こんにちは。先端芸術表現科です。
先端の夏期講習の2ターム目が終わりました。
1ターム目は一次対策を集中して行いましたが、2ターム目では制作に繋がる課題や作品講評なども含む、総合的な対策を行いました。
初日は物を分解、解剖し、そこで発見したことをもとに制作する、観察の課題を行い、
二日目はグループワークで、新しい遊びを作るという課題を行いました。
物の機構や構造、触覚的な質感を頼りに、そこからコンセプトを立ち上げて制作することを目指したのが初日の課題です。
二日目は、グループでディスカッションしながら、ものではなく、ルールや規則を作ることで、遊びないしはゲームを作りながら、関係性やコミュニケーションをテーマにする作品について考えました。
最終日の講評会では、作品自体の完成度としてはまだまだですが、現段階での自らの興味やモチベーションが直に現れたものたちが集まり、有意義なものになりました。再制作やさらなる興味の追求を通して、夏期講習最終タームでも、さらにブラッシュアップされた作品が最終日に提出されることになるのではないかと、今から楽しみになっています。
さて、先端の夏期講習3ターム目は、8月20日(月)から6日間です。2ターム目と同様に、総合的に対策を行います。
20(月)一次対策(素描・小論)
21(火)一次対策(素描・小論)
22(水)総合実技
23(木)ゲスト講師によるレクチャー、課題
24(金)作品制作
25(土)作品講評会
23日のゲスト講師によるレクチャー及び課題では、先端を卒業し現在アーティストとして活動している方をお呼びし、自らの活動の紹介及び活動に関連する課題を行います。
初めての方も3ターム目からの受講でもまったく問題ありません。初日にこれまで制作したものの写真や、自らの興味関心を伝えることのできるものがある方は、ぜひご持参下さい。多くの方の受講をお待ちしております。
それでは、先端芸術表現科でした。