び悩んでいて上達のきっかけがつかめないと言う方、上級レベルではあるけれどさらにレベルを上げたい方まで、基本的には石膏デッサンが課せられる科で芸大を受験する方全てにおすすめする内容です。
クロッキーをデッサンの前に数枚こなす。という事自体は多くの人が実践していると思います。しかし何のためにしているのか、何を目指してやれば良いのか実際の所分からないという人は少なく無いと思います。それは「クロッキー」自体にほとんどの予備校で、指導が積極的ではないからです。
ほとんどの場合、何の実感もなく、上手くかけないな、、という感想だけ残して本番に入ってしまうのではないでしょうか?そういう人は本番もクロッキーと変わらないくらい印象の悪いデッサンを描いているはずです。
それでは何を目指して描いていけばいいのでしょうか。
普段予備校に通っている人なんかは、たまに講師の先生が描いて見せてくれたりします。それは本当に上手くて、自分のクロッキーとの差にびっくりすると思うのですが、僕が今回皆さんに教えたいのはそういうものではありません。それはどういうことかというと→→→
ジョセフのクロッキーです。例えばこのように、短時間で構図も、形も、光も陰も、顔も、全ての印象をデスケルもはかり棒も使わず、一度も消して直したりせずに出来てしまうのは、圧倒的経験値があるからこそ出来る「結果論」であって同時に「最終的なもの」であって、これから上達を目指す人にとっては別世界過ぎて伝わらないのです。(上手いのは分かるけど、どうしてそうなるのかは分からない→過程がつかめない)
ここで1つ大切なことを言うと、クロッキーは形を始めとした「印象」を短時間で捉えることなのですが、それを特訓するのあたって多くの人が間違えているのが、クロッキーを「最低限の手数で終わらせてしまう」事です。
これは上手い人の見よう見まねだったり、単純にクロッキーに対して消極的だったりすることが原因です。
本当にやってほしいのは「正しい形(印象)を沢山の探りの中から探し出すこと」で、これさえ出来れば正しいことばかりが積み重なっていき、間違った事を直していけるのです。逆にこれが出来ない人は入試の開始30分で大きく形が狂い、もう立て直せません。
一つ一つの形の精度を上げていく事が重要なのではなくて、全ての情報を関係づけて全体の印象を合わせることが最も大切です。そのためには必然的に線も多くなるのです。
とにかく動かす!動かして合わせる!合うまで動かす。この意識を根付かせないといつまでたっても形が合わせられません。
まずは大掴みなバランスと構図から見ていきましょう。
沢山の探りによって全体の形の精度が増していき、最終的に一つの形にまとまる。
輪郭線的な情報だけでなく、構造も読み解いていくことで輪郭の精度も増す。
どの予備校でもクロッキー自体の歴史が無いので、クロッキー力を高める為の指導はほとんど無いのが現状です。
実際芸大に受かっている人は、本当に上手くて合格する人(予備校のパンフレット作品レベルのものが毎回出せて、本番も失敗しない人)は受験者の中の1%くらいで、それとある程度安定して実力のある人(失敗してもそれなりに出来る人)で殆どを占め、残りは実力的に不安定な中、本番でたまたまうまくいった人が食い込んできます(この層はかなりの人数がいる)。そういう意味でも、芸大を目指すのであれば2番手集団に何としてでも入っていく必要があるでしょう。
特に現役生など、少ない経験値で芸大を目指すとなるとのんびり上手くなっていくのを待ってはいられないと思います。2次対策にも十分時間を確保したいところです。
普通のやり方をしているだけではそう簡単に上位に安定できませんが、他の人とは違った視点でも実力が伸ばせればかなり期待が持てるでしょう!
さあ。そこでクロッキーです!!
何となく適当にクロッキーをし、何となく1枚デッサンを描くのはもう終わりにしましょう!!
目指すものさえはっきりすれば日々上達できます!
昨年新美彫刻科は4人に1人芸大に合格しました!今年はもっと受からせたいです!皆さんだって同じです!これをやらなくてもいつか受かるかもしれないけど、やれば必ずうまくなるし、可能性が広がります!! 当日来てくれた人は絶対に何か得るものがあるように僕も頑張って教えます!芸大を目指すこの1年、一足先に周りに差をつけよう!!
揺るぎなく確実に実力を発揮していくためにはクロッキー力を活かした出だしが必要不可欠です。
上手い人ほど出だしから決まっています。そしてさらに進める中で質を高めていけます。
クロッキー力を高めると、クロッキーの延長で、デスケルもはかり棒も使わず、一度も消さず、こすらず、木炭だけでも2時間ほどでここまで描けます。
時には動きに注目してみるのも大切です。
調子の変化に敏感になるのも大切です。輪郭ではなく、調子から印象を追うのも一つの見方です。
輪郭線を直線に置き換えながら組み立てを見ていくのも良いでしょう。石膏像はほとんどが元々石彫で、その単純な構造感が出しやすいです。中国の美大入試ではとんでもなく高いレベルのデッサンが求められますが、中国でもこのような指導があります。
3年前に指導して芸大に入った中国からの留学生の作品ですが、出だしではうまい具合に形の単純化を行っています。
あとは皆さんのやる気さえあれば必ず上手くなります!普通に日々の課題をこなしているだけの伸び率とはぜんぜん違うものです!
芸大を本気で狙っている方!お待ちしています!