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渋谷校です。平面構成の道具を揃えよう。道具について。

⑦平面構成の道具について

パネル
私大の入試はB3サイズが多い。用紙を水張りして使う。

用紙
ケント紙や画用紙を使うことが多い。イラストボードを入試で使うところもある。

クロッキー帳
アイデア出しや構図を決めるエスキースに使用する。

平筆
色面を塗る時に使用。色面の大きさに合わせて太さを使い分ける。本数は多い方が良い。

面相筆
細い線や縁取りに使う。毛先が長く、細くまとまる筆、比較的高価な筆が使いやすい。

彩色筆
抑揚をつけて色面をつくる時や物を描写する時に使用する。

筆洗
内側が何個かに分けられたバケツが使いやすい。

絵皿(陶器製)
絵具を溶く皿。1色につき1枚ずつ使用する。枚数は多く必要。

ペーパーパレット
少量の絵具を混色する時に使用する。

定規
溝引き用の溝のついた透明定規。60cmと30cm2種必要。

絵具
アクリルガッシュ。(ターナーかホルベイン製)白は多く使うので大きい物を買うこと。本数は多く。

溝引き棒
溝引きをする時に使う。

雑巾
筆を拭いたりするのに使う。何でも良い。

水張りテープ
水張りに使う。裏面は水をつけると糊が利く。

ドーサ刷毛
水張りに使う。

筆記用具
(鉛筆、消しゴム、カッター)
下描きやエスキースに使用。

コンパス
製図用の30cm以上の円が描けるもの。

烏口
線を引く道具

水差し
絵具を溶く水を入れる。

デザイン科の試験ではアクリルガッシュ(またはポスターカラー)を使用することが多いので他の絵具を間違えて揃えないようにしましょう。アクリルガッシュ以外の絵具だと塗りムラが出来やすいです。最近ではポスターカラーよりアクリルガッシュを使う学生の方が多いので、絵具の種類で迷っている場合はアクリルガッシュを勧めます。色数はなるべく多く(36色以上)揃えるようにしましょう。

・アクリルガッシュとポスターカラーの違い
ポスターカラーは植物系の樹脂(アラビアゴム)などを使って固めるので水で溶いて使い、乾燥後も水溶性の性質を持つ。
これに対してアクリルガッシュはアクリル系の樹脂を使っているので水で溶いて使うが、乾燥後は耐水性の性質を持つので、塗り重ねが容易である。

・ガッシュとは
不透明水彩絵具の一般名詞として通用している。

★絵具の収納

下のように市販のケースに入れて収納することが多い。