カテゴリー別アーカイブ: デザイン・工芸科 工芸総合

合格者の皆さんおめでとうございます!

工芸総合コースの松井です。

2014年度の受験ももう終わりますね。

早速、芸大合格者に入試再現をお願いしました。

現在本校舎で下記の作品以外も展示されていますので、ぜひ足を運んで頂ければと思います。

今年度の新美工芸総合コースの最終的な結果は、東京芸大11名(現役生2名含む)、金沢美大6名、愛知芸大1名、多摩美大12名(現役生1名含む)、武蔵美大11名(現役生2名含む)女子美大1名(現役生1名含む)、東北芸大3名(現役生1名含む)となり。芸大の入試内容が大きく変わったことで、その他国公立大の合否にも大きく影響を与えた結果となりました。

合格者の皆さんおめでとうございます!

これから待ち望んだ実材での制作活動が始まりますね。新たな自分の才能を探求し磨き上げ、心踊るような素敵な学生生活をおくってください。

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一次試験は木綿の布が…来年度はどうなるのでしょうか。

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二次試験。色彩表現は3年ぶりにイメージ構成…これまた次年度がどうなることやら。

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立体表現に関しては従来どおり…今年もガチンコの模刻勝負でしたね。

さぁ!新年度がスタートです。

27年度受験生の皆さん、志望校合格を目指し頑張りましょう!

合格速報!

こんにちは。
いよいよ本日より東京芸大の入試が始まりました。
芸大受験生の皆さんは、一年間の自分の努力を信じて、
力を発揮して来てほしいと思います。頑張ってください!

さて、本日より私大入試結果の速報をアップしています。
合格速報→ http://www.art-shinbi.com/result/2015result.html

