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映像科:合格者再現制作イベントの報告

こんにちは。映像科です。
2/19(日)には新宿校で「多摩美・武蔵美合格者再現発表&体験談」が行なわれました。
この日のイベントには多くの方に足を運んでいただきました。ありがとうございました!

また制作した合格者の皆さんも、本当にお疲れさまでした…!
朝から「感覚テスト」「小論文」「鉛筆デッサン」さらには東京造形大の「発想力」も制作して貰いました。数人の方にご協力いただき制作のプロセスも記録しています。今後受験する方の参考にさせて貰えればと思います。

合格者に制作して貰った作品の一部は、新宿校1Fのギャラリーに2/24(金)から展示されます。
特に「感覚テスト」は文章表現がポイント。ぜひ直接会場で文章もじっくり読んでいただければと思います!


※会場は撮影禁止ですが紹介のために撮っています。

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彫刻科:入直作品紹介

こんにちは、彫刻科です。

私大入試も一通り終了し、残すは東京藝大はじめとした国公立系のみとなりましたね。

ここからはもう全ての感覚を研ぎ澄まして、彫刻/物を描く・作るということにおいての基礎となる部分を絶対に溢れ落とさないようにしてくことを集中していきましょう!

 

最近の昼間部での作品紹介です。

ゆったりした逆光の中で生まれる奴隷の表情や腰回りの空間性が捉えられています!

現役生のアムールです。腕の形などはまだ追えますが、佇まいの先の表情が似ています!いいですね

すっきりと形を見せられていて足回りや背中の方に自然に目が回っていきます。GOOD

 

組み石膏は 対象が1つではなくなるので特徴や印象をだしつつ画面全体の中でどうやって関係や空気感を的確に表現するかが要素としてはいってきます。また「絵」としての方向性や自分の視点なども単体より明確に見えてきます。明度計画などの完成イメージをもつことが大事です!

横構図で石膏同士の間にできる間を見せています。石膏同士重なる箇所がない&床面も見えない状態でこの空間を描くのはとても難易度が上がります!それを光線状態をしっかり把握し手前に出てくる稜線と反射光をうまく使って描き出せています。

こちらも像で扱う調子の幅を描き分けながら手前奥の関係を強引さなく自然に描けています。

 

グレーから白の範囲をうまく使い分けて成立させているデッサン。倒れてきてる顔面側の空気がクリアに見えてきます。

こちらは現役生です。腰のねじれや体の動きに少し硬さを感じますが、形どりにバランス感覚の良さを感じます。

同じ現役生のその後描いた円盤投げです。

炭の質が変化してるのがわかります!像の動きにしっかり連動してきていますね。

 

 

つづいて入直最後のコンクール結果です。

今回は見てて見応えがあって採点が難しかったです。

塑像は講師同士の中で意見が割れ、上位2点が同率1位となりました。

人によってなにをどんな順番で重視してるのか、何が譲れないのか。というのが評価の分かれ目でしたね。

同率1位1点目

奥の目と髪の毛が少し位置を外してしまっていて回した時に違和感が残るものの、喉元から頭の先までの前に出てくる空間性がジォルジョらしさを捉えていました。

同率1位2点目

こちらは1点目と比較すると首の出具合が詰まり気味でしたが、螺旋状に繋がって生まれてくる左右の伸び・縮みの関係性がよく見れていて、遠目の印象がしっかりジョルジョの頭部の動きを表現できていました。

 3位

上位の中で顔の印象は一番良かったです。顎とおでこの位置関係が少し逆になってしまったのが惜しかったですね。

 

最後のデッサンコンクールはブルータスでした。

1位

色味の自然さ、観察の自然さ。無理に形を強調したり、コントラストを激しくしなくてもいいんです。一周回って普通なデッサン。でもそれがどれだけ難しいことか。

2位

正面位置からの首、頭部の捉え方かっこいいです。向かって右肩の印象が違うので動きにハマってくれたらより良かったです!

3位

堂々とせめた構図取りでガツっと決まっています。色味のチカチカと顎の開いた印象がもう少しおさまってくれたら◎

 

 

レベルだんだん上がってきてます!

