カテゴリー別アーカイブ: デザイン・工芸科 デザイン総合

夜間部/芸大デザイン・工芸科

こんにちは。夜間部/芸大デザイン・工芸科です。

 

夜間部デザイン工芸科は、1学期は共通基礎課題を行なっております。

5月中旬から芸大デザイン、芸大工芸、私大平面系、私大立体系など専攻別のクラスに分かれますが、その前に専攻別課題として芸大デザイン・工芸科コースでは、コロナの着彩課題を制作しました。

昼間部も同じ課題を制作したので、評価の良かった作品を借りて参考にしています。

同じ時期に昼間部と夜間部が同じ課題をやる事により、モチーフの観察眼や、密度バランスと時間配分、表現素材の扱い、強く表現したいこと、など定性的な違いが分かってくると思います。

 

試行錯誤しながらも、次の一手、作品に繋げる体験を重ねていきましょう。

 

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新美芸大デザイン総合コース

こんにちは。新美芸大デザイン総合コースです。

 

個人対応型カリキュラムで、
志望校に合わせてサポート!。

 

見る側に響く魅力を養い、将来やりたいことを実現できる力を身につけ受験に臨もう。

今年度の新美デザイン総合コースでは、新美の伝統的な絵を描く力を継承し、
時代に即した問題を考えながら、生徒個人の日常からの視点、発想、技術を主体的に磨ける
カリキュラム、指導を行ないます。

 

2017年1学期は、芸大デザイン総合コース・工芸総合コース合同の共通課題を多数行なっています。基礎的なデッサン力を磨く事を主眼にし、それぞれの専攻や学生個人のプロセス、答え方、講評などの、違いや共感できるところを体感しながら次の作品展開に活かしていきます。

5月は、通常課題に加え、新宿御苑にてリサーチを経て作品制作課題、組み石膏週間課題、デッサン講義、と続きます。

 

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芸大合格者インタビュー「デザイン総合コースの魅力」

芸大合格者インタビュー「デザイン総合コースの魅力」

山科ティナ

2016 東京芸術大学デザイン科合格
2015 多摩美術大学グラフィックデザイン科入学
Profile
16歳の時に集英社「別冊マーガレット」にて漫画が受賞デビューし、漫画家として活動を始める。
大学入学後にWeb漫画「プレゼント・ハラスメント!」が150万人に読まれBS-TBSにて実写化される。
Vスクロールコミックス連載『#140字のロマンス』が2017春、祥伝社より書籍化決定。

代表作「#アルファベット乳」・「プレゼント・ハラスメント!」(LINEギフト)・「#140字のロマンス」・「どうしてパパは、カメムシになったの?」(ライフネット生命)・胸キュンシリーズ(午後の紅茶/リクルートジョブズなど企業タイアップ)

Q&A / デッサン
Q:デッサン・カリキュラムで印象深かった事とは何ですか?
A:他科との合同課題やデッサンの解説講義で、とてもデッサンの理解力が増したと思います。
Q:どんな点で?
A:これまで表面的な鉛筆のテクニックを気にしていたんですが、根本的なデッサンの見方とかに気づけたのが大きかったです。海老沢先生(油絵科講師)の解説プリントも分かりやすかったです。

Q:デッサン指導ではどうでしたか?
A:描き出しの練習する時があって、それが最初の見方を変えてから、かなり出だしで崩れることがなくなったかな。他にも講師のデモンストレーションの途中のプロセスや3時間デッサンとか、結構勉強になりました。

Q:石膏デッサンと構成デッサンの意識はどのように違いましたか?
A:根本では一緒だなと思います。でも、今回受験した構成デッサンでは、自分で構成できるとか平面構成が好きだったので、とても楽しく描けました。
Q:構成を自由に出来る構成デッサンと、場所の制限がある石膏デッサンではどのように感じていましたか?
A:石膏は場所の制限で怖い部分があって、メンタル的な部分も大事になるので、その場の状況をしっかりと組み込んでいくことが大事だなと思いました。
構成デッサンでは、多少苦手なモチーフがあっても入れ方などで良く見せることが出来るし。
う?ん・・・減点されないことが必勝法じゃないかと。減点されないのがかなり大事だなと思っていたので、自分の得意なところを見せていきました。

