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中学生 都立総合芸術高校 入試直前!

こんにちは。中学生受験科です。

私立の入試もほぼ終わり、いよいよ来週は都立の一般入試です。
先日は毎年恒例の「入試シミュレーション特訓」で都立総合芸術高校にむけて、実際の入試本番どおりのスケジュールでの制作に挑戦しました。
入試前最後の日曜日と、平日特訓で、最後の1枚まで上手くなると信じて頑張りましょう!

★昨年一般入試で総合芸術高校に合格したTさんの合格体験記です。★

新美では、先生方が良いところと良くないところを的確に教えてくださったおかげで1枚1枚の成長が著しかったため、とても楽しく絵を描くことができていました。
ところが枚数を重ねていくとあまり成長が感じられなくなり、前回の方が良かったと思うような作品もありました。それが冬まで続いたため、家族も私もとても不安でした。
講評ノートを見返すようにしたり、タイムスケジュールを組んだり、描き込みの優先順位を決めたりして必死に頑張りましたが、それらを意識しながら描くいていてもなかなかうまくいきませんでした。
しかし受験直前の本番と同じ4時間で描く授業のとき、6時間近くかけた今までの作品よりも制作時間が短いにも関わらず完成して見えるものが描けました。
入試本番、タイムスケジュールを意識しながら描いていましたが少し遅れてしまったため、昼休みに昼食を急いで済ませ、講評ノートにこれからの時間をどう使うかをひたすら書きました。
その結果、入試本番の得点は9割取る事ができました。
この点数が取れたのは、新宿美術学院の先生方が熱心に教えてくださった結果だと思います。ありがとうございました。

★参考になることもあるのではないでしょうか。詳細は新美2019年度学校案内にも掲載されています。★
資料請求はこちら →https://pro.form-mailer.jp/fms/31b9cc111379

私大受験はほぼ終了

デザイン工芸科、夜間部です。

私大の受験は、ほぼ終了しました。残るは国公立の受験です。過ぎてしまうと、あっという間です。

私大の受験直前に、私大デザイン系受験説明会&大出陣式というのを行いました。大学別固有の注意点や公共交通機関が遅延した場合の対応などなど、意外と知っておくと便利なことがあります。最近受験を経験した学生講師の人からも、細かい注意を話してもらいました。不安の多い受験生には役に立ったことでしょう。

そして、講師のエールの詰まった箱を渡して、最後の気合い注入ってことにしました。結局、気持ちは大事です。陸上の投てき種目の雄叫びと同じだと思います。最後は気持ちです。

私大の試験ですが、今のところ大きな変更もなく、例年通りに出題されています。いつも言われていることをしっかりとやってきてくれていることと、信じています。後は、果報は寝て待てです。

これから、国公立の受験に向かい受験体制は加速していきます。特に難関の東京芸術大学の受験までもう少しとなります。現役生は、この直前の期間に伸びていきます。粘ってやっていってほしいです。

映像科:試験真っ只中

こんにちは。映像科講師の森田です。
映像科は今週6日で武蔵美対策の授業が終了。7日は実技、8日は学科試験が行われています。

武蔵美映像学科の試験に行った人は既に知っていることですが、今年の感覚テストのテーマは「間に身を置いて」。小論文と鉛筆デッサンではそれぞれ異なる、モール状の「飾り」がモチーフとして出題されました。2019年度から新たに「造形構想学部 映像学科」となることもあり、試験にも変化があるかも…?と考えたりもしましたが、去年の問題からさほど大きな変更はありませんでした。対策をしていた人たちはきっと全力を出し切れたのではないかと思います。
試験が終わった直後は自分が制作した作品を客観的に振り返ることができなくて不安になる人もいるかもしれませんが、ひとまず美味しいものでも食べて、明るく考えましょう。また武蔵美の造形学部の学科試験、日芸の映画学科と試験が続く人もいると思います。引き続き体調管理にも気をつけてください!