 

坂下

芸大デザイン・工芸科

こんばんは
デザイン・工芸科 芸大コース講師の山本です。
引き続き、入試直前講座、開催中です。

寒い日が続いてますね。追い込みの時期ですが、心身共に管理を徹底しましょう。

先日は、一次試験を想定した模擬試験を行いました。当たり前ですが、試験当日は自分だけでの制作になります。講師のアドバイス無しで、客観的に自分の絵を作っていかなくてはなりません。そのための準備がここからの課題になります。

新美では、カリキュラムを個別に設定してまずは一次合格に向けて丁寧に指導しています。最後の一枚まで諦めず、できることを着実にやっていきましょう。

画像は最近行った構成デッサンの講師デモストです。今回はあえて近目を詰めずに遠目の印象作りのみを意識して進めました。モチーフが近くにある構成デッサンでは、意識しなければどんどん近目ばかりを詰めてしまいがちです。大らかにゆったりと構えていくことも時には必要になります。

くにたちの3月

国立校です。

私大入試が終了し、あとは東京芸大、国公立大の入試が近づいています。
受験生の人にとっては最後の追い込み、合格目指して頑張りましょう!

基礎科では、来年度に向けて大学・専攻別課題を行っています。
自分の志望する大学・専攻の課題を楽しんで制作しています。

3月6日からは、無料体験入学 “春のオープンアトリエ” を開催します。
美大を目指している人、これから目指す人、興味がある人は気軽に参加してください。

春期講習会のとり方/渋谷校編

こんにちは渋谷校です。
今日はこれから始まる春期講習会の取り方について親切にお話します。

新年度から美大受験に挑む新高3生や美大を進学を考えている高1,2年生や中学生であればこの春休みには、新美渋谷校での講習会を受講することは大事です。
思いついたらすぐに、まず経験を積むことが今後の美大受験ではとても大事になります。春の時点では特に初心者に向けても、しっかり指導しますので春からのスタートはとても大事です。

次に受講するコースについてですが、
デザイン科に特化した渋谷校では受験科が
●デザイン工芸コース(芸大、私大)

●デッサンコース

基礎科は
●共通デッサンコース
●専攻別実技デッサンコース


●専攻別実技デザイン工芸コース

に分かれています。

まずは4月から新3年生になる受験生で
芸大のデザインまたは工芸科受験者は●デザイン工芸コース(芸大)
多摩美や武蔵野美大などを中心に私立美大を受験希望は●デザイン工芸コース(私大)
まだ志望校や科が未定の新3年生は●デッサンコース
日大、女子美、造形大、横浜美大などの推薦受験希望者は●デッサンコース
となります。授業中推薦受験に対してのアドバイスも可能ですので、推薦希望者も安心して受講できます。

●受験科は高校の予定に合わせて
・3/25(土)~3/29(水)の前期
・3/31(金)~4/4(火)の後期に分かれています。
3/30は休講日となっています。
カリキュラム表を見てもらうとわかりますが前期の最終日と、後期の初日の課題が同じなので、この課題は継続して制作します。なので前期と後期を両方取るほうがためになると思います。
もちろんどちらか一方だけでの受講も可能ですが、1日課題になるとデッサンは描き出しの状態での講評となります。

●基礎科は
デッサン課題は
・3/25(土)、26(日)
・3/27(月)、28(火)
・3/29(水)、31(金)※間に1日休みがありますが、同じモチーフを継続して制作します。
・4/1(土)、2(日)
・4/3(月)、4(火)
一つずつ課題を選択して受講できます。
どの課題でもレベルに違いはないので、都合の良い課題を選んでください。初心者はなるべく課題を続けたほうが良いです。デッサンは慣れも大事なので休まずに続けたほうが上達は早いです。

またデザイン科の専門課題を取りたい人は
・4/1(土)、2(日)
・4/3(月)、4(火)
春の早い時期に絵の具の課題を受講してみるのは良いことです。
また、4/3からの課題では選択で立体構成も選べるので早い時期から芸大を狙っている学生は積極的に受講しましょう。

申込みはこちらのHPからできます。

お早めの申込みをお待ちしています。

新学期の申込みもこちらから出来ます。