Q:確かに試験でのデッサンは結構狙った構図ですね。
ティナデッサン03
「合格再現作品」
A:自分の中では狙いましたね。プラスチックが苦手でそれはメインにせずに、手が得意でしたので積極的に見せようと思いました。
Q:細かいポイント的な部分は気を使いました?モチーフの配置がとっても素晴らしいですね。
A:平面構成の考え方を利用して、白の余白の形や空間など綺麗に見せるように心がけました。手や紐などが2つずつ入っていて、同じモチーフの場合は変化をつけるようにしました。

Q:デッサン力をつけることとは?
A:色々とあるけど・・・観察力ですかね。ものの観察力がつくと、デザインを簡略化する時に分かるし、イラストにしても表現力が豊かに見えるんだと思います。

Q:デッサンテクニックとか一つ挙げれますか?
A:5H鉛筆とか6H鉛筆ですかね(笑)物の周り込みを潰してしっかりと描くとか結構やってました。逆に5B鉛筆とかも、手前に見せる光側とかに乗せて彩を上げたり、鉛筆を使い分けていました。
ティナ石膏02

Q&A / 平面構成
Q:平面指導で印象深かったことは何でしたか?
A:デザインの図書や資料が多く、色々なグラフィックに触れてセンスを磨け、平面が楽しくなっていきました。センスを磨くのって大事だなと感じました。

Q:具体的に図書や資料をどのように活用しましたか?
A:自分で再度資料をまとめて、グラフィック/アイデア/プロダクトなどジャンル分けしていました。

Q:どうやって平面を鍛えていきましたか?
A:最近の芸大の平面はかなり自由ですので、資料などをいっぱい見て自分がどんなのが好きなのかを気づくことが大事なのかなと。あとは、日頃から画面にいっぱいに色々なモチーフの描写練習や
表現の練習などもしました。
ティナ平面作品05ティナ平面作品06

Q:総合コースにある資料でオススメのデザイナーは?
A:田中一光さんと亀倉雄策さんのシンプルなデザインが大変勉強になりました。

Q:ティナさんの漫画に平面構成は何か影響がありましたか?
A:構図は色々なパターンを考えられるようになりましたね。動きのある構図とかイラストを描くときにも、かなり影響がありました。空間の形を見るようにもなって、ものの形の取り方が変わってきて、綺麗にとれるようになった気がします。
ティナ平面作品07

Q&A /立体
Q:立体指導や資料などで印象深かったことは何ですか?
A:いや?。立体が苦手で1番苦戦しましたね(笑)
立体傾向の解説の図が、とても印象的でした。描写型・デザイン型・幾何タイプ・有機タイプなどと作品を分析する考え方でしょうか。
かなり良かったです。入試のみならず、大学に入ってからも応用出来るというのが大きいです。

Q:講評とかの内容で気づいた点とかありましたか?
A:どうしたら格好良くなるとか、デッサン力が活かされていくのかなどの指導が良かったです。日頃からの観察のポイントが結びついていくのが良かったです。

Q:粘土や異種素材の表現力をどう鍛えたり身に付けたりしていきましたか?
A:実際に講師がテクニックをデモンストレーションしてくれたり、サンプルも作ってくれていたので、それらを自分でも実践して覚えていきました。新美では夜間に残れて作れるのが、とても良かったですね。立体の作り直しや紙などの対策も自主的に夜間にしていました。
ティナ立体07

Q:ティナさんは立体が苦手でしたが、どう対策していました?
A:う?ん。でも、入試直前には楽しく出来ましたよ(笑)
でも、苦手なら無理しないでAランクを狙わなくても良いのかなって(笑)奇をてらわず、課題としっかりと向き合って答えていくと外れないですね。
苦手だと、ハリキリ過ぎて課題からズレてしまって評価が悪くなることが多かったので。

Q:立体カリキュラムはどうでしたか?
A:素材なども工夫した色々な課題もあり、難易度も芸大の試験を意識した課題で、実践的に向き合うことが出来ました。

Q:立体のテクニックでオススメは?
A:上面とか側面がシンプルなものは単調に見えがちなので、面を工夫することで陰影が増えるので意識していました。作るのも簡単だし。後、デッサンと同じで、立体の切り替わる稜線の流れを意識して作ることで、形態がより綺麗に見えるようなことですかね。
ティナ立体08

