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先端科_ネタの仕入れ

こんにちは。先端科の冨樫です。

梅雨入り前のこの季節、おでかけ日和の過ごしやすい気候が続いていますね。

寿司屋が毎朝市場へ仕入れに出かけるように、アーティストも常におもしろいアイデアや素材を仕入れるものです。美術館やギャラリーに出かけて、古今東西のアーティストの作品を観ることは、よい刺激になります。他科の先生方のブログでも、いくつか展覧会情報が載っていましたので、参考にしてみて下さい。

さて、ここから少し個人的な話です。僕ももちろん展覧会は常にチェックしてるのですが、優柔不断の性格ゆえに、また、どうも「イベント」的なものに対する反射神経が鈍いのか、件の展示に行こうか行くまいか迷っているうちに、気がつけば会期が終わっていた・・・なんてことが実はよくあります。(注:決して褒められたことじゃないので、みなさんマネしないで下さいね。)それで、大学4年間を振り返ってみたときに、いまの僕のインプットの蓄積になっているのは、どうやら本や映画が多いのですね。あたりまえですが、本屋やビデオレンタルショップは、いつでもあいてるので、いつ行ってもいいわけです。本やDVDは、いつでもそこにあって、いつ開いてもいい。さらには、何度も見返せるというのが、なによりいいですね。なんて書くと随分怠惰なようですが、それはさておき、ということで今日はおすすめの古本屋をいくつか紹介したいと思います。

ボヘミアンズ・ギルド

美大生なら誰でも知ってる神田神保町の有名店ですね。池袋には、夏目書房があります。画集が豊富なので、覗きに行くだけでも行く価値ありです。近くにある新刊書店、東京堂書店もおすすめです。周りは東京随一の古書街で、喫茶店、カレー屋さんも多いので、休憩しながら気がつくと一日コースになります。

東塔堂

渋谷駅南口を出て線路沿いを恵比寿方面に向かうとあります。写真集に強いです。写真に興味のある人は是非のぞきに行ってみて下さい。

smoke books

東京都現代美術館に向かう商店街の途中にあります。展示を見る前に入ってしまうと、うっかり開館時間を逃すなんてこともあるとかないとか。近くのしまブックス、ちょっと足を伸ばして、森下にある古書ドリスもオススメです。場所柄、美術系の本につよく、掘り出し物によく出会います。

ささま書店

荻窪の名店です。ジャンルは幅広く扱ってますが、他の古書店では見ないような美術書に出会うことがあります。むかし誰かが、ささま書店に行って興味のある本がなかったら、お前の勉強が足りないのだみたいなことを行ってましたが、それも納得の充実した品揃えです。

よみた屋

吉祥寺の言わずと知れた名店。おなじく吉祥寺には「百年」もありますが、僕はどちらかというとよみた屋派。もちろん、はしごしますが。よみた屋も幅広い品揃えですが、個人的には展覧会カタログコーナーがおすすめ。見逃したあの展示、過去の知られざる名展覧会のカタログに出会えます。

CLARIS BOOKS?

下北沢の比較的新しい古本屋さん。某有名古書店の元店員さんが始められたお店だけに、品揃えはさすがです。雑誌のバックナンバーなんかも充実してます。最近ここでイサム・ノグチの回顧展のカタログを格安で入手しました。

 

ほかにもまだまだありますが、きょうはこのあたりで。比較的余裕をもってインプットできるいまのうちに、未知の物事にたくさん出会っておきたいですね。映画の話が出来なかったのが悔しいので、最近観て面白かった映画をいくつか。

『マイレージ・マイライフ』監督:ジェイソン・ライトマン

『ゴースト・ドック』監督:ジム・ジャームシュ

『きっとここが帰る場所』監督:パオロ・ソレンティーノ

 

 

 

日本画科 校外スケッチ

こんにちは、日本画講師の佐々木です。

日本画昼間部では、先日校外スケッチ授業を行いました。

ブログ1
場所はご近所の新宿御苑。

普段はアトリエにこもって絵を描いていますが、本来絵は、自分で描きたいモチーフを探して描くもの。ちょっと暑い日でしたが天気にも恵まれ、みんな描きたいものを探して歩き回っていました。

ブログ3

数年前まで新美は御苑のすぐ近くに校舎があったのです。
私も浪人の頃から今まで、よく取材場所としてお世話になっています。

敷地内に温室があるのですが、最近リニューアルされてとても綺麗な空間になっていました。
ブログ2
不思議な植物が沢山です。

ブログ4
描き終わったあとはちょこっとピクニック。慣れない外での制作おつかれさま。

大学合格が目下の目標ですが、たまにはこんなこともして、絵を描く というシンプルなことを忘れずに楽しみたいですね!

