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《基礎科》夏期講習が始まりました!

毎日毎日晴れたかな、と思って傘を持って行かずに外出すると大雨に打たれてしまったり、
今日は天気が悪いから、、、と洗濯物を干さずにいたら、一日中曇りだったり。
なんだか「梅雨は日本の文化だ」と言われていますが、あまりに長すぎますし
ちょっとそろそろカラッとした日差しの日々が恋しくて堪らなくなってきました。
そして家の中の様々なものがカビっぽくなって頭を抱える日々を送っています。

基礎科講師デザイン科担当の名越です。

新宿美術学院基礎科も7月からいよいよ夏期講習が始まり、みんなのスイッチが入り始めた感じがします。
今年の夏期講習は、新型コロナウィルスの影響もあり、例年とは違うスケジュールでの授業となっています。
普段はこの時期、朝から夕方までか、夜間という2種類から選ぶような形だったのですが、
多くの生徒さんがこの時期まだ学校があるため、昼間は学校でに行き、夜間はシンビで実技という
ハードなスケジュールを毎日こなしています。

実は基礎科の生徒さんにとってはかなりハードでも、
このスケジュールは来年(もしくは再来年)受験科に行くとこのスケジュールになるんですよね!
8月の頭からは昼間or夜間がスタートしますので、夜間を取っていた人も昼になったり、
学校の都合でまた夜間になったり、ちょっと大変な日々が続きますが、
「これを越えればきっと力がしっかりと付く!!」と信じ、毎日力を振り絞っていきましょう!!

デザイン科は全員初めての絵具を使った細密着彩です。

先生もデモストをしました!


モチーフを観察しながら、丁寧に色を作っています。


油絵科は可愛いモチーフを描いています!


日本画科もデザイン科に負けず、夏のモチーフを描いています!

なかなか夏の楽しみを時間的にも天候的にも楽しめませんが
新宿美術学院基礎科では、そんな気持ちも(1割りぐらいは)モチーフでカバーしていければと
思っています、、、。

ではでは

《基礎科》通常授業が始まりました!

6月もついに最終週。

テレビをつけると過去のドラマがやっていたりして、
当時も見てたはずなのについつい全部また見ちゃったりして。
気づくと2020年も半分が終わってしまうようです。
BackToTheFuture2の未来の世界は2015年の設定、まだ車は空を飛んでいないし、
サメも立体画像で飛び出ません。

基礎科講師デザイン科担当の名越です。

前回のブログの時にはどうなるかわからなかった緊急事態宣言解除でしたが、
無事新宿美術学院も通常授業が始まりました。
とはいえ東京アラートが発表されたり、感染者数が上がったりと、
まだまだ気を引き締めて行かなければいけない状況です。

基礎科でも、講師はマスクにフェイスシールドを着用、除菌換気を徹底し、
モチーフに関してもなるべく多めに配置して生徒同士間での距離を保ち
安心のできる状況で絵を描けるようにしています。

現在はアトリエにて通常授業がスタートしているのですが、
6月までオンライン授業にて基礎課題をしっかり行ったのもあってか
静物や石膏像などのモチーフがスタートして描いてもらうと
比較的基礎的な部分ができている生徒さんが多いような気がします。

先日は受験科のアトリエにクラスにお邪魔し、
受験科の講師のデッサンを見学しに行きました。

(カメラのせいでかなり生徒同士が近く感じますね)

こんなことも通常授業が始まったからこそできることです。

7月ももうすぐ目の前ですが、
これからいろんなことを勉強していきましょう!

ではでは

《基礎科》オンライン授業やって〼

昨日緊急事態宣言解除が発表されました。
長かった緊張状態も少しは、解れるようになるかもしれませんね。
解除されたからとはいえ、引き続き手洗いうがい、十分な睡眠と休息など
良いことは続けていかないといけませんし、続けていくことがいろいろなことが良い方向に
向かっていくのではないかと思います。

基礎科講師デザイン科担当の名越です。

世の中がテレワークやオンライン授業となっている中、新宿美術学院基礎科もオンライン講評などをしつつ
今月からオンライン授業が始まっています。
授業内容を予め生徒側にお伝えし、モチーフなるべく自宅の中にあるもの
もしくは手配しやすいもので準備してもらっています。(果物などは送ってしまうと腐ってしまったりするため)

普段の授業とは環境も違い、ずっと作品を見続けるわけにもいかないので、
何がベストな方法なのか講師も課題をやっているような気分です。

授業の中ではこのように、課題のプロセスを見ながら、気を付けるポイントや、
どんな箇所に気をつける必要があるのかなどを解説します。

また、課題の初めにはここのモチーフの確認を行うのですが、
その時に普段はモチーフはモチーフ担当の方が設置してくださるので気付けないようなことなども
気付けたりします。
“なぜこのモチーフはこの向きの方が良いのか?”
“このモチーフがこの位置にあるとどのように見えるのか?”
など、構成力がそこで培われたりもするのではないかと、思ったりもします。

今後どのような授業形態になっていくかはわかりませんが、
今行っていることは基礎練習としてしっかり今後受験にも役立ってくることですので、
しっかりと取り組んでいけると良いかと思います。

学校からの課題もたくさん出ている中、
学業と絵の両立はなかなか大変かと思いますが、踏ん張っていければと思います。

自宅で買っている猫は、晩ご飯の時間が毎日20時なのですが、
7時前ぐらいから催促の鳴きが始まります。
ですので僕の夜間部授業ではたまに裏ですごい猫の泣き声がしたりもします。
まさにオンライン授業、という感じです。

ではでは

《基礎科》皆さんいかがお過ごしでしょうか?

