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秋葉原校:今から始める筑波大デッサン講座

こんにちは、秋葉原校です。
タイトルにもありますが、11/25(日)に筑波大学の芸術専門学群志望者のためのデッサン講座を行うこととなりました!
なんと参加費は無料。
これから本格的に予備校での対策をはじめるという受験生や、今後筑波大への進学を検討している高1、高2生まで幅広く対応。それぞれの志望専攻に合わせて卓上、静物、石膏と選ぶことができます!
また、当日は全員と面談を実施しますので、今後の学習計画についてぜひご相談ください。
希望があれば保護者様を交えての三者、四者面談も可能です。

ちなみに、筑波大の入試はどのようになっているか、みなさんご存じでしょうか。

筑波大学は国立のため、センター試験の受験は必須です。
国公立の芸術・美術大学は3教科3科目の大学が大半ですが、筑波大学の場合はセンター5教科5科目700点満点+実技700点満点=1,400点満点という配点です(※前期試験の場合です)
この割合から見ても、私大や芸大受験と比べて、より学科とのバランスが重要になってきます。
その分、実技の内容自体はオーソドックスなものが出題される傾向にありますので、まずは基本のデッサンをしっかりおさえるようにしましょう!

優秀作品例

ちなみに、昨年度の受験倍率(受験者数÷合格者数)は、前期試験の場合2.5倍、後期試験の場合は6.3倍決して侮れない倍率です。
学科の勉強にあてる時間を考えて、効率よく実技対策を行うことが大切になります。

試験をすぐそこまでひかえた受験生も、これからの勉強方法について悩める高1、高2生も
ぜひ秋葉原校で対策をはじめましょう!
お申込み・詳細についてはこちらから。
同日開催で、通常の一日体験もありますよー。

スタッフ一同(シンBくんも)お待ちしております。

基礎科主催のイベントが11/11、11/25に開催されます!(参加無料)

タイトルにもありますように去年好評だった基礎科主催のイベントが今年も開催です!!

11/11(日):油絵、日本画、彫刻
11/25(日):デザイン工芸
というスケジュールになっております!

油絵は「油絵の具を使った描き方」を、
日本画は「水彩絵の具を使った描き方」を、
彫刻は「石膏を使った立体の作り方」を、
デザイン工芸は「アクリル絵の具を使った描き方」を、
それぞれ初めての方も安心な基本的な所から説明しつつ、
本物そっくりにそれぞれの素材で制作していきたいと思います。
参加費は無料です!!
http://www.art-shinbi.com/event/2018/kiso-event/

素材に触ってみたいという方はもちろんのこと、美大受験に必要な基礎的な道具の扱いやテクニックもお教えいたしますので初心者も中級者もどんな方も参加いただけます!
詳しい時間や内容などは上の画像をクリックしたリンク先を見てくださいね?。

去年の様子を一部ご紹介しますと…
例えば油絵はトマトをリアルに描いてみたり

デザイン工芸ではリンゴとパパイヤをリアルに描いてみたり

デザイン工芸に関してはブログの記事がありますよ?
http://www.art-shinbi.com/blog/20171114/

今年はモチーフを新たに、各科皆さんのご参加をお待ちしております!
改めましてお申し込みは下記URLから!
http://www.art-shinbi.com/event/2018/kiso-event/

参加しようか迷っている方はとりあえず来てみてください!
普段の授業とはまた違う雰囲気のイベントなので気軽に、和気藹々と楽しみながらやってみましょう!