私大受験生の皆さん、お疲れ様でした。。。

セルフコントロール

こんにちは。工芸の松井です。

先日の立体表現課題での話なのですが、朝急遽モチーフを変更する事がありました。
予告していた課題内容よりもかなり難易度が上がり、生徒の間に動揺が走りました。まぁ意図しないハプニングだったのですが、入試に向けてメンタル強化していく上で結果的にとてもよい経験になりました‥
たとえどんな課題内容が出題されたとしても『出題意図を柔軟に汲み取り、自分なりの答えを懸命に表現する』です。
大学側は入試課題を通して受験生自身が『どんな人間』なのかを見ています。
勿論入試で自身のベストを出せる事が一番良いでしょう。けれど、たとえ思う通りに制作が進まなかったとしても、出題された『課題に対して自分なりに懸命に答えようとする姿勢』がとても大切です。そしてそれは絶対に伝わるものです。ですから、落ち込んだり諦めたりはナシです。ピンチをチャンスに変えられないか?不慣れな課題は他の受験生も同様に不慣れなんです。慌てず落ち着いてやれる事を考えるんです。
私自身の入試経験でも、初めての試験で突如イメージ構成が出題されたり、未経験の描画材を当日突然与えられ描かねばならない、など失敗した苦い経験が何度もありました。
工芸の入試は数年に一度、過去の傾向を大きく裏切る課題が出題されてきています。
どんなに準備をしてきても、全ての事を万全にして入試を迎える事は難しいです。
ですから、そんな時こそ思考をポジティブに!試験課題を受け入れ出来る事をしっかりとやる!です。
入試はとても緊張するものです。ガチガチに緊張していると自分の思ったような描き出しにならない事も多いだろうし、出題内容に動揺しさらに緊張してしまうなんて事もあるでしょう。
そんなガチガチの緊張を良い緊張感に変えていきたいですよね。
そこで、まず『緊張してる!ヤバイ!』なんて思い過ぎない事。
1年間準備してきたんですから、思いが強い程、緊張しちゃいますよね。なので『緊張するのは当たり前』『緊張は自分だけじゃなく皆も同じ』と思う事で少しは落ちつけるんじゃないかな?
それでも過度な緊張を感じているならば‥
ド定番ですが、まずは 深呼吸
緊張した時に起きる身体の変化。呼吸、心拍数、脈拍、発汗‥この中で自身ですぐコントロール出来るのは呼吸です。
鼻からゆ?くり7秒間を目安に肺がいっぱいになるまで空気を吸い込んで、一旦止めてから、口からまた7秒間かけておへその下がへこむくらいゆ?くりと肺にたまった空気をすべて吐き出す。(僕の場合はより呼吸に集中出来るので目を閉じます)これを数回繰り返すだけで、早鐘のように鳴っていた鼓動がじきにゆっくりになるはず。
心臓がバクバクしなくなっただけでも随分緊張がほぐれるはずです。
「緊張してるかもしれない」と感じたら、試験開始前に一度大きく深呼吸して脳にしっかりと酸素を供給です。試験中も緊張しているようなら、描いている最中でもゆっくり深く呼吸するように意識しましょう。
それからストレッチ
緊張していると無意識の内に身体に力が入ってるものです。身体をほぐす事で緊張もほぐれたりしますよね。だから試験開始前に腕を回したり、大きく伸びなど簡単なストレッチも効果的。特に肩まわりをほぐすと良いらしいですよ。
あとは、ツボ?!
筋肉を緩め血の巡りをよくする事で緊張を緩和できるとのこと。試験直前の待ち時間でも簡単にやれちゃいます。
両手のツボを、指の腹でバランスよく押す(気持ち良い程度の強さ)を、疲れている側から始めること。securedownload①(ピンク)身体が疲れてきたらココ!握り拳を作る時に中指と薬指の先があたる部分です。そこを中心に手のひら全体をもむ。
②(赤)神経の高ぶりをや興奮を抑えるにはココ!手首の横シワの小指側の端にある骨と筋の間の窪み。グリグリ回しながら指圧
③(水色)緊張して胃が痛くなぅてきたらココ!手首の内側の、手のひらとの境目から指3本分下がった位置の真ん中。ちょうど腕の中心線の上あり、手のひら境目から5~7cmの部分。
④(オレンジ)目や首の疲れはココ!手の甲側の人差し指と親指の2本の骨の合流地点から少し人差し指よりにあるくぼみです。親指で押してみてじーんと感じるところ。そこをつかむ感じで揉みほぐす。DSC01731
あと、左手の薬指には、精神を安定させる効果がある神経が通っているそうです。本番前にもんだりして軽く刺激するのも良いのかも。
慌てず、いつもよりゆった?り描き出すくらいで丁度良し。
描きはじめれば、次第に集中してきて気持ちも落ち着くはず。
焦らず、ゆったり‥スタートです。
最後に‥美大受験において『目』は生命線です。
今使っているコンタクトやメガネは今の自分の目に本当に合っていますか?
目の疲れを毎日ちゃんとケア出来ていますか?
以前と比べ視力が低下しているかもしれません。現状のままで良いのかどうか試験前に一度確認してみるのも良いと思います。
さぁ!ラストスパート!
体調管理をしっかりして試験に臨みましょう

 

 

センター試験はどうでしたか?