コロナの影響で新学期、なかなか学校に来られない日が続いています。
自宅から出れずに、モヤモヤした日々を送っていませんか?
はい、私もその一人です。

基礎科講師デザイン科担当の名越です。

基礎科では通常授業の代わりに、課題をいくつか出し、
自宅で描いていただき、講評をメールかzoomで行っています。
通常だとこの時期は基礎課題を行うことが多く、1年間通して役立つ
基礎体力づくりの期間となっています。
学校の課題もある中で、並行してみんなしっかりと課題を仕上げてきてくれるので
パソコンのモニターを通した講評も、ついつい熱の入ったものとなってしまいます。

実際一日中家の中にいるとなると、時間や曜日の感覚も麻痺しがちになってしまい
だらだらしてしまうのが、人間の性というものです。
テレビをつけてもネットを開いても、なかなか大変な情報ばかりが入ってきて、
それだけでも知らない間に体力を削られてしまいます。
だからって情報を全てシャットアウトしろ、というのは無理な話でしょう。
「日本が大変な時期だからこそ何が自分にできるのか!?」
ちょっと大きな話すぎちゃいます。

そこで基礎科の提案するこの期間のテーマは
“好きなことを徹底的にする!”です。

(学校の課題をしながら…)
自分の好きなことを一日中、
徹底的にしてください。
徹底的に調べてください。
徹底的に突き詰めてみてください。

イラストでもいいです、ゲームでもいいです、料理でもいいです。
自分が、「一日中やってても辛くないな〜」というものを見つける、
もしくは徹底的にやってみてください。

いつもはあまり気にしなかった、
・どんなタイプが好きなのか?
・その人やものは他にどんなものに影響を受けているのか?
・他にどんなアプローチの仕方があるのか?
・そんなクセがあるのか?
・なぜ自分は好きなのか?
など
”なぜ?”を持って、そのものに時間を費やしてみてください。

美術をこれから生業にしていく皆さんにとって、
実技や技術は大事です。
それと同じぐらい、知識や興味を持って自分から調べる姿勢
というものが大事になってきます。

この貴重な時間をぜひチャンスと捉えて、
自分と向き合う時間にしてみませんか?

僕は映画が好きなので、こんなまとめを見つけたので、
貼っておきますね。ご参考までに。
【映画紹介】Amazon Primeで見られるアート・美術系映画(4/26更新)

ではでは

《基礎科》デッサンコンクールについて

「今年は暖冬だから薄着でいいねぇ」なんて言っていたら
この数日でものすごく寒くなってきてしまい、驚いています。

基礎科講師デザイン科担当の名越です。

先日寒くなったと同時に我が家の給湯器が壊れ、冷水しか出ない状況です。
ピンチというのはいつでも平穏の隣り合わせなのだなぁと思うここ最近です。

 

さて、最近といえば、1月19日にシンビでは高校1~2年生を対象とした
石膏コンクールが開催されました。

当日参加、応募合わせて200名以上の方が参加してくださり、
会場的にも、作品的にも大変盛り上がったコンクールとなりました。

実際の受験と同じ時間、同じ紙のサイズで石膏像を描いたわけなのですが
実は私が教えている基礎科ではそのシュチュエーションで描いたことが無く、
みんなだいぶ苦戦していたようでした。

1年後にはこの状況にも慣れていないといけないわけですから、
良い準備になりましたね!

参加者に混じって彫刻科とデザイン科の先生が本気デッサンをしてくれました。
その後、先ほどまで描いていたデッサンを使用しての、
大人気企画『デッサン解説コーナー』は、疲れているにもかかわらず
みなさん食い入るように聞いていたのが印象的でした。

なかなかデッサンの座学ってないですからね…

そして、
今回のコンクール上位作品はこちらです!!

高校2年生とはいえ、さすが上位に来る作品は上手いです。

採点の時にも、上位に来る作品は自ずと先生たちの手もばらつくことなく
スッスッと上がりました。

逆に採点時にまず手が上がらないのは
・人間としておかしい
・構図が悪い
・顔が極端に似てない
・途中で終わってる箇所がある
などだと思います。

最初の荒選り(あらより)で落ちてしまうと、そこから上位に入っていくことは
ほぼありません。
ですので、まずは、上記の点をしっかり抑えていくことが大事です。

講評では各科の先生方が講評をしてくださりました。

まだ専攻する科を選べてない生徒の方もいらっしゃったので、
講評を聞いて、少しでも専攻の基準となれば良いなと思いました。

今回の講評の様子はYouTubeにて2月上旬公開予定ですので、
是非是非ご覧ください。

また、前回のコンクールの講評の様子はすでにアップされていますので、
まだご覧になってない方は是非、ご覧ください。
https://youtu.be/bY4CitZhVcQ

今回コンクールに参加されていた生徒の方の多くが、高校2年生でした。
芸大の試験まで、あと約1年と1ヶ月。
これを『まだ』と捉えるか、『たった』と捉えるかは、
その人次第だと思います。
「現役生は、当日までのびる」と言われています。
今回のコンクールの結果は、あくまでも今の段階の自分の実力です。
良かった人は、さらに上を目指して。
悪かった人は、結果を真摯に受け止めて自分の悪いところをきっちり直して。
原因と結果を客観的に見て、何をすべきか考える。

それが一番大事なことなのではないでしょうか。

 

私は司会をもっと上手くならないといけないな、と痛感しました…

ではでは