 

映像科:映画の秋

こんにちは、映像科の講師の森田です。
この秋は個人的に気になる企画上映が多くあったので、映画館でやっているイベントをまとめて紹介します。
会期終了間際なものもありますが、場所は新宿と渋谷が中心です。
貴重な上映もあるので、ピンときたらぜひ足を運んでみてください。

○「メカスとの旅」~11/9シアター・イメージフォーラム(渋谷)

○「フレデリック・ワイズマンの足跡」~11/10アテネ・フランセ文化センター(水道橋)

○「濱口竜介アーリー・ワークス」11/10~11/23シアター・イメージフォーラム(渋谷)

○「アラン・ロブ=グリエ レトロスペクティブ」11/23~シアター・イメージフォラム(渋谷)

○「東京ドキュメンタリー映画祭」12/1~12/14ケイズシネマ(新宿)

秋のイベントラッシュ

こんにちは、デザイン工芸科夜間部です。

秋は公開コンクールが続きます。工芸科の特訓講座や推薦対策の講座、プレ冬期、第4回美大学科模試など、イベントが目白押しです。

冬期講習会のパンフレットも出来上がりました。

多摩美グラフィックの公開コンクール。デッサンと平面構成が二週に渡って開催。運営する側も、1日でやらなきゃならないことが多く、タイトなタイムスケジュールとなりました。

また同じ事を書いてしまいますが、結果の良かった人はさらに良くするように、悪かった人はこれを糧に頑張っていきましょう。後何枚作れるのか、段々と作れる枚数はハッキリとしてきます。一枚一枚丁寧に仕上げて行くように、心がけしましょう。

芸大デザインと工芸のコンクールはこれからです。秋はまだまだ続きます。秋はホントに忙しいです。

通常の授業では、色々な可能性を試しています。あの手この手作戦で、理解を得るようにしていきたいです。

いつも思うことですが、最終的には基本がモノを言うと思います。基本を理解して描くのことが、一発試験という状況では最も役に立つと思います。とにかく今のうちに、基本をマスターしてほしいです。

夜間部でも、二学期末には最後の模擬試験が行われます。最後のコンクになるでしょう、頑張ってくださいー。

その前に、推薦入試が行われます。受験する方はここから一回目の仕上げの時です。気合い入れて行きましょう。

ナイフの魅力②(技術編)

こんにちは。油絵科の関口です。
前回に引き続き、ペインティングナイフについて書こうと思います。今回は技術編です。

まずはナイフ選びのポイントから。
①刃の長さ
ナイフの長さは平らにできる長さと関係があります。
ナイフの大きさを考えるときに、水色の部分で考えがちですが、実は①の赤い矢印で表したところが大切になります。(理由は後述します)

②幅
ナイフの幅の広さは絵具の量と関係してきます。この幅が広ければ広いほど、たくさん絵具を乗せることが可能になります。

③刃の終わり方に角があるかどうか
ナイフを選ぶ時に、ある意味大きさ以上に大切なのが、刃の終わりに角があるのか、それとも丸くなっているのか?という事です。角のあるナイフは、どんなに頑張っても筋が付いてしまうので、ナイフを使って平らに絵具を乗せたいという時には不向きです。
特殊な使い方をする人は別ですが、僕がお勧めするのは角の丸いタイプです。

さて、ナイフを吟味して手に入れたら、今度は使い方です。ナイフは筆よりも表現の幅を作り辛いという事もあり、慣れないと単調になりやすい危険な道具。文字通り「諸刃の剣」と化します。
そこで上手に使いこなすコツとして『ナイフを画面に当てる角度』に意識を持たなくてはいけません。

例えば、絵具を平らに乗せたい時には、Aの様にナイフをキャンバスに対して少し傾けて使うと上手くいきます。比較的薄く均一に絵具を乗せることが可能になります。

なるべく均一な力とスピードで、一気にやると綺麗に絵具が乗せることが可能になります。これは少し練習をすれば簡単にマスターできるでしょう。


反対に少し表情をつけて乗せたい時にはBの様にナイフを画面に対して平行に使うと、ムラを作ることが容易になります。

一見簡単そうに見えますが、綺麗に作るにはちょっとコツがいりますので、こちらはそれなりに練習が必要になります。

絵にちょっとしたアクセントが必要な時、ナイフは意外と効果的です。全ての人に必要な道具ではありませんが、色々と研究してみることをお勧めします。それでは今日はこの辺で。