Q&A /私大対策
Q:総合コースでの私大対策はどうでしたか?
A:参考作品や資料も多くて、芸大を目指していても不安なく過ごせました。

Q:指導ではどうでしたか?
A:少人数でも丁寧に課題対応してくれて、質問もとてもしやすかったです。授業後でもやることが出来たので、自分でスケジュールを組み立てることが出来ました。

Q:芸大と私大の課題を両方やることのメリットはありましたか?
A:私大のデッサンや平面が芸大の構成デッサンに活用出来たり、私大平面の見せ方が立体のデザインに結びつけられたりと、いっぱい繋がる部分がありました。

Q:私大対策のコツとかはありましたか?
A:参考作品がいっぱいあるので、一度模写してみるといいですね。デッサンだと芸大よりも課題に特徴があるので、女性だと手の筋とか見えにくいから不利な部分があって、それを男性の手の参考作品を見ると、「あ、この骨は描かないと損するんだな」とか色々と分かりますね。
Q:平面構成では?
A:例えば多摩美のグラフィックは縦構図なので、芸大の平面よりポスターに近いから、デザイン図書などのポスターをいっぱい見て、格好いいものを覚えて自分のものにしていくことですね。

Q&A /総括
Q:浪人して良かったことは?
A:う?ん。画力やテクニックが安定したのが大きかったですね。メンタル的にも、一度挫折してもなんとかなるというふうに思えるようになりました。

Q:私大にも1年間行きましたが、芸大との違いはありましたか?
A:学校の雰囲気は全然違いますね(笑)私大は、専攻が細かく分かれてるので、入学して5月にはもうどこどこの会社に行きたいという話題も出てきていて、芸大はまだ入ってから色々と選べるので、ゆったりとしてる感じがします。

Q:ティナさんは漫画家としての一面もありますが、なぜデザインを学ぼうと思ったんですか?
A:まあ、武器を増やす的な感じでしょうか。実際にデザインを学んでいても、漫画と通じる考えがあったり、今までと違う見方で作品を見れたりと、なかなか楽しいです。

Q:これから予備校で学んで行く人達にアドバイスを。
A:みんな美術が好きで来ている人たちなので、予備校時代では苦しいこともあるかと思うけど、好きなことをやれることは生きていることなんだと実感して欲しい(笑)

Q:新美で良かったことは?
A:新美は、平面や立体の指導が受験だけっていう感じよりも、もっと先まで見てくれてる感じで、大学に入ってからも役立ちます。後は、友達(笑)やっぱり予備校時代の友達は、大学ひってからも繋がるし。

Q:はい、ありがとうございました。
A:ありがとうございました。

東京芸大美術館陳列館「ロバート・フランク展」

デザイン科総合コースの滝口です。
芸術の秋。色々な場所で気になる展示がいっぱ開催されていますね。
新美近くのオペラシティーギャラリーでも「オランダのモダンデザイン展」が開催中ですが、あまりに新美に近いと見過ごしがちで、気づいたのがつい先週。まだ見に行けてないので、行かなきゃです。23日までなので、急がないとですね。

ところで、今回は11日から始まる東京芸大美術館の陳列館での展示で、アメリカの巨匠の写真家ロバート・フランクの展示にレセプションに招待を受けたので、早速見に行ってきました。
なぜデザイン科のブログで写真の展示の紹介?って感じですが、こちらの展示を中心に関わったのが芸大のデザイン科視覚伝達研究室で、展示等の見せ方などもデザイン科というのを考える上で参考になると思い、お勧めしようかと思いました。

写真撮影も可能だったので、少し展示の雰囲気とかも参考に。
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写真家の説明も必要なんですが、書くと長くなるのでかなり簡潔に。
ロバート・フランクは、スイス生まれですがアメリカへと移住し活動しています。もう写真界では巨匠中の巨匠で、アメリカの写真を語る上では欠かせない写真家です。特に「The Americans」という写真集が有名です。
そして今回の展示に大きく関わっているのが、ドイツのこちらも超有名な写真集出版社Steidl(シュタイデル)です。世界では、アメリカのAperture、ヨーロッパのSteidlが有名です。
この偉大な写真家と出版社と一緒に運営できた、芸大デザイン科の学生たちが個人的にとっても羨ましいです。

