あけましておめでとうございます。
年末年始を挟んでの冬期講習もあっという間に終わって、いよいよ12日からは入試直前講習。
センター試験明けからは併願校の特訓も始まり、ここから約一ヶ月の熱い季節が始まります。
写真は冬期講習の授業の様子から。
あけましておめでとうございます。
年末年始を挟んでの冬期講習もあっという間に終わって、いよいよ12日からは入試直前講習。
センター試験明けからは併願校の特訓も始まり、ここから約一ヶ月の熱い季節が始まります。
写真は冬期講習の授業の様子から。
私大コース古関です。
各私大の出願期間手続きが始まりました。
受験する大学の出願期間を良く確認して間違わずに、出願しましょう。
参考までに
・武蔵野美術大学 造形学部 一般入学試験
出願期間:2015年1月5日(月)~2015年1月20日(火)[郵送受付・消印有効]
http://www.musabi.ac.jp/board/20150105_03_01/
・多摩美術大学 美術学部 一般入学試験
出願期間:2015年1月5日(月)~1月19日(月)[郵送のみ、消印有効]
http://www.tamabi.ac.jp/admission/exam/fad_general.htm
・東京造形大学 一般入学試験
出願期間:2015年1月5日(月)~1月19日(月) 郵送受付(消印有効)
http://www.zokei.ac.jp/admission/ippan.html
・女子美術大学 芸術学部一般入学試験(A日程)・(センター利用)/短期大学部一般入学試験(A日程)
出願期間:2015年1月5日(月)~1月16日(金) ※締切日消印有効
・東京芸術大学 美術学部 一般入試
願書提出期間は、平成27年1月26日(月)~2月4日(水)まで(消印有効)
http://www.geidai.ac.jp/news/2014111724431.html
出願期間や方法などは各大学の入試要項で必ず確認してください。
明けましておめでとうございます。油絵科の関口です。
今年も出来る限り月曜日のブログを頑張りたいと思います。
さて、今日のお題はチャレンジ・・・と言っても私事で誠に申し訳ありません。
実は今月22日より横浜の画廊で、ライバルであり親友でもある廣岡茂樹くんと二人展を行います。その内容は「お面展」という事で、人生初のお面作りにチャレンジしています。廣岡くんについては丁度一年ほど前のブログで「ライバルについて」という記事を書きましたので、併せて読んでいただけたら幸いです。
http://www.art-shinbi.com/blog/20140120/
さて、お面作りに話は戻ります。イメージはあるんですが、何せ初めての事ですから、分からない事だらけ。ああでもない、こうでもない、と試作品を作るのに1ヶ月半も費やしてしまいまして「未だにまだ全然作品が出来ていない」という絶体絶命のピンチに追いやられています。そんな訳で年末年始も関係なく、ずっと制作に没頭しています。作っている本人としては超?楽しいです。今日も朝の5時まで作っていました。一体どうなることやら・・・。
これがDMに載せた作品です。
「トノサマキブン」 紙粘土、アクリル、水彩
カエルが嫌いな人はゴメンナサイ。リアルに作ったら「気持ち悪い」と評判なんです(笑)。実物はそんなにリアルではないと思うんですが・・・
実はこれがお面なんです。背中のところに二つ穴が空いていて、そこから外が見えるというタイプのお面にしようと作ってみました。これを被ったら異様な感じがすると思いませんか?
でも残念ながらこれは試作品で、大きさは16cm程度。被ったら鼻が隠れる位なので、これではお面とは言えないかも・・・。
ちなみにロゴも僕が作りました。
こちらは廣岡くんの作品。広岡茂樹「げんまん」 紙、紙粘土、アクリル
関口雅文・広岡茂樹 お面展
2015年 1月22日(木)?1月31日(土) 日曜休廊
AM11:00 ? PM6:00(最終日はPM5:00まで)
入試直前ではありますが、気になった人は是非見に来て下さい。DMが欲しい人は6階の図書・面談室に置いてあります。
GalleryARK(ギャラリーア-ク)
住所/〒231-0024 横浜市中区吉浜町2-4 AXIS元町ビル1F
TEL / 045-681-6520 FAX / 045-211-1383
E-MAIL ark@art-sq.com
彫刻科の氷室です。
みなさん、冬期講習はいかがでしたか
ともすれば無理かもしれない!と言う濃密なスケジュールを日々葛藤しながらこなしていく皆さんの姿には、毎日目頭が熱くなる思いでした。
1学期からの地道な努力が、今になって結果へ結びついてきました。希望がはっきり見えてきた冬期講習だった様に思います。
本当にお疲れ様でした!
ほんの少しの休憩、お正月ですね!
イメトレをしながら、少し身体を休めて下さいね。
ここからはダイジェストです!
まず始めに朗報がひとつあります!!
中国からと台湾からの留学生2名が多摩美術大学彫刻科の推薦入試で、見事合格を勝ち取りました!!!
面接特訓や作品作りなど様々な壁を乗り越えての合格、本当におめでとうございます!!!!!
デッサン、作品作りやファイル作り、面接の特訓、作文特訓など試験当日まで、やらなければならない課題はたくさんありますので、推薦入試では、早めに対策に取りかかることが決め手となりますね!!
さて冬期講習での優秀作品を紹介する前に!