6月21日(日)先端科 プレ夏期講習会のお知らせ

こんにちは、先端科です。

6月21日に行う「プレ夏期講習会」のお知らせです。
無料で受講できますので、是非この機会に試してみてください。

《はじめての総合実技対策》

先端プレ夏期ブログ

試験と言われると、何だか緊張しますね。能力を試されているように感じてしまいます。
先端科の試験では、与えられた課題や素材から、自分なりのアイデアをかたちにできるかどうかが鍵になります。
アイデアはひとつではありませんし、どんなに小さくても構いません。
一息になにか大きなものがつくられるわけではなく、小さな発見や工夫の積み重ねが大切です。
たとえば一般的なテストでは、こたえのが正誤がそのまま点数として結果になりますが、先端科の試験はそれとは少し異なります。
最終的なこたえに辿り着くまでのアイデアの積み重ねが評価の対象になります。
重要なのは、実際に課題や素材に触れ、考え、試してみないことには、そもそもアイデアは出てこないということです。
まずはこのプレ夏期講習会からはじめてみましょう。

時間9:00~18:00

タイムテーブル 
9:00~9:30 イントロダクション
9:30~12:00 ドローイング+ディスカッション
13:00~16:00 造形課題(個人面談)
16:30~18:00 ディスカッション+講評会
※時間内に芸大・美大入試ガイダンス、面談も行います。

【ゼミ内容】
二次対策(総合実技)を想定した内容の課題に取り組みます。
これまで対策をしてきたひとは、試験の雰囲気を知る機会になります。
また、先端科に興味はあるけど受験をするか迷っているひとは、一通り試すことで受験をするか判断できる良い機会だと思います。
外部生対象で個人面談も予定しています。
はじめての方でも気楽に参加してください。
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持参するもの:鉛筆などの筆記用具、色鉛筆、はさみ、カッター、定規1本(60cm以下)、のり

道具の他に、今まで制作した作品の写真、ファイル、小論文など個人を表現する資料があれば持参してください。

渋谷校のデモンストレーション制作

こんにちは、渋谷校、古関です。

今日は渋谷校の授業の様子を紹介します。
先週は受験科デザインコースでは石膏デッサンを
制作していました。

芸大の大学1年生が隣でデモンストレーションで制作したり、
学生の先生が着彩やデッサンを制作してお手本を見せたりと、
わりと和気あいあいと制作しています。

この後も6月21日に1日体験があったり、
1周間無料体験などもあります。

まだ、予備校の決まっていない高校生は、
ぜひこの機会を利用してみてください。

授業の様子の写真は撮り忘れてしまいましたが、
デモンストレーションの作品の一部をご紹介します。

渋谷校

渋谷校デモンストレーション

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映像科:木金日コースの近況・自由研究発表

こんにちは。映像科の森田です。
先週日曜日の午後はGW期間の宿題だった、映像に関する自由研究の発表をしてもらいました。「今自分が興味を持っているアーティスト」または「今自分が興味を持っているジャンル」についてリサーチをしたことを、一人ずつプレゼンテーションしてもらうというシンプルな内容です。
こういった発表形式の授業は、もちろん推薦入試を受ける予定の人にとってはそのための対策(プレゼンテーションに慣れるためにも)となりますが、同時に一般入試で受験する人にとっても、一度受験から離れて自分が「本当に好きなもの」を掘り下げてみる良い機会になります。何より他の人の発表を聞くことが面白い。

当初の予定では「一人大体15分」ということでスケジュールを組んでいましたが、その時間では全然収まりませんでしたね。。でもむしろそれくらい喋れる内容があるという意味では全然OK。人前で喋るのがあまり得意じゃなくて…という人もいると思いますが、興味のあることを話していると聞いてる周りの人も自然と引き込まれてきて、結果的に思わず熱っぽく話せてしまったりします。

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ちなみに発表のテーマの例としてはこんな感じ(タイトルは必須ではなかったのでこちらでつけてるものもあり)
・ジャンルとしての「ホラー映画」
・アニメーションのオープニングとエンディングの映像について
・写真家・荒木経惟の人物写真の魅力
・ストップモーションアニメについて(AardmanとLAIKA)
・新房昭之の演出について
・アニメ『バッカーノ』のストーリーの叙述方法について

などなど。

今週からは感覚テストの対策もはじまってます。