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受験が終わった人は、ちょうど今日から始まる「恵比寿映像祭」に行ってみるのも良いかもしれません。また新美近くのオペラシティアートギャラリーで開催されている「石川直樹 この星の光の地図を写す」や、以前にも紹介ましたがその上のフロアのICCでやっている「イン・ア・ゲームスケープ」などの展示もおすすめです。


(学生が巣立っていった映像科のアトリエより)

不器用な君達へ捧ぐ…

こんにちは。油絵科の関口です。私大の受験も始まり、普段はユルユルの雰囲気の油絵科のアトリエにも、少し緊張感が漂う様になって来ましたね。普段はハチャメチャな子でも、追い込まれると本気モードになるんだな…って、特にこの時期には思います。


さて、今迄ずっと油絵科の学生を見てきて感じるのは、致命的なほど不器用な人が多い…ということ。一般の人からしたら「なんでこんな簡単な事が出来ないの?」と思われる様な事が上手くこなせません。器用な人間からしたら「はぁ?あり得ないでしょ?」みたいな感じですよね。
反対に不器用な人からすると「ええ、そうですとも。器用なあなたには一生理解できないでしょうね…」といった感じで、心中穏やかではないでしょう。普通の人からしたら些細なことでも、不器用な人にとっては、切実な問題だったりしますからね。


かくいう自分も不器用な人間の一人。どういう訳か他人からは器用そうに見られる事が多いのですが、生き方も含め、中々のレベルなんです(笑)。僕の場合は極端に苦手な事と、それなりに器用にこなせる事の両方を持っているので、初めてその極端な不器用さを垣間見た人には、一様に驚かれます。そんな事もあり、不器用な人間には妙な親近感があるのです。

不器用な人間は思います。「なんで他の人は簡単にこなせるのに自分には出来ないんだ?」「自分は何か大切なものが欠けているのか?」と。
しかしそんな事で気を揉む必要はありません。美術の世界はとっても懐が深く、どんなに不器用な人でも受け入れてくれる優しさと暖かさがあるのです。
僕は時々不器用な学生に「出来ない事があっても良いじゃない!」と言いますが、それは気休めや励ましでも何でもなく、本気で思っている事なのです。そういう人は将来「普通の人には絶対に出来ないことを成し遂げる」と信じています。そして「人の総量っていうのは基本的に一緒なんじゃないかな?」って思っています。
今は周りが羨ましく思うかもしれませんが、燻ったエネルギーをしっかりと貯めて、将来に役立てて貰いたいな…と思います。


不器用な君達を何だか他人事とは思えず…
心から応援しています。

秋葉原校 2/11(月祝)説明会&デッサン講習!

こんにちは、秋葉原校の石崎です。
藝大をはじめとした国公立大学も出願スタートしましたね。
後回しにしていたら、出願がギリギリ!….というようなことにはならないようご注意くださいね。
一方私大受験クラスでは、怒涛の入試ラッシュのスタート間近。
とにかく体調管理には気をつけて、あとは自分を信じて頑張ってほしいです。

秋葉原校はワンフロアで授業しているため、高1・高2の基礎科の生徒たちも先輩の制作風景を間近に感じることができます。
先輩たちは受験を控え、日々どんどん変わっていきますが、
基礎科の生徒たちも、着実に力をつけてきています。



いずれも基礎科生の作品です。

美大芸大の受験も、年々現役合格の割合が増えています。タマビやムサビでもそれは変わりません。
現役受験生にとって、戦うべき相手は修練を積んだ多浪生から同じ現役生へと徐々にシフトしつつあるのが現状です。
(とはいえ、まだまだ浪人生が多い分野であることは間違いないですが…)

では、同じ土俵の受験生同士で、いつどこで差がついてくるのか?
やはり、それはスタートの差ではないでしょうか。
現役生の皆さんは、学校や部活で毎日忙しく過ごしていることでしょう。
そんな多忙な毎日の中で一歩だけでも先に踏み出すこと、それがライバルに打ち勝つ第一歩となることと思います。

というわけで前置きが長くなりましたが、
2/11(月祝)新美 秋葉原校にて、「目指せ現役合格!今から始める美大入試対策説明会&デッサン講習」を実施します。
対象は美大受験を検討する高1、高2、中学生およびその保護者様となっています。
参加費は無料。

説明会とデッサン講習の二部制になっています。
両方はもちろんのこと、デッサンのみ、説明会のみも大歓迎。
とにかくまずは受験のことを知りましょう。

詳しいタイムスケジュールの確認やお申込みは こちら からお願いします。

新美で、最初の一歩を踏み出しましょう!ご参加お待ちしております。