こんにちは。工芸の松井です。
センター試験が終わりましたね。このセンター試験で入試スタートの人も多いですよね?
落ち着いて第一関門こえられましたか?
学科に関しては僕は祈る事しかできません。って事で祈ってきました。securedownload
センター試験直前の15日、大安の午後に湯島天神へ。1人1人の名前と顔を思い浮かべ祈願してきました。この日はすごく冷たい雨がパラパラ降ってましたが、歩いて行った方がご利益ありそうな気がしてこの日の仕事場の水道橋の湯島までテクテク行きました。
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さぁ次は私大?芸大の実技試験?いよいよ本番ですね。
ところで、試験も近づくこの季節になると学生の口から「私は本番に弱い‥」や「メンタル弱いんです‥」とか「私って本当にダメ‥」なんて言葉が漏れ聴こえてきます。
そこで今回は試験に向けての心を鍛える為のアドバイス。『プラス思考で結果にこだわり続ける!』です。試験に向けて日々の課題をこなしていく中で、上手くいっていない事を克服していくことは大切です。ただ完璧に克服しなくても大丈夫。上手くいっている部分の足を引っ張らないようになれば‥
そして1つ上手くいっていないところを見つけたら、その倍良い部分を評価してあげることが大切!そしてそれを講評ノートに書き留めていくことです。ネガティブになりがちな思考をポジティブな方向に転回していく癖をつけるんです。
ピンチに慣れる事はとても大事。実技試験で始まりから終わりまでずっと順調に進むことは稀です。だからこそ臨機応変に柔軟に対応していくリカバリー能力が必要です。ですから失敗はウェルカムくらいな気持ちで日々取り組むべき、失敗を恐ず、積極的なチャレンジを繰り返しましょう。
失敗すれば、そりゃ誰だって落ち込みます。ただ、落ち込んだ気分でずっと後悔し反省していないで『どう改善するか』と、できる限り短時間で気持ちを切り替えていく事が大切です。
他者から安易にアドバイスを求め解決した気にならずに、今自力で出来ることから取り組むべき。それが結果に結びつくことで失敗を立て直した事ご逆に自信となって跳ね返ってくるはずです。
自分はここで勝負する!という己が活きる部分をみつけ、そこに勝負をかけられれば、それが個性となり切り札となるはずです。自分の中から探し当てた『ココ』を試験まで磨き続けてください。

あと体調管理も大切‥心と身体を休める時は休める。ON?OFFの切り替えが上手になることも結果に結びつける為には大事です。
最後に「負けず嫌い」も大切。負けず嫌いは心と技を鍛えます。毎課題結果にこだわり続け「自分は絶対上手くいく!」と強く自分に暗示をかけ残された時間を精一杯頑張りましょう!

冬です。ご無沙汰しております。工芸松井です。

こんにちは工芸の松井です。

関東は連日の快晴で空気が乾燥していますね。爽快な天気ですが大切な時期ですから風邪など体調を崩さないか心配です。

今年は新種の変異インフルエンザウイルスが猛威を振るいそうとゆうことで、ワクチンの効果があまり期待できないようです…皆さん手洗いや嗽、マスクの着用を欠かさず体調に気をつけてくださいね。

下の写真は冬期講習会での13年度合格者のデモンストレーションしてもらった作品です。立体、デッサン、色彩と3人にお願いしたのですが、久々の制作にもかかわらずなかなか良い内容で受講生達にとって刺激となるよい機会となりました。技術的な差は殆ど無いだけに、やはり「自己を客観視できることが大切なんだよな」とあらためて感じてもらえました。

及川 のコピー

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さて、センター試験も近付き学科の成績がとても気になる時期ですね。僕が以前読んだ本で『思考の整理学』という本がありまして…自身の思考からアイデアを生み出す為の工夫や、思考の整理の仕方について書かれた本でしたが、その中に書かれてたことで(空覚えですが…)、人は睡眠中に脳内で記憶の整理が行われていると聞きました。不必要な情報を忘れる事も必要で、睡眠はとても大切です。朝起きて食事を摂ると血液が胃など消化器官にまわり脳の働きが鈍るようです。ですから目覚めてから朝食を摂るまでが脳の働きが最も良い時間!しかも短時間の昼寝でも同じ効果が得られるとのこと。1日に2度、あるいは人によって3度、脳が活性化する時間を作る事が出来ることになります。しっかりと睡眠を取り脳が活発な時間に学科をする!限られた時間を効率良く使えるように工夫することは大切ですよね。

美術系…学科が苦手な人(嫌いな人)も多いと思います。諦めず1点でも加点に繋がるように勉強する環境など見直してリフレッシュしてもうひと頑張りして下さいね。