こんにちは!彫刻科の小川原です。夏期講習は少し時間を長めに設定してスタートしています。この時期受験に時間を合わせていくのはまだ早いですね。時間をかけてでも少しでも良い作品を目指し、自分の限界を突破していきましょう!
それでは直近の秀作を紹介します。
マルスのドローイングです。表面的な完成度を目指すのではなく、マルスの持つ量感の迫力を捉えようとしています。
アムールのドローイングです。背景も感覚的に色を乗せて「作品」として意識して描き上げました。短時間で直感的に手を動かしていった痕跡が魅力的です。
モデルさんの印象が魅力的に表現できています。肌の色味や質感がとても自然です。単純に絵画として魅力的な作品です。
丁寧な描写の積み重ねによって複雑で魅力的な表現ができています。「人がそこにいる」感じがよく出せています。
やり切っている魅力がとても良いです。特に顔の描写には気合いを感じます。やり切ればやり切ろうとするほど自然さを保つのが難しいのですが、この作品はしっかりバランスが取れています。
何よりモデルさんによく似ています。印象を正確に捉え、彫刻的な魅力に落とし込んで作品化できているところが素晴らしいです。
緊張感のある形が捉えられました。自然なモデルさんの存在感が表現できたと思います。髪の毛のボリュームのへの反応がよかったです。
現役生ながら完成度が素晴らしいですね。自然な顔の表現や、髪の毛の処理などがとても巧みです。
強く見上げた視点の魅力がよく表現できています。描写もやり切っていて素晴らしい!
光(と影)の表現が素晴らしいと思いました。描写の魅力と相まって気持ちの良い空間が表現できています。
現役生でこれだけ描けたら素晴らしいです。最終的な着地は言うことなしの出来です。出だしはまだまだ形が狂うので、クロッキー力の向上は必須です!
自然にモチーフの印象や空間が表現できました。画面の中におかしいところがないだけで十分魅力的な作品になっていきます。そうした部分への警戒を怠らないようにしましょう。
どうでしょうか。1学期と比べると段々と作品のクオリティが上がってきましたね!まだまだ自分では気付いていない狂いが出ることが多いです。僕らが見てもどこがおかしいのかすぐにはわからないくらいの精度を目指して特訓して下さい!夏期講習も中盤戦へ!頑張りましょう!