2学期最終日に、夏期講習にも講師として来てくださった、作家の阿部光成さんと主任の小川原先生による彫刻論を行なって頂きました。
その時の様子を少し紹介させてもらいます。
阿部さんの彫刻論では、「彫刻の根幹」をテーマに話を聞くことが出来ました。
矢じりが同時期に別の大陸で自然多発した話を導入に、同じ彫刻と言うものを思考していた、出会ったこともない国も違う4人の作家。
ブランクーシ→橋本平八→ジャコメッティ→若林奮。
上記の順番にそれぞれのつながりや発見を手がかりに彫刻の根幹とは一体どの様なものなのかを探り、根底に迫るを話して下さいました。
なかなか個人で勉強しても難解なところを、分かり易く、また個々で考えさせてもらえる様に語って下さいました。
この話を皆さんにしてくださった阿部さんの思いとは?作品を作っていく時に、いつかその話が思い起こされる時が来るかもしれません。
そのときには、また違った角度で物事が考えられる様になっているかもしれませんね。
阿部さん とても貴重なお話を本当にありがとうございました!
続いて小川原主任の彫刻論では
東京芸術大学の案内や、教授方の作品紹、そして小川原主任が気になる作家をピックアップしての彫刻作品を多数紹介をして下さいました。
色々なタイプの彫刻作品を見る事ができ、良い刺激になったのではないでしょうか。
本当にまたとない機会になりました!
阿部さん、小川原主任、本当にありがとうございました!
おまちかね、ここからは冬期講習、前期・中期間での優秀作品の紹介です。
K.S君のデッサン
F.Tさんのデッサン
T.U君のデッサン
A.Sさんの作品
F.Tさんの作品
R.Y君のデッサン
T.U君のデッサン
R.Y君の作品
Y.S君の作品
Y.M君の作品
A.Sさんのの作品
T.U君の作品
R.Y君の作品
R.Y君のデッサン
A.Hさんのデッサン
A.Hさんのデッサン
T.U君のデッサン
T.U君のデッサン
以上、2014年最後の優秀作品紹介でした!
いよいよ!という気持ちも入り込み、集中力や意気込みがとても高まった一日一日でしたね。
一日制作にも少し慣れてきたのではないでしょうか。それぞれの良さが、ぐっと一段伸びた冬期講習だったと感じます。
塑像も素描もデッサンも、さらには鍛えに鍛えられ、みなさんのタフさも確実にレベルが上がってきています!
(試しに4月に描いたデッサンと比べてみるとどうでしょうか?)
どんな悔しい結果になっても何を言われても、食らいついて毎日課題に、時には自分に負けずに戦ってきた成果がでできています。
ここには掲載できなかった優秀作品も多々でました。
反省と前進、全体と細部、精神と体力、出来るだけどちらかに偏らない様に、バランスを考えることは全てにおいて大切ですね。
体が資本なのは言うまでもないので!風邪を引かない様に美味しい物を食べて、良い年をお迎え下さい!
悩んでも明日は、受験はやってくる! だったら2015年も負けずに、タフに乗り越えて行こうぜーーーーーーーーーーー!!!
こんにちは。油絵科の関口です。今年も残すところあと僅か。あなたにとって今年はどんな年でしたか?
さて段々と入試が近づいてきて、皆もそろそろ不安が大きくなってきている頃かと思います。この時期に作品が上手くいかないと、かなりヘコみますよね?
今の自分で本当に受かるんだろうか?とか、試験まであと○○日しか無いのに大丈夫なんだろうか?など色々と不安な事を考えがちです。
僕も新美で講師を20年以上やっていますが、色んな生徒を見てきたので、自信を持って言える事があります。「この時期の失敗など、何も気にする事は無い」と。むしろ「失敗はドンドンした方が良い」とさえ思っています。(あ、わざとは無しですよ)
そもそも絵に失敗なんて付き物です。僕も絵を描いていてよく失敗します。「最初は結構うまくいっていたのに、仕上がったら全然駄目だった」なんて事はザラにあります。自分ではそのつもりが無くても、結局そういうのは姿勢として守ってしまっているんでしょうね。反対に「最初は全然駄目で、どうしようもない作品だったものが、仕上がったら一番良かった」という事もよくありますね。
「自分で分かっている範囲でしか描いていない…」「何とか無難に仕上げようと思って、煮え切らない作品になった…」こんな失敗をした時は本当に自己嫌悪に陥ります。そもそも勝利の方程式なんて、絵には存在しないんです。
僕自身「これをやったらどうなるか分からないけど、これを試さずにはいられない」という時、大失敗をする事があります。「やっちまったな…」と思いながら、顔は青ざめつつも思わずニヤリと笑ってしまうんですよね。まるで変態ですね(笑)。とんでもない失敗をすると、何だか清々しい気持ちにすら至るものです。それに失敗した事で色んな事を考えられます。「あそこでこれをやったのがいけなかったのかな?」とか、「そもそも前提そのものが間違っていたのかな?」とか、次に描く時の目安や判断材料になってくれたりもするんです。
以前どこで読んだかは忘れてしまいましたが、こんな言葉を思い出しました。
賢者は敗北に学び、愚者は敗北に浸る。
焦る気持ちも分かりますが、クヨクヨせず、今の内にたくさん失敗をして、逞しく育って欲しいと思っています。そう、起き上がり小法師人形の様に。
直前までどんなにボロボロになっていても、本番で良い絵が描ければちゃんと受かりますから…。普段は辛口な講評をする事もありますが、心の中ではいつも皆の事を応援しています。
それでは良いお年を。