写真の詳細はここでは割愛して、展示の見せ方等へ。
入って直ぐに写真集がぶら下がっています。重い写真集がこんな風に軽く浮いてると良いですね。
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シンプルに写真の展示かと思っていたんですが、1階は空間を迷路の様に見せる感じで、写真/文字/映像が入り組んでいて、ここもデザイン科ならではの見せ方があって刺激的です。文字も手書きで、畏まった感じではなく、ふっと力を抜いて鑑賞出来るので、ヴィンテージプリントではない今回の展示の意味も伝わってきます。
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2階の展示は、逆に整然とした雰囲気の見せ方。
写真をじっくりと堪能出来ます。本当に素晴らしい写真ばかりです。
キャプションも凝っていて茶色い紙に美しくレイアウトがされています。
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写真展なので、展示の部分は普通そこまで気にしないと思うので書いてみましたが、簡単な内容だけですので、展示のネタバレとして読まないで頂いて、是非じっくりと写真や写真集の世界へと堪能して頂けたらと思います。
僕もオープニングレセプションで行ったので、じっくりと見れなかったのでもう一度行きます。

そして、展示だけでなく、今回のカタログも是非見てというか手に入れて欲しい内容でした。
ドイツの出版社Steidlが関わっているとあって、こちらもデザイン的に素晴らしい内容が詰まっています。

カタログが新聞になっていて、南ドイツ新聞社の実際の紙で作られていて、とてもボリューミーです。なのに値段が500円と本当に新聞を買うような感覚に近いです。

でもレイアウトや印刷はさすが写真集出版社の大御所。凄くこだわりを感じる見せ方と美しさです。この写真も見開きの一枚なのでとても大きいです。

文字のレイアウトも美しいです。美大受験とは直接関係はないかと思いますが、やはりセンスを磨くには良いものを見るのがとっても大事。なかなか展示場所でこの新聞を広げて見る事が出来ないですが、本当に持っていて損はしないと思いますよ。

そんなちょっと受験や専攻の科と直接関係が低い写真展示の紹介でしたが、芸大デザイン科で学生が関わりのある内容としては、芸大ってこんな貴重な体験も出来るんだと知る良い機会になるかもしれないですね。
芸大のデザイン科に興味ある学生は、是非とも見に行って欲しい展示です。

新美デザイン科総合コースでは、近くのオペラシティーギャラリーへ、学生と一緒にデザインを堪能する11月にしてみようかと思います。

それでは、残り2学期頑張って行きましょう!!

新美公開コンクール『芸大デザイン』間もなく開催!!

デザイン総合コースの滝口です。
今年もいよいよ始まります、新美の公開コンクール「芸大デザイン」!!
1年ってあっという間ですね。

昨年は、デッサンでは石膏デッサンと構成デッサンを選択制で開催し、試験での予備訓練になったかと思います。
今年も石膏と構成の選択でデッサンを競い合います。
今年の芸大の一次試験の結果を見てみると、石膏と構成との一次合格比率は丁度半分半分でした。
どちらであってもしっかりとしたデッサン力を求められていますね。

公開コンクール「デッサン」詳細:
http://www.art-shinbi.com/event/2016-contest/item-e.html


上の作品は、僕が5?5時間半程度で描いたデモストデッサンです。石膏デッサン、構成デッサンどちらもコツがあったり、しっかりとした観察力も必要だったり、是非とも今の実力を試してみて下さい。
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公開コンクール色彩構成は、10月30日(日)に開催です。
芸大の出題も毎年少しずつ変わってきて、毎年何が出題されるかどきどきしますね。新美の公開コンクールでも色々なテーマを考えながら出題を考えています。是非挑んでみて下さい。

公開コンクール「色彩構成」詳細:
http://www.art-shinbi.com/event/2016-contest/item-f.html

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公開コンクール「形体構成」は11月3日(祝日)です。
形体構成の公開コンクールは、新美のみが開催しています。二次試験での色彩構成か形体構成でのどちらかでしっかりと上位作品を目指して行くことはとても大事です。芸大デザインで必要とされる形体構成で、色々な人が作る作品を見てみる機会にも最適だと思います。
奮ってご参加ください!!

公開コンクール「形体構成」詳細:
http://www.art-shinbi.com/event/2016-contest/item-g.html